特別養子縁組への道 (申立まで)

そもそもの始まり

里親認定の欄に少し触れているが、☆きら☆夫婦が初めて養子縁組をしたくて、児童相談所に相談に行ったときに、児相の職員に、はっきりと「子供と養親の年齢差が45歳を超えると特別養子の手続きは出来ないので、特別養子縁組には当てはまりません。」…と言われ、ガッカリして帰った思い出があった。

それでも、諦めきれずに養育里親と普通養子縁組里親の両方で里親の申し込みをしたのだった。


☆キティ☆の名前

☆キティ☆は、何処をどう読んでも「男性名」としか読めない名前を付けられていた。名前を聞いてスグに☆パパ☆は「可哀想だ。実親族の方に土下座してでも、養子縁組をさせてもらい、名前を女性名に変えてやりたい。」…と決意した。


実祖母さんとの電話

☆キティ☆が我が家の一員になって10ヶ月が過ぎようとしていた頃だった。児相の地区担当の児童福祉司から、実祖母さんが会いたいと言ってきている。…会えなくても様子だけでも聞きたいと言っているので、1度、実祖母さんに電話をして欲しいと連絡が来た。

初めて、実親族と電話をするので、煩わしいのが半分、気後れするのが半分という複雑な心境で電話をした。緊張しながら初めてお話したが、思いがけなく長電話となった。
その長話の終わりに差し掛かった頃、思いがけないことに、実祖母さんの方から、「☆キティ☆はどなたか良い方に養子にもらってもらいなさい。…と娘(実母)を説得している。」…というお話しが出た。(少しだけ「もらって」と言う言葉に違和感を覚えた記憶がある。)

突然だったが、こちらがお願いしたいことだったので、「ぜひ、私たち夫婦に養親にさせていただきたい」と即お答えした。


さて、これから、特別養子縁組を諦めきっていた☆きら☆夫婦には願っても無い展開が始まるのであった。


実祖母さん姉妹との面会
年が明けて、春になった頃、お互いのスケジュールが合い、面会することになった。…夫も一緒に話して欲しかったので、夫の休日に自宅に来ていただくことにした。
ご自分の家柄や☆キティ☆を生んだ実母の詳しい経歴などを、細かく説明し、実祖母さんの気持ちなどを一通り話された。
ウチの様子や☆キティ☆の発育状態を見て、安心されて「ぜひ、養子縁組の話を進めてほしい。」と姉妹お2人で繰り返しお願いされた。
☆きら☆たち夫婦の都合の良いときに、児相に正式に話して欲しいと言われて帰宅された。
 
児童相談所へ正式にお願いに行く
5月上旬、親子3人で児童相談所へ正式に養子縁組のお願いに行く。…春の人事異動もあり、地区担当の児童福祉司さんが、変わることになったので、新旧の地区担当の児童福祉司さん・里親担当の職員さん3人が出迎えてくれた。

最初から、特別養子縁組は無理と言われていたので、夫も☆きら☆も普通養子縁組のお願いに行くつもりで家を出たのだった。

夫から簡単に縁組の要請をお願いすると、里親担当の職員さんから「事前にお電話をいただいていたので、内部で方針を立てていました。…特別養子縁組で内部の会議に推薦します。…それが通った段階で、家庭裁判所に正式に申請書類をもらってください。」…とあっさり、特別養子の方向で進むことが決定した。

思っても見ない出来事に、☆きら☆も☆パパ☆も驚いてしまったが、やはり、特別養子縁組が出来るということは喜ぶべきことだった。

約2ヵ月後、児相内の会議を通り、正式申請の運びとなる。(児相内の会議とはいっても、養育里親から養子縁組里親にするだけということである。)

児相の地区担当福祉司さんが、☆キティ☆側の必要書類をそろえてくれる。


6月下旬、児童相談所から所内の会議で特別養子縁組の推薦が決定の連絡を受ける。