ツボ療法にはさまざまな方法があり、基本的には、指圧、マッサージ、ツボ体操、お灸の温灸)、小道具を使ったツボ刺激などがあります。
しかし、これらの方法を用いて、ただ単に刺激をすればよいのかというとそうではなく、同じツボでも、目的によって刺激の仕方が異なります。
またそれぞれの症状には根本的な原因がありますので、あまりひどい場合は専門医の診察を受けられる事をお勧めします。 あくまで症状の改善応急処置として考えていただく事が望ましいと思います。
指を駆使してツボをさがすには、通常(なでる)(つまむ)(押す)の三つの方法で行います。
1.親指か他の四本の指を使って皮膚の表面を軽くなでてみます。触ってみて、しこりや緊張感、違和感、痺れを感じるところがツボです。
2.親指と人差し指で皮膚を軽くつまんでみて、痛みや痺れのるところにツボがあります。
3.親指、人差し指、中指の腹を使って皮膚を垂直に押してみて、しこりや痛み、緊張感などあるところがツボです。
なでる 親指、人さし指と中指の2本の指、親指を除く4本の指、手のひらなどを使って皮膚をなでる方法です。
血行をよくするために行う場合は指先から心臓に向かって、神経の痛みを抑える場合は心臓から指先に向かって、それぞれ5〜6回なでます。
なでることで、静脈やリンパの流れを促進し、皮膚に心地よさを与え、自律神経系の調整に役立ちます。
肩井(けんせい) 首のつけ根と肩先のほぼ中央にある筋肉が最も盛り上がっているところ。
膈兪(かくゆ) 肩甲骨の下端と、背骨の突起を結んだ線の真ん中の位置にあるツボ。
先の丸いボールペンなどで力強く20〜30秒押し続け、ちょっと離す。これを5〜6回くり返す。
その後、肩や背中の筋肉全体を軽く叩いたり、つまんで離すを1〜2回くり返す。
背中にゴルフボールなどを当てて転がしても効果的
腎愈(じんゆ) 骨盤の上側を結ぶ線と、背骨が交わった骨から、さらに2個上にある腰椎より
約一寸外側にあるツボ
指で交互に押したり、もんだりして刺激する。背中とイスの背もたれの間にゴルフボールなどを
はさんで指圧すると、簡単に刺激することができる。
気海(きかい) おへそと恥骨を結んだ線を4等分した、おへそより下に1/4弱のところにあるツボ。
人差し指、中指、薬指の3本で20〜30秒ほど押し続けて離しこれを5〜6回くり返す。
湧泉(ゆうせん) 足の指を曲げて足の裏側にできるくぼみ。
親指で強めに押す。土踏まず全体を軽く押すのも効果がある。
天柱(てんちゅう) 首の後ろの太い筋肉の外側にある、髪の生え際にあるくぼみ。
風池(ふうち) 天柱から親指1本分外側にあるくぼみ。
百会(ひゃくえ) 頭の頂上部にあるくぼみ。
上星(じょうせい) 額の髪の生え際から指4本分にあるくぼみ。
天柱、風池は手を開き、親指以外の4本の指で後頭部を支え、頭を持ち上げるようにして
親指の腹で押さえる。百会、上星は親指のつけ根をくの字に曲げ、そのとがった部分で押す。
肩井(けんせい) 首のつけ根と肩先のほぼ中央にある、筋肉が最も盛り上がっているところ。
指先などで押す。必ず頭のツボを刺激してから行う。
湧泉(ゆうせん) 足の指を曲げると、足の裏側にできるくぼみ。
親指先などで押す。ゴルフボールを踏むと簡単に刺激できる。
大横(だいおう) 左右の乳首から真下に下ろした線と、へその線から横に引いた線の交わったところ。
大横を両手の3本分の指(人差し指、中指、薬指など)でぐっと10秒間ほど押し込む。3回から4回くり返す。
天枢(てんすう) へそと大横を結んだ線の真ん中のところにあるツボ。
親指または人差し指や中指など1本分の指で力強く押す。約20〜30秒押し続け5秒離す。
これを3〜4回ほどくり返す。また、下腹部全体を「の」の字を描くようにして、手のひらで押しながら
なでてもよい。5〜6回くり返す。
睛明(せいめい) 目頭のきわ、鼻の根にあるくぼみ。
片方の手の親指と人差し指で、軽くつまむような感じで押す。これを7〜8回くり返す。
四白(しはく) 目の真下にあるくぼみ。
両手の親指、または人差し指の腹で軽く押す。7〜8回くり返す。
天柱(てんちゅう) 首の後ろの太い筋肉の外側にある、髪の生え際にあるくぼみ。
風池(ふうち) 天柱から親指1本分外側にあるくぼみ。
天柱、風池は手を開き、親指以外の4本の指で後頭部を支え、親指の腹で持ち上げるようにして押さえる。
足三里(あしのさんり) 足の外側、膝の関節の下指4本分の位置で、筋肉が一番高く盛り上がったところ。
両手の親指の腹でグッと押し込む。またはなでてもよい。
裏内庭(うらないてい) 足の裏側で、人差し指と中指のつけ根のふくらみの部分。
指で強く押す。力が入りにくい場合は、ゴルフボールを踏んで刺激を与える。
不容(ふよう) みぞおちの両側にあるところのツボ。
仰向けに寝て膝を立て、お腹の筋肉をゆるめて指圧する。両手の人差し指、中指、薬指を重ねて指圧する。
神門(しんもん) 手のひらの側の手首のつけ根、小指側にあるツボ。
反対側の手の親指で押さえる。痛くならない程度にくり返す。
だん中(だんちゅう) 左右の乳首を結ぶ線の中央にあるツボ。
手の親指で押さえる。痛くならない程度にくり返す。
天井(てんせい) 上腕の外側で、ひじから約3センチ上にあるツボ。
反対側の手の親指で押さえる。痛くならない程度にくり返す。
合谷(ごうこく) 手の甲で、人差し指と中指の延長線上の間にあるツボ。喉や歯の痛みによい。
片方の手の親指で、指圧する方の手を支え、人差し指の先端を使って、グッと押し込むように指圧する。
天容(てんよう) 耳たぶの後ろにあるくぼみより、指1本分後ろにあるツボ。
人差し指または中指の腹を使って刺激する。
湧泉(ゆうせん) 足の裏で指を内側に曲げるとできるくぼみ。
ゴルフボールなどを踏んで刺激する。3〜5分続ける。
三陰交(さんいんこう) 足の内側のくるぶしの上端から、親指以外の指4本分を揃えた幅の上にあるツボ。
息を吐きながら、両手の親指を重ねて(片方の手だけでもよい)グーッと押し込む。5〜6回くり返す。
失眠(しつみん) 足の裏のかかとの中央にあるツボ。
たたいたり、親指で押してもよいが、ゴルフボールを踏んで刺激を与えても良い。
安眠穴(あんみんけつ) 耳たぶの裏側のつけねにあるくぼみの横筋にある、後頭部寄りのツボ。
親指でゆっくりと押し込む。5〜6回くり返す。
手心(しゅしん) 手のひらの中心にあるツボ。
神門(しんもん) 手のひら側の手首の小指寄りにあるツボ。
反対側の手の親指や、ボールペンなど先のとがったもので、約10回程度軽く刺激する。
天容(てんよう) 耳たぶの裏側にあるくぼみの位置から指1本分後ろにあるツボ。
親指の腹を使って指圧する。
期門(きもん) 乳首の真下、肋骨と腹の間にある。右が肝臓、左が胃に有効。
椅子に座り、両手の人差し指、中指、薬指で肋骨の裏側に差し込むようにして押す。
肝兪(かんゆ) 肩胛骨の左右を結んだ線の中央の2ブロック下、そこから左右指3本分の位置。
胃兪(いゆ) 肝兪の指3本分下
背もたれのある椅子に座って、ゴルフボールを背中で挟んで刺激する。
天柱(てんちゅう) うなじの中央の髪の生え際から指1本分上さらに左右に指3本分ずらした位置に あるツボ。
両手の親指で、頭を持ち上げるようにして刺激する。