| 疑問の行動⇒ある小児科の診断⇒噂話⇒そして、実親族のお話 疑問の行動 ☆キティ☆を育て始めてから、☆きら☆夫婦は徐々に疑問を持ち始めたのだった。…この子は「被虐待児」ではないだろうか?… ☆キティ☆の自虐行為 ☆きら☆が1日中付きっ切りで☆キティ☆を見ていられるわけではない。☆キティ☆も見知らぬ家で寂しかったのだろう。 ふと、気付くと☆キティ☆の手の甲の柔らかい部分に「アザ」が出来ていることがよくあった。…少し心配で様子を見ていると、指で手の甲をつねったり、かじったりしていたのだった。…まだ、話が分かる年齢ではなかったが、一生懸命に説明を続けて、3ヶ月ほどかけてやっと治した。 もう一つは、ちょっときつく叱ると頭を柱や床にゴンゴン何度も打ち付けた。いわゆる「ヘッドバンギング」というものらしい。特に「ダメ!」という言葉には強く反応した。 柱に打ち付けるのは、☆パパ☆が柱と☆キティ☆の間に手を挟み☆キティ☆の頭をぎゅーっと強く押さえつけてから止めることができた。ただ、叱られて頭を床に打ち付けるのは今でも止められない。☆きら☆も☆パパ☆も床と☆キティ☆の間に手を挟んで直接床に頭を打たないようにはしているが、☆キティ☆はどんどん、ごんごんと何度も打ち付けてくる。時には、☆きら☆も☆パパ☆も手の甲が真っ赤に腫れたり、血がにじんだときもある。最近は少し控えてはいるような気がする。…早く止めてもらいたいと心から願う。 コレは多分、☆きら☆と☆パパ☆にだけしているとは思うが、自分の要求が通らない場合に親の腕を噛んでくるのだった。その回数も減ってはいるものの、完全に止めてはいない。 診断 ある日、☆キティ☆が風邪で発熱し病院に連れて行った。☆キティ☆は病院が大の苦手!…建物を見ただけで大泣きをしていたのだった。…その病院でも派手に泣いていると、そこのお医者様が、「ずいぶん泣くねー。風邪はたいしたこと無いけれど、泣いている方が心配だよ。チョット診察しよう。」…とおっしゃった。 診察の結果はやはり、虐待によるPTSD…というものだった。…☆きら☆が「どうすれば良いでしょう?」と質問をすると、虐待の原因から☆キティ☆を遠ざけることと、愛情をタップリ注ぎ、時間をかけるしかないということだった。 (どんな診断をするかというと、簡単な絵を見せて反応を見ることと、数種類の音を聞かせる事だけだったようだけど?) 噂話 里親は、任意ではあるが「里親会」という会に所属している。その会は色々な事業をしていて…月に1度乳幼児の里親のための集会もある。☆キティ☆が落ち着いた頃を見計らってその会に出席をしてみた。 そこで、思わぬお話を聞くことになるとは☆きら☆は夢にも思わなかったのだった。 ☆キティ☆と部屋に入っていくと幹事さんが「実子さん?…ここは、実子さんも歓迎よ。」とか言うので、「里親ですが?」と返事をすると、「えーっ…?実の親子に見えたわ。お2人のお名前を教えて?」…「○○です。この子は、☆キティ☆。」…そういうと、たった今話した方と2、3人の方が「エーッ…あの、☆キティ☆ちゃん?…ホントなの?」…と驚かれている様子! その方たちは、☆キティ☆の前の生活と、事情を良く知っている方のようだった。 ☆キティ☆は我が家に来る前年の秋頃から毎月、その会合に連れて来られていた。 里親さんは「☆キティ☆は厄介な子なので、育てられない。 次の里親を探してほしい。」と掛け合いに来ていた。…その間の3、4時間は☆キティ☆は1人で置き去り。泣いてばかりいた。その場にいた里親さんがあやしても、泣き止まなかった。…という。 数ヶ月しても、らちが明かず乳児院に入れてほしいとまでお願いに来ていたのだそうだ。児相も乳児院とも相談したそうだが、なるべく長く養育してくれる里親を探すことが優先。という結論になったということだった。 ☆きら☆に話してくれた先輩里親さんたちは、てっきり☆キティ☆は乳児院に行ったものと思っていたそうで、「良かったね! 良かったね!」と言ってくれた。しかも、「赤ちゃんの時の☆キティ☆とは分からないほど顔も変わった。見違えるほど伸び伸びしていて生き生きして見えて嬉しい。」…と本当に喜んでくれたのだった。中には、「☆キティ☆のために養子縁組をしてあげてほしい。」とまで言ってくれる先輩もいたのだった。 このことに関しては、☆きら☆は児相側からは直接何も聞いていなかったので、「噂話」として受け取ることにしようと心に決めていた。…それが、事実としても過去は変えられないし、これからタップリ☆キティ☆に愛情を注げば良い。…そう心に決めることにした。 実親族のお話 ところが、ところがなのだ。…1年も終わりに近づこうとしたある日、児相の担当さんから「実親族の方が☆キティ☆の様子を知りたがっているので電話をしてくれないだろうか?」…と言ってきた。 ☆きら☆は実親族の方とお話しするのは、これが初めてだった。…思えば☆キティ☆が娘になって10ヶ月も過ぎていた。気後れはしたが、思い切って電話をかけてみた。 ところが、ところがである。…その方はとてもきちんとした話しやすい方だった。(*^_^*) 30分ほど話しただろうか。…その内容の半分は前の里親さんとのトラブルの話で、後の半分は思いもかけないお話だった。 ここでは、噂話に関連する前の里親さんの話を書きたいと思う。残りの半分はまたの機会にとっておこうと思う。 実親族のお話は、☆きら☆の想像をはるかに超えるものだった。…始めから前の里親さんとトラブルがおきて、嫌な思いをしたので、連絡しにくかった。…と言われた。 前の里親さんは、有名宗教を布教されているお宅なのだそうだ。実親族の方は☆キティ☆を預かってもらってからは、毎月そのお宅に通っていたという。その都度里親さんではなく、そこの娘さんに宗教に入るように勧誘されたと話された。何度か勧誘されたが、「自分は宗教には興味がなく無宗教でいたい。」とお断りをしたのだった。 すると、翌月から態度が急変!! 児相に電話連絡をして☆キティ☆に会いにいっても、児相に連絡を入れて来なかったと門前払いをされたそうだ。…それだけではなかった。その里親さんの娘さんは、「あんたが○○教に入信しないから、あんな娘が出来るんだ。」…と☆キティ☆を生んだ人をも罵倒したのだという。 その里親さんの家庭は、里母さんはあまり育児をせずに里父である「おじいさん」が育児をしているそうで、始めのうちは、猫かわいがりしていたという。…ところが、そのうちに、飽きるのか里子を荷物のように、放り投げたり邪険に扱い、虐待をするのだそうだ。(☆キティ☆が男性を恐がった理由がやっと分かった。) また、宗教の関係で毎月飛行機で旅行をするそうで、その旅行から帰ると☆キティ☆は毎回、中耳炎をおこして困る。とも文句を言われ、病気がちで医療費がかかる…と言ってはお金を請求された。とも言っていた。☆きら☆が医療費は役所で支払ってくれるので、里親はお金はかからないと説明するとかなり驚かれた。 ☆キティ☆は「ひねくれた子供」になっていて、会うたびに眉間にしわを寄せて泣いていたのだそうだ。あまりに、辛くて会いに行くのがイヤになったほどだったのだ…とも話されていた。 あまりに、辛かったので児相に相談に行ってみたと言う…すると、当時の担当者は「ならば、実親族が引き取れば良い。」とケンモホロロ…「それが、出来ないから対策をお願いしている。」と押し問答になり、結局は児相にも不信感をいだき弱いものの気持ちは汲み取られないとなげいておられた。 ☆きら☆が何故、このことをUPしたかというと、里親をやっておられる方にも色々な方がいるのは仕方ないとは思うのだが、それを私欲のために利用することは許せないのではないか?…という疑問をもったからなのだ。 私欲と言っても、特に里親を利用して、宗教に無理に入信させたり、政治的な売名行為をすることだけは絶対にしてはいけないことではなかろうか? また、1人でも多くの寂しい境遇の子供たちに家庭を与える場である里親が虐待をしてしまったら、その子供たちはどこへ行けば良いのか?…それを、お役所も見極めるべきなのではないのか?…とまで、疑問を持ってしまうのだ。…そんなことをしている方でも、里親を続けられるということは、里親のなり手が少ないことにも起因されるとも思う。 新聞にも載っていたが、現在里親をされている方の平均年齢はかなり高いという。諸先輩にも若いあなたたちがもっと頑張れとよく言われる。(☆きら☆夫婦も決して若くは無いのだが。) ☆きら☆も初心者マークがもう少しで取れそうなヒヨッコ里親だけど、若い仲間が増えてくれることを切に願うのだ。 ☆きら☆は思い込みの強い、正義感の暴走タイプなので、融通が利かないところがある。なので、極論と受け止められても仕方が無い。この思いを共感してくださる方が1人でもいらっしゃることを願っている。m(__)m |