●乾季(12月中旬〜5月中旬)
乾季は1年でいちばん快適な気候の「冬季」と、乾いて気温が高い気候の
「暑季」に分けられます。
- 冬季 12月〜2月 昼間の気温30℃前後 夜間の気温22℃前後
冬季は、南国でも風があって暑過ぎず、1年でいちばん快適な気候。
旅行者がもっとも多いサムイ島の繁忙期。旅行者は「避寒地」として、
暖かくて、暑過ぎず、過ごしやすいサムイ島に滞在します。
昼間でも、サムイ島の観光、街の散策など、活発になれる季節です。
街はにぎわい、ディスコやクラブは毎日盛り上がります。
島に活気があるので、「お祭り好き」の方には最適な時期ですよ。
冬季は穏やかな気候、「気候のベストシーズン」と言われます。
サムイ島の西海岸では、冬季は「サンセットのベストシーズン」です。
海の状態は、東海岸には波があり、西海岸は比較的に穏やかです。
- 大晦日と新年 12月31日
大晦日の夜には、ビーチでカウント・ダウン。新年とともに花火が
上がります。この日だけはバー、パブ、クラブ、どこも終夜営業。
若者からお年寄りまで、誰もが朝まで踊ったり、グラスを合わせて、
サムイ島の新年を祝います。
- 冬季のシュノーケリングについて
冬季に入ると、風が強くなり、東海岸のビーチには波が押し寄せます。
波のある日は透明度が悪く、乾季の中の冬季はサムイ島の東海岸は
シュノーケリングが楽しめません。
冬季は、1年を通してシュノーケリングが楽しめるナンユアン島(タオ島
沖合い)へ行くデイ・トリップのツアーをおすすめします。
- 暑季 3月〜5月中旬 昼間の気温35℃前後 夜間の気温28℃前後
1年を通していちばん暑い、タイ人が「夏」と呼ぶ季節。
雨はほとんど降りません。
1年じゅう快適な海風の吹くサムイ島でも、この時期だけはエアコンの
ある部屋に泊まりましょう。
サムイ島では、暑季に、「海のシーズン」が始まります。
波がある日と波が無い日が交互の季節なので、海には流れがあって、
水温が温か過ぎず、サムイ島のビーチは、「魚影が濃いシーズン」。
暑季は、海の色が美しい「海景色のベストシーズン」と言われます。
- ソンクラーン(タイ正月) 4月12〜14日
「水かけ祭り」として親しまれているソンクラーン。
子供から大人まで、水鉄砲やバケツで水をかけ合い新年を祝います。
サムイ島では「水かけ祭り」はタイ正月に1日だけ行い、大勢の旅行者
が参加します。
●日なたと日陰
日中、屋外で過ごすとき、日なたと日陰では体感温度がまったく違います。
いつも心地良い風が吹く日陰であれば、とても快適に過ごせます。
また、日なたに長時間居たり、日なたを長時間歩くことは危険です。
南国の日差しは強烈ですから、帽子や日焼け止めなどを用意しましょう。
●サムイ島の天気予報
サムイ島の天気予報は、Weather Underground が役立ちます。
今後10日間の天気予報がグラフ、テーブル表示でよくわかります。
過去のサムイ島の天気情報(気象データ)が閲覧できます。
英語でも日本語でも言語設定ができます。
2017年11月から、サムイ島の天気予報のアドレスが変わりました。
Weather Underground Samui, Thailandのアドレス
https://www.wunderground.com/weather/th/samui
サムイ島の雨季の天気予報には Chance of T-storms とよくありますが、
これは雷雨(スコール)のことで、日本の夕立のように短時間の烈しい雨が
降ります。降水確率が40%以上の日はスコールの可能性があります。
ただし、スコールは局地的なもの、島の何処であるかはわかりません。
また、サムイ島の天気予報の天気マークには「やや曇」がよくありますが、
サムイ島では山側に雲が掛かりやすく、ビーチには雲が掛かりにくいので、
「やや曇」の場合は、海側では晴れていることが多いといえます。
「だいたい曇」の場合は、海側は「晴れたり曇ったり」の天気になります。
●サムイ島の雨季の異説
「サムイ島の雨季はいつか」と尋ねると、「11月から3月」と答える人が
居ます。とくにサムイ島のタイ人ツアーガイドがそう言うことが多いので、
私もサムイ島に住むようになるまでは「サムイ島の雨季は11月から3月」
だと信じていました。
しかし、サムイ島に住んでみると、その雨季の異説は、生活実感に全く
合いません。
サムイ島の季節は、タイの雨季入りの5月に、雨季の果物が収穫され、
(近県を含めた)タイのその他の地域と同様に、スコールが始まります。
そもそも本土から見える距離にある島が、その島だけ季節・気候が違う
ことはあり得ないのです。
しかし、雨量を考えた場合、サムイ島の雨の降りかたは、少し異質です。
※雨の多い月(200ミリ以上)を赤字で表示
サムイ島はタイの雨季(5月〜10月)に、スコールがありますが、
そのスコールは数日おきに1度という頻度で、30分程度の短いものです。
だから、5月〜10月のサムイ島は雨量が少なくても、乾季ではありません。
(100ミリ以上の雨が降りますので、水不足の心配はありません)
そして、タイの雨季が終わる10月下旬〜12月上旬の本雨季(豪雨季)に、
大量の雨が降ります。
10月の多い雨量は10月下旬の集中豪雨、12月の多い雨量は12月上旬の
雨季の終わりの集中豪雨ですね。
12月中旬〜1月にも雨季の名残りのようなスコールが稀にありますが、深夜
に短時間降る傾向なので、朝、雨があったことも気付かない程度です。
サムイ島は12月下旬になると、街は旅行者で溢れて、青空屋台が大盛況。
雨の心配はありません。皆、ビーチや屋外生活を楽しんでいます。
2月〜4月は雨が降らない、水不足の心配がある乾季です。断水が多いので
貯水タンクと、水圧維持のためのモーターが民家では不可欠になりますね。
生活実感から言うと、本来のサムイ島の雨季は10月下旬から12月上旬。
5月〜10月は乾季ではありませんから、雨が少ない雨季としか言えません。
12月〜1月の冬季は、雨季とも乾季とも言い難い実感がありますが、タイの
季節に準ずれば、多少スコールが残る乾季なのでしょうね。
本雨季(10月下旬から12月上旬)を除けば、サムイ島は、気になるほど雨が
降らず、タイでは稀な、実質の雨季が短い、とくに天気に恵まれた島です。
結局、ツアーガイドの「サムイ島の雨季は11月〜3月」という言葉は、
「サムイ島はヤシノキ以上の高さの家が建てられない」という言葉と同様、
観光客に「え〜っ」と言わせたいための、パフォーマンスだったわけです。
(どちらも正確に言うと嘘だが、神秘的なサムイ島を言い当てている)
(2018年03月02日加筆)