目次

厚木市議会を傍聴しよう!
本紙先月号「荻野自治連役員会会議録」の読後感
黄色いチラシ情報
アブラチャンが楽しみ! … 西山を守る会
コラム:真保守無党派

おことわり:Web版では広告を掲載していません。
※当紙は、コンサーベーション・アライアンス・ジャパン(アウトドア自然保護基金)の支援を戴いています。

平成19年3月1日号NO.316号 Web版
荻田印刷 TEL・FAX 046-241-8990
1981年創刊 毎月1日発行
編集発行人:荻田豊 上荻野車庫前
西山を守る会ホームページ
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郵便振替口座(名称・西山を守る会)
00260-1-41948

厚木市議会を傍聴しよう!



 上の写真は鳶尾山から西山を撮影し、相模興業が作成した環境アセスを元に30年後の稜線を点線で表したものです。 このような大それた自然破壊は先の市長選で転けた山口さんの置き土産なのです。 そこで、「西山を守る会」では、3月2日から本会議が始まる2月定例会に陳情書を出しました。 7月に改選を迎える市議先生方がどのような判断をくだすのか楽しみです。

★発句石も風前の灯
 中・下荻野からは見え難いですが、上荻野小学校やまつかげ台・みはる野団地、 国道412号からは稜線で山を削る重機がカマキリ怪獣のように見えます。

★陳情書の内容
 さて、「西山を守る会」で今回沼田市議会議長に出した陳情書は概ね次のような内容です。 平成十五年十二月議会で審議した時は、市や相模興業が提供した資料でしか判断ができなかったと思われますが、 当会が西山尾根道裁判をおこしたことにより、2月7日の結審までに原告(当会)側は107点、 被告(市)側は19点の証拠を裁判所に出しておりますので、これらをよく検証され、議員各位が任期中に自らの責任で再審議し、 市民(陳情者)の意見も良く聞き、司法の判断を待つのではなく、市民のためになる政治判断をすることを求めるものです。

★都市経済常任委員会は16日
 この陳情は3月16日(金)午前9時からの都市経済常任委員会で審議される予定です。 議員たちがどのような審議をするのかしっかりと傍聴しましょう。
 なお、市長が交代しましたので日程変更があるかも知れません。 確認してください。

★市議のウソにダマされないで
 荻野のある方が県議選に名乗りを上げている某市議に西山の話をすると、 「環境アセスで決まってしまったことだから」とか「共有林を売ってしまったからいけないのだ」とか言っていたそうです。  この二つの言い分にはごまかしがあります。
 先ず、環境アセスですが、アセスは事業者が作成するもので、今回の場合は相模興業となります。 相模興業のアセスは西山の市道7路線を廃止・付け替えを前提に作成されたもので、 市議会がこれを認めなければ、このアセスそのものは成立しなかったのです。 現に、議会で市道の廃止・付け替えを審議している時にはまだアセスは完了していなかったのです。 ですから、某市議の「環境アセスで決まってしまったから」は真っ赤なウソです。
 二つ目の「売ってしまった」もおかしな言い種です。 確かに売らなければ相模興業の所有地にはならないから、削るわけにはいかなかったでしょうが、 買った相模興業は市道があることを承知していたのです。 そして、それを削ずるには市道七路線を廃道にするか付け替えるかしなければならないのです。 それを市が認めるか否かは買った時点ではわからなかったのです。 また、花上代表も当紙昨年6月号に、“自分の山を売るのは私人のレベルの話。市道の付け替えは市政公務の問題”と 「公私混同のすり替え論はご無用に」で書いています。 県議を目指す先生にしては誠にお粗末な発言です。

★市道を残せば山は守れます
 下の写真を見てください。 これは神奈川の自然と環境を守る連絡会がヘリコプターをチャーターして上空から撮影した西山の尾根と相模興業華厳採石場の写真です。 手前が三つ沢・美登利園側で奥が高取山、その先に、華厳山・経ヶ岳が見え、右が荻野側になります。



 ご覧のように採石場側は尾根道を保護するために雛壇になっています。 太田市議が議会で高速道路のように切り立って危険だとうそぶいていましたが、そんなことにはならないのです。 まして、西山には麓から尾根に至る6路線があるのですから、それらすべてを残せば山容は維持できるのです。

★説明に伺います
 当会では昨年、荻野と小鮎地区の自治会長さんに二度会のチラシや裁判資料などを郵送し、 西山問題の説明に伺う旨を伝えております。 これから新年度に向けて総会を開く自治会が多いかと思われます。 ぜひ声を掛けてください。 説明に伺います。お問い合せは事務局 TEL 046-241-8990 荻田豊まで。



本紙先月号「荻野自治連役員会会議録」の読後感

「大人は子供のひね」というが、会議録を見ると一部自治会長の幼稚さには恐れ入る。 「環境アセスが…」などと知ったか振っているが、実は何も分かっていない。 だから、市道の廃止付け替えは市の固有事務なのに、 「県のアセスが通ったので…」などとうそぶく山口市長の大ウソに騙される。 真っ赤な嘘の舌先に踊るピエロが自分であることに気がつかない。 (私は県庁で、アセスの会議録を入手し通読してみた。厚木市への配慮など殆ど見当たらない代物だった。)
 残念なのは、発言の中に子供達が出て来ないこと。小中学校の真ん前で西山が削られるというのにだ。
 自治連の副会長(現会長)の小野寺伸郎氏は県人会連合会の会長と聞く。 自分の出身県への愛着は、子供の郷土厚木・荻野への愛着に直結の筈。 子供のための西山論議が、市長への秋波送りの中に埋没したのなら、困ったおじさんだと言うはかない。

『西山を守る会』 代表花上義晴



黄色いチラシ情報

●厚木演劇鑑賞会
  第120回観劇会と入会のご案内
◎日時:4月16日(月)午後6時30分開演
◎会場:厚木市文化会館大ホール
◎演目:恥ずかしながらグッドバイ
◎出演:佐藤B作・角野卓造・すまけい
◎問合せ先:厚木演劇鑑賞会
      TEL 046-228-9325
      受付時間平日11時〜19時
◎月々2,500円で年5回観劇ができます。

●郷土史関連本新刊好評発売中
 厚木市文化財協会発行の厚木の歴史探訪5『神社』500円と県央史談会発行の会報『県央史談』第46号700円を荻田印刷にて販売中です。

※当紙は、コンサベーション・アライアンス・ジャパン(アウトドア自然保護基金)の支援を戴いて新聞折込しています。




アブラチャンが楽しみ! … 西山を守る会

●判決は5月30日
 東丹沢西山尾根道裁判の第11回口頭弁論は2月7日(水)に行われました。 この日で結審になり、判決は5月30日午後1時15分に言い渡されます。
 今回は前回の証人尋問に引き続いて、大勢の方々が傍聴してくださり、記帳者は39名でした。

●丹沢ブナ党も付け替え道踏査
 2月17日(土)に丹沢ブナ党の一行が煤ケ谷高取山から華厳山、荻野高取山、付け替え道を踏査しました。 下山後に宮本老人憩の家で交流会を開き、豚汁や斉藤会員お手製の漬物、 当紙「寒仕込み見学会」でお馴染みの大矢孝酒造のしぽりたてで接待し、 たくさんのアドバイスをいただきました。


《三月は予定がいっぱい》

●西山の名物を育てよう
【ヒオウギの種蒔き】
◇3月10日(土)(雨天17日)
◇午後2時から大看板の畑にて
 昨年、その昔荻野富士で採取したヒオウギの末裔の種を蒔き、その苗を館山の当紙の遊び場予定地で育成したところ、 思いがけずに一年目で花が咲き種が採れました。 そこでさらに増やすために育苗ポリポットに種蒔きをします。

●百聞は一見に如かず
【西山の裏側を見に行こう】
◇3月11日(日)(雨天18日)
◇荻野公民館玄関前午前10時集合
◇車に乗り合わせて採石場に
◇申込み制(事務局へ電話を)
◇事故は自己責任
 先月は市民ネットワーキング相模川の川嶋庸子さんも参加されました。 みなさんも、ご自身の目で確認してください。


●早朝から頑張ります
【駅頭チラシ配り】
◇3月14日(水)(雨天翌日)
 午前7時半〜9時半まで
◇小田急本厚木駅北口広場
 前回は第11回口頭弁論に合わせて市長選告示前の1月13日と20日に行いました。 13日には会員ではありませんが、月例登山にも参加されたことのある前久保自治会長の曽根さんもマイクを取りました。 嬉しいことに小田急から降りて来る登山者の多くが『新ハイキング』1月号の西山関連の記事を読んでいました。

●ダンコウパイにアブラチヤン、なぜかこの時期に咲く花は黄色が多いんです
【月例登山・煤ケ谷高取山から採石場を見ながら華厳山へ】



◇3月18日(日)(雨天21日)
◇御門橋バス停前午前9時集合
 (本厚木駅北口5番線乗り場宮ケ瀬行き午前8時40分発乗車、御門橋バス停下車・9時06分到着予定)
※荻野方面の方は午前8時30分に荻野公民館に集合し、車に乗り合わせて御門橋まで行きます(人数限りあり・申込み制・時間厳守)。 徒歩の方は、和光会館から横林地区を通り、敬和荘前や美登利園横を抜け、厚木・清川線に出て右折し、上飯山バス停をご利用下さい。
(宮ケ瀬行きバスは9時03分通過予定。バス停は華厳橋・舟沢・上舟沢・御門橋の順)
◇御門橋バス停(前にコンビニ)→寺鐘橋(正面に削られる稜線が)→登山口(鹿柵扉)→尾根に取付く→左側伐採地(鐘ケ岳・大山・大山三峰・丹沢山一望)→相模興業華厳採石場を見下ろす→桜の大木→石の詞→煤ケ谷高取山(464m)→主稜線(大たるみの一角)→華厳山々頂(昼食)→大たるみ→高取山々頂→松石寺分岐→松石寺尾根下りる→新四国八十八ケ所石仏群→付け替え道→ゴルフ場内→滝谷橋→深堀→東谷戸バス停(解散・希望者は沖縄そば屋へ)
◇持ち物等‥弁当・飲み物・雨具・登山靴・杖
 削られる尾根や沢水の汚濁、粉塵の様子などご自身の目で確かめてください。
◇会員外も参加自由。但し、事故は自己責任。会員で厚木市民の方は「ふれあい保険」が適用されます。
 ヤマビルの心配が無くなった秋からの参加者数は、11月34名、12月19名、1月25名、2月17名と推移しています。
 11月が多かったのは、神奈川の自然と環境を守る連絡会との共催だったことによります。 この時のことが同会の会報42に「厚木・西山現地見学会特集」として取り上げられています。 12月には厚高同級のイトウ・スポーツの伊藤社長も参加。 1月は支援をいただいていますアウトドア自然保護基金の事務局長ら四名が遠路お越しくださいました。 2月は、本厚木駅頭でチラシを受取ってくださった方が保土ヶ谷区からみえられ、即入会してくださいました。 また経ヶ岳山頂の標識の丸太柱を担ぎ上げた時に怪我をされた愛川山岳会の小島さんも仲間と参加されました。 このように毎回初参加の方が必ずいらっしやいます。

●無病息災を祈って火渡りをしよう
【八菅神社大祭見物ハイキング】
 鳶尾山から破壊される西山稜線を見てみましょう。八菅神社の火渡り大護摩供養に参加し、宝物殿を見学し、露店も覗いてみよう。
◇3月28日 (水)雨天中止
◇荻野公民館午前9時30分集合
◇荻野公民館→鳶尾天覧台公園→金毘羅宮跡→小鳶尾→大鳶尾→八菅神社(宝物殿・火渡り)→ 中津川カントリークラブ(削られる稜線がよく見えます)→上荻野バス停(▲解散)
◇持物‥弁当・飲み物・入館料、ハイキングの服装で
◇参加自由。事故は自己責任。但し、厚木市民の会員は「ふれあい保険」が適用されます。

●県議選と市議選への対処
【臨時総会開催】
 先の市長選で幾つか学ぶことがありました。これらを参考にして、四月の県議選と七月の市議選に会として、 どのように対処するかを話し合いましょう。
◇3月3日(土)午後1時30分
◇上荻野分館和室




コラム:真保守無党派

◆先の市長選は保守同士の争いといわれましたが、私には、ふるさとの山を破壊する人たちが何故保守なのか理解できません。
◆元旦は地区の氏子会で山王様へ。2日は菩提寺と仲人宅、女房と私の実家にお年始。 4日は厚木市文化財協会の地芝居衣装の展示会当番。6日は西山を守る会の土曜サロン。 8日は市民ギャラリーに展示物の片付け。13日は早朝から本厚木駅頭で西山のチラシ配り、 午後は自治会のダンゴ焼きを仕切り、夕方は土曜サロンに。 20日朝も駅頭チラシ配り、午後は原告団会議と土曜サロン。 21日は県央史談会役員として荻野の自由民権史跡巡りと古民家岸邸での総会と研修講話の裏方を。 還暦誕生日の24日は弁護士と打ち合わせ。 そして、27日は登山。
◆このように私は、地域の風習を継承し、郷土の歴史や文化を尊重し、西山を守る活動をしています。 また、当紙を通して26年間、地元にあるものを活かして遊んできました。 ですから、自分は正真正銘の保守だと思っています。
◆先日、『機知名言集』にニーチェの「よく考える人は党員には向かない。 なぜならば、党派を突き抜けて考えてしまうからである」を見つけて妙に納得しました。 また、ゲーテの「多数というものほど気にさわるものはない。 なぜなら、多数を構成しているのは、少数の有力な先導者を除けば、 大勢に順応するならず者と、同化される弱者と、自分の欲することすらわからずについてくる民衆にすぎないからだ」という箴言も。