■『パントマイムの歴史を巡る旅』第11回 2013.1.7.
■私がお勧めするPantomimeの本や愛読する本です。
◆「マイムの言葉 ー思考する身体」 並木孝雄監修 小野暢子訳 及川廣信解説
ブリュッケ発行 星雲社発売 3000円+税
現代パントマイムの祖・エチエンヌ・ドゥクルーの著書。
私のマイム仲間であった故・並木孝雄氏が死の直前まで、出版に向けて、それこそ命を削って取り組んだ本です。
マイムを志す人、マイムに格別の興味を持つ人、演劇関係者にお勧めします。
◆「パントマイム芸術」 マルセル・マルソー ヘルベルト・イェーリンク対談 尾崎宏次訳
未来社刊 テスピス叢書63
昨年9月末に亡くなったマルセル・マルソーがパントマイムについて、また自らの芸術観、歴史などについて語り合った本です。
◆「詩を生む身体」 ジャック・ルコック 大橋也寸訳 而立書房刊 2000円+税
創造性と想像性を持つ多くの役者を生み出した、ルコックシステムの実践から生まれた興味深い本。
◆大野一雄関係書籍
私が日本マイム研究所でマイムを始めた年に、3〜4ヶ月先生のレッスンがありました。
幸か不幸かその後先生はスタジオを離れられました。先生がその後も来ておられたら、マイムから離れていたかも。
短い期間でしたが先生の一言一言が深く身体の芯に刺さっています。
先生なくして今の自分はなかったと思っています。ご紹介する本はいずれも刺激的です。
「大野一雄 稽古の言葉」 大野一雄舞踏研究所編 フィルムアート社刊 2100円+税
「魂の糧」 大野慶人(おおのよしと)+大野一雄舞踏研究所編 フィルムアート社 2200円
「天人戯楽 ー大野一雄の世界」 立木鷹志編著 青弓社 2060円
◆世阿弥関係書籍
ご存じ能楽先達・世阿弥が書き残したり伝えた本や、世阿弥に関する本を幾つかご紹介します。
私は「能」を「マイム」と置き換えて座右の書としています。
「観世寿夫 世阿弥を読む」 萩原達子編 平凡社ライブラリー 1300円
「心より心に伝うる花」 観世寿夫著 白水社
(絶版かも知れません・古書で手に入れることが出来ます。)
「世阿弥」 白洲正子著 講談社文芸文庫 940円
◆能楽関係
「お能 老木の花」 白洲正子著 講談社文芸文庫 1050円
自らも梅若一家に入門し能を学んだ著者の能楽論・エッセイ集。
「まことの花」 五十六世梅若六郎著 世界文化社 2000円
私が何時も使わせていただいている梅若能楽学院能舞台は観世流梅若家の舞台です。
当主・梅若六郎氏がご自身の舞台生活50周年を振り返って纏められた随筆集。
「秘花」 瀬戸内寂聴著 新潮社 1600円
世阿弥の波乱の生涯を描いた小説です。
★ご紹介したい本はまだ山ほどありますので、随時掲載していきます。
■DVD.VIDEOなどの映像関係や、海外で出版されているパントマイム関係の書籍についてはウイリアム中村さんのホームページに豊富に紹介されています。