ついに、ボール盤で穴を空ける作業がやってきました。この作業で赤道儀の精度が左右されるかと思うと、本当にドキドキしますよ。(^^) 出来るだけ正確にケガキをし、出来るだけ正確にポンチを打った材料に
「命を吹き込む」作業です。(。。。。って、大げさかな(笑)(^^)
きちんとポンチも打ちましたから怖いことはありませんが、極軸用の穴とタンジェントスクリュー台の穴間が最も重要な穴空けです。ここを作業する前に他の場所を作業して、穴を空ける勘を取り戻してから上記2点を空けるとしましょうかね。(;^^)
穴を空けたら、ネジを切ります。ネジを切る道具は「タップ(雌ねじ用)」と言って、下穴(したあな)に垂直に立てて2/3回しては1/3戻しを繰り返してネジを作っていきます。もちろん、ネジを切らないで穴だけの箇所もありますよ。(^^)
ネジが出来たところです。このままでは材料の穴の出口に
「バリ」と言われる返りがあることもあって、手を切ったりもします。(ちょっと危ないです。;^^)ですから、次の図のようにちょっと大きめのドリルで
さらうと安全ですし見た目にも綺麗です。
さて、何カ所くらい穴を空けてネジを切ったんでしょう?
左画像の右の板、上のあたりの穴数が多いですが、これはカメラ雲台のバランスを取るために取付位置を変更したり極軸ファインダーを取り付けるためのものです。後から穴を空けたくなかったので考えられるだけの位置にたくさん空けておきました。
右の画像は、いろいろな部品の材料です。穴を空けた後はそれぞれの部材に切り出されます。どの部品がどのように切り出されて、どの位置に取り付けられるのかはお楽しみに。(^^)
もう一つ、これは今回の最重要部品。
「ムービングピース」です。(動く部品?ってこと?)300mmの長物から切り出した物で、今回は、
たったの20mmしか使用しません。(他の280mmは、また何かを作るときの材料として取っておきます。少ししか使わないのに丸々一本買うのって高価なんだぞぉ〜(ちょい泣))
この小さな部品にM6ネジ・ψ4.0mm・ψ8.0mmの穴加工がされています。
「118度と90度の組み合わせが素敵!」
ネジと部品のの取付けについてです。(^^)工具不足と素人加工が為せる技かも。(爆)
118度と90度って、何の角度か分かりますか?分かる方は機械工作に慣れていらっしゃる方でしょう。私ten.は、今回の工作での「本屋の立ち読み(爆)」で初めて知りました。90度ってのは皿ネジの頭の角度。118度はドリルの刃先の角度だそうです。取付箇所に、ネジ頭が埋め込まれてしまう皿ネジは見た目が綺麗なのですが、ドリルで「さらう」と角度が違います。本来、皿ネジを使用する箇所をさらうのは同じ角度を持った専用の工具でさらうのですが、私はその工具を持ちません。
しかし、今回のこの部品において、この角度の違いは 良い意味で作用することを想像しました。「角度を浅くさらった穴に、狭い角度の皿ネジの頭」の組み合わせは、ネジの根元で線接触(断面で見ると点接触ですね。)で支えることになり「より中心に取り付けること」ができそうです。なお、ネジ頭の根っこで支えると「適度な摩擦を与える」ことも出来そうですね。(さて、想像だけで
実際にはどうなんでしょうね。^^;)

ドリルの刃先と皿ネジの頭の角度の違い。 ドリルの穴に皿ネジを埋め込んだ所。
穴と皿ネジは一点で接触しています。

真ん中に皿ネジが埋め込まれます。
さあて、
次回の作業は切り出しを済ませた後に、部品の仕上げと仮組みです。
(おぉっ!ついに!^^)
この赤道儀の全体像がいよいよベールを脱ぐ日がやってきます。
(って、もったいぶるなよー。。。みんな、全体像は既に分かってるって。 ^^;)
さあ、あなたの想像したものを超えることが出来ていますでしょうか?(爆)