H18年11月里親研修会

幼 児 期 の 子 育 て



1. 子供って すごい!
   
  • 好奇心旺盛な科学者
  • リズム感のある音楽家
  • 天才的な抽象画家
  • 感性豊かな即興詩人
  • シビアな評論家
  • 体の柔らかい軽業師
  • しつこいインタビュアー
  • 真面目いっぱいのユーモリスト
  • 日替わりメニューの遊びの天才
  • 演技上手な役者
 「人は人を浴びて人となる」=どんな人に触れ合っても子供は変化できる。
 色々な人に出会い触れ合うことに寄って、将来どんなものにでもなれるということ。

胎児は妊娠5ヶ月で聴力を持っています。…ただ、主に母親の声しか聞こえません。
胎児のうちから、子供に話しかけてあげると、お母さんの声に反応しおなかを蹴ってきます。

最近、子育てサロンなどに行くと感じることがあります。
それは、最近のお母さんは無表情であると言うことです。…手遊びなどをしていても、子供にやらせて能面のように見ているだけです。

子供は左記に記入してあるような天才です。…それを活かすには、大人が無表情であってはいけません。…どんなことにも感情をこめて一生懸命に育児をすると感性豊かな、活気のある子供に育ちます。


2.子供って
  • 感性豊か
  • 一度行ってもわからない
  • 体で覚えてことは忘れない
  • 常に全身で学んでいる
  • 言動に理由のないものはない
4歳児が一番感受性が豊かで、自己顕示欲が強い。
子供の文化は異文化です。
子供がおかしな話をしたり、おかしな行動をとっても「変な顔」をしないで、「そうだねー」…と共感をして聞いてあげてください。
子供の感性を揺り動かさない手はありません。
子供に、「何回いったらわかるの?」と聞いても答えられません。その言葉は言わないことにしましょう。…子供には、分かるまで何度でも言い聞かすことが必要です。
お手伝いをさせることから、体験につながります。
行動が遅い子、トロイ子も誉めながらリズムに合わせるなどをすると3ヶ月で、ちゃんとできるようになります。
協調性が無い、意地悪に見える子も「あなたが嫌なことはしてはいけないよ。」と言い続けると、3ヶ月ほどで、意地悪などもなくなります。


3.おもちゃについて
  • 触れて形・動き・表情が変化するもの
  • 身体・運動機能の発達を促すもの
  • 遊びを生み出し、発展を期待できるもの
  • 感性を揺り動かし、想像力をかきたてるもの
なるべく、電池で動くものではなく自分で動かすものを持たせましょう。
形のカチッと決まったぬいぐるみではなく、クタっとした自分で動かせるぬいぐるみなどが良いでしょう。


4.子供にとっての絵本
  • 絵本を読んでもらって、初めて物語と出会うということ
  • 呼んでもらうと言うことは、側に「人」が居るということ。
  • 絵本の中に大好きな友達をみつけるということ。
  • 恐い話を楽しんで、恐さを乗り越えることを覚えること。
  • いろんな本と出合うことで、想像力を高めるということ。


5、具体的な子供へのかかわり
@語って聴かせる
  • 昔話
  • 日本むかしばなし
  • 絵本を読んで聴かせる
A遊びの相手
  • かるたの読み手
  • ごっこ遊びのお客さん
  • ゲーム遊びの相手
  • 会話
B得意技を見せる
  • 折り紙
  • 昔あそび(お手玉、おはじき、けん玉等)
  • 大工仕事
  • 楽器演奏
  • 手芸
Cさんぽ
  • 五感を刺激し、語り合いながら
  • 自然散策 (木  草花  虫)
  • 子供の歩幅に合わせて
昔話=「むかし、むかし…〜」という、話でも良いですが。
大人の自分たちの体験談でも良いです。特に子供の頃の思い出話などは、子供もワクワクして聞くようです。

また、講師の先生はお母様が夜寝る前に昔話をしてくれて、その「語り口調」が心に残っているそうです。語り口調という者も重要です。


かるたの読み手は大人の役割です。
最近は「ままごと」という言葉はわりと死語になっています。
「ごっこ遊び」と子供たちは言うようです。
ごっこ遊びの主役の一番人気はなんと、「ペット」…2番目は「赤ちゃん」
昔とは違い、「おかあさん」役は人気無し。お父さんにいたっては、出番なしだそうです。
理由は、「みんなから可愛がられるから。」…酷い子になると、「何もしなくて良い」というそうです。

折り紙は、言葉がきちんと分かる3歳以上でないと、出来ません。折り紙を教えるときは、自分の横にはべらせると良く理解させられます。

折り紙の効果
  • 頭・目・手の協応
  • 手の機能発達
  • 言葉の理解
  • 仕事の手順と丁寧さ
  • 完成の喜び (出きると、わ〜と喜びます。)

散歩はお母さんよりもお年よりが得意です。
お母さんとなると、どうしても「早くしなさい!! 早く歩くの!!」とせかしがちです。
おじいちゃん、おばあちゃんは、時間が余っているので、ゆっくり子供に共感しながら歩けます。(笑)
散歩をしながら、子供と「お花が咲いたねー。キレイだねー。…とか、トンボが飛んでるよー。」などと、話しながら歩いてあげましょう。

最後に…

どっちらけという言葉があります。
怒鳴る・けなす・突き放すなどですが、それは意外と効果がありません。

はひふへほ…をして育ててあげましょう。
  • は=励ます
  • ひ=ヒントをあたえる
  • ふ=振り返る (触れ合う)
  • へ=並走 (寄り添う=子供の思考リズムに合わせる)
  • ほ=誉める (具体的に誉めてあげましょう。)