[97] 赤と白の伝説 1


[龍の翼に付いた不思議なマーク]

「週間ポスト」の新年号(2012年)に、龍の特集が掲載されていました。喫茶店で見て、

その雑誌を処分する時にいただき、車に積んでいました。最近、仕事の空いた時間に、

もう一度見ていたら、それまで、気が付かなかった、ある印を見つけました。

それは、 イギリスの「ナショナル・ギャラリー」にある、パオロ・ウッチェロの描いた

「聖ゲルギウスとドラゴン」(1400頃)の絵の中にあるものでした。

その絵は、キリスト教の聖人、「ゲルギウス」が、布教のため、トルコのカッパドギアを

訪れた時の武勇伝を描いた物で、調べると、有名な出来事らしく、数多くの人が、

この伝説を描いて、沢山の作品が有りました。

内容は、カッパドギアの洞窟に住む、悪い(龍)ドラゴンの生贄にされそうになった王女を

白馬の騎士が助け、ドラゴンを退治するというお話です。白馬の騎士は、この地を訪れた、

ゲルギウスで、ドラゴンにダメージを与え、王女に、帯を龍の首に縛りつけさせ、おとなしく

なったので、町まで引き連れ、群衆の前で、その龍を刺し殺して、自分の存在をアピール

しました。そして、王や、国民に、キリストの洗礼を受けさせたと言う物です。


私が、見つけた物は、この絵の龍の羽根に付いた不思議なマークでした。

左の翼に、赤い丸が三つ。右の翼に、白い丸が描かれていました。

いくら、アールヌーボーのような絵でも、左右対称に色が違って、その形が丸とは

とても違和感が有ります。これだけの不思議なマークを、何故、この絵を最初見た時に、

気が付かなかったのでしょう。私の不思議なストーリーに丁度良いタイミングで気が付く

ように流れが出来ていたのでしょう。



私には、この三つの輪が、大神神社に最澄が行った話を思い起こさせました。

最澄が、延暦寺を開く時に、延暦寺の守り神に勧請するために、この神社へ行きました。

その時、頭の上に三つの輪が現れたと言う伝説があるのです。

大神は、三輪一族を守っています。そして、三輪の神は雷
とされます。

この三つ輪から「三輪」の名前の由来が来ているのかもしれません。

この印しについて、ヨーロッパの龍に詳しい方に尋ねましたが、何故、この様な模様で、

色にしたのか、分からないとの事。

ゲルギウスの紋章は「赤い十字架」でした。そうすると、多分、殺された龍は「白い龍」に

なるのでしょうね。この組み合わせは、この先でも出てきます。


私の家は、白いヤモリが住みついていました。今までの不思議な話の流れ。敵対する仕事

のライバル(ミッシェル)。双子の天使の壮絶なる戦いの話と、上記の伝説との類似からも、

私は、ミッシェルの対峙する側になる事から、白い龍(天使の長であり、サタンで、地上に

落とされたルシファー)の一味になるようです。

古いキリスト教の神は、赤がシンボルであると、ゲルギウスの伝説が表しています。

仏教では、龍は、邪悪なものとしては捉えていません。キリスト教とは、龍に

対する考え方が、相対しています。マヤ文明と日本とのつながりを以前示しましたが、

マヤも「龍」を崇めています。だから、易でもつながっているのでしょう。

ここまで書いてきて、赤は、キリスト教。白は、仏教ではないでしょうか。

仏教が、敗れた龍の鎮魂を根幹にしている事を現している証拠が有ります。それについての

記事は、既に書いて有ります。ずっと、眠らしたままにして有ります。もう少し、公開するには、

時間が掛かりそうです。


続く