教育基本法改悪許すな! 憲法まもろう! 2・5東京集会

アピール

 

きょう、私たちは立場や考え、所属する団体の違いなどをこえ、教育基本法と憲法の改悪に反対しようと、この集会に集まりました。

 

集会では、教育現場からのたたかいはもちろん、教育にかかわるさまざまなたたかいが、さまざまな立場で取り組まれていることが、喜びや悲しみや怒りや笑いをもって報告されました。それらの一つひとつが貴重なものでした。

 

集会でのさまざまな報告や発言から、私たちは教育基本法の理念が実現されていないこと、いま大事なのはその実現であって「改正」などではないことをあらためて確認し、その大切さを確信しました。

 

与党の「教育基本法の改正に関する検討会」は、教育基本法「改正」を憲法「改正」と関連づけて議論するとの方針を打ち出しています。私たちは、教育基本法「改正」反対の声と憲法「改正」反対の声とを結びつけ、共鳴させることの重要性にも確信を持ちました。

 

「新しい歴史教科書をつくる会」の社会科教科書を子どもたちに押しつけようとする企みも重大です。私たちはきょうの集会で、憲法・教育基本法の「改正」と「つくる会」教科書問題が、同じ根から出た攻撃であることにも確信を持ちました。

 

教育基本法「改正」は今国会では見送りとの報道もなされていますが、確実にそう決まったわけでもなければ、まして教育基本法「改正」そのものの撤回を政府や与党が決めたわけでもありません。私たちは教育基本法「改正」反対の声をさらに広げなければなりません。しかし、もし今国会で「改正」が見送られるとすれば、それは私たちの強い憂慮と反対の声を、与党も考慮せざるをえなくなったことを示すものにほかならないのではないでしょうか。私たちがきょうの集会で得た最大の確信は、「教育基本法『改正』反対」の声をさらに広げるならば、法案の上程阻止はもちろん、「改正」の企みそのものを撤回させることも可能であることではなかったでしょうか。

 

石原都政は「東京から日本を変える」と、さまざまな悪政を進めてきました。それは教育にかかわる分野で特に顕著といえるでしょう。「日の丸」「君が代」の強制をはじめ、子どもたちの内心の自由を乱暴に踏みにじる暴挙には熱心でも、30人以下学級の実現では全国で一番後れていることに見られるように、「教育条件の整備」という、教育基本法が要請する教育行政の任務はまったく放棄しているといって過言ではありません。

 

石原都政が東京から日本を悪くしようというのならば、その企みを阻止することは、全国でたたかう仲間を励ますことになるでしょう。きょうの集会での確信をそれぞれの職場や地域に持ち帰り、教育基本法「改正」反対! 憲法「改正」反対! 「つくる会」教科書採択阻止! のたたかいを大きく広げようではありませんか。

 

200525

「教育基本法改悪をゆるすな! まもろう憲法! 25東京集会参加者一同