サッカーのコツ 虎の巻   <「負けない」から「勝つ」へ>

 
ボール15黒 HOME
ボール15黒 「負けない」から「勝つ」へ
→ 負けない戦いかた
→ シュートが決まるしくみ
→ ドリブルから
→ クロスから
→ まわりを見る
→ ひとつの生きもの
 
→ ゲストブック 選手
→ 掲示板

※サッカーに関する質問に答えます。気軽にどうぞ。

→ ジオログ

※日本代表の試合などを分析してみます。

負けない戦いかた

 では実際に、まず何から身につけるべきでしょうか。これまでなら、基礎となる技術などからという答えになるでしょう。でもサッカーの目的は、試合に勝つ事.。楽しむという事も大事ですが、負けても楽しければいいというのは不自然だし、なかまとともに強い相手に勝つという事以上の楽しみはないはずです。そうして勝つ事を求め、負けて悔しいと思う気持ちが、必要なものを身につける原動力にもなるわけです。

 つまりサッカーが上手くなったというのは、「勝つために役立つものを身につけた」という事であり、それは「勝てなかった相手に勝てた時」にしか確認できない。だから早く勝てるようになるものがあるなら、まずそれを身につけるべきです。その上でまた勝てない相手と戦い、勝てるようになる事で強くなったのを確認していく。

 そして基礎と言われる技術もたくさんあって、それらすべてを先に身につけようとしたらきりがない。技術は道具であり、はじめにすべてをそろえるのでなく、必要に応じて足していくものです。必要が生じるのも、やはりまず勝てなかった時。また技術には体の強さが必要なものもあるので、それだけを身につけて勝てるようになるには時間がかかるはず。

 

 では勝つために早く役立つものとは、何でしょうか。もし「まったく同じ強さ」のチームがふたつあって、ひとつが「ディフェンスを犠牲にして攻める」として、もうひとつが「オフェンスを最低限にして守る」なら、ドローか守ったチームが勝ちやすくなります。勝とうとして点をとりにいくばかりでは、点をとられて負けやすくなる。だから勝つためにはまず、点をとられず負けない事です。

 点を取られないいちばん確実な方法は、人数をかけてゴールをかためる事。まず、これを知ればいい。ただし「ゴール前へ放り込まれて競り負ければ」点をとられてしまうので、「正確な放り込みを入れさせないために」誰かがさえぎりにもいかなければなりません。また全員でゴールをかためるよりも「ふたりくらいはカウンターを狙っておく」ほうが点を取られにくくなる。なぜなら相手は守る事も考えなければならず、全員で攻めてくる事ができなくなるからです。そしてディフェンスのすきをついたカウンターは、点を取りやすいオフェンスでもある。相手の裏を突いてゴールキーパーとの1対1をつくれれば、ひとつのまぐれでも点は入ります。

 またサッカーはさまざまなコンディションによって、パスをつないだり攻め続ける事ができなくなります。たとえば雨でピッチがぬかるんでいたり、選手が怪我をしたり退場したりコンディションが落ちている時などです。だから「サッカーをはじめたばかりだったり弱いチームでなく」世界の強豪でも、負けない戦いかたができなければ結果を残す事は難しいのです。

 

 上手くなるには、早く、できるだけ勝てるようになりつつ、より強い相手と戦っていく事。もちろん強さに差がありすぎれば、何をしても負けてしまいます。でもまず負けない戦いかたを知る事は、いちばん結果を出しやすいし、サッカーをはじめてすぐにでもできる。

 つまりこまかいボールコントロールよりも、まず戦いかたをおぼえたほうが早く勝てる。戦いかたをおぼえるという事は、やみくもに動きまわれる中でやみくもには動かないという事。それは勝つために必要な動きをするという事だったり、動くべきでない時は動かないという事。 そうしてはじめから結果を求める中でもボールにさわってさえいれば、「わざわざ反復練習などしなくても」ボールコントロールはそれなりによくなっていくものです。


home next

 

Yahoo!ジオシティーズ