目次

世論で西山破壊をストップ!
西山を守ることは、子供を守ること!
黄色いチラシ情報
ゴルフ場内にネットが … 西山を守る会
コラム:彼岸に

おことわり:Web版では広告を掲載していません。
※当紙は、コンサーベーション・アライアンス・ジャパン(アウトドア自然保護基金)の支援を戴いています。

平成19年4月1日号NO.317号 Web版
荻田印刷 TEL・FAX 046-241-8990
1981年創刊 毎月1日発行
編集発行人:荻田豊 上荻野車庫前
西山を守る会ホームページ
../tanabe_chiyo
郵便振替口座(名称・西山を守る会)
00260-1-41948

世論で西山破壊をストップ!



 「西山を守る会」では、先月号でご案内の通り、厚木市議会2月定例会に「西山市道廃止・付け替え議決の再審議を求める陳情」を出しました。残念ながら不採択になりました。新宿副都心からも見える西山が30年間にわたって多くの県民都民の目前で破壊されていく現状に市議会は何ら機能を果たしません。もはや直接県民に訴えるしかありません。世論で西山破壊をストップさせましよう。

県議選への候補者擁立に際して(声明)
2007年3月6日
西山を守る会  代表 花上義晴

 厚木市の西山・高取山の7本の市道を廃止し、西山を丸かじりにする形での相模興業の採石場増設計画を許したことは、認めがたいとして私たちは西山を守る活動を行っています。3年前から県知事に対し、県民の水源の山である西山の無制限な開発行為を中止させる事を、機会あるごとに直接要請してきました。また、厚木市長に対しては市道廃止・付け替えに疑義を発して、監査請求を行い、引き続き住民訴訟をして参りました。この裁判は愈々、5月30日をもって横浜地裁で判決を迎えます。
 私たちは県政・市政に対しても注意深く目を注いで参りました。先に行われました厚木市長選挙でも、「西山の問題」は2人の候補者は何も言わず、多選批判だけをした候補者が、選挙違反者を出しながら当選しました。現職落選の原因は「西山市道廃止」などに見られる民意無視の市政運営に、市民の不満が表明されたものです。県政に於いても厚木から出ている県議は、誰一人として「西山の問題」を議会で取り上げていません。県知事に対する度重なる要請を含めて、私たちは西山を守るために、出来うることを出来うるカで、多岐に渡る活動を行ってきました。しかしながら、「水源の山を守る」として、水源税まで新設した松沢県知事ですら、企業が行う「山崩し」に対しては、何ら有効な手を打とうとはしていません。丹沢におけるブナの立ち枯れは問題にしても、人間が経済活動で行っている無制限の自然破壊が、東丹沢の地で起こっているのに、何故か問題視する事を避けているようです。例え、現行法で適法に行っている企業活動であっても、企業自らが植栽した緑の木々を含めて、西山そのものを丸かじりする、この採石場増設工事は、決して容認できるものではありません。
 例年に無い暖冬であったことからも、地球規模での温暖化の危機が、改めて問題になっています。
私たちは「西山の破壊」を小さなこととは思っていません。山を無くしてしまうことは、その地での文化や歴史遺産までも無くしてしまうことも指摘してきました。
「国敗れて山河あり」と言う言葉がありますが、戦争をしていない平和な日本なのに、美しい山河を至る所で、無秩序に崩しています。それを容認する、亡国の政治が行われていると言っても過言ではないでしょう。
 パートで得た賃金の中から募金を寄せて下さる方などの、「西山を守って」と言う、小さいけれど極めて熱い思いの声を受け止めて、もっと何かできることは無いかと考えた時、県議選への候補者の擁立を思い立ちました。
 私たちは当会の事務局長に立候補を請い、「西山を守る県民の会」と言う政治団体を新たに立ち上げて、「西山を守る」声を県政に直接届けるよう、頑張ることにしました。西山の市道を取り戻して、西山の破壊を最小限度に食い止めるために、活動をします。自然環境と人間生活の共生を真剣に考え、調和のとれたものにし、利潤ばかりを追求する企業活動にも、適度な規制をかける環境アセスを小異に有効なものにするべく、活動します。
 市民・県民の皆さまの、絶大なるご支持とご協力を切に、お願い致します。


   ◇   ◇   ◇


★自由民権の里の心意気を
 鳶尾団地にも採石場の発破の地響きが聞こえ、まつかげ台団地では、洗濯物の汚れが目立つようになったそうです。
 登山部長が名付けた西山稜線のパノラマ台や一本桜の頭などはすでに削られてしまいました。
 この暴挙を見過ごすわけにはいきません。その昔、自由民権で燃えた先人に倣って、一緒に闘ってください。

「西山を守る県民の会」
 事務所 中荻野155
 国道412号線福寿司並び
 バス停は荻野神社入口
 電話 046−242−0514  入会金(千円)・カンパ等の振込先はスルガ銀行厚木鳶尾支店普通2503726か郵便振替00230・1・62087にお願いします

   ◇   ◇   ◇


《今月号は事情に依り3月25日に新聞折込みしました》




西山を守ることは、子供を守ること!

 荻中の正門前から西山採石の重機が丸見えになってきた。間もなく三田・睦合・依知の小中学校からも見えてくる。
 先生方は、地球温暖化を教えるなど、国際市民教育に努力されている。市教委も、地域の歴史・文化・自然を生かした教育を推進、愛郷心の涵養を図っている。これに全く逆行する西山の採石は、先生と子供達を苦しめ、教育を歪めること甚だしい。
 黄砂襲来の季節、厚労省も健康被害を認め、毎年警告を発している。黄砂も元は岩石。西山採石も今までは斜面に沿って削っていたが、尾根道市道の廃止で頂上から丸かじりに崩すことになった。岩石は山の芯ほど固く、砕石粒子は益々徹細となり肺臓に達し易くなる。最大の被害者は勿論子供達。小児科医確保の問題一つを見ても深刻である。
 西山問題は、市長と議会による「行政のいじめ」として、世上に例のない悪質事件である。


『西山を守る会』 代表 花上義晴



黄色いチラシ情報

●厚木演劇鑑賞会入会のお誘い
《第120回観劇会》
 ◎日時:4月16日(月)午後6時30分開演
 ◎会場:厚木市文化会館大ホール
 ◎演目:恥ずかしながら グッドバイ
 ◎出演:佐藤B作・角野卓造・すまけい
 ◎問合せ先:厚木演劇鑑賞会
  TEL 046-228−9325
  受付時間平日11時〜19時  ◎月々2,500円で年5回観劇ができます。


●『黄色いチラシ』コレクションヘ
 半原の八木久江さんから「山稜」通巻148号復刊並に終刊号をいただきました。 これはお父さまの八木重樹さんの追悼特集です。ありがとうございました。

※当紙は、コンサベーション・アライアンス・ジャパン(アウトドア自然保護基金)の支援を戴いて新聞折込しています。




ゴルフ場内にネットが … 西山を守る会

●ヒオウギの種蒔き

 3月10日(土)午後2時から大看板の畑でヒオウギの種蒔きをしました。
 今回も、平山の荻田智恵子さんから種をいただき、館山の育成場で育てて収穫した種と合わせて、300ポット900粒蒔きました。

●駅頭チラシ配り
 3月14日(水)と15日(木)の午前8時から10時まで小田急本厚木駅北口広場で行いました。

●活動の成果が現れ始めました

 3月の月例登山は18日(日)に煤ケ谷高取山から華厳山、荻野高取山を17人で踏査しました。
 煤ケ谷高取山の秋葉社伺近くから採石場を見ると稜線は大分削られ、尾根道市道を保護するために残した雛壇のノリ面も無残な姿に なっていました(表面写真)。
 ここに立ってあらためて採石場を見下ろすと、今更ながら山口前市長の犯罪的行為とこれを黙認した市議や県議の無責任さに憤りを 禁じ得ません。
 期待のアブラチヤンは煤ケ谷高取山で日だまりの一株が咲き始めていました。キブシの花はあちこちで見かけ、ダンコウパイの花も 咲いていました。また、高取山のヒオウギは5センチ位に伸びていました。
 ゴルフ場内の市道Tの777と778には歩行者の安全を計るためにネットが取り付けられていました(左写具)。これは、当会の活動の成果と自負しています。


《4月の予定》

●百聞は一見に如かず
【西山の裏側を見に行こう】
◇4月22日(日) (雨天29日)
◇荻野公民館 午前10時集合
◇車に乗り合わせて採石場に
◇申込み制(事務局へ電話を)
◇事故は自己責任
 相模興業華厳採石場に行きます。削られる尾根や沢水の汚濁、粉塵の様子などご自身の目で確かめてください。


●連休です。参加しよう!
【相州アルプス西山三山縦走−経ケ岳・華厳山・高取山−】
火焔山餃子房で軽く一杯

◇4月29日(日) 雨天翌日
 上荻野分館午前9時集合(本厚木駅北口午前8時20分発半原行き乗車、上荻野バス停下車)
◇上分館→荻野村初代村長屋敷→法華峯林道→経ケ岳(経石)→華厳山(昼食)→高取山→松石寺尾根分岐(採石場見下ろす) →新四国八十八箇所石仏群→付け替え道路→ゴルフ場→深堀→東谷戸入口バス停(解散・希望者は千円会費で打ち上げを)
◇持ち物:弁当・飲み物・雨具
◇会員外も参加自由。但し、事故は自己責任。会員で厚木市民の方は「ふれあい保険」適用。



●総会は5月に
 都合により、18年度総会は5月に延期します。

●会員になって西山を守ろう
 何時からでも入会出来ます。年会費は1世帯3千円です。郵便振替口座番号は00260・1・41948、加入者名は「西山を守る会」です。通信欄に「年会費・カンパ」等内訳を記入してください。
事務局:TEL046-241-8990 荻田
../tanabe_chiyo/




コラム:彼岸に

◆今日は彼岸のお中日です。当紙は27年目に入っていますが、この間当紙を支えてくださった多くの先輩方がいらっしゃいます。
◆「こういう会」で遊んだ仲間だけでも、桜田良平さん、千葉道雄さん、足立原美枝子さん、福井周道さん、中尾金弥さん、中島光雄さん、熊坂東以さん、中村操さん、藤江正孝さん、加藤晃さん、栗原祐二さん、菊池責さん、服部静さん、森屋茂さん、石坂三雄さんらが彼岸 の人となり、田代半僧坊遷座百周年記念奉納百人一句に参加された高瀬慎吾さん、大矢孝さん、石橋政良さん、川瀬ナカさん、八木重樹さん、安藤博さん、高橋太郎さん、花上雅男さん、小島静夫さん、西海利雄さん、松本普紀男さん、奈良和典さん、梶征一郎さん、西川秀二さんらも他界されています。それだけ当紙が長く続いているという証なのかも知れません。
◆彼岸の頃は忙しくなることが予測されましたので、上旬に菩提寺に印刷物の納品に行った折に先祖の墓と同級生の川口満男君、女房との縁を橋渡ししてくださった古座野昭二さんの墓参りを済ませました。どうも、現世優先で仏様には申しわけないことです。
◆姓の荻田とは逆の順番ですが、愛川町の田代で30才まで過ごし、厚木市の荻野に転居して丁度30年。これからの1年ごとは、生れた土地で暮らした歳月を上回ることになります。今取り組んでいる「西山を守る運動」をなんとか成就させ、胸を張って荻野人の仲間入りをしたいものです!