北名古屋民主商工会の元気な「商工交流会」へおこしください
21世紀は中小業者の時代といわれています。大企業にはできない環境に配慮した製品、高齢者や障害者に役立つ製品、時代のニーズをとらえたサービス提供と、中小業者ならではの発想で中小業者の時代を切り開いています。
今年は、北名古屋市、清須市と西春日井郡の中小業者の知恵と経験を交流して、お互いに経営を学び合う場として、参加された一人一人がそれぞれ発展の方向を考えていこうという集いと考えています。
商売に関心のある方なら、どなたでも参加できます。実行委員会では多くの参加をお待ちしています。お問い合わせ、申し込みは民商事所まで。
自然エネルギーで仕事おこし あいち商工交流会分科会で
愛知商工交流会午後の分科会には、県内各地で取り組んでいる経営交流の活動が紹介され、大学教授らの助言をはさんで、熱心に討論しました。
第三分科会は、太陽光発電の事業を展開しているおひさま自然エネルギー鰍ェ保育園や事業所などの屋根を借りて、太陽光発電をしている事業が紹介されました。
つくる工房鰍フ廣田さんは、ベビーカーに太陽光パネルと充電器を取付け、屋外で草刈り機やテレビ、パソコン、電動のこなどの電源に利用できる製品を実物を持ってきて紹介しました。製品の定価は124,800円
津島民商の稲垣さんは、自宅屋根に取り付けた太陽光発電の実績をまとめた一年間のデータを紹介して、安心で必要量が安定して供給されたことと、公共の福祉に寄与できたことを紹介しました。 2012.11.26
今の時代にあった商売を 第15回愛知商工交流会
11月18日は一宮市で愛知商工交流会が開催されました。午前は「自然エネルギーの活用で、豊かな地域経済を」と題して自然エネルギー研究センターの大友詔雄さんが話しました。
大友さんは、「福島の原発事故で、原発は安全なエネルギーでなくなったこと。原発にかかる経費は、ほかのどの発電方法よりも高価であること」を示しました。大友さんは自然エネルギーに着目し、「北海道苫小牧市では、地域資源として残材を利用した木質バイオマスによる発電で、雇用創出を生み出していること。東三河の山村にある間伐材が田原市にあるビニールハウスの燃料となることで、化石燃料からの転換と地域内経済効果を生んでいること」を二時間にわたり話しました。
このほかにも、北海道足寄町では、木質バイオマス利用により10年間で140人の雇用を生み出したこと。ある温泉ホテルでは重油が燃料としていたのを、残材と枝を利用することで、地域外に流出していたお金は、地域内の林業関連業者て燃料店にまわることになったことなどを紹介しました。 2012.11.26
自治体施策と地域づくり あいち商工交流会分科会で
21日開催した愛知商工交流会午後の第四分科会には、県内各地で取り組んでいる経営交流の活動が紹介され、大学教授らの助言をはさんで、熱心に討論しました。
第三分科会は、蒲郡市で始まった、住宅リフォーム助成制度に申込みが集中していることが報告されました。
蒲郡市会議員ひえのさんは、「開始して二ヶ月で当初の予算に達しそうな状況です。市は二ヶ月で91件の申請を受け、市内の中小建設業者に1億5千万円の仕事が受注されました。業種は、建築、塗装、給排水の順で、中部電力がオール電化の工事は市の助成を利用してと宣伝しいるほど」と報告しました。この経済効果は抜群と参加者一同感嘆の声がわきました。 2010.12.06
今の時代にあった商売を 第14回愛知商工交流会
11月21日開催した愛知商工交流会で講演した井内尚樹名城大学準教授は、「中小業者にとって、かつてない仕事がない状況です。この実情をどのようにして、自治体に届けるのか。自社の独自技術が調査の中身になっていて、調査をした結果をデータベースにして、行政が政策の打ち出しをすることにつながります。中小業者のいいところを引き出して、情報として蓄積します。これを自治体に中小業者の独自技術を宣伝してもらうことができます。アンケートをつくるだけではだめです。まとめるだけでもだめです」などと二時間にわたり話しました。 2010.11.22
中小業者も参加してまちづくりを 全国商工交流研究集会分科会で
交流会での私の想いをお話しします。
京都、それだけで行って見たい。これが参加するきっかけでした。
前回の第15回全国商工交流研究集会は、静岡での開催に初めて出席しました。これで2回目になりますが、前回は東京のシャッター通りをどう活性化するか・・・・。プロの腕を活かそう、古い物をリフォームして使える様にする。若者がせつせつと訴えたのを覚えています。
分科会には私は少し難しかったけど「自治体施策」に出席しました。前回と比較すると継続性はあると思います。前回は一人の若者が立ち上がったのですが、今回は自治体を動かし我々の地域の優れた物を育成し生き延びよう“カジノ経済から育てあう経済へ”大企業頼りではいずれ崩壊すると報告していました。
吹田市では進行条例を制定して施策を進めるために、協議会に民商会員も参加していると報告していました。岩手県一関市では、昨年9月に産業振興基本条例が決まり、八王子市では中小事業所に雇用維持奨励金がつくられ、会員も利用していると報告していました。
全事業所の90%以上が零細業者という実態を調べ、行政に把握して貰い、中小業者、労働者、商店主全員が一体化する、それが大切だと私は感じました。 三島ナルミ
地方財政は住民が守れ 商売人はもっと勉強して
12日は全国商工交流会報告会が民商事務所で開かれ、それぞれが出席した分科会の様子が話されました。
「地方分権と地方税財政」に出席した伊藤さんは、「金沢大学教授や京都府職員らが、市町村の財政がしだいに苦しくなってきていることを報告しました。歳出削減と強権的な税の徴収が住民におそいかかっています。
県税や市税の取立が強引になってきている実態も報告されました。 大阪府や宮崎県の知事が地方分権と主張していますが、国がやっていることを地方に任せろというものの、住民のためにどれだけ金を使うかが、きちんと行政にすわっていないと、権限が地方に変わっても住民の福祉や医療がよくなるとは限らない。知事がいいことを言っていると感心している場合ではない。住民の運動が大切」と話しました。
環境エコロジーは夢いっぱい 時代はどんどんかわっていく
「環境エコロジーとリサイクル」分科会に出席した棚瀬局長は、「京都大学の諸冨教授は、自動車産業は環境を背景に転換期にはいっている。化石燃料で走る自動車部品が3,000点だったのが、蓄電池自動車になると1,000点に減ってしまう。太陽光発電の余剰電力買い取り制度は、紆余曲しながらも期待が大きい。充電できるリチウムイオン電池とニッケル水素電池の生産は急速な伸びを示しているなど、環境に対する新しい技術としてのビジネスが切り離せなくなったと報告しました。
京都の民商会員は、日産マーチのエンジンを改良して、電気モーターとCVTの組み合わせで走ることに成功したことに関心が集まりました。また出席した人は、ソーラーパネルの需要が広がっているが、京セラ製品を使うには、30万円以上の登録料を支払わないと仕入ができない。このほか訪問販売やメンテナンスでトラブルが起きていると発言しました。長野の民商会員は、カラ松を燃料にした薪ストーブを開発して化石燃料によらない暖房をめざしたと報告し、
ビルの屋上を緑化する際、芝生がコスト高になるので、他の植物で代用することによって、低価格化が実現したと浜松の会員が話しました。
このほかにも、さまざまなビジネスが報告され、出席した人の関心を呼びました。夢がいっぱいでわくわくする分科会だった」と話しました。
変えなければ変わらない 全国商工交流会特別報告
商工交流研究会一日目に講演した京都府大山崎町長の真鍋宗平さんは次のように話しました。
ここは、えごま油や天王山の合戦で有名な地です。町議会は16議席のうち共産党が六人を占めています。私は力強い与党に支えられています。
2006年に町長選挙が行われ、破綻した町財政が争点になって私が当選しました。
私は町財政再建をかかげ、これを実現するには町民と共に「変えなければ変わらない」と住民に呼びかけ、市職員と一つのテーブルで話し合うワークショップを始めました。
京都はなによりも「やさしい」ことが原点と思っています。中学校の全面移転や介護保険料も値下げでき、府下で一番高い水道料金値下げも実現めざしています。町の近郊には、サントリーの山崎蒸溜所とアサヒビール京都工場があり一年を通じて多くの見学者でにぎわっています。どうぞ大山崎町においで下さい。 2009.11.16
中小業者は元気 新時代を切り拓く 京都市で全国商工交流会
10月31から三日間の日程で、秋香る京都市内を会場に全国商工交流会が開かれ、北名古屋民商から4名が参加しました。
一日目に講演した岡田知弘京都大学教授は、いまの日本経済を見通し、地域経済をつくる最大の主体が中小業者とした上で、「もうけ第一主義から、人間性を回復し地球環境と共存できる地域づくりが求められる時代になりつつあります。構造改革から転換していくことが不可欠です。それぞれの地域をよく分析して人間の尊厳が保障されるような社会にする。地域の宝物を客観的に科学的に発見すること、自治体の金の使い方、地域金融機関の金の使い方を研究すること。そして地域住民主権をつくってください」と話しました。
このあと、京都府北山崎町長真鍋宗平さんと全国畳産業振興会会長神辺栄一さんが特別報告しました。
二日目は分科会での討論になり、経済危機の中で、奮闘している仲間が自らのビジネスを話し、討論しました。 2009.11.09
オークマ下請け業者の皆さんへ 28日に全県対策会議開きます
自動車部品向けをはじめとする工作機械の受注で低迷しているオークマは、内製化と週3日生産で乗り切っています。このため下請け業者の中には、全く仕事が来なくなった状況さえ出ています。経済が今後も長期に低迷を続けると、下請け鉄工業者は廃業に追い込まれます。
民商・愛商連では、日本経済の回復が見えて来ないなか、下請け関連業者に集まってもらい、実態と要求を話し合います。
読者の皆さんのなかで、下請け関連業者に呼びかけ、是非誘い合って対策会議に参加しましょう。参加を希望される方は、最近の受注状況がわかるものをお持ちください。詳しくは最寄りの役員または事務所までお問い合わせください。
日時 10月28日(水)夜7時〜
愛商連会議室、金山総合駅から徒歩で7分 2009.11.02
経営危機をはねかえそう 相談要求カードを集めます 4月理事会で
4月理事会は、多くの業者が仕事が激減して生活費も出てこない深刻な状況が続いていることから、経営危機のなかで「何をしたらよいか、緊急対策を皆で考えよう」と話し合いました。
「この経済不況、早く回復してほしい」と願うものの、いずれよくなるという保障は何一つありません。半年先、一年先も商売を続けていくために、今われわれで何ができるか話し合ったところ、仕事のこと、取引先、税金滞納、資金繰りなど、具体的に現状を出し合って、必要なことはすぐに行動しようと話し合いました。「こんなことをしてもむだ。こんなことしても、どうせできないに決まっている」とは考えずに、知恵を出しましょう。
現状を集約しています。要求相談カードが届きましたら、最寄りの役員まで出してください。
北名古屋民商会長 橋本浩明
2009.04.20
金融危機 消費低迷でもがんばる 民商の商売を語る会[16]
今回の商売を語る会は昨年愛商連が開催した、商工交流会の報告会を兼ねて、この交流会から何を学ぶかを話し合いました。
出席した人から「営業方針をきちんと据えて商売をやっている人がいます。大きな目標や目立つようなことはしていませんが、お客さんから信頼できる店、信頼できる人になっています」と、また「午前の講演でいろいろな商売の工夫を話してくれたので、自分の責任を改めて感じました。利益をどうつくっていくか計算式を話されましたが、下請け工事をしていると単価が自分の希望と合わないので、どうしようもないことがある」と、また「10年前にできた金融安定化特別保証のときと今回の緊急融資では様相がちがう、銀行が貸さないと決めれば貸さない。銀行の判断が優先しているのでは」などと意見が出ました。
とにかく人の話をよく聞く事が・・・・ 愛知商工交流会第五分科会で
石田先生のお話は、これから起業を考えている人達に本当に聞かせてあげたいと思った内容でした。
これからはどんな仕事がいいか。仕事を始める前に市場調査。どんな年代の人が住んでいて、どんな職種が求められるか。リーダーに必要なのは、経験・勘・度胸にプラスすばやい決断力。口が1に対して耳は2の割合で、とにかく人の話をよく聞く事。あたりまえを普通にやる大切さが信頼につながっていく事。これから適した事業に、墓石・各種サプリメントとの事で、先生は「墓にしか見えないから、自分の所の墓石は『の墓』なしに苗字だけにした」と言われた。爆笑。
それにセサミンを飲んでいると言われたので、私もそのパワーを少しでも頂きたく、飲み始めています。
分科会は女性経営者に出ました。我が民商の園芸の広田さんの発言。1軒が庭をきれいにするとまわりの庭もきれいになっていく。見られる心理から、町の防犯につながっていく。たしかに。
美容師さんのお話は、大成功はしないが失敗もなければやっていける。自分とお客さんと回りの人によいという方法でやっていく、女性ならではのやさしさを感じました。 2008.12.10
福田里美
自分の人柄を磨くこと 信頼されてこそ 量販店なんのその〜商売を語る会[15]
小さい頃、母に「電気屋さんになる」といったのがきっかけで、大須で電気店を始めました、と語るのは北名古屋市久地野で家電販売店を営業している船橋さんです。
開業してよかったのは一時(いっとき)だけ、大型家電店の進出で町の家電屋は先が見えてきました。しかし私は考えました。電気屋がテレビを売るのはあたりまえ、エアコンを売れない電気屋はだめと自信を持って断言します。私はエアコン工事はきちんと取り付けるので、工事の後も必ず「別の部屋にも取り付けて」とお客から頼まれます。きちんと仕事をすれば、次にも声がかかるからです。
私は、お客さんから電話がかかってきたらどこにいても必ず出ることにしています。元旦以外は休みの日でも出ます。屋根の上で工事をしていても携帯電話に転送しているから出ます。そして電話がかかってくるとすぐに出かけるようにしています。回数行かないとだめ。お得意さんでも、どんなお客さんもしょっちゅう行くことにしています。チラシも出さず、名刺は余りだしていません。いかにも来たぞということをしてはいけません。
「具合がよくない」と電話が入ると、貸し出し用の製品を持って走ります。洗濯機はまず売れます。
自分の人柄を磨くことが大事。お客さんから信頼されてこそ、買ってもらうことができます。
商売で取り組んでいること 今からの構想
愛知商工交流会で学びました
愛知商工交流会午後の分科会で、愛知学校で学んだ他の2名の方と共に10分間発表する機会を頂きました。
商売で取り組んでいる事、今からの構想や悩みなども述べさせて頂き、芳野先生からアドバイスも頂きとても貴重な経験でした。
また、討論会の際には二代目に世代を継いだ鉄工所や不景気の煽りを受けて苦戦する割烹料理屋さん。広告宣伝費の削減により注文が激減している手作り提灯屋さんの苦労話など経験談や悩みなど、永年商売されておられる諸先輩方からの活発な意見の後も、『どこも大変なんだな・・・』と終わる事無く芳野先生からのアドバイスとして販路拡大方法や、商品造りのヒントなど幅広い意見も頂戴して他業種の方にとってもとても勉強になったのではないかと思います。
ただ、私がとても残念に感じたのは30代40代世代が思ったよりも少なく感じました。他業種の方々の話や現場を見て勉強されておられる教授や、コンサルタントの先生方のアドバイスや世の中の流れや動行と、今後の対策を教えて頂くという、こういう機会に参加されれば商売に役立つ事が満載だからです。
起業して約三年目になる私にとっては、民商のイベントに参加する度にいつも自分自身視野の狭さに痛感させられます。これを読まれた方の中で、次回ちょっと覗いてみようかな?と思われる方が一人でも増える事を願うばかりです。 広田純子 2008.12.01
波瀾万丈 商売に生きてきて 民商の商売を語る会[14]
9日は春日井市でラーメン店を経営している林さんが商売を語りました。
実家が飲食店でしたから、お客が店に来ると「ママ」と言うのを聞いていて、いずれ自分で店を持とうと夢を描いていました。私が今池に初めて店を持ったのは28才でした。スナックの開業資金は友人から借りたり、交通事故の保険金までつぎ込み、大家さんには権利金・保証金を分割払いにしてもらいましたがそれでも足りませんでした。開店前の日には腕時計を質入れしてようやく仕入れができました。はじめて手にした開店初日の売上金を何度も数えたことを今でも覚えています。
店が好調だったので、7ヶ月後には黒川に喫茶スナックの店を出しました。しかし直後、今池の店は火災に遭い、並びの店は全焼になりました。うちの店だけは全焼を免れ、3日後にはどうにか再開に漕ぎ着けました。黒川の店は3年後には閉め、新栄に料理店を出して好調にいっていたところ板前さんが病気入院になったところで店を閉めることになりました。
景気後退から今池の店は潮時とあきらめ、春日井市内でラーメン店を出して現在に至っています。
この間、税務調査に遭遇し法外な税金を迫られたときもあり、連帯保証人になって日栄から一括支払いを請求されたりもしましたが、すべて払ってきました。商売は浮き沈みがありますから、"おれはついていると毎朝自分に言い聞かせている"と林さんは話しています。お客さんは大事にしていないといけません。これが私の信条です、と話しました。
いま人気のフリークライムがおもしろい
民商の商売を語る会[13]
凹凸のある壁一面にちりばめられた色とりどりのホールドが、このスポーツの楽しさを際だたせています。
今回は北区でクライムジムを経営している谷口さんが商売を語りました。学生時代から山登りを楽しんでいた谷口さんは、6年前に念願のクライムジム開業にこぎつけました。クライムジムは全国的に増えており、名古屋市内には、ここも含めてジムが4軒あるといいます。谷口さんは「岩登りの練習場ではなく、ここで岩登りを楽しむスポーツになってきている」と話します。開店時間は、平日は午後1時から、土日と祝日は朝11時からですが、一人でできるスポーツということもあって、開店前に来店され、もくもくと一人で楽しんでいる人もあれば、同じ時間帯どおしで知り合いになってクライム談義に花を咲かせています。
谷口さんは初心者にも丁寧に指導しています。ホールドを交換したり岩盤ボードを取り替えたりして、いつも新しいルート表を更新するのも大事な仕事です。
谷口さんは「お客さんは、人によっては30分から1時間ぐらい楽しんだ後、各自休憩してしばらくすると再び登り始めます。自分でルートをつくっていくのが魅力です。ここに来ることが何よりも有意義に過ごす時間だからです」と話していました。
北区でクライムジムキューブを経営する谷口さん
北区丸新町304 052-902-4580 クライミングボックス キューブ
自分の商売をみつめるキャッチコピー
ビジネススクール第2回
ビジネススクールin AICHIが4月20日に開校しました。テーマは「自分の商売をみつめるキャッチコピーづくり」で、講義とワークショップで授業をすすめています。「学校」ということで皆さん最初は緊張しているようにみえましたが、午後からのワークショップでは緊張感もほぐれ、自由に意見を出し合っていました。さすが現役大学教授といったとこうろでしょうか。
私がちょっと気に入ったのは、資料を皆で読み合わせる時の読み方。「ワンセンテンス読み」というらしいのですが、一人が読むのは「。」から「。」まで、「。」まで読んだら次ぎの人、また次ぎの人と、順番に読んでいきます、40人ほどで読んでますが、すぐに自分の番が回ってくるので気の抜けない読み方です。
北名古屋民商では、理事会の新聞の読み合わせの時にやってみたのですが、評判もよく楽しい読み合わせが出来ました。皆さんも1度試してみてはいかがでしょうか。 話がそれましたがビジネススクールでは、参加者全員が楽しく授業を受けています。3回目からの参加も受け付けていますので、興味のある方は民商事務所へ申し込んで下さい、2回目までの資料とビデオ撮影したDVDが送られて来ますので授業に遅れずに参加できます。
2008.05.26 橋本 浩明
いつまでも かばんをつくり続けて 民商の商売を語る会[12]
今月の語る会は、鞄をつくって30年になる太田さんの登場です。太田さんは次のように話しました。
尾張部には鞄業者が多くいます。父は西区のかばん業者で修行してかばんの製造を始めましたが、わたしは陶器づくりをめざしました。でもすぐに親方が亡くなったので父親の仕事を引き継ぐことにしました。当時は革のトランクをつくっていましたが、縫ったりのり付けしたり手間がかかり仕上げは大変苦労したことを覚えています。販売には関わらず仕事に専念していたので、問屋の注文どおりの製品をつくっていたのが長く続きました。
それでも、合成皮革が出始めた頃はショルダーバッグなどを手がけました。
製造はすべて一人で行ってきたので自信がありました。ランドセルは小学校入学から卒業まで使えるものとして喜ばれましたが。いまは製造していません。幼稚園のかばんが中心です。自分で開発したテニスのラケットバッグをつくったときは、
科学技術庁長官賞をもらいま
した。この賞をもらったこと
がきっかけで、複雑な構造を
したバッグやかばんの注文が
舞い込んできて、悲鳴を上げ
ていた時期もありました。
太田さんは健康でいるうち
は何才になっても、鞄を作り
続けると話しました。お店で
は革製品の修理も行っていま
す。
これからはクリーニング店の時代 民商の商売を語る会[11]
今月23日開いた商売を語る会は、北名古屋市でクリーニング店を経営している浅野さんの登場です。浅野さんは次のように話しました。
バブル崩壊からしばらくしてクリーニング店の減少傾向が続いています。取次店も同じです。20年前に乱立した取次店は今や影がありません。この業界は後継者がほとんどいないからです。しかしこれからはクリーニング店の時代がくると思います。しばらくのがまんだと考えています。
当時は長男以外は丁稚奉公から鍛えられて、末はお袋を泣かすことのないよう一家を支えていくのだと教えられ54年の間苦労してきました。苦しいことを耐えて育ってきました。暮らしを変えないといけない。わたしの信念は政治が変われば必ず暮らしが変わると考えています。ですから政治を変えるために微力ながらがんばっているつもりです。
よく他店で仕上げたものが汚れが落ちていなかったといって、私の店に持ち込んでくる方がいます。そんな時私は言います。私は職人です。人の手の入った仕事を私がやるわけにいかない。自分の仕事は責任をもってやりますと、アイロンのかけ方も勉強になりました。
明るく張りのある声で1時間15分の熱弁でした。 2008.06.22
なくなりそうでなくならない大事な仕事 民商の商売を語る会[10]
今回は北名古屋市で樹脂加工をしている酒井さんです。 つくっているのは自動車部品の検査治具です。酒井さんは、シートベルトの留め具のカバーを検査する治具を持ってきて説明されました。小さいながら四角のずっしり重い板できており、ネジや小さな部品がくっついています。ここに製品を載せて検査するというのです。
発注先からは、部品が持ち込まれるだけで、設計図も見本もありません。酒井さんは、自分で設計図を起こして、治具を製作しています。誤差を示す範囲を数値で治具に書き込みます。酒井さんは「工場にとって、製品の保証書が無い代わりに、治具による検査をしていることで部品の精度を保証しています」と話しています。また、「製造技術が高くなれば、このような検査治具は必要なくなるのでは」との質問には、「なくなりそうでなくならないのがこの仕事だと思います。いくら精度が高くなっても、検査を外(はず)すわけにはいかない。精度についていつも打合せをすることが、この仕事には必要なこと」といいきりました。
この仕事をする人は国内にしかいないので、最近では製造工場が海外に移転したので、現地工場で使う治具もつくっています。酒井さんが気にしているのは環境問題です。「プラスチックを削った後に出るゴミは使い道がなく、ゴミにしかならないのが無駄です」と話していました。
ダイエットにも糖尿病にもよし 北名古屋民商商売を語る会[9]
今回は民商に最も近い場所にある五十嵐商店さんです。
民商の南斜め前で、こんにゃく・ところてんを作り続けて40年のお店です。
学校給食、病院、豆腐屋さんに卸すほか、店頭販売もやっています。材料は国産にこだわり、ずっと群馬県からこんにゃくいもと粉を仕入れていますが、一年間に原料が倍以上に値上がり、大変との事。それでも安心で美味しいこんにゃくを作るのに日々汗を流しています。
昨年の夏はところてんブームで、夜中も作り続けて体重が激減したとか。すぐにできるかと思えば、天草と水をまぜて煮たり、こしたり、3時間以上かけ、それからさまし、常温で冷まさないと膜がはるため、夏は朝つくってもできあがるのに夜までかかるとか。
他にさしみこんにゃくは五十嵐商店の人気商品です。ゆず、唐辛子、大葉、青のりの4種類あり、もっちり、しっとり、とてもおいしと評判です。
ダイエットにも糖尿病にも良し、おまけに血圧も下げてくれる健康食品、女性には大人気。
安いこんにゃくは水分が多いそうですから、気をつけましょう・・・と。
美味しいこんにゃくは五十嵐商店へ。
師勝支部 福田里美
テラリウムにお客さんが大満足 水草と苔の育成に・・・ 語る会[8]
今月の商売を語る会[8]は清州市で熱帯魚とリサイクル店を経営しているパラダイスの亀岡さんの登場です。
衣類は婦人服を主に扱っていますが、商品の出荷業務を請け負っている関係から、B品といわれる新品の商品を破格値段で売っています。なぜ安いかという秘密はここにあります。
いま売り出し中はテラリウムです。水槽に魚がいない水草がはいっただけのテラリウムも人気があります。水草には酸素ではなく二酸化炭素を与えて光合成をうながします。また、水中の草を水上で育てたり、逆に苔を水に沈めたりして栽培しています。これはウォーターフェザーと呼ばれ、人気が集まっています。
最近はネット販売に力を入れています。ガラス製品のため多くは運送業者が取り扱わないのが一般ですが、工夫して全国に発送することができるようになりました。なかには水槽に魚を入れるのではなく、エビを泳がせて楽しんでいるお客さんもいます。三重県や神戸市からも目当ての水草を求めて来ていただいています。
何がつらかったかといって、平成12年に清須に店をオープンしましたが、三ヶ月後に東海豪雨の被害を受け、水槽の下にある機械類がすべてだめになりました。しかし今は草と苔を研究して育てる毎日が続いています、と亀岡さんは締めくくりました。90分があっという間に終わりました。
広田さんなら安心して任せられるから
北名古屋民商の商売を語る会[7]
12月の北名古屋民商商売を語る会は、造園を主な仕事にしている広田さんが次のように語りました。
私の仕事は、樹木のことをはじめ、エクステリア・外構、ウッドデッキなど、造園の設計と工事をしています。
仕事を始めた直後は、工事が完成しても見回りに行くことができなかったため、お客さんから「忙しそうだったので、他の業者に頼んだ」と言われたことがあったので、以来、工事が完成した後、必ずアフターサービスを心がけています。いま仕事を受注できるのは100%がお客さんの紹介です。「広田さんなら安心して任せられるから」という一言で仕事が決まるので、やりがいがあります。
いま考えているのは、これからは屋上緑化に力を入れようと考えています。中部地方はまだ定着していないが、先取りして提案していきたいと考えています。
出張セミナーも考えています。庭をきれいにしようと考えている人は多いのですが、具体的にどこから手をつけていいのかわからない方もあります。お客さんの庭をつかって、お庭の相談ができて低額料金で設定できるよう提供する計画です。
北名古屋市内をみても、手の入っていない庭がめだちます。地元でもこれからは営業を積極的に行おうと考えています。
家族葬っていいわ
商売を語る会[6]で犬飼さん
11月の北名古屋民商商売を語る会は「もしものとき」について、中部葬具さんのお話を聞きました。こんなくらい用意しておけばいいんだ、という安心感を得ました。そして家族のいる人、いない人にかかわらず、一筆きちんと書いておくこと。「私にもしものことがあった時、こうしてください」ということを。
日頃から家族に話をしていても、いざというときに親戚等がいるのでかえって家族が困るとのこと。「写真も用意してある」という人も、「そこまで考えているんだ」と私はびっくりしました。簡単だからと大きな施設の会館でやる人が増えているが、実際払ってみるとあまりの高さにびっくり、なんてことをよく聞いていたけど、やっぱりという感じでした。「若い女性だったんでびっくり」という声もありました。「世界で一つ、あなた様だけの、オリジナル家族葬」の提案チラシをいただいたとき、「ああこれがいいわ」「わたしも」とあつこちで声が上がりました。はっぱり"見栄"や"体裁"ではない葬儀がいいなあと実感しました。 2007.12.10
宮崎喜美子
商売を語る会[5]で全国商工交流会報告会
今回は、先月静岡市で開かれた第15回中小商工業全国交流・研究集会の報告会を行いました。北名古屋民商から5名が参加しましたので、その参加した方から、パネルディスカッションと基礎講座、分科会での様子を中心に報告しました。
報告の中では、「自治体職員が実態調査をして行政を動かしている東大阪市の例」、お客の消費動向を分析するために大学の先生と共同して取り組んでいる京都市の例」「イタリアに出かけて勉強した後、現地で展示会を開くまでになった例」「製材して46年経った材木を使い、輸入して取り寄せたニスでギターをつくっている愛知県津島市の例」などが、次々と報告されました。参加した人は一様に 「自分の商売を見直した」「いままで気がつかなかったことがわかった」「次回も必ず行きたい」と感想を述べていました。 2007.11.05
ビジネススクールin AICHI
発展する商売をつくる
厳しい経営環境の中で必死にがんばる中小業者・・・、経営力を身につけたい、ネットワークを広げたい、そんな要望にこたえる、商売の明日へ新たな一歩を踏み出せる学校です。 愛商連が主催するビジネススクールinAICHIは来年4月から毎月一回日曜日に学校を開きます。全6回で一回ごとカリキュラムに沿ってすすめます。
費用は、全6回研究誌と弁当付きで18,000円の予定です。募集定員があります。
ただいま学校では、アンケートに協力できる人を募集しています。簡単なアンケートに答えて、日頃学びたいと思っていることなどを聞かせてください。皆さんの意見で学校をつくっていきます。
2007.11.26
老若男女が集まり、町に遊びが
商店街を活性化した青年
第15回全国交流会に出席させて頂きました。感動することは沢山ありましたが、特別報告の中で東京の松本哉さんの”素人の乱”というレポートに学ばせて頂きました。
賑やかだった高円寺の商店街は、シャッター通りと化している淋しいかぎり・・・!!。なんとか昔のような商店街にとの思いで、リサイクル店を立ち上げました。
古い物を安く買い、修理して欲しい人に売る、これでもかという位くだらない物を店頭に並べ、無機質化している町と対決しています。最初は案の定「うおお!これはくだらない」と老若男女が集まり、町に遊びが広がって行きます。その一角だけが妙に明るくなって来ました。
使い捨ての時代は過ぎ、今本当の技術者が残れる時代になって来たと思います。自転車、家具、電気屋、畳、リサイクルして・・・真の技術屋の隣の叔父さん、叔母さんが集まるようになり、高円寺の一角が、活気づいて来ました。
今やゴミこそが金。馬鹿気ている若者が、真剣にこれからの日本を考えそして行動に移しているんだなぁ、決して流暢なスピーチではなかったけど、彼の必死さがとても通ってきて私は嬉しくなりました。
修理して、物を大切に扱う人が増えれば修理代も安くなり、ゴミも減り一石二鳥。これから私達が取り組まないといけない課題だと思う。
上京の折は是非高円寺へ立ち寄ってと言った彼の言葉にそぐいたい。 2007.10.22
三島ナルミ
こんなものをつくってみては
北名古屋民商の商売を語る会
皆さんこんにちは、経営対策部会から9月の「商売を語る会第4回」を報告します。今回は副会長の中山さんにお願いしました。
中山さんは師勝支部の会員さんですが、清須市でプレス加工の仕事をしています。プレス加工というのは、プレスの機械に抜き型や曲げ型をセットして、薄い金属板を形状に抜いたり曲げたり、ネジを溶接したりして製品にするそうです。型は支給されますが単価は20年前と比べほんのわずか上がっただけで厳しい業界です。以前にイニシャル入りのペンダントを作りましたが、販路開拓が難しく量産体制まで行きませんでしたと説明されました。しかし参加したメンバーから「こんな物を作ってみては」等の意見もだされ、商売を語る会としては、よい方向に進んでいると思いました。今後も続けていく予定ですので「参加したい」とか「私の商売も皆に知ってほしい」と思う方は、事務所まで連絡して下さい。なるべく多くの会員さんで商売や、もの作りについて話し合いたいと思っています。 2007.10.22
橋本浩明
地域から発信しよう、中小商工業の輝きを
皆さんの経験や知恵を学び
二日目は分科会であり、わたくしは異業種交流会に参加しました。40人ほどの参加で、橋本会長ととなりに座り一緒に参加しました。はじめに、商品を開発し売り込むためのノウハウなど、企業などにアドバイスやサポートする方の話がありました。ものを開発して、またそれをどのように売り込むのか、その戦略が語られました。わたしにとってちょっとむずかしい内容でした。しかし、その後の、参加者の全国各地のさまざまな業種の方の、今とりくんでいることの報告や質問がよせられ、具体的で興味深いものでありました。わたしは、今後新たに脱サラした友達と廃油などをあつめて、ディーゼルエンジンの燃料をつくる会社をたちあげる準備をしていたので、そのことを発言しアドバイスをいただこうと思いましたが、残念ながら躊躇してしまいできませんでした。こんなふうでは、いけないと思います。何事も積極的にならないと、反省するところであります。
起業にあたり不安も当然あります。是非起業家として先輩の民商の全国の皆さんの経験や知恵を学びたいと思います。そのようにしてこの仕事が順調にゆき、世界的問題である地球の温暖化問題を解決のため、二酸化炭素の削減に少しでも寄与でき、かつ自分が生活していければと思います。
最後に、「ふみ出そう、憲法を力に。地域から発信しょう、中小商工業の輝きを」を合い言葉にみんなとともに頑張ろうと思います。 2007.10.09
清須支部 伊藤立洋
憲法にもとずき、業者や国民の権利を
中小商工業全国交流会・研究会に参加して
サラリーマンや準公務員をへて、自営業を基本にアルバイトも行いここ一年半やってきました。民商とは、一年ほど前に準会員から正会員になり、今年のはじめに役員になり、今回全国交流会に参加させていただきました。
一日目は、基調講演の大学教授の講演と兵庫県の共産党党員町長の話でした。嶋田正義福崎町長は、職員の資質向上のための教育方針がそれぞれの職員の専門性・哲学・歴史を勉強するようにしている。またそれをみずからも実行しているところが、驚きまたうらやましくも思いました。自営業といえども、憲法や国の政治と変化する法律、経済状況、世界の政治・経済がときに影響します。だから、それらをとらえて、基本的に大切なことは、世界に誇れる日本の平和憲法を、守り生かすようにすることが重要。そのために、民商の会員のひとりとして、どのように商いや運動をして生きていかねばならないのかと、あらためて思いました。
講演と報告のあと、パネルジスカッションの基礎講座は、わたくしは新会社法について講座をうけました。この新しい会社法は、今回のように大きく改定されたのは、初めてのようです。全体的に法律のはなしですから、難しいでした。新会社法は、改定され実行して一年もたたず、専門家のかたも講座参加の疑問や質問に、明確に答えられない事態にある項目もありました。ここでも大事なことは、憲法にもとずき、業者や国民の権利を守るために、非民主的や不利益をこうむる恐れある内容もあるようなので、そのようにならないよう、まずはしっかり学習しなければならないと思いました。 2007.10.09
地域から発信しよう、中小商工業の輝きを
皆さんの経験や知恵を学び
二日目は分科会であり、わたくしは異業種交流会に参加しました。40人ほどの参加で、橋本会長ととなりに座り一緒に参加しました。はじめに、商品を開発し売り込むためのノウハウなど、企業などにアドバイスやサポートする方の話がありました。ものを開発して、またそれをどのように売り込むのか、その戦略が語られました。わたしにとってちょっとむずかしい内容でした。しかし、その後の、参加者の全国各地のさまざまな業種の方の、今とりくんでいることの報告や質問がよせられ、具体的で興味深いものでありました。わたしは、今後新たに脱サラした友達と廃油などをあつめて、ディーゼルエンジンの燃料をつくる会社をたちあげる準備をしていたので、そのことを発言しアドバイスをいただこうと思いましたが、残念ながら躊躇してしまいできませんでした。こんなふうでは、いけないと思います。何事も積極的にならないと、反省するところであります。
起業にあたり不安も当然あります。是非起業家として先輩の民商の全国の皆さんの経験や知恵を学びたいと思います。そのようにしてこの仕事が順調にゆき、世界的問題である地球の温暖化問題を解決のため、二酸化炭素の削減に少しでも寄与でき、かつ自分が生活していければと思います。
最後に、「ふみ出そう、憲法を力に。地域から発信しょう、中小商工業の輝きを」を合い言葉にみんなとともに頑張ろうと思います。 2007.10.09
清須支部 伊藤立洋
モノづくりから価値づくり
西陣のブランド化
こんにちは、今回は橋本が、第15回中小商工業全国交流・研究集会の報告させていただきます。まず1日めのパネルディスカッションには、「極める」-技術・商売 に参加し、3人のパネラーの話を聞きました。
まず最初は、京都の(西陣を考える会)の三好啓之さんからの報告で、京都の伝統産業を残すための取り組みについての話を聞きました。
京都といえば西陣織ですが、この西陣織の素材と技術をいかしたバック、小物類の製作や染料調合の技術を用いた壁紙、カーテン、クッションなどインテリア用品で「西陣のブランド化」による他の商品との差別化に取り組んで来たと話されました。ただ商品を作るだけでなく、如何にして価値のある商品を作るか「モノづくりから価値づくり」が大切だと思いました。 2007.10.09
こだわりぬいた逸品
つぎは、愛知県津島民商の一柳邦彦さんです。一柳さんの仕事はギター製造です。楽器の世界では、名器というものがあり、バイオリンではストラディバリ、ピアノではスタインウェイだそうですが、一柳さんのギターもまさに名器だと思いました。 ギター作りは木が一番大切で、最低15年自然乾燥させた木材を使うらしいです。大手メーカーでは人工的に乾燥させた木材を使うそうですが、一柳さんのところでは、製材してから46年経った材木を使い、部品ひとつひとつ丁寧に仕上げているそうです、また表面に塗る塗料(ニス?)も、自分のギターに適したものを海外から取り寄せて使用する等、こだわりぬいた逸品と言えるでしょう。その音色を会場で聞かせていただきました。かなり広い会場でしたがマイクもなしで隅々まで響きわたる、澄み切った音色でした。この一柳さんのギター、1本150万円するそうですが、国内外の有名な演奏家から注文が来ているそうです。この一柳さんのギターもまた「こだわりの価値づくり」ではないでしょうか。 2007.10.09
商品開発は信頼できる仲間に取扱説明書は大事
最後はR&Dスペシャリストの渡辺吉明さんの報告です。R&Dスペシャリストって何?と思われる方のために、自己紹介も含めた渡辺さんの資料を別紙に添付しますので、そちらをご覧下さい。渡辺さんは、この他に日本テクニカルデザイナーズネットワーク協会理事長や高島屋の相談役も勤めている方で、商品企画から製品化までの流れを説明していただきました。
まずは企画ですが、この時に信頼できる第三者への相談が重要です。売れるか売れないか、どうしたら売れるか等、市場に詳しい人に相談し、これならいけると確信出来てから次のステップに進んで下さい、相談する人が無ければ、いつでも私(日本テクニカルデザイナーズネットワーク協会)に連絡して下さい。商品開発の相談ならいつでも受け付けています。と言ってました。
次は開発会議(基本スペックの設定、自社内依存度の確認、販売市場と経路、生産時期、初期開発費、製品開発費、予想販売価格、予想利益、etc.)と同時進行で特許調査、そしてサンプル試作、マーケティング(予定販路にての反応調査、予定事業者における調整、販売計画との整合性)となり、この時点で製品化の決定か中止かを検討し、決まればさらに量産体制に入っていきます、と説明されました。また「取り扱い説明書」の重要性について、ストーブやガス器具のように炎を使わず、本来なら安全な商品でも、使い方を誤れば怪我をしたり命にかかわる場合があります。これからの社会では、使用者が間違った使い方をしないように分かりやすい「取り扱い説明書」を付ける事で商品価値も上がり、販売促進につながりますと話されました。私も数年前に超高光度LEDを使って、ハンディライトを10個ほど試作しましたが、その時に渡辺さんを知っていれば・・・・と思いました。 2007.10.09
新製品・新分野の開拓と産業連携
二日目は第7分科会の「新製品・新分野の開拓と産業連携」に参加しました。後で他の分科会の参加人数を聞くと80名とか100名とか、結構多い参加者だったらしいのですが、第7分科会は25名と他の分科会と比べかなり少ない人数での分科会でしたが、新製品や新分野の開拓という事で、すでに商品を開発し特許も取得し販売している方や現在開発中の方が多く参加していました。
ネオシステム21という自動車の燃費を向上し、さらに排気ガスを大幅に低減する装置を作り販売している人、マイクロバブルの発生装置を研究し開発した人、ギアの小型化に飽くなき挑戦している人、飲食店用の小型豆腐製造機を作った人等、実に様々な分野で新製品開発に取り組む方が多く熱の入った分散会でした。 また商品を作るにはどんなに単純な商品でも最低3つの業種(金属部品、プラスティック部品、電気部品、パッケージ等)が必要だという事も学びました。
この2日間で商品には付加価値をつけ、他の類似商品との差別化を図ること、安全に使ってもらうための、しっかりした取り扱い説明書がいかに重要であるか等ほかにも多くの事を学ぶことが出来ました。
現在北名古屋民商でも商売を語る会を定期的に開催しています。他の会員さんの仕事を理解することで何か自分の商売に活かせないか、会員さん同士で何か作れるんじゃないか、同じ業種なのにどうしてあいつんとこだけ儲かるんだろ?とか考えたり出来ます、儲かっている業種、消えゆく業種、いろんな業種がありますが会員さんどうし自営業者としていつも前向きに取り組んで行きたいと思っています。商売を語る会に参加したい方は、いつでも事務所に連絡して下さい。
橋本浩明 2007.10.09
お客、魅力、ネットワーク
全国中小商工業研究集会に参加して
こんにちは、造園の仕事をしています庭楽の広田純子と申します。
造園の仕事は12年目で、昨年の三月に独立して1年半経ちました。
今までの経験の中で確立してきた営業スタイルはあるのですが、今後、どのようなスタイルで仕事を展開していこうか模索中で、何か異業種交流や同業種の中で新しい事が出来ないかについて興味を持っていました。
そんな時、今回の交流会の中でネットワークについて学ぶ場がある事を知り参加してきました。大変勉強になりましたので都合で行けなかった方々にも何かヒントになれば幸いに思い、私自身感じた事を含めてレポートさせて頂きます。 2007.09.17
「広げる」ネットワーク
パネルディスカッション
この中で時に印象に残ったのはフォーラムアイの佐藤元相氏の経験談でした。
大阪の生野区は従業員10人以下の小さな工場がひしめき合う工場の町だそうです。バブルの影響を受けて、製造業は価格の安い中国産に押されどんどん仕事が無くなっていき、沢山の会社も倒産していきました。バブル前に立ち上げた異業種交流会の場も、それどころではないと参加率も悪くなっていった頃、どうしたらこの場を抜け出せるのか方法を見出す為に、先ず上海に視察旅行に行きました。 そこで見たものは、‘早い良い安い’商品であり、今のままではとても太刀打ち出来ない気づき、そこで目に付けたのがイタリアのミラノだったそうです。
ミラノという町は、業者の内93%が10人以下の零細企業で、主にイタリアの伝統工芸など、技術を活かした仕事で成功しているビジネスモデルがありました。
@ 利益率が高い、A 付加価値が高い、という点で生野の町を復活させるにはコレしかないと思ったそうです。
例えば オフィス家具で社長の椅子と机を作っている会社ではロシアの貴族向けに50〜80万円の商品を作っており、かばん屋ではイタリアの伝統的技法で、数十万円もするフランスの貴婦人向けのエレガントなデザインの商品が一年半先までオーダーが入っていたりしたそうで、ファスナーが・・・、縫製が・・・とか機能性にばかり目がいく日本人の視点と以下の点が違う事に気づきました。
@ お客様を定める、A 魅力あるデザインを考える、B 地域ネットワークを強化する、C 自社に合った情報発信力を考える→ターゲットはどこにあるのか?
そこで、そこに視点を定めて5ヶ年計画を立てYOROIブランドを立ち上げ、逆にミラノで展示会を開いて成功を収め、日本国内では東急ハンズや高島屋で展開したり、ニューヨークのビジネスマン向け商品も開発してこれもヒットしたりと、今や15億円の売り上げを誇るまで成長したそうです。 2007.09.17
もっと考える時間を
そして行動して
もう一つ、ショッキングな話がありました。佐藤さんがミラノの職人さんから聞かれた
「貴方は一週間の内に何時間、マーケットや創造に関する時間を持っていますか?」という言葉です。
考えなきゃ・・・と思いつつ、考える事を実行に移してなかった自分に気づかされました。これからはもっと考える時間を持とうと思ってます。
さて、どのようにして成功していったのかという点を、かいつまんでまとめさせて頂いたのですが、多分こだわりを持った社長さん達ばかりですから、喧嘩もあったでしょうし、意見をまとめるのも大変な苦労もあった事と思います。ミラノの視察旅行から帰ってからは朝なら皆、時間が取れるからと早朝ミーティングを重ねたと聞きます。何をやるべきかが決まれば時間はいくらでも作れるものなんですね。
また、何をやるにしても慎重すぎるのもいけませんが、まずは頭に汗をかいて、ライバルがやっていないことは何なのかと考えて進んでいくべきだと思いました。価格を下げるのは簡単ですが、価値のある商品とは何なんだろうと、常に差別化を考えて販売していくべきだと思いました。 2007.09.17
貴方は一週間のうちに何時間、
マーケットや創造に関する時間を持っていますか
翌日の分科会の中でも松下幸之助の「客の欲しがるものを売るな。客の喜ぶモノを売れ」という言葉が紹介されました。コレからはお客様の要望を聞いてプランを考えるだけではなくて、もっともっと‘私だからできる’提案とは何かということを考えて仕事をしていこうと決意しました。
あと、二日間の集会で共通したのが、「結果を急ぐな」という話です。
私の営業のポリシーとして‘やるからには結果を出す’というのがあり、早く結果を出そうとせっかちに仕事をしていました。でも何事もすぐに結果は出るとは限らず、沢山の失敗を経ながらも、仲間と協力しながら目標に向って頑張れば、必ず成し遂げられると思いました。そうした気持ちのゆとりを持つのも今後の私の課題でもあります。
民商に入会して一年半となります。実は最初の一年は記帳の相談や共済の魅力だけで入会していました。ただ最近になって、民商は会員ひとりひとりの参加、活動で作っていくもの。皆で商売元気で頑張ろうというものだと知りました。今回の研修を機に、今後、民商という集まりの中でもネットワーク作りができないかなと思ってます。一人の力は限界がありますが、沢山の力が集まれば、人数以上の力が発揮できるのではないかと思うからです。微力ながら可能な限り参加し、会員の皆さんと共に考えながら活動していきたいと思います。今回は大変有意義な二日間の研修を過ごさせて頂きました。ディスカッションする機会には尻込みしてしまい、他の参加者の様には意見を述べるというところまではいけなかったのが反省です。次回は今回学んだ事を生かしてこのような失敗もしたけど、このように成功したと報告出来る様に日々の仕事に励みたいと思います。
どうぞ、これからも宜しくお願い致します。
佐藤元相さんの本2冊も購入して読みましたが勉強になりました。迷える方は是非!
小さな会社 ★ NO.1のルール フォレスト社
小さな会社 ★ 集客のルール フォレスト社 師勝支部 広田純子 2007.09.17
地域から発信しよう
全国中小商工業交流研究集会
1日は第15回中小商工業全国交流・研究集会が静岡市内で開かれ、北名古屋民商から5名が参加しました。
一日目の記念講演で、吉田敬一駒澤大学教授は一時間にわたり講演しました。「文化の香るまちづくりと地域に根ざした中小業者の出番として」で、「わが国はこれから少子高齢化社会になっていきます。日常的な買い物は車を使うのでなく、近所で済ませたいという要求に変わります。歩いて暮らせるまちづくりができないと地域は崩壊します。地域で起きていることや地域の出来事を五感で感じ取ることができれば、地域に愛着を感じます。地域の景観やゴミも変わっていきます。数日分をスーパーに買い物に行けば冷蔵庫はいっぱいになりますが、毎日のように近所に買い物に行っていれば、冷蔵庫の中はからっぽでかまいません。冷凍庫が大きくなっていくような生活は、人間の味覚まで崩壊します。冷凍食品の味がその食品の標準的な味に慣らされしまうからです。食文化が大事にされる国は、家庭料理の味が基本です。おいしいかおいしくないかは家庭料理の味から判断します。地域の経済を守る上で中小業者の役割は、これからも大事になっていきます」と話しました。 2007.09.10
住民と共に考える町政実現めざし
嶋田正義兵庫県福崎町長
特別報告で兵庫県福崎町町長の嶋田正義さんは次のように話しました。
私が12年になる町長の仕事として、大事なことは情報公開をするということです。主人公である町民の皆さんにいつでもみられるように庁舎の玄関にコーナーを設けて公開しています。もう一つは資質の向上です。私も含めて全職員が個々の専門分野で向上しなければならないことです。さらに充実しなければならないこととして、哲学と経済と歴史について勉強しようと呼びかけています。いま生きていくために何が大事なのか。お金というものはどう使えば一番いいのか。人類の歴史はこれからどう流れていくのかということです。自分自身の見識をしっかり持つということは、地方自治体にとって大事なことです。こうした観点に立って住民のいのちと暮らしを守っていく立場に立てば、おおかたの仕事はできていくはずです。
そこで皆さんにお願いしたいことは、自治体の職員に交渉されることがあると思いますが、そこは敵対的になるのではなくて、一緒に世の中をつくり上げていこうということで、そのためには一緒にやろうという立場で気持ちで働きかけてほしいと思っております。 2007.09.10
鉄工業は鐵工業といい
北名古屋民商の商売を語る会[3]
鉄工業は「金を失うと書くので縁起をかついで、いまだに鐵工業という会社もあります」と自らの業種を紹介した清須市で鉄工業を営む橋本さんが「商売を語る会」で話しました。
橋本さんは学校を出て、自動車販売会社に就職したものの、どうしても機械の製作にかかわりたいことから鉄工所に仕事替えしました。そこで、部品加工の技術を習得し、会社の上司に「自分で始めてみないか」という勧めがあって鉄工業を開業しました。
「私の仕事は鉄を削ること。まっすぐ削ったり丸く削ったり、図面を基に正確に仕事をしなければなりません。ときにLEDを使用した携帯用の電灯を製作して、オークションに出したこともあります。これまで三種類ほど製品化しましたが、量産化できないので値段では市販品と太刀打ちできません」と話しました。
「いちばん苦しかったのは、東海豪雨の時でした。一千万円を超える機械が水に浸かり、復旧までに一ヶ月かかりました。再開するまでの間は不安でした」と話しています。そして、「単価をきちんと保障してほしい、技術に見合った工賃が必要」と結びました。
第15回全国商工業研究交流会
9月1日(土)から3日(月) 静岡市・グランシップ静岡ほか
* 中小商工業の果たしている役割と実態を顕彰し、地域経済と日本経済の担い手としての中小商工業の発展方向を明らかにします。政府・自治体・の政策への検討を加えます。国民諸階層と連体し、中小商工業運動の多様な発展方向について交流・研究を行います。 2007.08.06
私の商売はこれです
北名古屋民商の商売を語る会[2]
7月24日商売を語る会第2回目を開催しました。
今回は、株式会社サント(みしま自動車)の2代目、三島祐哉さんにお願いしました。三島さんは、「車検費用のほとんどが税金と保険料(自賠責保険)なんです。また保険料が2年ごとに値上げされています」と説明してくれました。
リサイクル料についても教えていただきました。新車を買ったり車検を受けた時に支払うリサイクル料、皆さんも覚えがあると思いますが、車の廃車費用が要らなくなるわけではないですよ。車は解体屋で解体されますが、その時に樹脂やフロンガスの処理業者やメーカーに支払われるそうです。しかし最近ではソ連等の外国に買われていく中古車が多いですよね。そんな車のリサイクル料はどこへいくのでしょう、リサイクル料については不明な点が多いので調べてみる必要があるのでは・・・・と思いました。
最後にガソリン1リッターに53.8円の税金がかけられている事を学習して終わりました。
皆さんも今度ガソリンを入れる時に計算して下さい、入れたリッター数×53.8円です、びっくりすると思いますよ。
今後も毎月、商売を語る会を開催していく予定ですので興味のある方は是非参加して下さい。
橋本浩明
私の商売これです
北名古屋民商の「商売を語る会」
7月22日は「商売を語る会」を開催しました。
第1回目は、ウレタンコーティングというちょっと変わった商売をしている渡邊さんに、おおいに語っていただきました。自分では「すきま産業」などと言ってましたが、消え行く業種もあるなか、今後は何が商売につながるか分かりません。渡邊さんは続けます。「100%純度の原料を使っていますが、なかには混ぜ物を使って仕上げる業者が出てきて、そこは1/5の値で売っています。取引先から値引きを要求されたこともありましたが、私は妥協しないことにしています。また製品には、MADE IN AICHI JAPAN」と世界的にものづくりで信用ブランドとなっている愛知を表示しています」と話しました。
自分の仕事は大切ですが、他の業種にも興味を持ち、商売について考える事も必要ではないでしょうか。次回をお楽しみに。 経営対策部会 橋本浩明
2007.06.25
道州制のねらいと中小業者の経営は
中小商工業研究東海部会で
この日の部会で講演した名城大学の井内助教授は次のように話しました。
道州制の議論は戦前から浮かんでは消えることを繰り返してきましたが、小泉首相の時から大きく踏み込んで議論が活発になってきました。地方分権をすすめる上で道州制にする必要があり、都市と農村の格差を緩和して、大規模自治体にしていくことで国際的な都市間での競争に打ち勝つ都市づくりをめざしていきます。私たちは、福祉・医療をはじめとした住民自治の立場に立ってまちづくりを進めていく必要があります。
愛知県はものづくりの地域で、製造現場が中国に移っても発注から納品まで国内の流通と何ら変わらないまでになっています。値段では圧倒的に中国が有利ですが、日本製の優位性を生かしたものづくりをもっと考える必要があります。愛知県は財政力が豊で、伝統産業も生きています。大資本の進出で地域が破壊されないよう、産業と小売業を大きな運動を起こして守っていきましょう。 2007.06.18
地域の特性と年齢層による変化
創立30周年記念経営講座第3回
創立30周年記念経営講座第3回が開かれました。
今回は、年齢層によって消費性向の違いがどう出ているかを、古市さんが提供したアンケート調査の結果に基づいて分析してみました。
古市さんは、「団塊の世代が加わって高齢化が加速されます。50才以上が人口の四割に近づきますから、元気な高齢者や高齢者が求める生活圏など、住民の交流をよく見ることが大事です」と話しました。
参加者から、「買う人の身になって売らないと、漠然と商品を並べているだけでは売れない。下請けだからとか、製造業だからといって、発注を受けただけの仕事をしているのではなく、逆に提案していくことも大事」、「生鮮食料品をどこで買うかの調査では、近隣の商店街で買い物をするのが20代で一番多く、60代が一番多く通販を利用するという結果は意外だった。もっと消費者の要求を考えないと」などと意見が出ました。
中小業者のための経営講座第一回
民商創立30周年企画
今月15日は西春日井民商30周年記念の企画、「中小業者のための経営講座」が始まりました。第一回の講座は、「あなたの事業のオンリーワン」と題して、師勝町の中小企業診断士古市芳一さんに講演していただきました。
古市さんは、講演のなかで「長年にわたって続けてきた商売のやり方が通用しなくなってきています。こんな時は、改めて自分のいいところ、悪いところを見直すことが大事です。また、商売を始めた時の初心に返って何が変わったのか比べてみることなど、発想の転換が必要です」と話しました。つぎに「あなたの事業のSWOT分析」について説明し、事業所の例を引き合いに出しながら話しました。後半は、参加した方から、各自の商売の実状を出し合いながら、意見交換して交流しました。
最後に古市さんは、「いま私たちは、5%の利益をあげるためにたいへんな苦労をしています。高齢化社会を迎えて対応できるものは何かを考え、あるいは異業種交流の成功例を探すなど、中小業者独自の経営方式を自ら編み出そうとしています。こんな時こそ等身大の経営を求めなくてはならないと思います。夢のある業者になってほしいと私は願っています」と締めくくりました。
30周年企画「中小業者のための経営講座」第二回は10月20日(水)に開催します。テーマは、「西春日井郡を研究しよう」です。お楽しみに。
飲食店商工交流会
商売改善を話し合いました
7日に開催した飲食店商工交流会は、お客を獲得するための努力と、お客が来店してもらえる店づくりについて、飲食店経営者を囲んだ楽しい交流会になりました。
道交法改正による罰則強化で、客足が遠のいているという居酒屋店には、「代行運転が必要になってきている。お客さんの気持ちを考えるなら、安心して飲むことができるようにするために、酒類を提供する店が集まって具体的な対策をとらないといけない。近所から来るお客を大切にするには、地域の活動にとけ込み、スポーツ関係、町内のグループなどが気軽に利用できる店にすること」など意見がでました。 また、「お客さんが満足できるようにするために、決めたメニューはそろえるように用意しています。お客さんが少なかったりすることで処分することもたびたびあったが、それでも一通りのメニューはいつもそろえていないとお客さんは満足してくれない。お客さんとの会話も大切、お客さんの気分はいつも同じではない。常連客がいつまでも来てもらえるような店づくりに努力している」といった苦労話も出ました。
「外食の楽しさを今後とも追求していくことで、次回の交流会を楽しみにしている」と感想が出ました。
西春日井民商第2回商工交流会
新春名刺交換会盛大に
新春名刺交換会・懇親会が1月26日、師勝町体育館大会議室で盛大に行われました。実行委員長の橋本さんの進行で、はじめに最近入会された会員の方々の紹介があり、自分の商売を紹介しました。西春の村上さんは「仏具を製造販売していますが、仏像に金箔を張ることもしています」と話しました。西春の野田さんは「エアコンやテレビアンテナの取り付け工事を請け負っているが、仕事は切れないものの、安定した工賃を保障してほしい」と話しました。
「商売、自慢・失敗・がんばるコーナー」では、出席者が次々と登場して商売を宣伝していました。橋本さんは、「しゃべって飲んでいるうちに二時間が過ぎましたが、ずいぶんたくさんの名刺をもらいました。相手の顔は知っていても、どんな仕事をしているのかまでは知らなかったので、よい機会ができました。こんな交流会を今後も開くといいですね」と話しています。
名刺交換会には18名が参加しました。 2002.02.26
第1回商工交流会
商売のヒントを見つけよう
11/15西春日井民商商工交流会
出席者がそれぞれ自分の商売を語ることが今回の交流会のテーマとなりました。はじめに司会を務めた師勝支部中山さんと新川支部橋本さんが、「みなさんがどんな商売をしているのか、何を目指しているのか語ってください」と話すと次々と発言がありました。
「大手の企業ではできないような気配りで、客を満足させている」(自動車修理)、「私の仕事はプロにしかできない技術、仕事に自信を持っているから、必ずお客に喜んでもらえる」(ビルクリーニング)、「様々な製品開発に挑戦してきたが、これまでやってこられたのは、失敗を恐れていない、成功するまで失敗してもいいと思っている」(金属製品加工)、「今や個人事業の時代に来ている。客の要求にいかに応えるかがポイント、値段を下げるのは大企業はできても中小業者には真似できない。安くすれば売れる時代ではなくなった。消費者が求めているのは、どこにあるものでもないオリジナル商品です」(サービス)などと2時間があっという間に過ぎました。
参加した方から、「楽しく聞かせてもらいました」、「私より主人が来たほうがよかった」、「自分だけで考えるのではなく、みなさんから話を聞くことから自分はがんばろうと思うことが大事だと思いました」、「いろいろ勉強になった。次回は女房と一緒に来ます」と感想が寄せられました。
実行委員会では、次回開催に当たって会員、読者のみなさんから要望を募っています。
2001.11.15
北名古屋民主商工会
〒481−0041 北名古屋市九之坪北浦41-1
TEL(0568)23−2505 FAX(0568)23−2493
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