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雑談


顔がない街
ノルウェーに来た日本人旅行者が、「日本の駅には顔がないですね」
、とため息まじりに私に言ったことがあります。
つまり、日本の都市はどこに行っても「駅ビルがあり、駅前にはコンクリートの四角い建物が並んでいます」、と言います。
確かにヨーロッパは歴史を感じさせる駅があり、街並みは昔から変わりません。
それぞれ街のにおいと顔があります。
気にも留めなかったことを言われて、少し驚きました。
私は帰国のつど、北海道から九州まで列車で日本一周をします。
確かに日本のどの街に行っても駅前は似ています。
駅前の顔がなくなっています。

夏時間
3月の最終日曜日02:00に、時計の針を1時間進ませ夏時間にします。
その時は1時間損をしたように感じます。
夏時間は10月の最終日曜日03:00まで続き、その時は再び時間 を03:00が02:00に戻ります。
よくしたもので、 こんどは1時間得をしたように感じます。
ちゃんと帳尻が合うようになっています。
夏時間になると、日本との時差は8時間から7時間になります。
つまり、1年に2度も時間を合わせなくてはなりません。
これが意外と面倒です。
腕時計、応接間の時計だけならいいのですが、今は携帯電話から炊飯器までいたるところに時計が氾濫していて、思わず「ほっトケ」と叫びたくなります。

夏時間導入時には、当然反対もありました。
テレビのインタビューで、ある酪農家が「牛は時間が変わるつど、餌の時間が変わり、牛にとって迷惑なはなしです」と言っていました。
しかし、どうも取り越し苦労だったようで、未だに牛からは苦情がでていません。

水素エネルギーの将来
「随分むずかしそうなテーマだ」と思っている人が多いでしょうね。
2006年4月6日オスロ郊外のエネルギー研究所に行き、通訳をしてきました。
通訳は日本語の表現力と、そのテーマの知識が必要です。
ノルウェー語また英語を現地の人と同じように話せても、専門知識がなければ、それこそ話になりません。
通訳料は決して悪くないのですが、そのために資料などを根を詰めて読む時間とエネルギーを考えるといくらもらっても嬉しくも何ともありません。

さて、前置きが長くなりました。
ノルウェーは北海油田により、十分国家経済が潤っている国です。が、20〜30年後の枯渇する時を踏まえて、国家のプロジェクトとして水素エネルギーの研究をしているのを知り少しノルウェーを見直しました。

水素エネルギーの研究には次の3っの課題があります。
1.水素貯蔵のための物質。
2.水素分離のための幕(フイルター)
3.水素電子触媒の機能性物質。
現在、ノルウェーが取り組んでいるのは水素貯蔵のための物質です。
これがうまくいくと車のガソリンの代用になります。
ただまだ手探り状態で水素エネルギーの車を造っても、1、000万円近くするそうです。
少し専門的になり過ぎましたが、こんな小さい国がこれから来る将来のために頑張っているのはやはりすごいことです。

カナリア諸島とノルウェー人
カナリア諸島はオスロから飛行機で5時間30分。
アフリカ大陸から100km以上離れた大西洋にある7っの諸島で、緯度はモロッコの南とほぼ同じです。
全島の総人口は2005年で197万人です。

カナリア諸島とノルウェー人と何の関係があるのかと思う人が多いでしょう。
毎週、この諸島で8、000人のノルウェー人が休暇を過ごしています。
私もすでに5回も行きました。
ちょうど日本で言えばハワイのような感覚で ノルウェー人はカナリア諸島に行っています。
ノルウェー人には、とても外国という感じがしません。

カナリア諸島には、ほとんど毎日チャーター機が出ています。
1週間また2週間でホテル(バンガロー形式が多い)込みで約6万円前後です。
特に出発1、2日前ですと、投げ売りをやっていて25、000円前後で行くことができます。
私も何度か日本から来る知り合いに勧めたことがあります。

さて、そこに行くノルウェー人は何をするかというと、何もしません。
ただひたすら日光浴と海水浴をするだけです。
確かに寒いノルウェー人にとって、 真冬でもTシャツで過ごせる南の島は非常に魅力的です。

カナリア諸島のグランカナリア島には 年金生活者など、約5、000人のノルウェー人が定住して、さらにノルウェー人学校まであります。
ホテルの近くのスーパーにはノルウェーの新聞まで置いてあります。
ノルウェー人に限らず、他の北欧の国々、ドイツ、イギリス人が圧倒的に多くて、日本人は私だけです。
ホテルがあるリゾート地から、島の町に行かなければ、スペインとい感じが全くしません。
ノルウェー人の意外な休暇の過ごし方です。
(2007年12月記)

雪合戦
雪合戦の翻訳の仕事を頼まれて驚きました。
北海道で生まれ育った私には、雪合戦は子供の頃の遊びでした。
それが、2007年2月のノルディツク世界選手権札幌大会の競技放送の合間に、ノルウェー国営放送局(NRK)が市民の様子、札幌の街そして雪合戦をノルウェーに紹介していました。
最初、雪合戦は子供の遊びでしょう。「ウソ」だろう。
と言うのが私の偽らず感想でした。
ところが、翻訳をやっているうちに、考え込んでしまいました。

ノルウェー北東の北極圏の小さな町でバーレンス海に面しているヴァルドー(北緯70度23分)で町おこしの為に雪合戦をかなり真剣に計画しています。
どのくらい北かというと札幌は北緯43度しかありません。
この町は他の北ノルウェーの町と同様に過疎化に悩まされています。
ヴァルドーではここ10年間で人口が5、000人から2、300人に減っています。
そこで町の活性化のために、お祭りを兼ねた大がかりな雪合戦を計画しています。
というより、翻訳をした文面からは悲壮感がただよっていました。

2008年2月19日に一週間の予定で北海道の壮瞥町に6人の視察団がヴァルドーから行きます。
テレビチーム(スタッフ数は不明)も同行します。
同じ小さな町の壮瞥の雪合戦と町おこしの視察です。

参考までに、雪合戦とは、1987年にスポーツとして始まり、翌年1988年には公式ルールが決められています。
選手は7人、補欠2人、 監督1人です。
1チーム90個の雪球を使い40mX10mの雪上のコートに防護壁を使いながら、相手チームの旗を奪うか、雪球の直撃で相手チームを多く退場させた方が勝ちになります。
(2008年2月18日記)

つづく