サーキット入門講座 このページは著者が公道レベルからサーキットにステップアップするために必要になる 技術・知識を提供する目的に公開しています。 (*注:個人による情報の提供ですので、当サイトにより第三者に過失が生じた場合でも 一切の責任はとれませんのでご了承ください。) <また、基礎的なことの記述は省略させて頂きます。> *更新*07年4月16日(随時、内容を変更する場合があります) 第一章(装備編) まず、何よりも脊椎パッドの装着をしてください。 ヘルメットは新品時でかぶった時に、顎を持って左右に振り ヘルメットが顔からずれる様では緩いです。 今までツーリング等で使っていたヘルメットサイズより 1サイズ下げてください。 グローブ、ブーツは有名メーカーの使用をお薦めします。 実績と経験があり作りがしっかりしています。 ただし、必ず試着の上購入してください。フィット感が大切です。 ツナギは・・・。KOMINEは安くてデザインも良いけど。 材質がヤワで破けやすいです。しかも肘等の重要部分が2重 構造にはなっていないです。大切に長く使いたいなら これも有名老舗メーカーがお薦めです。 第二章(マシン編) オイル タイヤ ブレーキパッド ブレーキフルード チェーン 上記に上げたものは日常点検(始動時)に毎回点検する余裕を持ってください。 あと、洗車は基本整備です。常に目の見えないところ、手の届かないところまで キレイに清掃してください。 サーキット走行時にはヘッドライト・テールランプの配線を外すことを お薦めします。 第三章(テクニック編) 公道とサーキットでは走り方が根本的に違います。 良く聞くことですが、実際には何が違ってくるのか・・・ まず、1キロ未満のショートサーキットの場合は例外だが、直線が300m以上ある サーキットにおいては通常の公道とは速度域がかなり違ってきます。 このようなサーキットでは平均スピードは120kmを超えてくると想定できます。 その中で大切なのは体感スピードと実際のスピードとの誤差です。 日常のレベルではなかなか100km/h以上のスピードを継続的に体感することは難しい。 また、コース幅10m以上の道は通常は体感していないため、最初はスピード感覚が異なってきます。 そこで、サーキットにコースインをして一番最初にしなければいけないのは、自分の感覚を サーキットレンジに引き上げることです。当然バイクもタイヤやサスペンションは冷えた状態 ではありますが、何よりもわずかな直線でもアクセルをフルスロットルに回すことをお薦めします。 サーキット走行の予定が決まったら、必ずイメージトレーニングをしましょう。 そのサーキットを走ったことが無かったとしても、ゲームやネットの情報でも良いので 少なからず情報を得てください。頭の中のイメージで想像できないことは実現できません。 自分は一ヶ月に一回もサーキットに行ければ良い状態ですが そんな中でも、ほぼ毎日と言っていいほど頭の中で走っています。 その積み重ねが、実践につながってくると考えているからです。 第四章(タイムアタック編) 富士カートコースタイムアップ術について 最初に理論編と実践編で話を分けます。 −−−理論編−−− それではまず、最初にラップタイムの概念について考えてみよう。 基本的には距離÷速度=時間となる。ここで時間を小にする為には 分子(距離)を小さくするか分母(速度)を大きくするかに分かれる。 で、単純明快に最短距離で速度を速くすれば良いということになる。 まぁまぁ、そんな当たり前…なんて言わずに聞いてください。 ここからが重要です。 それでは、実際にバイクに置き換えた場合にどうするか。 特にサーキット走行の場合はコーナーとストレートの複合であるので それぞれを細かく分けて考えるようにします。 まず、コーナーの走らせ方。 コーナーとは5段階の操作が含まれていると考えます。
1.ストレートからの車速調整と車体姿勢
この5つに分類した中でそれぞれに距離と速度の関係を置き換えます。2.倒しこみ時の車速調整と車体姿勢 3.クリップの取り方 4.クリップ後の加速と旋回 5.ストレートに向けての全開加速の仕方 そうすることで1〜5のそれぞれに要する時間がでてきます。 この時にどのような配分になれば一番時間を短縮できるのかを考えるのです。 (場合によっては1・5が省かれることがあります) 基本的には各段階の速度には次の関係があります。 1>2>3<4<5 そして、バイクによって各段階での平均速度が違ってきます。 ここで、重要になってくるのが、それぞれのバイクの特徴です。
◆ミニバイク:コーナーリングスピードが有利で切替し等に部がある。
◆モタード:回頭性が良く、瞬発力がある。 ◆ネイキッド:ポジションの自由度と安定感。 ◆リッターレプリカ:パワー。太いタイヤと良い装備。 上に挙げたのはあくまでも例ですが、それぞれの特徴を生かした ライン作りが必要となります。 私がリッターレプリカなんで、簡単な主旨を言いますと なるべく加速区間を増やし、直線で速い速度域を多く取れるようにする。です。 また、ミニバイクの場合は減速・加速区間を減らし、なるべくスピードを落とさずに コースを一周できるような組立が必要になってくると思います。 このような感じで、それぞれが自分のスタイルにあったラインを考えることが必要です。 しつこいようですが 3の段階での速度が有利なら3を活用できるようにする、です。 また、例えどんなに短いストレートでもアクセルを開ける動作を しなければ、とてもじゃないですけどタイムはでません。 これは、どのジャンルのバイクにも言えることです。 0.5秒でもこの動作を怠ると場合によっては1秒近くタイムロスをします。
−−−実践編−−− ・ 富士ショートコース攻略法 著作:mizz氏 監修:U太 25KB (できれば別名でダウンロード保存してご覧ください) ↑の走り方でベスト33秒まで狙えます。U太実証済み。 ・富士カートコース攻略法 ビックバイク編 ここでは、富士スピードウェイ内のカートコースにおいて 私の走行を詳細に記していこうと思います。 リッターレプリカの方は必見ですよ!! それ以外の方は参考になる部分だけ吸収していってください。
最終コーナー立ち上がりからシュミレーションしましょう。
アクセルを開けていきフロントアップをしないように前荷重を意識しながらなるべくスピードをのせていきます。 アウト側白線の5〜10cm内側を走りモタードのブラックマークが 始まってる箇所に来たらフルブレーキング開始です。 この時に路面がバンピーなんでリアブレーキは使わないです。 使うとポンピングして余計に遅くなります。 重要なのは尻をできるだけ後ろに持っていきリアの浮き上がりを押さえます。 軽くスネーキングするくらいでコーナー手前1m位までフルブレーキングで後半にコース中央に少し寄っていきます。 そこから、ブレーキを半分くらいにまで弱めて突き出した膝が接地するまで寝かしこみながら一気にクリップを目指す。 クリップまでフロントタイヤが20cmまできたらブレーキをリリースし、フルバンクと共に一気に向き変えを行います。 クリップではバイクが出口に対して60°位まで曲がるまでアクセルを 閉じたまま我慢で曲げます。 60°以降はゆっくりとしたスロットルワークからリアタイヤに駆動を加えていき、次の左コーナー内側に立っているパイロンが正面にくる 感じで立ち上がります。 できればコース中央よりイン側。 そしてバイクが直立になったら開け始めていたアクセルを止め 一気に左にバイクを切替します。 左側にバンク始めたところでアクセルを大きめに開けて一気に加速しながら左コーナーをパスしていき次の右コーナーのイン側に寄っていきます。 右コーナー手前50cmでバイクを切替しながらフルブレーキングします。 この時が第一クリップです。その後、倒しこみつついったんインベタから離れ(20cm位)、 減速終了後のブレーキリリースでフルバンクをしてもう一度イン側に一気に寄ります。 そしてアクセルはパーシャルです。 右コーナーRの終了地点手前20cmで次の左ヘアピンの為にバイクを切替します。 この切り替えし中にブレーキチョンがけでスピードを殺してヘアピンをくるっと回れるようにします。 ここも、クリップからアクセルを開けていき次の緩い右コーナーに直線的に入れるようにします。 この右コーナーで軽く膝を接地させて奥にある複合コーナーまでバンクさせっぱなしでの加速。 そして、バンクさせたままブラックマークが始まるところからブレーキング。 この時にイン側から離れても2m前後で進入ラインをとる。 ブレーキングはバンクしているので80%入力。 奥のクリップまでブレーキを残しつつ失速する手前でリリースしパイロンをかすめるように曲がる。 ブレーキのリリースと共にアクセルを当てていくのを忘れずに。 次の左まではクリップとクリップまでを直線的に取るようなラインで加速を忘れずに。 この区間でダラけるとタイムは詰まりません。 この左もクリップ時に車速を落としてくるっと向きが変わる速度にまで調整する。 そして、最終へのアプローチは今度は直線的には取らずに、センター付近からアプローチ。 クリップ手前までに旋回を終わらせておく。 クリップにつく頃には20%開度位にアクセルを当てておけるようにする。 そして、あとは体を前方内側に入れて加速&旋回でホームストレートに飛び出していく。 と、こんな感じで。参考程度であとは個人でアレンジしてみてください。
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