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メキシコ - Estados Unidos Mexicanos

メキシコ国旗 社会人になって最初の海外旅行。
パタゴニア(チリ・アルゼンチン)、スペイン・ポルトガルに行きたいと 思っていたので、スペイン語を1年間勉強してきていた。 実践で使ってみないと、忘れてしまうし、モノになっているかがわからないので 1度スペイン語圏に行ってみようと思ったわけ。 3泊4日の行程は変えようがなかったので選択肢はバルセロナかメキシコシティ。
前年に行ったアメリカのニューメキシコの雰囲気が好きだったから本場に行ってみたいと思っていたこと。 そして古代テオティワカンと、中世の街並みと、メキシコ料理とコロナと、 短い日程でも楽しみが凝縮できそうなのが決め手で、メキシコを選んだ。
現地は丸々3日間滞在。 メキシコシティに到着後は、日帰りバスの旅程度であまり遠くには行かないことにした。 もう2日くらいあったら、メキシコ湾のベラクルスか太平洋のアカプルコに行きたかった。 絞って絞って、メキシコシティ、テオティワカン、 プエブラかタスコでちょうど三日間がバランスよさそうと考えた。 わずか3泊4日(移動で+2日)の行程に対して、もったいないなんていう人も いるけれど、行かない方がもったいない。どうせ、向こう数十年20連休なんて取れないのだから。




メキシコ到着

カテドラル ヒューストンで乗り換えた飛行機は3列しかない小型のヤツ。日本人も4人になってしまった。 国内線かっ!と突っ込みを入れたくなるようなテキトウな昼食が出て慌しく、ベニートフアレスに到着。
スペイン語に戸惑っている間にタクシーに乗る羽目に。予定ではメトロで2ペソでいけるはずだったのに 127ペソもかかってしまった。まぁ正規料金な分マシだけれども。ドライバーとは ほとんど会話せず、ソカロ(Zocaro)まで。
ソカロ到着は、夕暮れ。 広い。想像していた壮大な雰囲気とは違って、民衆のものといった印象を抱いた。
とりあえず宿へ。行くつもりだったところはYHだった。とりあえず、様子見で一泊にしておいた。 夕食にありつこうと、周囲を歩き回る。しかし、雑貨屋はないし、カフェもタコスもない。 衣料品やジュエリーのデパートばかり。 旧中心街にはなにもないのか・・・ちょっとがっかり。翌日は他の宿も視野に入れないと。
軽く寝た後、同室のメキシコ人と話せた。が、久々で英語がまったく話せない、聞き取れないで凹む。 というか、せっかくメキシコ人相手だったのに、せっかく勉強したスペイン語で会話しなかったのはもったいなかった。
機内でほとんど寝なかったのに、時差ぼけで意外に眠れず。



メキシコシティ散策 −Ciudad de Mexico

都会 メキシコシティといえば・・・と聞いてすぐに思いつくものはあるだろうか。 私は、公害とか、タコス程度で、特にイメージもなかった。 あとは、漠然と発展途上国のイメージを持っていた。
この日は、メキシコシティの普通の観光名所をまわって、欲しい物を買って、 メキシコの空気に馴染むのが目標。 初めての国の初日は、とにかく自分の足でひたすら歩き回るのが重要だと考えている。
まずは、国立宮殿、カテドラルを見物してから、西へチャペルテペックまで歩くことに。
宿で手に入れた地図によると、 本屋やCDショップ、レストランなどが並ぶような道を通っていけるらしい。 そこで、買い物という目的を果たせたら、今日は結構満足かも。 そんな気分の朝、朝飯前の散歩でカテドラルの中を見物。
朝飯はYHの宿泊に含まれている。欧米で慣れてはいるがしょぼいものだった。 テキトーに焼かれた食パン(小)。コーンフレーク(メヒカーノの主食はコーン)。 ヨーグルト。バナナ。ジャム。牛乳。コーヒー(アメリカン)。バナナだけがメキシコらしさを感じた。
部屋に戻ると同室だったメキシコ人が出て行くところだった。 郊外のコヨアカン(Coyoacan)で行われているでかい祭り(コンサート?) を見てから、アメリカ国境近くの自宅へ帰るという。


国立宮殿内部 私も出発。まずは、広場の前の国立宮殿を見物。日本人ツアーもちらほら。 いくらか盗み聞きをしていたが、別に面白くないので、ゆったり壁画を眺めた。 アメリカ人がかなり多かったように思える。

特別に印象的なものもなく、宮殿を出発。西へ西へ歩く。 本屋は見つからないし、CD屋は開いてないし(AM10時前)、 計画がいきなり崩れたが、のんびりしてもいられずに、西へ歩いた。 ソカロから500mくらい、ラサーロカルデナス(Lazaro Cardenas)という大通りでは、 歩道にたくさんの露店が出ていて面白かった。 mp3、DVDをはじめとし、日常的な雑貨店がぐちゃぐちゃに並んでいた。 関数電卓なんかも置いてあり、誰が買うんだろうなぁ?と不思議な気分になった。 街の雰囲気は緊張するような雰囲気ではなく、のどかで安心した。


Jacaranda ラサーロカルデナスをわたると、ぺジャス・アルデス宮殿がある。 派手で、見てみたいと思っていたが、目の前に来るとやはり特別印象に残るような ものでもなかった。
この宮殿を入り口にアラメダ公園を横切る。この公園だけではないが、 街路樹や緑地で紫の花をつけた木よく見かける。というか、飛行機がメキシコシティ上空を飛んでいるときに 紫の木々が見えて、「なんだあれは???」とずっと気になっていた。 右の写真の木がそれ。現地では気になりながらも放置していたが、 帰って調べてみると、Jacaranda(ジャカランダと仮名が振ってあるけどスペイン語読みではない) だということがわかった。日本でもいくらか見ることができるらしい。 私のメキシコの印象のひとつは、空から見た紫色、ジャカランダの木である。
そして、近代的なビル群が立ち並ぶレフォルマ(Reforma)通りをひたすら西へ行くと チャプルテペック公園に着く。暑い暑い。標高が2000mを越えるとはいえさすがに南国。 空気が乾燥しているから、やたらとのどが渇く。 公園の入り口を探して彷徨っているところで、露店でジュースを買った。 500mlのペットボトルを買ったとき、子供に10ペソと言われて、 高いと思い、損した気分になったが、どうやら相場らしい。120円、日本と変わらない。

その後は、おすすめの人類学博物館は混んでて退却、チャプルテペック城も入り口を探すのが 面倒になり断念。何も見ないままこの公園から撤収することになってしまった。


バス停の夕暮れ 次は、世界遺産にもなっているソチミルコ(Xochimilco)へ向かった。 メトロで一時間くらいでいける古きよきメキシコ文化が残るところだそうだ。
しかし、メトロが工事でストップ。代替バスはのろのろ。ストレス頂点のまま ソチミルコにたどり着いたが、そのパニックがたたって迷子に。 途中、歩きながら食べたマンゴーもおいしくなかったので、体調も変。 手持ちのガイドの情報が少ないところだったのでコンパスと勘だけで、 それなりの所にはたどり着いたが、もう面倒になってここも撤収。 何しに来たんだか・・・今日は空回りばっかり。

写真は翌々日のバス停の写真だが、ソチミルコから戻った南バスターミナルの外もこんな感じ。 なんとか、この日の目標をひとつくらい達成しようと、 サンアンヘルのショッピングモールに行くことにした。 ここで、CDと本をあさる。本は適当に自転車の雑誌(多分中身はスペインのもの) とメキシコの道路地図を買った。CDは2枚。 スペインポップや、シャキーラとか中米のものが混じってEspanolというカテゴリになっていたので どれがメキシコ人アーティストのものだかわからない。 結局、「これメヒカーノ?」と店員に聞くのも嫌だったので勘で二枚買うことに。 今週の一位みたいなアルバムと試聴できたLuというアーティストのを買った。 これで目標はひとつ達成。帰って調べてみると、ちゃんとメキシコ人のだった。
さらにメキシコ料理、夜遅くまでやっているところで10時頃に食べた。 地元ビールも飲めてこちらも満足。






実際に街を歩いてみてのメキシコシティの感想
街はスラムと近代的なビル群がちょっと離れてはいるものの混在していてアジアっぽい。
でかいカテドラルがあって、でかい広場があるのは、スペインの文化か。
道は広いが、ボロい車が斜めに走り回っており、パトカーのサイレンはひっきりなし。
交通機関はだいぶ安く感じるが、外食やコンビニの品物の物価はほとんど日本と変わらない。

というのがこの日に感じたことである。


タスコ −Taxco

2007年3月**日

この日も朝飯前の始動。YHの朝飯を食べずに出発。前日と同じ南バスターミナルへ向かった。
最終目的地はタスコ(Taxco)。コロニアル調の町並みと銀細工が特徴の小さめの町である。 メキシコシティのターミナルバスから約3時間の旅。

近郊都市を一箇所訪れようと思ったとき、 旧市街が世界遺産に登録されているプエブラ(Puebra)も候補に挙げていた。 斜面に栄える町の写真の雰囲気に憧れ、結局タスコに行くことに。

バスターミナルでの切符購入は、意外と簡単ではなかった。 最初に行ったカウンターでは「席がもうない」と言われ次は11時とかなんとか。 それを聞いていた隣の隣の隣あたりのカウンターのおばさんが、こっちへ来いと。 何とか10時出発のバスのチケットを手に入れることができた。 バス会社がいくつかあり、バラバラのカウンターで時刻表も表示せずにやっているので 初めてだと仕組みがわかりづらい。液晶のモニターでどの時刻に乗る?どの席がいい? というのを選べるのは外国人としてはとても便利だなとは思ったけど。

朝飯にタコスを食べて出発。

写真は、ポポカテペトルというきれいな円錐形の4000m級の山。メキシコではぜひこれを見たかったので 薄っすらとだが見えて感激。


メルカードへ 12:30頃タスコ到着。バスは直行便なので楽。
予定より30分くらい早く到着した。タスコのバスターミナルは小さくて屋外のみの施設だった。 そこで、さっそく街の地図をもらって、街歩きへ。
コンパスであっちだろう、と目星をつけて歩いていくとすぐにメルカードの入り口があった。 メルカードの入り口はいきなりの坂。さすがに斜面に栄える街。そしてメルカードは思ったよりも はるかに、ホントにはるかに活気に溢れていた。休日の観光地ということもあるのだろうが、 露店の間をすり抜けていくような感じ。日本人はあまり来ないのか(そんなことはないはずだが)、 街の人が珍しそうに私を見ているのを感じた。そんな視線を感じつつ登っていくと、 「チーノ!」という声を何度かかけられた(ように思った)。 なんだろな?としばらく考えながら登っていって、「あぁ、"chino"(中国人)か」と気づく。 アジア人なんてみな同じに見える、というのもいい気分ではないが、 後ろからそう声をかけられるのはバカにされているようで、なかなか不快なもんである。
メルカードには食器、洋服、果物、DVD、mp3、電卓、本、サングラス、キャップなどなど・・・なんでもある。 さらに狭い道を右に曲がったり左に曲がったり登ったり ・・・そして、タスコのシンボルのサンタプリスカ教区教会の横にいきなり出た。


サンタプリスカ教区教会 教会前の広場はお祭りのような活気。
ソンブレロやパタパタ動く鳥のおもちゃを売っている人がたくさん! すすめられたとき、ノ、というと「なんでよ」みたいな顔をされるが、 そんなでかいものを持ち歩くのは面倒なんだ、それくらいわかってくれ。 銀の街だけに、全身きれいに銀色で塗りたくった人が静止して芸をやっていた。 私は最初気づかずに前を通り過ぎそうになったが、周囲の銀の人に対する視線に気づいてストップ。 普通に見てるだけで面白かった。



青がきれい 街はきれいで、活気があってうらやましい。

白壁に、アスールのペイントを施した家の色が好き。
坂道から見下ろす教会、高台から見下ろす風景、 開けると見渡せる斜面に広がる街。なんていい眺めなんだ。
日本を出る前に、この街の宿に泊まりたい旨のメールを送ったが帰ってくる前に出発してしまった。 タスコには、本当は一泊したかったのだが泊まれるかわからないのにバックパックを持ってくるのは 面倒だったので、日帰りの旅になっていた。実際来てみると、宿なんてどこにでもあって 空いていないわけがない。荷物を持って来ればよかった、とちょっと残念。 夜になると、教会がライトアップされるのを見たかった。

楽しい街ではあるが、暑い。活気がありすぎて、のんびり寝っ転がっているわけにもいかない。 ということで、休息のためカフェへ。コロニアル調の街から突然と近代風の内装。 あまり居心地はよくなかった。

その後は、スプラットリングという銀職人の博物館に入ったり、ひたすら歩き回ったり。


コロナ 帰りのバスが、17時発だったので、その少し前に夕食を食べようとの計画。
16時過ぎに適当なレストランを見つけてチーズ系の料理とコロナを注文。 コロナはすぐに来たのだが、料理の方がなかなか来なくてどぎまぎしたりもしたが普通においしかった。
メキシコのイメージ=チリ だったのでさぞかし辛いものばかりなのだろうと思っていたが、 こちらで食べたもので辛いものはひとつもなし。アメリカのアルバカーキと違って 辛い雰囲気が特に感じられないのにも少々驚いた。偶然なのか、そのなのか。
食べ物は食材になれないものが多いが、味は素朴でうまい。 慣れればおいしいものには事欠かない国なんだろうな、と思った。ビールもうまいし。

帰りのバスは、英語の映画をスペイン語の字幕だったかな?で2本鑑賞。 2本目は正直みたいと思わなかったが、うるさいので見てるほかない。

そして、高速道路でどこかの峠を越えたとき前方に見える巨大な街の光がとてもきれいだった。 それが、広い広い盆地にあるメキシコシティの灯り。なんか感動。そして、本当に広い都市だと思った。


広場の夜 日帰り観光でたっぷり歩いて汗かいて疲れて、今夜はシャワーを浴びたらすぐ寝よと考えながら帰宿すると、オートロックのドアの鍵が開かない。 レセプションに「ドアが開かない」というとカードを交換してくれた。 しかし、新しいのでもダメ。この時点で、私はドア側のセンサーのほうが壊れていると思ったが、そんなことはよくあることなのか、レセプションの人は「おかしいなー」と番号をきちんと確認して「もう一度」と。で、やはり開かない。 ロビーから部屋が見える。吹き抜け側の窓が開いているので、階段からは完全に中がのぞける状態。見えるところには入れないのはもどかしい。

無駄なやり取りを数回続けると、今度は管理人クラスの恰幅のいいおばさんに「ちょっと待ってて」と待たされる。 てか、同室のヤツはいないのか?と思っているところでようやく「鍵が開かない」と訴える人が現れた。 どうしようもないな、このボロ宿は、と笑うしかない。 仲間が現れて、なんかほっとした気分になった。 ネタとしてはもう十分面白かったから、早く別の部屋で寝かせてくれ、と思っていた。

すると今度は、もっと偉そうなおじさんがドアの窓枠を壊し始めた。ドライバーでガラスを外そうとしている。そこまでして開けるなら割っちまえばいいのに・・・と思いながらも、そんなことは言えない。雰囲気的にテレビでよくある蹴破りが見れるかも、と期待したが、さすがにそこまでは行かず。 私はその始終が面白かったからずっと眺めていた。壊すことを手伝う必要もないし。

で、結局、No。

ようやく、別の部屋を用意してくれた。12時過ぎ。 タオルも着替えも、ロックアウトされた部屋の中だったので、シャワーの後の気分が悪い。ひどい話だ。 結局、ハンドタオルで体を拭き、汗だらけのシャツで寝る羽目に。 面白いからいいや・・・とその日は就寝。




テオティワカン −Teotihuacan

2007年3月**日
宿のルーフトップより 前夜のごたごたで気持ちよくない朝。
出発前、同じくロックアウトされた同室のアメリカ人にルーフトップの眺めがいいよ と勧められ上に行ってみた。写真はそこでの風景。
南と西の展望が最高。ラテンアメリカタワーが目立つが、奥のビルにその影が写りこんでいる のがまたきれい。さらに奥に目をやると盆地らしく山脈がくっきり見える。
二つ目の部屋をチェックアウトして出発。
前夜のマスターらしきおじさんに、「いつあのドアは開く?」ときいたら5時という。
おいおい。
「私は今夜、空港に行かなきゃいけないが、ほんとに大丈夫か?」 ときくと、それなら大丈夫と。 「じゃ、私はこれからテオティワカンに行って夜8時頃帰ってくるからそのとき荷物を取り出していい?」 ということで話は何とか解決に向かったようだった。


朝一は、三文化公園と旧ブエナビスタ駅近くの土産やショッピングモールへ行った。 呼びかけ、ちょっとした質問くらいのスペイン語はだいぶ慣れてきた感じ。
そして、お昼前、テオティワカンに向かうため、北バスターミナルへ。 メトロの乗り継ぎに意外と時間がかかり、予定より1時間くらい遅くなってしまった。 まぁ、なんとか現地に3時間半くらいは居られそうで、ひとまず安心。

サボテンとピラミッド テオティワカンに向かうバスは大混雑。立ち席の人もかなりいた。
私の隣は、おばあちゃん。なにやら話しかけてくるので、せっかくなので 60分いろいろ喋ってみた。
どこから来たの?名前は?年は?兄弟は? 日本から何時間くらいかかったの?飛行機?いつまでいるの? 学生?トモダチはどこ?ひとり? どこ行った(メキシコ内、その他の国)? 日本は好き?美しい?
などなど電子辞書片手に「あー」とか「うー」とか唸りながら 一応ちゃんと答えられた。電子辞書を興味深げに見ていたので、 使ってみる?とちょっと操作を押しててみたが、画面が見えないと言うのでおしまい。 また、ケータイもってる?と聞かれ、まー持ってるけど、メキシコじゃ使えないからねぇとか答えてると、 なんか電話番号を教えてくれた。困ったらかけなさいか、Puebraに来たら寄ってね なのかはわからなかったが、どうも明日帰ると言うことが伝わっていないようだ。 それくらい伝えられてるはずなのだが、忘れちゃったのだろうか?

テオティワカン到着。バスの中から遠目にピラミッドを見ることができたが、 だいぶ遠いところで降ろされた。 60分無料スペイン語講座をやってくれた隣のおばあちゃんに別れを告げ、 歩き出す。帰りのチケットを売ってるようなところがなく不安になるが、 まあ、あとでいいやとスタスタと遺跡の方へ。


太陽のピラミッド メキシコで一番有名な遺跡は、チチェンイツァー? テオティワカンの写真と比べると文明おなじみなのはチチェンのほうか。 しかし、今回の旅は短すぎ。メキシコシティ周辺を離れるわけには行かない。 というわけで、テオティワカン。 南米最大の都市遺跡だそうな。
私がテオティワカンという名前を初めて知ったのは、 日本競馬でテオティワカンという馬を知ったとき。 エルコンドルパサー産駒の良血馬でペーパーオーナーで指名した。 そのとき、この名前の由来は?と調べて初めて知った。
さて、テオティワカン。 2つのピラミッドがある遺跡。 死者のみちという真っ直ぐの道路が遺跡の真ん中を突っ切る。 行ってみると、観光地としては、相当のものの様で人だらけ。 周囲にはサボテンが生えててメキシコっぽさを感じることができた。 ピラミッドに登ってみたりいろいろまわって一番好きな眺めのところでのんびり。 それがこの写真のところ。 のんびり人々を見下ろしていると、笛を売ってる人の ピーヒョロロがとても心地よい。 そんな音に聞き入っていると、アンデス民謡の「コンドルは飛んでゆく」(エルコンドルパサ)を思い出した。i-podに入っているのを思い出して、聞いてみる。 とてもいい気分。 ここはアンデスとは違うのだけれども、勝手に雰囲気を感じたふり。 あまり異国という感じはなく、心落ち着くところだった。

太陽のパワー 4時頃になって、帰ろうかな、と来た道を戻っていると、 太陽のピラミッド(右上の写真の奥に写っているもの)に登るための列が昼過ぎに比べて相当短くなっていた。 これなら10分位でいけそうだと思い、並ぶことに。思ったとおり、10分くらいで登り始めることができた。
大きな建造物だが、真っ直ぐ登ると頂上まであっという間。 頂上は平らな面が結構広い。頂上付近でなぜか皆、腕を上げて何かをやっている。 太陽のパワーを受けているのだろうか。ペットボトルでガツガツ水を飲んでいる少年も写っているが ここは空気が乾燥していて本当にのどが渇く。 水を飲み干してしまっていた私も渇々で早く何か飲みたいと思っていた。
とにかく、太陽のピラミッドは、360度見渡せるよい眺め。

わずか4時間の滞在ではあったが、のんびりすることもできた。
帰るときは、振り返ることなく急いでバスまで。途中、水を2リットル買ったが 半分くらいはあっという間に飲み干してしまった。そしてバス乗り場。 相変わらず、チケット売り場は見つからず、ウロウロしていると、観光バスのようなもの発見。 ちょっと近づいてみると、「メキシコ行くの?」とおばちゃんが言うので、 「シーシー」と言ってギリギリバスに乗れた。聞くと、目的地は出発したところとは違うところ らしかったが、まぁいい。日もだいぶ傾いてきた頃だったので、バスが見つかって本当によかった・・・。



夜景 メキシコシティに帰ったとき、もう現金は90ペソ(800円くらい)くらいしかもっていなかった。 あと何枚かのメトロの共通切符。
土産屋を探してウロウロ。やっと見つけた土産屋、カード使えるかどうかは聞いていたのに、 いざ支払いのときにカードが通らない。。。。。買う現金がない。。。2枚のカードで10回くらい トライしてもらって、なんとか通ってくれた。1ホッ
そして宿に帰って、荷物をとりに部屋に戻った。ちゃんとドアは開いていた。2ホッ
シーツが前日朝のままだったので、返そうとフロントに行くと、状況を知らない フロントの人が、延滞料金を払えと言う。なんとかわかってもらえたが・・・ずいぶん時間がかかってしまった。
そして、最後の観光、ラテンアメリカタワーから夜景を見るのために荷物をロッカーに預けて出発。 とその前に、コロナで一杯景気づけ(-20ペソ)。金がない。ドキドキ。
ラテンアメリカタワーに上るのに50ペソかかるのがカードで払えなかったらどうしよう、とドキドキ。 夜道で、変な人に声をかけられ、スペイン語がわからないふりをしてたら、英語で今70ペソ(500円)しかもってなくて家に帰れないんだ、といわれた。普段ならそんなの無視するところだが、オーアイムソーリー、アイハブオンリー50ペソと悲しそうに言ったら、そうかそれは悪かった、と言われてしまった。 なんか自分が哀れだった。
で、ラテンアメリカタワー。現金しか受け付けないという。そこを払うと空港に行く前に持ち金が20ペソ(200円弱)を切るというとんでもない事態。 20秒ほど、ウーンと考え、値切るわけにもいかないだろうと、50ペソ払ってタワーを上った。

周りに高い建物がないのでとてもいい眺め。
東はソカロ周辺の明るさ、空港を発着する飛行機
北はテオティワカン方面、わりと近くに山がある
西は近代的なオフィス群。
南は遠くの斜面が光のじゅうたんのよう
とても広い街だ、と再認識。50ペソの価値は十分。


で、空港へ。深夜一歩手前のメトロを持ってた切符で乗り切り残り20ペソで到着。 ふぅ、何とか乗り切った・・・・・4ホッ

と思ってカードでリッチに遅い夕食でもと・・・ そこそこ高そうな店は、閉店。 テキトーにやってるファーストフードはカードダメー。 腹ペコのままザックを背負って空港内を右往左往。 結局ありついたのはマクドナルド。 最後の食事が・・・虚しかった・・・。
そして、空港で4時間くらい時間をつぶして、チェックイン。 まだ日の出ていない6時発の飛行機で出発した。
以上、3泊4日+2日くらいの旅行。忙しいくらいでちょうどいい充実感だった。 目的はある程度達したし、面白い程度のハプニングも満載だったし。
飽きないうちに帰ると、また行きたいと思うし、このくらいの行程は意外といいのではないか と、今では考えたりもする。
ちなみに、文章中の太字のものは、私がメキシコで気に入ったもの。 メキシコといえば!という印象を植え付けられたものベスト5。

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last update 2007.8.10