決 議
私たちが「金丸さんを支援し人権を守る会」を結成して1年2か月余が
経ちました。
当時私たちは、ゆたか福祉会の経営者には労働者の健康や人権へ
の配慮に欠ける点があることを指摘し、同時にゆたか福祉会労働組合が
この問題に適切に対処できていないのではないかと心配し、このことが、
ゆたか福祉会が経営する施設で作業し生活する仲間(障害者)の処遇に
影響があることを危惧していました。
私たちがこの会を結成したのは、金丸さんを支援することによって、
「健全な労働環境のもとで、仲間が大切にされ、生き生きと生活できる場
が実現すること」を願ってのことでした。
その後、金丸さんの配転・復職をめぐる裁判は和解が成立し、そのな
かでゆたか福祉会は「職員の健康と人権に配慮すること」を約束しまし
た。
私たちはこの和解によって、数々の問題が解決に向かうことを期待
しました。金丸さんは2002年9月2日に職場復帰し、職場の仲間や皆さ
んの支援で元気にがんばっていますが、その後もゆたか福祉会では、多
くの真面目な労働者が健康を害し、心ならずも職場を去るような事態が続
いています。
ゆたか福祉会では、これまでにも増してゆたか福祉会労働組合が前
面に出て、金丸さんをはじめ愛労連ローカルユニオンやゆたか民主労働
組合に加入した労働者を職場の内外で攻撃しています。
金丸さんの和解の後もゆたか福祉会では数多くの事件が発生し、裁
判が起こり地労委に救済申立がされました。
なかでも、うつ病に罹患している泰中広子さんが法人・ゆたか福祉会労
組一体の個人攻撃によって重篤な状態に陥った事件は、金丸裁判での和
解約束を踏みにじる最たる例です。
これは職員の健康と人権に配慮するという金丸事件の和解条項に明
確に違反しています。
ゆたか福祉会の職員の健康や人権への配慮の欠如が仲間の処遇に
悪影響が出るのではないかという私たちの結成時の懸念は、強まりこそ
すれ解消されていません。
このようにゆたか福祉会の現状は、労働環境の面でも、障害者の処遇
環境の面でも大きな問題をかかえています。
私たちは、ゆたか福祉会が障害者福祉施設として健全に発展するこ
とを願い、働く労働者の健康と人権が守られ、金丸和解の精神が十分に
生かされるよう引き続き努めます。
2003年5月31日
金丸さんを支援し人権を守る会第2回総会
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