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明日の甲賀のために
 
種をまく

甲賀郡の土地を特徴づけるものは「やきもの」「くすり」「お茶」「酒」です。これらのものの原料は「土」「薬草」「茶の葉」「米」です。よい品物をつくるには土をよく こねる 薬草をよく まぜる 茶の葉をよく もむ 甲賀郡には古くから郡民が一体となって、いつも何か新しいものを生みだす努力をしてきました。甲賀郡は常にそのような風土があります。そこでわたしたちは、今一度足元を見つめ直し、新しい「種」をまき、育て、咲かせたいと思います。歴史の楽屋であった甲賀郡には、いくつもの種があります。この中から二つの種を選んでみました。知らなかった種 忘れていた種 知らなかった種は、大津につぐたくさんの文化財をもっているということです。すっかり、物質文明にはまりこみ、身近にあることも知らず、関心ももちませんでした。忘れていた種は、甲賀郡に「甲賀観音霊場札所三十三カ所」と「甲賀准四国霊場札所」があることです。十七世紀後半に選定された甲賀観音札所を、二百年後の今日、再び見直し、甲賀郡の特性をいかした町づくりに役立てることができないでしょうか。
 
土づくり

甲賀郡の文化財には「彫刻」の指定件数が多いこと、つまり仏像が多いということです。この地は古くから仏教文化が栄えたことを示しています。また、「史跡」の指定件数は、県下の二割に達しています。「まつり」も伝統あるものが多く、民俗資料に指定されています。甲賀観音巡礼札所の寺院は、天台宗が過半数近くあること、霊場観音の六〇%が十一面観音であることが、きわだった特徴です。これらの「種」を、水口文化芸術会館をはじめ、各地にある文化施設や学校教育の中で生かし、さらに、各町が多角的な土づくりをして「甲賀は一つ」のもとに活力ある甲賀郡をめざしていくことではないでしょうか。
 
育てる

○甲賀郡にかくれた人材のほりおこしと、その活用につとめましょう。
○甲賀の文化財が説明できる人、案内できる人を育てましょう。
○寺院の内・外で奉仕できる人をふやしましょう。
○障害児や障害者が参加できる環境をつくりましょう。
 
咲かす

知らなかった甲賀の文化財と忘れてしまった甲賀の観音霊場の「種」をえらび、各地で環境づくりをしながら、種をまき育てます。種まき後の管理する「人」を各地各層から見つけ出し、花が咲くまで取り組んでもらいます。「甲賀は一つ」を信じ、甲賀郡民が一丸となれば、ますます伸び育つ可能性があります。県民の多くが休養できる場づくりを、甲賀郡が引き受けようとしています。
 

 
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