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「セシリ・パセリのわらべうた」 |
| ビアトリクス・ポター 文・絵 | |
| 石井 桃子 訳 | |
| 福音館書店 定価700円+税 | |
| ピーターラビットの絵本第8集に入っています。作者がずっと以前から書き溜めてきた詩と絵をまとめて作られたわらべうたの本です。 歌の中にはポター自身作のものや、昔から伝わるわらべうた、なぞなぞがあります。 どの歌も数行の文章ですが、自然を忠実に描きつつ擬人化された動物達」が登場する、楽しくて可愛らしい絵がついており、想像を膨らますことができます。作者のオリジナルの世界を楽しめます。 |

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「 ぼくは なにいろのネコ ?」 |
| ロジャー・デュボアザン さく | |
| 山本まつよ やく | |
| 子ども文庫の会 定価1,300円+税 | |
| 黄色、青、赤、黒、白の色たちが、次々と登場して、自分の色の花や動物や山や川等を例に出して、美しさを自慢します。 その度に、子ネコのマックスが、狂言回しよろしく、その色になってあらわれ、「○○色のネコなんているもんか。」と言います。 色たちも、2色が混ざってみたり、3色が混ざってみたりして、別な色になることを示してくれます。黒と白が登場すると、マックスもまんざらでも無い気持ちになります。でも最後には、それぞれの色が、それぞれの大切さ、自分の色だけの世界の物足りなさを実感し、色々な色が混ざり合って作る美しい世界に気付くというおはなしです。 当たり前のように見ている景色も、色の混ざり合いで成り立って出来ていることが、小さな子どもにも分かりやすく伝わります。 デュボアザンの絵は美しく、又ユーモラスで、お勧めの楽しい絵本です。 |

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「完訳 グリム童話集 1」 |
| 金田 鬼一 訳 | |
| 岩波書店 定価900円+税 | |
| 「赤ずきん」「ヘンゼルとグレーテル」「ブレーメンの音楽隊」などは、誰もが一度は聞いたり、読んだりしたことのあるお話だと思います。これらは全てグリム兄弟が、ドイツ各地で収集した昔話です。これをまとめたものがグリム童話と言われています。 昔話は、一般庶民が、炉端を囲み、暮らしの中で驚いたこと、面白かったこと、不思議なことなどを語り合った話が少しずつ姿を変え、選りすぐりのものが、今に伝わってきたと言われています。その中には、人が生きるということの真実、昔の人の生きる知恵が詰まっています。それが子ども達に勇気を与え、自信を持たせてくれます。そしてとびきり面白いのです。 たくさんのグリム童話集が出版されている中で、私たちはこの岩波書店のグリムをお勧めします。方言が使われていたり、現在はあまり聞きなれない言葉が使われていたり、文庫版しかないといったことで、子ども達が手に取りづらい形になっていますが、それ以上の魅力がこの本には溢れています。全体に勢いがあって、庶民の土臭い、あっけらかんとしたたくましさが表現されていて、耳に心地よさが残ります。ぜひ大人が読んであげてください。声に出して読むと本当に面白く、小学生低学年位から楽しめると思います。 全5巻で267のお話があり、この1巻には42のお話が入っています。毎日1つのお話を読むのも楽しいですね。
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