目次

自治会に関心を持とう!
みそぎが済んだとは言わせない
黄色いチラシ情報
削られてもいいんですか…西山を守る会
コラム:還暦を迎えて

おことわり:Web版では広告を掲載していません。
※当紙は、コンサーベーション・アライアンス・ジャパン(アウトドア自然保護基金)の支援を戴いています。

平成19年2月1日号NO.315号 Web版
荻田印刷 TEL・FAX 046-241-8990
1981年創刊 毎月1日発行
編集発行人:荻田豊 上荻野車庫前
西山を守る会ホームページ
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郵便振替口座(名称・西山を守る会)
00260-1-41948

自治会に関心を持とう!

 今年は厚木市の各自治会では役員を改選する年です。そこで、今月は、東丹沢西山尾根道裁判の証拠集めのため情報公開で市から入手した平成15年11月19日に開かれた荻野地区自治会連絡協議会役員会会議録を紹介しましよう。

★会議前の流れ
 厚木市は平成15年9月市議会に議案第89号「西山山中の7本の市道路線の廃止及び認定について」を提出しましたが、地元説明が無いことを指摘され、市は急遽、会期中の29日、荻野地区自治会長会議に道路部次長らを送込み、飛び入りで、「採石区域拡大に係る市道の認定及び廃止について」の説明をしました。結局議案は継続審議になり、次の12月議会までに地元説明をすることになりました。しかし、説明会は一向に開かれませんでした。11月に入り、現「西山を守る会」代表の花上さんらが議案の否決を求める陳情書の署名集めを始めました。ここで紹介する役員会議は、その陳情書に荻野自治連としてはどう対処するかが中心議題でした。

★会議を誘導
 会議録は、A4版横書1頁で、2頁目は切れていました。(編集の関係で縦書きにしました。)なお、カツコ内の註数字は編集者が解説をするために入れました。

 荻野地区自治会連絡協議会 役員会会議録
 平成15年11月19日(水)
午後7時30分から開催された荻野地区自治会連絡協議会役員会の会議結果については、次のとおりです。
      司会進行:大野
一、開会  青木副会長
二、あいさつ  毛利会長
案件  議事進行:毛利会長
(1)「議案第89号市道路線の廃止及び認定について」を否決することを求める陳情について
・道路の付け替えそのものについては支障ないと思われる。(註1)
・採石はすべて飯山側へ搬出するそうである。(註2)
・自治連として取り上げる問題ではないように思う。(オウム真理教のように地域全体の問題ではない。)(註3)
・年数もかなり経過し既に土地が相手側に渡っており、環境アセスなどの手続きも済んでいる状況である。(註4)
・「景観・環境」の点で問題なのであろうと思われるが、環境アセスにおいても厳しい規制がなされるようである。
・陳情の目的は「採石」をさせないというのが本旨である。
・個人であるなら仕方ないが、自治会ということになると会員にも説明しなくてはならないので、慎重にされたい。
・■■さん、■■さん以外から電話があったが、来られても困ると断わった。
・当時も道路を付け替えることがわかっていただろうが、今ごろになってなぜ議案が出てくるのだろうか。
・採石が始まるとさるの被害が増える。景観以前の問題である。
・さるも含め、市・県・当事者全体で補償の問題など全般的なものを調整するためのものであれば自治連として介入すべきであるが、一部の人のエゴだけであるのなら巻き込まれてはいけない。
・真弓自治会と上飯山自治会の隣接自治会では当時、印鑑を押している。
・鳶尾自治会は背景がわからず三自治会が印鑑を押したが撤回した。(註5)
・相模興業が言うには、採石したものはセメントの骨材にするそうです。
・過去のことを言っても平行線なので、今後自治連としてどうするか、市からの説明を受けることは必要なので、きちんと説明を受けた上で決めていったらよいのでは。
・■■さんには自治連としてはやらないということは話してある。やったとしてもあくまで個人ですと言ってある。地元へもその旨話してほしい。
(2)その他
・公民館運営協議会では■■さんに辞任をしてもらった。■■さんも辞任を(ここで切れています)

★解説をすると
 先ず第一に頭に入れておかなければいけないことは、この当時副会長だった現荻野自治連会長の小野寺信郎氏は山口市長の後援会メンバーであることです。それを知った上で、会議録を読み直すと理解し易いです。
註1 この発言者は廃止された市道と付け替えた市道を踏査した上で発言しているのか。そうでなければ、無責任な発言です。
註2 確かに搬出口は飯山側ですが、道路は繋がっていますから、厚木・清川線の宮の里入口や千頭橋及川中原経由で荻野に入って来られるのです。さらに将来、美登利園前の道が広くなるとそこを通って荻野にも来るでしょう。
註3 これこそ地域全体に情報を提供すべきことなのです。このような問題を隠すために自治連はあるのではないのです。
註4 この環境アセスは、市道の廃止付け替えを前提にしたものです。厚木市が廃止付け替えを認めなければ、成立しないものなのです。ここが一番肝心なところです。
註5 これは、三自治会の会長が個人的に陳情書に署名をしたことを指しているようです。二人は翌日撤回しましたが、残る一人は撤回しませんでした。

★西山問題にも連動している
 市長選告示前の先月中旬、まつかげ台団地に行くと山口さんの青いポスターが溢れていました。私はとっさにこの会議録の案件(2)の「■■に辞任してもらった…」の公民館長の首の挿げ替え問題を思い出しました。
 なにせ、「ご褒美を与えて市政批判の口封じ」は、山口市政の顕著な特徴ですから。



みそぎが済んだとは言わせない

 ペコちゃんの不二家、食品の命である安全性を二の次にし、社長が引責辞任。当然である。食品は法令に従い、材料、添加物、賞味・消費期限等が表示され、安全保証の基礎情報となっている。
 不二家は子供達の人気の的。情報表示のごま化しで子供の夢を壊し健康に脅威を与えた。犯罪である。
 不二家よりもっと悪質なのが山口厚木市長。彼の西山市道の廃止と付け替えの結果、相模興業には莫大な利益、市民は長期公害に曝される。
 この手口の考案者は相模興業で、意を受けた山口市長は、情報の隠蔽を図る一方で「市民が主人公の市政の遂行」などと、きれいごとで市民の目を眩ませると多寡を括っていた。
 この原稿の締切りは今日1月23日。市長選の結果、仮に山口当選であっても彼の市長不適性に何ら変りはない。先の逮捕された知事の面々も皆当選者であったのである。

『西山を守る会』 代表花上義晴



黄色いチラシ情報

●厚木演劇鑑賞会入会のお誘い
 厚木えんかんは1986年に創立し、厚木市文化会館で演劇を定期的に楽しむ、会員の手で運営する市民の会です。一人でも多くの方々が観劇仲間となって頂けることをお待ちしております。
 《第119回観劇会》
◎日時:2月16日(金)午後6時30分開演
◎会場:厚木市文化会館大ホール
◎演目:劇団NLT「宴会泥棒」
◎出演:林 与一・旺 なつき ほか
◎問合せ先:厚木演劇鑑賞会 TEL 046-228−9325
      受付時間平日11時〜19時
◎次回第120回観劇会は4月16日です。


※当紙は、コンサベーション・アライアンス・ジャパン(アウトドア自然保護基金)の支援を戴いて新聞折込しています。




削られていいんですか…西山を守る会

 市長選か終わりました。これで、西山の採石事業が一段と活発になりそうです。削られる山は毛利台小学校近くの鳥山橋からも見え、発破の音も聞こえるそうです。
 このような状況になってもまだ私たち「西山を守る会」だけにこの問題を任せておいていいのでしようか。市民として、県民として、皆さんの奮起を期待します。







写真(@〜Bは17年2月の月例登山の際、鈴木澄雄さんが撮影。
写真@の尾根道はすでに削られてしまいました。AやBの尾根道も風前の灯です。



上の写真は荻野山中陣屋跡前のバス停から見た西山三山です。
華厳山は高取山の後ろに隠れて見えません。数字の1〜3は、写真@〜Bの位置を示しています。(19年1月19日荻田豊撮影)


《二月の予定》

●さあ、結審です
【第11回 口頭弁論】
◇2月7日(水)午後1時30分
◇横浜地方裁判所502号法廷
 今回で結審になります。閉廷後、隣の弁護士会館五階B会議室で梶山正三弁護士にこの日の裁判の解説をしていただきます。
【第十一回口頭弁論地元報告会】
◇2月10日(土)午後3時
 荻野公民館和室


●筑波山が見えるかな
【相州アルプス西山三山縦走 −経ヶ岳・華厳山・高取山−】
◇2月11日(日)(雨天12日)
 上荻野分館午前9時集合(本厚木駅北口午前8時20分発半原行き乗車、上荻野バス停下車)
◇上分館(トイレを済ませてください) →上荻野浅間神社(木花開耶媛命に登山の無事を祈りましょう)→荻野村初代村長屋敷(広大な敷地と裏山一帯は貴重な文化財だと思います)→法華峯林道(カネハラニシキ貝の化石を見つけましょう)→経ヶ岳山頂(ここで昼食にします。ベンチ前の立派な山頂標識は愛川山岳会が町から予算を戴いて設置。書は大矢鳳城氏。弘法大師伝説の経石も見てみよう)→荻野越(経ヶ岳と華厳山の鞍部で、下るまでの間にモミの大木が続きます。この木は国道からも見えます。この辺りは厚木市の市有林です。荻野村が合併する時持ち込んだものです)→華厳山山頂→大たるみ(尾根道にある自然石に麓の人たちが彫り込んだ地名や名前を読み取ることができます)→タブの木の群生地(暖地の沿海地に多い常緑高木です。なぜ、ここにあるのでしょうか。海が隆起してできた山だから。それとも神社に多い木だから、修験行者が…などと想像を巡らせては)→高取山々頂(採石場を覗いてみよう)→松石寺尾根分岐(この先、上飯山に続く尾根道は通行止。その通行止の区域内に厚木市の貴重な文化財・発句石があります)→新四国八十八箇所石仏群(日毎にお賽銭が増えています。このことは登山者が多いことを物語っています)→付け替え道路(これを認めた市議たちの顔を思い浮かべ、今夏の市議選に活かしましょう)→ゴルフ場(ヘルメットを冠って市道を歩き、市民の安全より採石業者に便宜を計った市政を考えてみましょう)→深堀(振り返って西山を見てみましょう。この山を守ろうとの思いが強くなります)→東谷戸入口バス停(解散。希望者は火焔山餃子房で軽く一杯)
◇持ち物等‥弁当・飲み物・雨具・登山靴・杖
◇会員外も参加自由。但し、事故は自己責任。会員で厚木市民の方は「ふれあい保険」が適用されます。

●百聞は一見に如かず
【西山の裏側を見に行こう】
◇2月11日(日)(雨天12日)
 荻野公民館玄関前午前10時集合
◇車に乗り合わせて採石場に
◇申込み制(事務局へ電話を)
◇事故は自己責任。
 削られる尾根や沢水の汚濁、粉塵の様子などご自身の目で確かめてください。

●会へのお問い合せは事務局へ
事務局:TEL 046-241-8990 荻田
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コラム:還暦を迎えて

◆今日、1月24日は私の誕生日です。遂に還暦を迎えました。
◆現時点では、市長選の結果は判っていませんが、敢て書きます。告示前、我が家に小林陣営の関係者が見えました。調子の良いことは言えない私は、一県議会議員として、まして、市長を目指しているのであれば、自分の選挙区でおこっている西山の問題を知らないとしたら問題外、知っていたのに何もしなかったのは、政治家としては三流。賛成反対に拘らず、県議会で松沢知事に、手続きに問題はなかったのか、く らいの質問をしても良かったのではなかったのか」とひとくさり。
◆私には、山口さんでなければ誰でも良いとは思えないのです。顔が変っても中味が同じでは、本人はともかく、市民にとっては意味のないことなのです。山は30年も削られるのです。彼が再選しようがしまいが、西山問題の本質を白日の下に晒していくだけです。
◆西山問題を選挙運動に活かすことのできなかった小林候補は、所詮自民党の枠を超えられなかったのでしょう、形ばっかり無所属になっても意味ないことです。もっとも西山市道廃止付け替えに賛成した市議たち(斉藤・小島・松前・石井恒・徳間・太田・石井芳氏)に支えられているのでは論外千万。
◆今春、三男が大学を卒業し、就職をします。当紙の当初の計画では、子育てが終わったら花上・成井・荻田の三姓発祥の地・館山で遊ぶことでした。今は、これに、西山という面白いテーマが加わり、俄然老後が楽しくなってきました。