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石見銀山・隠岐



キャンピング

コース・プラン紹介


なんとなく離島に行ってみたいと思っていた春先。 漠然と候補に隠岐・佐渡・五島を挙げてみているうちに、石見銀山・世界遺産登録決定!のニュース。 これは行ってみるしかない、ということで「石見銀山・隠岐」ツーリングの骨格が決まった。 中国地方では、秋吉台、萩、鳥取砂丘、錦帯橋など初めてのところや二度目にいきたいところが 意外とたくさんあった。今年は、海外を回避したという状況もあるので安く安く済ませてしまおう というのが根本にあった。だからなるべく遠くに行かないように、そんなプランをじっくり考えた。 そして石見銀山〜松江〜隠岐〜境〜鳥取という流れが一番スッキリいきそうだ、ということで出発。
ハイライトは隠岐でのんびりキャンプ。ついでに世界遺産っぷりを見物。あとは いつものように温泉入って(三朝温泉)、一風変わった名所に行って(鳥取砂丘)おしまい。 それできっと満足だ。

photo @耳浦キャンプ場、西ノ島

石見銀山

8月15日   仁摩〜石見銀山〜出雲大社〜松江

前日は、どんぶらどんぶら鈍行で米子まで。終電到着後、駅前のビジネスホテルの空室を問い合わせるも 満室とあっさり断られ、街を彷徨ったあげく漫喫へ。3時間の休憩の後、始発で石見銀山の多分、最寄駅 の仁万まで2日目の電車の旅。
仁万には朝8時過ぎに到着。ここから、山陰の旅スタート!


石見銀山

祝・世界遺産 仁万からは「石見銀山↑」という看板に従って簡単に行くことができる。8kmくらいだったはず。 典型的な日本の田舎。3年ぶりのテントを積んでの自転車は重かった。が、へばる間もなく「石見銀山」 に到着。前日に漫喫で下調べをしたものの、見ていた2000年発行のマップルと道が変わっていたので どこへ行っていいものやら。なんとなく人が歩いていく方向へ進んでいったら見事な賑わいの駐車場へ到着。 そこへ自転車を置こうとしたが、いわゆる自転車置き場はなかった。 「ここに止めていい?」と交通整理のおじさんに尋ねると、「そこはダメー、ウーンその辺ならいいよ」 とかなんとか。なかなかの混乱っぷりだった。
その駐車場の脇に、代官所跡で現在博物館の建物がある。 まずは、そこで知識を蓄えて半日の観光に備える。
正直、中の展示は世界遺産にしては物足りない。って何を期待していったわけでもないのだが。 ただ、江戸時代は本当に栄えていて、幕府の経済を支えていたんだな、ということは初めて知った。 ここは、楽しむというよりは「こんな所が日本には実はあった」というのが見たままでわかれば いいかな、という軽い感じ。

というわけで、自転車を置いてこの街を歩くことに。

大森の町並み 二日前の登山の筋肉痛が残る中、町並みを歩いていった。
雰囲気は、なんとなく飛騨高山のような感じ。人出のほうはさすがにお盆の世界遺産。 駐車場の車は島根ナンバーばかりだったけどとても人が多い。混雑した川越並み?

博物館で買った共通入場券は博物館など5ヶ所にはいることができる。 それで熊谷家という商家を見学したのだが、案内係の人が色々解説してくれたのにちょっと感激。 そのへんが、いいなーと思った。彼女らが地元の方かどうかは聞かなかったけど、 生き生き楽しそうな感じ、誇らしげな感じが伝わってきて、なんかいいなぁ〜と思った。 ま、中身の展示は「昔、栄えてましたよ」というものなのでとくに「銀」がどうのこうのというのは 目立たなかった。

羅漢寺、清水谷精錬所跡など見ながら、龍源寺間歩(まぶ)へ。龍源寺間歩は現在公開されている 唯一の坑道で、個人的には観光地・石見銀山のハイライトのつもり。暑い眩しい外とはうって変わって 涼しく、暗い空間。人力だけで掘ったのがすごいようだ。周りの人が、あの光ってるの銀だ! とか言っていたけど、本当???とっくに銀など見つからない状態になっていると認識しているのだが・・・。

そして、昼ごはんを食べ、早くも出雲に向かわなければならない時間に。 いつもギリギリのコース設定で、時間に追われている私としては、今回はだいぶ余裕をとったほう。 前に進むことが目的だった学生時代とはさすがに趣向も変わったか。


2007石見銀山の感想。
まず、広さを甘く見ていた。銀山街道で港に出るには10kmくらい、2時間以上はかかる。そこを歩いてみたかったし、 温泉津温泉にも行ってみたかった。さらには積み出し港の雰囲気も見てみたかった。 銀山街道は車道ではないので自転車では行きづらいし、温泉津に行きたくても出雲とは逆方向になってしまう。 広く浅くの観光をしづらいところだな・・・と。
銀山なのに、その雰囲気を感じないのはなぜ・・・?3月に行ったメキシコのタスコという町は やはり銀山で栄えた町だが現在では銀細工がたくさん売っているところだった。市場は活気があったし、 それに比べてこの大森の町は今、復興させたという感じがした。その違いはなんなのだろうか。


三瓶山 さて、温泉津やら銀山街道やら他にも行きたい所はたっぷりだったが、 ここはチャリダーの悲しい性。前に進みたくなってしまう。この日の目的地は80km先の松江。
大田までは単調に緩い下りかと思いきや、意外と面倒なアップダウンやらカーブやら。 気分が乗っていなかったのか、時間を食った気がした。大田では後方に三瓶山を望むことができた。 マップルを見ると高原リゾートっぽいが、きれいな山容でなかなか目立つ。

R9に出るとスピードに乗ることができた。 海岸線というわけでもなく、アップダウンがたくさんあるわけでもなく、意外なままズルズルと出雲まで。 道の駅は海水浴客で溢れかえっていてのんびりできずに、先に進むしかなかった。

5年前の記憶が曖昧な出雲大社に寄ってあとは松江までひたすらこぐのみ。 5年前にこの辺に来たときも日御碕に行きそびれたが、今回も石見銀山観光が思ったより長引きカット。 出雲大社からわずか片道8kmなのに縁がない岬だなぁ。

宍道湖 朝食テキトー、昼食はおいしいカレー少なめ、その他間食なしという一日。 かなりバテていた状態だったが、出雲大社から宍道湖北岸を通って松江に向かう道にコンビニがない!!! フラフラ走行になる直前、ようやく見つけた自販機でカロリーのありそうなココアを買って、 登山から持ち帰ったカリントウをつまみ、ギリギリで持ち直した。
なんで、こんなに苦しまなければならないんだ・・・。
とはいっても、あと20kmくらいで、ユースホステルに到着というところ。
宍道湖畔に出ると夕焼けがきれいだった。さすがに夕日の名所。 日のある方向が、後ろだったので湖に沈む夕日は見れなかったが、控えめで静かな日没 という感じで趣があった。
夕焼けはきれいだったが、ついに日没前に宿に到着できなかった。 マップルが曖昧すぎて迷子になったが、何とか到着・・・。 結局、夕食を食べ損ねた・・・。ま、ピーナツとビールでいいか。クタクタに疲れた日のビールは最高。

隠岐・島前西ノ島へ

8月16日― 松江〜七類港〜西ノ島


松江城 松江の朝。5日連続で朝5時前に起きていたので余裕の7時出発。
ユースのペアレントの方にちょっとしたバッジをもらった。 バッジはともかく、出雲地方では「ありがとう」のことを「だんだん」と言うそうだ。 ローカルだけど広めてくださいと言われたので、ちょっと宣伝。
朝からコンビニでカップラーメンを食べて出発。暑い・・・。

そして松江も5年ぶり。5年前も朝早く着いて、城に近づいたもののろくに天守閣も見れず、 中にも入れずでしぶしぶ退散した思い出のみ。 今回は県庁のところからよく見えるのに気づいた。いずれにしても9時30分の七類発のフェリーに 乗りたかったので寄り道なしで先を急ぐ。城下町らしい道に突っ込んでいったら見事に迷う。 挙句、「美保関↑」の看板にだまされそうになり冷や汗。 島根町経由の県道など行ってられるか。むしろ遠回りではないか。不親切な看板だなぁと少々怒。
境港に向かう国道は広くてそれなりに快適。中海の湖畔に出ると前方にループ橋やら境水道大橋やら が見える。船が通るためなのか、大きな橋だなぁ、と。
思ったより早く、9時ちょっと前に七類港到着。最後の峠はあっという間で全然たいしたことがなかった。
わざわざこんなところから隠岐行きの大切なフェリーを出さなくても・・・境港でいいじゃん、 という疑問は残ったまま。

西ノ島上陸 そしてフェリーには無事に乗り込めた。大きい手荷物はお断りみたいな注意書きがターミナルにあったので、 おそらく自転車を輪行して客席に持ち込むのはダメなのだろう。
意外に空いている船内。初めの一時間くらいは日本海を眺めていたが、島根半島も見えなくなってくると 暇になったので、お休み。
途中、知夫島に寄ってから西ノ島の別府港に到着。

小さな港町。ここらにはいわゆるスーパーマーケットやコンビニはなさそうだった。 一軒、食料品店があったので、酒の買出しはココだななんて目星をつけた。 お昼過ぎの到着も、昼飯前にまず耳浦キャンプ場を目指した。 インターネット上の情報で、混んでると断られることがあると書いてあったので。
結構な急坂100mくらい登ったか、それをまた海岸まで下ってキャンプ場到着。 とりあえず、無事チェックイン(?)完了で、記念すべき新テント・クロノスドームの最初の設営。 一人用とはいえ、中はそれなりに広かった。 管理小屋、トイレ、シャワー室、炊事場があるだけで、 ジュース・酒など食材が手に入る施設はなさそうだった。 静かそうな入り江のキャンプ場で雰囲気抜群。夜のビールがおいしく飲めそうだ。

国賀海岸

国賀海岸へ テント設営後は、とりあえず昼飯を食べるため、別府へ戻った。やはり100mアップ・・・。

別府の食堂で魚の定食をおいしくいただき、まずは隠岐一の景勝地のはずの国賀海岸へ向かった。 別府から浦郷を通って30分くらい?
道路看板はしっかりあるのだが、もらった観光案内図はアバウトすぎてあっているのやら間違っているのやら・・・。 魔天崖の上への道と、釣り場(?)への分岐2箇所迷ったが、いずれも直進でOK。 登ったり下ったり、結局最後は上なのか下なのか。。。そんなこんなで駐車場到着。 暑すぎでゲンナリだったが自動販売機があったのには救われた。

こんな景色のところ→
が道路の終点。結構十分に圧巻の風景。
ここで自転車を置いて、魔天崖という絶壁の上まで草原ウォーキング。 往復で約2時間の行程。

馬が・・ 駐車場から一旦海抜0mまで下り、通天橋(アーチ峡のように真ん中がくり貫かれてる岩)を 眺めて魔天崖まで草原を登っていく。 この辺に、馬がいるはず、と遠くを探していたら、!いた。
奴ら、道を封鎖している(笑)
魔天崖まで上る道を通っていたら勝負することになったのか、 とちょっと残念だったが、あんな道・・・250mも登りたくありません。

隠岐の馬は元来在来種だったのだが、昭和初期に絶滅してしまったらしい。 それに関する案内は現地では一つも見られなかったが、今いるのは持ち込み馬らしい。 そういうわけで普通の背格好だ。
この先、道を登っていくと牛たくさん、のなかに親仔の馬がいた。

国賀海岸 なんて気持ちいい風景なんだ、とため息が出るくらい。
そこらへんで寝転んでみたいと思うのだが、 牛の糞があちこちにあるのと日陰がなく暑すぎるのでそれは無理。

魔天崖到着!喉渇いた〜駐車場にあるはずの自販機で・・・と思いきやトイレしかない。 しかもそのトイレの日陰で牛が休んでる!!! 悲しいやら可笑しいやら、しょうがないのですっかり温まったお湯を飲んで喉の渇きを癒した。

往復100分くらいでもと来た道を戻って、駐車場へ。 やっとこさ辿りついた自販機はまるで砂漠のオアシス。いろいろ悩んだ挙句、サイダーを一本。 うまかった。町に戻ったら次はカキ氷だな、と考えながら大休憩。

浦郷と別府の間、海を渡る橋を越えたあたりに、スーパーがありそこで買出し。 まずはカキ氷と思ったらカキ氷がない!!!そして、品物が高い!!!!!さらに物が少なすぎ・・・
離島ってこんなものだったっけ・・とかなり戸惑ったがオレンジとインスタントラーメン一人前だけ 寂しく買って別府へ戻った。別府港でカキ氷を食べ(大満足)、 食料品店でビール二本を買い(大大満足)、耳浦キャンプ場へ。

耳浦キャンプ場 また、100m登って下って、着いたそばからビールを飲む。うますぎる。 ツーリングに出て来てよかった〜と心から思える瞬間。そして、ラーメンを食べて、浜辺でミスチルを聞いて、またビールを飲んで。

トビウオなのか知らないけど20cmくらいの魚が、目の前でチャポンチャポンと飛び跳ねている。
日が暮れると漁船の灯りが海の向こうに見える。
そして振り返ると、天の川&さそり座。惑星が明るすぎてアンタレスがまったく目立たない。



適度に疲れて気分よくお休み。


西ノ島〜島後隠岐の島へ

8月17日― 別府港〜隠岐の島・西郷港〜アイランドリゾート


耳浦キャンプ場 この数日早起きが日課になっていたので5時に目覚めた。 ただ、この日は昼のフェリーまで特にすることもなかったのでのんびり。 テキトーに朝飯を食べて、そこら辺の岩場を歩き回ったり。 前の日はそこまで感じなかったが、本当に水が透明できれいだ。 今年は日本一水がきれいだと、キャンプ場の管理人さんが言っていた。 誰が決めてるんだか知らないけれど納得。泳げる準備を持ってくればよかった。
隣のテントの4人はシーカヤックで島前一周4日間をやってたらしい。 「自転車ってのもいいな〜」とノッてきたので、そのうちの一人といろいろ話をさせてもらった。 私が「国賀海岸で景色には満足したから、あとは、キャンプでのんびりしたいっすね」 と話したら、「それじゃ、隣の海士島の明屋キャンプ場は目の前の海がドーンと開けてて気分いいよ」 と教えてくれた。静かな入り江のここのキャンプ場とは対照的らしい。 海からのキャンプ場へノアプローチなんて、意外に楽しそうなアドベンチャーだなと思った。




結局お昼近くまでキャンプ場でのんびりしていた。 行ってみたかった赤尾スカイラインは面倒なのと、前日の満足度合いであっさりカット。 島後へ渡るのは当たり前と思っていただけに、カヤックのおじさんの意見に動揺し 2時間ほど迷ったが、結局予定通り島後の隠岐の島へ直接渡ることにした。

島後行きのフェリーは前日来たときの船と同じ。 つまりちょうど丸一日、西ノ島にいたことになる。 それである程度周れてしまうのだからやはり小さな島だ。 暑くなくて、原付でもあれば、何日でもいたい様なのんびり気分だった。 ま、それでは、夏の自転車ツーリングを完全否定してしまうけれど・・・。

フェリーから見えた明屋海岸は確かに爽快そうだった。。。

西郷港に到着。
街がある!というのにびっくり。島前と島後は似たようなものだと思っていたが、 西郷は普通の地方の町だった。大き目のスーパーマーケットは西ノ島のと打って変わって カキ氷でも何でも売っているし、安いし、30%引きセールとかたくさんやっているし。 暮らすならこっちだなぁ、なんて思いながらも、ガスがなくなっていたので自炊できず。 買ったのは火が不要なパン。なんか虚しい・・・。
そして、西郷から西へ10kmほどのところにあるアイランドリゾートにあるキャンプ場へ。 2,3小さな峠を越えて到着。
管理棟はホテルで涼しかったが、サイト地は日陰がとても少ない広場。 しかも誰もいないし。端っこのほうに控えめにテントを張った。

そして、水浴びして、隠岐唯一の温泉施設へ走った。

テントの灯 隠岐唯一の温泉施設は旧五箇村にあるGOKAとかなんとかいう島の雰囲気には とても似つかない横文字の名前。キャンプ場から片道20km。 100mくらいの峠を二つ越える。出発はすでに4時を過ぎていたので 気温もそこそこ快適、荷物もほとんどなしでウキウキ走行。 地味な林間の道を緩く登って下って、国道をやはり緩く登って下って到着。 またしても、人がほとんどいない施設だった。 温泉施設といっても寮の風呂より小さかったが、他に人がいなかったのでいい気分。
近くに食堂が見当たらなかったので、施設内で、おでんとご飯を食べた。 見たままのとても家庭的な食事だった。

この夜もビールを二本。都万の酒屋で買ったのだが、おばあちゃんがノートに帳簿をつけていたのが とても印象的。8/XX 一番絞り500mlとかなんとか 500円みたいな。

またしても天の川が見えるサイト地だった。

隠岐の島

8月18日― 島内一周

この日は、ささっと島内一周して夕方のフェリーで本土へ戻る予定。 約80kmのコースで、北端の白島海岸がハイライト。

白島海岸 というわけで朝7:00 アイランドリゾート出発。戻ってくる予定なので、 テントはそのまま。前日、五箇温泉に行ったときと同じ地味な林間の道を行った。 前日は往復したのでこれで通るのは3回目。この日は、県道316で伊賀湖を経て中村へ。 海岸はアップダウンが面倒だが、島の真ん中の道はひとつ小さな峠を越えれば 反対側に出られるので楽である。楽して8:00中村到着。 軽くミルクティーで休憩を挟む。海水浴場を目の前にしての休憩だったが、 誰もいなくて静か静か。寂しげな雰囲気すら感じた。
そして、あと5、6km、白島展望台へ。フェリーターミナルでもらった地図は 等高線も描いてあったのでアップダウンが予測できていい。展望台までは100mくらい登る。 中村はなぜか国道の起点となっており、ここから国道485を走る。 しかしまあ、国道といっても坂が急な細い道。そして8:50展望台駐車場到着。 何百メートルか歩くと展望台へ。
写真のように遠くから見下ろす感じ。展望はいいけれど、 日本海の荒々しさ、あるいは白い岩の優雅さは伝わってこない高さ。 遠くまで来たわりには・・・という感じ。

福浦トンネル そして、国道に戻り、もう一登りして水若酢神社へ。 観光バスが立ち寄るほどの神社であり、風格を感じた。 そこから、前日と同じ道で五箇に抜け、そのまま西へ福浦まで行った。 福浦には素掘りのトンネルがあるが、なかなかきれいなものだった。 周囲は地元の人の釣り場として小さく賑わっていた。
このあたりで、10:30。「アイス食べたい」という気分になり、商店を探すがその気配はなし。 福浦スルー。そして、峠を越え、次の集落の長尾田で、と思ったら集落のある谷を高架橋でスルー。 さらに厳しい峠越えが始まってしまった。そして油井。 商店を探す元気もなく、自販機でコーラを買ってひとまず喉を潤した。 出発したらまた峠越えで那久と那久岬へ。岬は島前を望めるところ。 白島展望台よりは開けている分、眺めがよかった。
ここで、もう一本お茶を買って、最後の峠越え。 この軽い50m〜150mくらいの登りには大分慣れ余裕で都万に到着。 ほっと一息、13:00アイランドリゾート到着。
炊事場で水浴びをして水を1リットルくらい飲んでなんとなく回復。
地元の役場の人が何か料理の支度をしていていろいろ話をさせてもらった。 隠岐では以前は、レンタサイクルやロードレースの大会をやったりもしていたが、 海岸のアップダウンがきつすぎて流行らなかったそうだ。 そんなわけで、「白島海岸まで行った」という話に大分驚いていたが、40km弱も走れないようでは ココまで来ませんよ、と。

その後、キャンプ場を後にし、4度目の例の林間の道を走り西郷へ。 スーパーで念願のアイスクリームを食べ、コインランドリーで洗濯をし、 フェリーターミナル15:30到着。
さて余裕で間に合った、切符を買うか〜と。しかし、あたりの雰囲気が静か過ぎる。 不審だ。
時刻表を見ると、フェリー15:10発と書いてあるではないか!!!乗り遅れ!?
8/18からダイヤが通常期になるとのことが時刻表に書いてあった。 土曜から通常期かよ!!!週末はお盆ダイヤだと思い込んでいた・・・・・。 次のフェリーは・・・

立木キャンプ場 翌朝の・・・8:30・・・。。。

うぅ。。。

かなり凹んだので、涼しい観光案内所でぐぅーっと休憩。
面倒だから、宿に泊まろうと思って探してみたが、民宿より5300円のビジネスホテルのほうが安いといわれ、 ほぼ同時に5キロ東にキャンプ場があることを知る。 予算と気力で悩んだ結果、結局、立木キャンプ場へ・・・。 ついた瞬間、海水浴場へダッシュしビールを買い込んだ。 やりきれない夜は飲むしかない。いつも飲んでるけど。
で、まあ、そんなこんなで切ない気分で飲んで就寝。

この日は天の川は見えたかな?覚えてないや。


移動と温泉

8月19日― 隠岐の島〜境港〜鳥取

いつもどおりの早起きの朝。
さよなら隠岐 やはり切ない。早く帰りたいから出発したいけど、何もしたくないようななんともいえない無気力状態。
と、管理人のおばあちゃんが朝6時にやってきて、サイト地代300円を徴収しに来た。
スープパスタと、デザートのゼリーを食べて、テントをたたんで港へ戻った。

前日のフェリーなら七類への直行便だったので3時間で着いたのに、 この朝のフェリーだと、島前のすべての島をまわった挙句、境港まで行くので5時間くらいの長旅になる。

乗り込むと、団体のツアー客やら何やらで大混雑。雑魚寝もできない混雑っぷりに耐えかね 外のベンチへ。多少暑いが風もあるし寝るならここでもいいや。。。 寝たり、小説を一冊読んだり、グダーッとして境港到着。
二日酔いの休日みたいな無気力状態のまま、電車に乗り込んだ。

三朝温泉 鳥取県でも、倉吉周辺は、5年前に通ったときは国道9号を東にまっしぐらだったのでノーマークだった。 そこで今回は、倉吉の町並みや三朝温泉だけでなく、名前が気になってしょうがない「はわい温泉」、 世界遺産に登録しようなんて声もある「三徳山」などにも行ってみようと計画していた。 しかし、前日のフェリー乗り遅れ。。。


そんなわけで、三朝温泉くらい入っておかないと気がすまない。 倉吉で降り、邪魔な荷物をロッカーに預け、10km走って温泉へ。 さすがに評判がいいだけの雰囲気を備えた温泉街だった。 川原の露天風呂も気持ちよかったし、放射性のラドンも効いている気がしたし、 無気力やら切ない気分をようやく解消。



鳥取砂丘

夜の鳥取砂丘 この夜は、鳥取砂丘近くの柳茶屋キャンプ場でサイト。
駅から走って、途中コンビニでカップラーメンとビールを買って行った。 無料のキャンプ場にしては設備がまともだった。おまけに、虫がいない! かなりのお勧めのキャンプ場だ。
テントを張ってラーメンを食べてビールを飲んでいると、 隣のテントにチャリダーが帰ってきた。盛岡から日本海側を通って、乗鞍のアクセントを加えて 鳥取へ来たという。さらに福岡まで行ったあと台湾・ベトナムへ行くと聞いた。 若いってパワーあるよなぁ・・・。 「砂丘はマジすごかった、何でこんなマイナーなんだろう?」のような砂丘ネタ 「俺も学生時代にもっと海外行ってればよかったよ」のような海外ネタ で盛り上がった。チャリダーと話をするのはやっぱ刺激的。
そして、私は夜の砂丘へ。

イカ釣り船の灯りでわずかに見える砂は幻想的。 さすがにかなり暗いところで、ライトがなかったら遭難しそうなところだったが、 天の川は見えず。さすがに街なのか。
この盆休み、空を見上げて天の川が見えなかったのは初めてだ・・・。



鳥取砂丘と移動

8月20日― 鳥取砂丘 〜帰路

朝の鳥取砂丘
朝、6時台の列車に乗るべく、4時起床。キャンプ場はニワトリが騒がしくなっているものの 静かな雰囲気。隣のチャリダーもまだまだ起きない。 私は朝飯前のコーヒーを沸かしてすすってそれから砂丘へ。

前夜と同じ入り口から砂丘に入ると、少し明るくなっていた。 時間がなかったのであまり歩けなかったのもあるが、意外と狭いな・・・という感じ。 「砂しか見えない」ところを見つけるのに一苦労だった。 しかし、静かな朝を満喫。

砂丘独占。我ながら極上の時と場所をよく作り出したものだ。


さて、これから15時間の旅か。。。と思う朝の5時。砂丘を離れ鳥取駅へ向かった。


last update 07.9.11

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