ルーターがあれば楽ですが、もしそれが無い状況でPC間でファイルを移動したいことは
データが多い人ならきっとあるでしょう。もしも、何故かできないときはこれを参考にしてみてください。
LAN(ネットワーク)接続ができません。何を確認すればいいでしょうか?
LAN(ネットワーク)接続がうまくできない場合、以下の点を順番に確認してください。
※以下は一般的な確認事項となります。
(1)接続方法の確認
接続方法に間違いはないか確認します。ストレートケーブル、クロスケーブルなど
接続するノードによっては使用するケーブルが異なります。
コンピュータ同士をHUBなどを介さずに直接接続する場合はクロスケーブルでなければなりません。
またLAN(Ethernet)の規格(例えば10BASE-Tなど)により使用するケーブルのカテゴリや最大延長距離に
制限があります。HUBなどをお使いの場合、通信実績のあるポートに接続し確認します。
通信実績のあるケーブルがある場合は、そちらで試してみます。
(2)ネットワークコンポーネントの確認
ネットワークコンポーネントに、LAN接続に必要なコンポーネントが追加されているか確認します。
また、それぞれのマシンのプロトコルが同じであるか確認します。
Windows98以降では、ネットワークアダプターを追加するとTCP/IPは標準でインストールされますが、
TCP/IPが削除されていないか確認します。(一般的には TCP/IP を使用しますが、
NetBEUI をご利用の場合は、それぞれのマシンにNetBEUI が追加されているか確認します。)
確認方法は下記リンクをご参照ください。
(3)ワークグループ名の確認
ワークグループ名の設定を確認します。ワークグループ名が異なると、
そのグループ内のコンピュータへアクセスできません。
(4)IPアドレスの確認
正しいIPアドレスが設定されていなければ通信をすることはできません。
IPアドレスに間違いはないかを確認します。
(ネットワーク内にDHCPサーバーがある場合は、IPアドレスは自動取得となっています。)
IPアドレスを手動で設定している場合は、設定に間違いがないか確認します。
あわせてサブネットマスク(Subnet Mask)が正しいことも確認します。
■手動でIPアドレスを設定する場合は、以下の個所で設定します。
※IPアドレスはコンピュータ間で異なるアドレスを割り当てる必要があります。
※「A」というコンピュータが192.168.0.2の場合、「B」というコンピュータでは192.168.0.3という具合に
アドレスの数値が重ならないように設定します。
※上記の「A」と「B」の例の場合、サブネットマスクが「255.255.255.0」(同じグループ内は共通)の場合、
IPアドレスは「192.168.0」までは共通でなければなりません。
Windows98/Meの場合
1.[スタート]−[設定]−[コントロールパネル] を開き「ネットワーク」を開きます。
2.その画面で「TCP/IP→....(LANアダプタ名)」を選択し[プロパティ]ボタンをクリックし
「TCP/IPのプロパティ」 を表示させます。[IPアドレス] タブを開き、IPアドレスを割り当てます。
Windows2000の場合
1.[スタート]−[設定]−[コントロールパネル] を開き [ネットワークとダイアルアップ接続] を開きます。
2.[ローカルエリア接続] のアイコンを右クリックし [プロパティ] を選択します。
3.[ローカルエリア接続のプロパティ] 画面で 「インターネットプロトコル(TCP/IP)」 を選択し
[プロパティ] ボタンを押します。ここでIPアドレスを割り当てます。
WindowsXPの場合
1.[スタート]−[コントロールパネル] を開き [ネットワーク接続] を開きます。
2.[ローカルエリア接続] のアイコンを右クリックし [プロパティ] を選択します。
3.[ローカルエリア接続のプロパティ] 画面で 「インターネットプロトコル(TCP/IP)」 を選択し
[プロパティ] ボタンを押します。ここでIPアドレスを割り当てます。
(5)LANアダプタが正常に動作しているかの確認
LANアダプタが正常に動作しているかどうかの確認します。
LAN アダプタの TCP/IP に割り当てられている IPアドレスに ping コマンドを使用し、
通信の確認を行います。ping コマンドで正常に応答があった場合は、
接続に関する物理的な問題はないと考えられます。正常に応答がなかった場合は、
]LAN(イーサネット)アダプターの認識に問題がある可能性が考えられます。
その場合はLAN(イーサネット)ドライバーの再導入をお試しください。再導入後に状況を確認してください。
(6)異なるOS間でのネットワークの場合の注意点
Windows 9x/MeとWindows XP/2000間でネットワーク接続する場合、Windows9x/Meマシンから、
そちらのマシンへのアクセスを可能にするために、Windows XP/2000にて、Windows98/Meマシンで
ログオンしているユーザー名とパスワードを登録する必要があります。
(WindowsXP Home Editionの場合はGuestアカウントをオンにします)
(7)ファイアウォール機能の確認 ※Windows XP の場合のみ
Windows XP のファイアウォール が有効になっている場合、
ping が通らずにフォルダの共有の妨げになることがあります。解除して状況を確認します。
Windows XP のファイアウォールを解除するには以下の手順をご参照ください。
1.[スタート]−[コントロールパネル] を開き [ネットワーク接続] を開きます。
2.[ローカルエリア接続] のアイコンを右クリックし [プロパティ] を選択します。
3.[詳細設定] タブをクリックし、「インターネット接続ファイアウォール」のチェックを
解除して[OK]をクリックします。
※Windows XP のファイアウォール以外にも、何らかのセキュリティソフトをご利用の場合、
そちらのファイアウォール機能が妨げになる場合もあります。
もし、セキュリティソフトのファイアウォールが原因と判明した場合、
ファイアウォールを無効にしたままご利用になるかどうかの判断は、セキュリティの問題上、
ユーザー様のご責任において判断していただく範囲の内容となります。
セキュリティソフトによっては、通信を許可したいコンピュータのみファイアウォールを
通過するように設定することも可能な場合もあります。
セキュリティソフトの設定や詳細はお使いのソフトの製造元へお問い合わせください。
(8)NetBIOS over TCP/IP の確認 ※Windows XP/2000 の場合のみ
Windows XP/2000 の場合で、フォルダの共有ができない、共有にアクセスできないなどの場合、
「NetBIOS over TCP/IP」 が無効化されている可能性があります。以下の手順で確認してください。
1.Windows XP の場合:[スタート]−[コントロールパネル] を開き [ネットワーク接続] を開きます。
Windows 2000 の場合:[スタート]−[設定]−[ダイヤルアップとネットワーク接続] を開きます。
2.[ローカルエリア接続] のアイコンを右クリックし [プロパティ] を選択します。
3.[ローカルエリア接続のプロパティ] 画面で
「インターネットプロトコル(TCP/IP)」 を選択し [プロパティ] ボタンを押します。
4.[全般]タブを選択します。[詳細設定]ボタンをクリックし、開いた画面の[WINS]タブを開きます。
5.「NetBIOS設定」欄で「NetBIOS over TCP/IPを有効にする」にチェックを入れて有効に設定します。
[OK]で画面を閉じます。一旦Windowsを再起動します。
(9)共有名の確認
Windows 9x/Me は 12 バイトを超える共有名を認識できません。
Windows XP/2000 で、長い共有名を使っていないことを確認してください。
また、日本語を含む共有名も問題を起こす場合があります。
問題が発生した場合は 12 文字以内の英数字だけの共有名で確認してみてください。