市販の赤道儀
高橋製作所の赤道儀が大好きです。(^^)
 天体写真の撮影に限らず、月・惑星を高倍率で観望するときに無くてはならないのが「赤道儀」という架台です。現在は経緯台式で自動導入装置付きの架台が多くなりました。(私は所持していません。)しかし、経緯台式ではガイド撮影(星を点にする撮影)が出来ません。ガイド撮影は星を点像に撮影するために地球の自転をキャンセルする動きを実現することが必須であり、極軸を中心に動くことが出来る「赤道儀」と呼ばれる架台が便利です。
ここではten.が現在所持している架台を紹介しています。
高橋製作所 P−2z

 小型、高精度でロングランを続ける高橋製作所の赤道儀。赤緯微動がタンジェント式の部分微動であったり、外付けのモータードライブであったりと、設計に少々の古さが感じられますが、そこはアバタもエクボ。
 「藤井旭の天体写真教室」に掲載されていた黒い65mmP型赤道儀の時代から欲しくて欲しくてそれでも買えない中学生が大人になってやっと買うことができたP型の末裔です。(「P」はポータブルの略らしい。)赤緯軸上端の取付部は、35mm間隔M8−2のいわゆる「高橋システム」。
 ten.は「マルチプレートS」や自作アルミプレート(シングルプレートと命名)を使用しての完全自動追尾撮影が多いです。(ガイド鏡は使いません)
 大型の鏡筒や長焦点の写真レンズを所持していませんので、広角24mmレンズ〜望遠180mmレンズでの撮影と70mm短焦点屈折と120mmF6ニュートン反射望遠鏡を載せての観望に使用しています。

 現在、使用頻度が一番多い赤道儀です。
 高橋製作所 90S
                 (生産中止品)

 女性的で流麗なデザインと高精度なギヤに加え、両軸テーパーローラベアリングを使用した滑らかな動きと強度を持ち、製造中止後も根強い人気がある赤道儀です。

 セッティング次第では300mm〜500mm望遠もノータッチで追尾すると言われています。(私は180mmレンズまでしか所持していませんので判りませんが、安心しています。)

 自作中の15cmF7ニュートン式反射望遠鏡を同架しようと思っていたところ偶然にも入手しましたが、肝心の鏡筒本体がなかなか完成せず使用できないでいます。

タカハシ EM−10

友人から格安で譲っていただきました。赤経・赤緯の両軸モーター内蔵の赤道儀です。
現在、別の友人に貸し出し中で、
大活躍中です。(自分の機材を生かしてくれると嬉しいです。)
ただ、三脚が純正ではありません。ビクセンの古い木製三脚を使用しています。(タカハシのメタル三脚が欲しいなあ。。。)
※前出の【高橋製作所】と【タカハシ】は同じ会社です。
  私自身が、P−2シリーズ、90S、160P(現NJP)、I型、V−1型、D型、H型、SpaceBoyなんてのは  【高橋製作所】って呼んだ方がピンとくるのです。(^^)

 逆にEMシリーズは【タカハシ】って感じですよ。やっぱり。(^^)




タカハシはこちらから。→
高橋製作所寄居工場を見学した際に戴いたプレート。ten.は「△TS」マークが大好きです。現在、「株式会社高橋製作所」の文字は「タカハシ」に置き換えられている?みたい。
アストロ LN(生産中止品)

小型ですがなかなかしっかりした赤道儀です。
東京で行われていた「JTBショウ−2000」で入手しました。ただし、バランスウェイト軸とウェイトが欠品で三脚座も三脚も付いていません。これからどうやって改造やパーツ製造をしようか悩んでいます。そうそう、モータードライブも無いのでした。
幸い、極軸望遠鏡は入手出来たのでよかったです。この極軸望遠鏡、接眼部の周りに三ヶ所押しネジ・引きネジ式の調整ネジが付いており、極軸との平行がユーザーアジャストで出来るようになっています。
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  高橋製作所 H型
                   (生産中止品)

先日、古くからの天文仲間が転勤となり送別会がありました。その中で転勤する主賓の方が。。。。。

 「えぇっと。古い高橋のH型があるんだけど、誰か使う人いたらあげようと思うんだけ。。。。。。」

はいっ!!!!(ten.の挙手)

 で、ten.が次のオーナーとなってしまいました。(^^;
「黒い高橋のH型」です。赤道儀ヘッドは高橋純正三脚台座にも「カメラ三脚にも」搭載出来ますから移動に便利です。
 ガイド鏡はバローレンズと天頂プリズムの使用を前提として合焦する摺動式ドロチューブで口径は40mmです。ガイド鏡に使用しているアクロマートレンズは貼り合わせではなく、スズ箔による分離式アクロマートレンズでした。(こんな小さな口径なのにビックリ!)
 小さくても各部の動きはスムーズ。そしてズッシリ。

「この赤道儀は、P-2zや90Sと同じニオイがする....」が第一印象でした。
極軸望遠鏡のアジャストネジ

市販の望遠鏡の主鏡セルのように押しネジと引きネジ三組を使って極軸との平行を調整するようです。
極軸望遠鏡のセッティングパターン

少々古い機種なので、内側円と外側円は中心からどのくらい離れているのか分かりません。

どなたかご存じの方、教えて下さい。
m(__)m
友人「Kはんさん」宅にて活躍中の
EM-10


Q-CAMによる月・惑星撮像に便利だと誉めていただいています。搭載されている鏡筒はNextar5。ちょっとした改造を施して「アリガタアリ溝仕様」になっています。
ガイド鏡は40mmのアクロマート。

そのレンズは、なんと!スズ箔による分離式でした。ビックリ。。。
銘板も黒です。こういった銘板が付いていると「自信を持って作っています。」って気持ちが伝わってくるようです。
 専用の「FC-S」三脚も使いますが、現在は、アダプターを使用して90S用の直脚を使っています。足回りに剛性が出て安定感があるのと極軸望遠鏡も覗きやすくなり安心です。
P-2zと同じ伸縮木製三脚が付属しますが、H型はカメラ三脚に載せて使用します。
専用のバックに収めてこの大きさ。
ten.の足の大きさは26.0cm。カメラとか雲台とかを別に運ぶのなら、いっそのことタオルにくるんで大きめのバックに収めようかな。。。。悩み中。
そうそう、百武彗星は自作赤道儀で翌年のヘール・ボップ彗星を撮るために買ったのでした。