2人目の里子ちゃん Vol.3


里親相談員による家庭訪問

昨年から児童相談所内に、里親をホローする立場の頼もしい里親相談員さんが登場してくれることとなった。…相談員さんは役所を退官された女性。(主に福祉の仕事に携わっていたという。)

相談員さんは、委託児童がいるいないに関わらず、里親の相談に乗ってくれるだけではなく、家庭訪問にも定期的に来てくれている。

今回は☆ミミィ☆の委託後1ヵ月半の成長振りを見に来てくれ、児童相談所の中間報告、実親と☆ミミィ☆の今後。…などを話に来てくれた。…また、☆キティ☆の成長振りもついでに見て、遊んで行ってくれたのだった。


児童相談所による中間報告と里親相談員さんとの話

報告書
養育上の課題
1歳児検診時に「歩行」が要観察となっており、実母の病状が悪化している時のネグレクト状態(少々長期間)も想定されることから、児童心理司などによる出張判定に訪問の予定。

●養育計画(保護者の意向、短期・長期目標など)
実母は定期的に通院、服薬し精神的にも落ち着いている様子。実父母から☆ミミィ☆に面会したいとの申し出があり、児童相談所にて面会が月にどの程度可能か相談させていただきたい。

●児童福祉司などの意見
短期委託としてお願いしている児童ですが、実母の課題が山積していること、また、これまでの実母の行動力を考えると長期委託の可能性もあります。

これに基づいた相談員さんとの話
養育上の課題…歩行については、歩こうという強い意志が出てきているので、今は伝い歩きのみだが近々歩けるようになると思われるので問題は無いだろう。…また発育不全というのも、体格も普通(以上に太っている)だし、普通食も食べられるし、何せ食欲旺盛なので問題なし。

●養育計画…面会については近々1回目の面会をする予定。
定期的な面会はウチも忙しいので、月に1回程度にしてもらいたいと相談員さんに要望をした。

●養育計画…これが、思わぬ展開となりそう!
相談員さんのお話によると、どうも実母の病気は一進一退。(心の病は波があるのは当然。)…また、こういった病気は、簡単に治るものではないという。…実親の家庭事情もあり、そう簡単には引き取れないのではないか?

もしかすると、1年といわず長期委託になりそう。…児童相談所内での想定だが、最低でも小学校までは委託を続けさせていただくことになるのではないか?…最悪は18歳まで置いていただきたい。そうなった場合☆きら☆さんのご家庭は大丈夫でしょうか?…と話された。(ああ…それで、養育家庭に委託したのか?…と納得。)

その話を受けて☆きら☆の思っていることを包み隠さず話した。
「実母さんはネグレクトをしているんですね。…☆ミミィ☆が委託された日に児童福祉司さんに虐待の有無を訊きましたが、キッパリ虐待は無いとおっしゃってました。…でも、ここにネグレクトと報告がある以上、簡単には☆ミミィ☆を実母さんの下には帰せません。…折角、里親宅で幸せに暮らしていても、実親の下に戻り、虐待にあっている子達が身近に何人もいるのを見ています。

里親の家で育った子供と実親との関係は複雑になります。…子供は里親を親と思い込んで育ちますので、1日や2日で簡単には実親には懐きません。…むしろ、実親に心を開かない子がほとんどです。…それを分かってもらえずに、何故この子は自分に懐かないのだろう?…と思い、つい、虐待に走ります。…それが一番恐いんです。

☆ミミィ☆は3ヶ月〜1年と言われているので、いつでも戻す覚悟で育てていますが、実母さんが自分の言うことを聞かないといって再びネグレクトなど、虐待をされてしまったら、☆ミミィ☆の心の傷は癒えないんですよ。…それが、一番心配です。」

その話を受けて、相談員さんも包み隠さず児童相談所の考えを伝えてくれた。
多分、実親は定期的に面会はするが、のらりくらりと引き取りを先延ばしにすると思われます。…それに、児相としても、明らかに虐待をしそうな精神状態では戻すことは出来ません。…おそらく、上にも書いたように、長期委託にならざるを得ないでしょう。…そのことを含めて、今後ともよろしくお願いします。

コーナーの終わりに
今回、2人目の委託児童を受けることとなり、包み隠さずこのホームページに掲載することにいたったのには、里親と実親とのかかわりが多いということです。…また、里子よりも実親のほうが、むしろ、保護されるような実態に不信感を抱いたことにも寄ります。

実親は、わが子を産んだという権利だけで、子供を幸せにも不幸にもします。…里親や施設に頼る実親の多くは、虐待など何らかの形で子供に辛い思いをさせてから、相談に来るケースが多いようです。
そして、児童相談所は委託が受けられるかどうかを判定し、各里親宅、又は施設に子供を預けることになります。
委託後は里親や施設の考えよりも、実親の言い分が重視されるのが現実です。

☆ミミィ☆は今後どうなるかは分かりませんが、里親仲間のお宅で実親とトラブルになったケースがたくさんあります。

実際に虐待が続いているにもかかわらず、実母であるというだけで子供を引き取り、自分に懐かないのは里親さんのせいと逆恨みをし、子供には虐待を繰り返している実母もいます。しかし、そのケースで、児童相談書は個人情報保護の観点から今まで育てていた里親さんには実母の家に戻ったお子さんの現状を教えてはくれません。

☆ミミィ☆の実母がそうなるとは限りませんが一時でも縁があり我が家の一員となった☆ミミィ☆にはずっと幸せでいて欲しい。…もっと、里親の意見が通る世の中になって欲しい。このホームページを続けることに寄って里親の訴えが、少しでも通って欲しいとの願いで、現実を書いています。

これからも、☆ミミィ☆が実親の下に帰るまで、事実を綴って行きたいと思っています。

少しでも日本の法律が子供のためになって欲しいと願っています。…極論になりますが、産んだだけでまともに育てることも出来ない、まして、虐待をするような実親の権利より、育てている人間の親権をより強くして欲しい。…いつの日か必ず、欧米諸国のように育てる人間を真の親として認めてもらえる法律が出来ることを願い、祈り続けます。