このページはまだ未完成の、しかも設計段階でUPしています。今回の「ten.11」、構想段階では次のような心の動きがありました。
1.Ten-10改を使用して、弱点であった極軸セッティング時の高度調整が「角度計」などによってうまくいくようになった。
2.デジタル一眼レフでの撮影では、そのポータビリティーが発揮されたが、何よりデジタル一眼レフによる撮影結果に
驚愕した。
3.これからの星野撮影は、「デジ一眼のお手軽路線か、ラージフォーマットフィルムによる高画質な撮影」の二極分化を
していくのではないか?
4.「たった2〜4分露出」のデジタル一眼レフカメラによる撮影で、大きく重たいドイツ式赤道儀は必要か?
これなら軽くて楽な星空撮影架台でお手軽に撮影してもよいのでは?
5.手動追尾の楽しさは(?)、地球の自転を体感できるし、ガイド鏡を使った赤緯修正は、極軸セッティングの不備を実感できる。これはここ数年、「星野撮影を始めたばかりの人たち」が、いきなり完全自動追尾撮影が可能になり、手動で追尾するという事は既に忘れられている感覚である。(笑)つまり撮影を行う行為そのものを楽しむ事も良いのでは?と考えた。(手動追尾や赤緯修正など。)
そうなんです。(;^^)
最近、流行の「デジタル一眼レフ」の驚愕の写りに心ときめいています。
(でも、まだまだ買いません。銀塩のカメラが壊れたら考えます。苦笑;^^)
ここで、「星空撮影架台 Ten−10改」の
弱点(欠点?)を列記したいと思います。
1.幅50mmのアルミ板、幅が細かったかも?バランスが崩れた時には「たわみ」が発生しているようです。
2.押しネジのタンジェントスクリュー方式での、駆動方法では押しネジの中心付近と周辺付近の追尾精度の悪化、
いわゆる「タンジェントエラー」が避けられない。
3.ネジを押し込んでいく方向(右回り)にダイヤルを回すため、ガイドに使用する時計の秒針は「逆回転」で
なければならない。(笑)
4.「微動押しネジ」は、駆動のため回していくとネジが本体に入り込んで移動していくため、モータードライブなどで
自動化する際に複雑な設計(?)が必要になる。よって、これまで自動化を避けていた。
下の画像はTen-10改の微動部分。押しネジを回していくことによってネジが押し込まれ、二枚目の板(上板)が「Vの字」に開いている様子です。
ネジの先には「袋ナット」を被せており、上板を滑らかに押すことが出来る。
しかし、過去の天文ガイドの自作記事を見ると、基本的な考え方は同じであるが多種様々な製作者オリジナルとも言える工夫がされており、この形式の星空撮影架台は、まだまだ高い可能性を秘めていると感じていた。何より衝撃的だったのは、避けることが出来ないと思っていた「タンジェントエラー」をアームの長さを一定にしてスクリューのある台ごと動くようにして追尾精度を向上させた記事を見てからである。(月刊天文ガイド2004年5月号自作記事)
また最近は、Picマイコンなどによりステッピングモーターを制御する事ができ、また安価になったようです。残念ながら、電気関係に弱い私はPicの事などまったく判らないのですが(笑)、折良く「
長崎の草野」氏が星空撮影架台用のモータードライブを作ろうとしていたことが発覚(彼も、デジ一眼に驚愕したらしい。;^^爆)、
「お互いの
得意分野を担当して合作しようではないか。」という話になったのである。
(2004年3月20日 記 さらに、
つづく。)