ー千の風になってー
☆ 千の風になって ☆ 原詩 作者不明、日本語詩 新井 満
この詩は朝日新聞 天声人語が紹介し大反響となった”死と再生の詩”作者不明の英語詩(a thosand winds) を
作家新井 満が日本語詩に。
静内に居る友人から住所変更の連絡があり、終わりのほうに
「先日新聞を読んでいましたらー千の風になってーの本の一節がのっていました」とありました。
【愛する人を失った事を悲しまないで下さい。その人が存在してくれた事に感謝してください。その人とかかわった自分を誇りを持ってください。】
このー千の風になってーは訳者が違いますが、そうです忘れていました。
我が家の本棚にあったのです。ページを開きました。
☆わたしのお墓の前で泣かないでください。そこに私はいません眠ってなんかいません。
千の風に、千の風になってあの大きな空を吹きわたっています。秋には光になって畑にふりそそぐ。
冬はダイヤのようにきらめく雪になる。 朝は鳥になってあなたを目覚めさせる。夜は星になってあなたを見守る。
わたしのお墓の前で泣かないでください。そこにわたしはいません眠ってなんかいません。
千の風に、千の風になって。あの大きな空を吹きわたっています。千の風に、千の風になって。
あの大きな空を吹きわたっています。あの大きな空を吹きわたっています。
この詩がわたしに与えたものは光でした。その向こうに夫が居るようでした。
この日から余計な事を思い煩う事がなくなりました。
この本を数年前にプレゼントしてくださったのも友人でした。再びその存在を知らせてくれたのも友人でした。
こうして温かい人々の中でわたしは立ち直っていけると信じています。
移り行く季節の中で
5月25日百ヶ日も無事終わったわ。後は6月4日に納骨を待つだけ。
風が身体の横をよぎる様に毎日が過ぎていく感じなの。春が遅く雪解けも遅く、全てが遅かったのに…
まっちゃんが逝った日だけがどんどん遠ざかる。昨日お参りの後で、お坊さんに言ったの
「納骨をもっと後にすると良かった」と、あっさり「良いんだよそれでも」だってもう決めたんだよね。
お寺には自転車に乗って行ける距離なんだしやっぱりいつまでもはね〜。
自分に言い聞かせているんだよね。だって一人って何でも自分で決めなくてはならないんだよ。
優しい3人の子供達それぞれのパートナーさらに孫たちも居るのにね。
何を思い悩んでいるの?そこそこ身体だって元気になって来てるじゃない?
でも心は複雑だしコントロール出来ない時だってあるわ。
発想の転換をしなくては7月に計画した4人での函館一泊旅行!そこへ全神経を集中させよう
シートを回転させる向かい合わせで座っておしゃべりしながらレッツ・ゴー
さしずめ(車窓から)なんて感じになるわけだ。ゆみこ、みき。こうすけ、最後にわ・た・し、でね。
6月になったら一番に申し込もう。ホテルは安くていいね、美味しいものを沢山食べよう!
綿密に計画をたてるのはみき。きっとゆみこはそばで笑っているだけかな?
たった一泊。でも実りある一泊にしよう。7月15日ゆみこの誕生日に出発!
バースディパーティは”モチロン”異国情緒たっぷりのおしゃれなレストランで…
あァ〜嬉しくなってきたよ〜ステンドグラスがまぶしいお洒落な???
☆ 河邨 分一郎著 熊谷ユリヤ編訳
『生命の河』1954年
心臓が停まって全身の細胞が崩れはじめると僕は永遠に失われる。
僕のためにそんな悲しそうな顔をつくるな。
元素の無窮の流れの中から僕という人間が。
ふたたび組み合わされる奇跡はもう起こりえない。
僕は崩壊し、分裂し、溶け、流れ去り、
骨の硬さもやがてカルシューム分子となって地中の根瘤バクテリアを肥らせるのだ。
君たちは悲しんでくれるだろう、僕がもはや散歩しなくなり、
タバコの灰を紅茶の下皿に落しくるくるダイヤルを廻しながら
いたずらっぽく微笑しなくなったことを。
だが、僕の墓に花を捧げる時、
君たちの髪をなぶる微風の中に僕の声をきくだろう。
<おい、そこはからっぽだよ、ぼくはここにいる!>
地下水を吸い上げて、墓の上に影を作るリラの花心に僕はいる。
少年の無心のてのひらからこぼれて光る砂のなかに、
若妻の胎内で分裂する四十六番目の染色体に、
あるいはくらいベーリング海峡をさすらう潮騒のなかに、
幾重にも鉄条網をはりめぐらしたロス・アラモスの原子炉のなかにはじけとびながら僕はいる。
ああ、どうか分かってほしい。
かつて心臓であり、花びらや、匂いや、光だったものが君たちの肉体とこころを形づくり、
カメレオンや、空気や、
火や、赤ん坊になるために君たちを忙しく出入りするのを。
君たちのひとりが恋を知る少女になったとき、
丹波高原の一匹の牡牛の慕うすすり泣きをききわけるようになるだろう。
僕から十人の友へ。十人の友から百人の未知の友へ。
アンドロメダからサッポロまでの広萍を満たしているものはこのコレスポンダンスなのだ。
宇宙とは色とりどりにの愛と祈りを織り込んだ豪華なゴブラン織りなのだ。
やがて君たちも死に、僕や君たちを覚えていてくれる人たちがひとりも人間界にいなくなり、
おなじみのてのひらも、片えくぼも、こうもり傘も、
原稿も永遠の元素の流れに委ねられるとき、
そのときがきても僕たちは人生のつづきにいる!
みすぼらしく、しかし豪華なたえがたく苦しく、
底ぬけに楽しいけっして二度とは生きられぬ人生を、
空気のように呼吸しながら君たちが僕の墓に花を捧げてくれるとき、
君たちの髪をなぶる微風のなかで力いっぱい僕は叫ぶ。
<おい、ここだ、僕はここだ!>と。
この詩を是非紹介したくて全文掲載しました。
河邨氏の柔和な顔、其の頬にある片えくぼ。
この詩こそ自身のことではないだろうか、と想いをかたくしたのだが…
7月29日です
7月29日になりました。
孫と一緒の誕生日なんて結構珍しいんじゃない?等とおしゃべりをしていたまっちゃんが
突然消えてしましました。わたしにはそう表現するのが一番ぴったりする様で…
あなたが居たらやっぱりケーキかな?<きのとや>のケーキにしましょうね。
そうそう好きだったモンブランに新製品ができたの。
それがすごく美味しい<チーズモンブラン>
どうして知っているかって?美樹と孝輔3人で食べてきたの。
もちろんつい最近のお話。コーヒーも美味しかった。
羨ましいでしょう?一人でさっさと逝くからよ。
今日は楽しいお話沢山しようと想ったの。
NHKで恒例の<夏休み子ども科学電話相談>が始まりましたよ。
何と旭山動物園の園長さんが出演しているのです。まさに時の人ですね。
いまや全国的に知名度がうなぎのぼり。一緒に行きたかったね。
電話の前で緊張しながら相談をする子ども達の様子が想像できるようで
ついついニコニコしてしまう。でもどうしてなのかな〜子ども達の反応が以外に静かなの
「ハイ」とか「いいえ」そんな言葉だけ
幼稚園の子のほうがユニークで反応が早く面白い。
いや!一番面白いのは回答する先生達の方ね
自分の出番でもないのに横から興奮して話をしたり…
いくつになってもこんな大人でありたいね
(ひこ星から、おりひめに電話を掛けると17年もかかるのよ〜)
こんな答えを聴きながら想いは悠久のかなたへ…
あっ少しオーバーかな?聴いているのは子どもより大人のほうが多かったりしてね。
知らない事ばかりがいっぱい!わたしの方が思いっきり「へェ〜」なんて声を出したりして
わたしって感性が豊かなのかしら?(笑)
馬鹿”って今言ったでしょう?きっと言った!
札幌は青空が広がって連日夏日です。
今夜も煌めく星達が見えることでしょう。
もしもわたしがわかったら大きく光ってくださいね。
それから近視なのもお忘れなく。
思いつくままに…泣かないよ!
にっぱち同窓会
慌ただしかった8月も過ぎ、9月も同じように過ぎていく気配が…。
真夏日が記録的に続いたのも今では名残惜しいような涼しさだ。
17日、総勢9人に増えた人達が我が家を訪れる。
本来なら28(にっぱち)の同窓会をひらく目的が急遽夫のお参りという事に…。
丁度5年前、きんちゃんが学部の同窓会があって来札した折
<にっぱち同窓会>をひらきたいと考えていたそうだが、体調が悪く断念したそうだ。
30数年前28条マンションの管理を頼まれ何も分からぬままにスタートした。
最初の間借り人がきんちゃんと三平さん。おさむくんからボケ君と…。
個性的な北大生との交流はわたし達二人にとって忘れることの出来ない出会いだった。
当時訪ねてくる友人までもが合流し、ピーク時には我が家で宴会をしている最中隣人からの通報でお巡りさんまで来た事があった。
「一応通報があり来ましたが、出来るだけ静かに…」笑顔で優しく言って帰って行った。
当時おじさん、おばさん、と呼ばれたことがショックだったと笑いながら夫が話していた。
ま〜確かに10歳前後の年齢差では「おじさん」と呼ばれることに驚いたのだろう。
よく学び、よく遊び(笑)数年間はあっという間に過ぎ、卒業して新たな入居者が入ってくる
年々学生気質も微妙に変化していったのが一抹の寂しさだった。
卒業し、結婚し、子どもが生まれ、家族の為に頑張る時期が続き(未だ続いているのかも知れないが)
それぞれが年を重ねた今、自分の時間を持てる様になったのかもしれない。
話し尽くせないくらいの数々の想い出がある。
しかし本来なら一緒に居るべき人の空間をわたし一人でうめる事が果たして可能だろうか?
「まっちゃん助けて!荷が重いよ〜!」逢えなかった長い年月をお互いに縮める努力は確実に出来ると想う。
そんな機会をプレゼントしてくださる皆さんに「心からありがとう!」の言葉と感謝を捧げたい。

