■使える日本史参考書■

書店にいくと参考書の数の多さに圧倒されると思う
どの問題集や参考書を買えばいいのか、迷うのは当たり前である

普通の一般書のように帯でもついていて
「泣きながら一気に読みました」柴崎コウ(『世界の中心で、愛をさけぶ』の帯より)

とでも書いてあれば、手にとってみようと思うが
残念ながら、そのような帯がついている問題集はほとんどない。

「泣きながら一気に読みました」浪人19歳 

・・・売れない

そんなわけで、参考書売り場って味気ないですよね。
そこで、お困りの受験生も多いと思うので

私的ですがお勧めのものをここに挙げておきます。
写真つきにしたので本屋さんで探してみてください。

 

 

         

(著者紹介より)
過去20年分の入試データを完全分析。センターレベル/一般私大レベル/難関私大レベル/マニアレベルの4段階に分けて構成。
基礎から難関レベルまでを完全網羅。

日本史の1問1答というと、学校などでは「山川出版の1問1答(正式には『用語問題集』)」を薦められたりするが、残念ながら
たいして使えない。問題の選出基準も謎。
その点、こちらは自信を持って薦められる1冊に仕上がっている。知識の定着を図るのに使ってみてほしい。
また、「自分は暗記が苦手・・・」という人にもお勧めである。

(著者紹介)
河合塾の石川晶康氏。毒舌を自認してるらしいが、この本の中では息を潜めている。

この本をお勧めする理由は、とっつきにくい教科書をわかりやすく話し口調で説明してくれる点である。学校の授業で聞き逃したところ、学校の先生の説明がへたくそな人(笑)はどうぞ。定期テスト前に復習をかねて読むのもいいかもしれません。
自分が高校生のときはそれで対策立ててました。用語を漢字で書きながらとかね。

なお、全5巻で全範囲(文化史含む)が学習できます。買ってみて損はない1冊です。

(著者紹介)
代々木ゼミナールの伊達日角氏。私大〜国公立まで幅広く、ポイントを絞って効率よく教える授業と同じように本書でも、同じことがいえる。

この問題集はいきなり手をつけると凹む。石川の実況中継を読んでからやるといいだろう。この方法で偏差値60はいく。
答えは書き込まないで2,3回やれば確実に解けるという実感を得られるはずである。理解度が浅いと感じたら、実況中継に戻ってまた解きなおせばいいだろう。

難関私大での用語も散見されるので、そのあたりは必要なければ思い切って消してしまっていいとは思う。それでも良書といえる。

(著者紹介)
全国歴史教育研究協議会【編】 という風に書いてあるが、実際はバイト君に教科書をチェックさせて作り上げたらしい。
聞いた話なので詳細は定かではないが。なので、Rとかの数字も実際は間違っているものがあるらしい。。

これは、辞書みたいなものです。日本史受験者は必須。持ってない人は今すぐ本屋に行くべし。
勉強するとき、ほとんどは一人である。そこには、先生もいない。いたら、怖い。家で勉強してる時に横に俺がいたらイヤでしょ。
なので問題演習してるときに、ぜひ横において、適宜わからない語句があるたびに開いてほしい。そこに答え以上のものが見つかる。   ・・・時もあります。

(著者紹介) 史料日本史 (演習編) 八柏龍紀(著) 価格:¥1,365(税込)
代々木ゼミナールの八柏龍紀氏。歴史の本質を鮮やかに紐解いていくその講義は学問として対峙すべき姿勢を見せてくれる。

中身を見てもらうのが手っ取り早いのだが、この本は演習編ということでえあるが、圧倒的な時代背景の解説が右ページを埋めている。史料を通して、通史を勉強できるといっていいかもしれない。歴史学って本来はそうあるべきだから、理はかなってるんだけどね。
ただ、史料問題をみっちりとやるとなると多少問題数が少ない感はある。もし、みっちりと史料問題を解きたいのであれば・・・下の問題集をやるといいだろう。ただ、私個人の感想はこの1冊をじっくりと取り組んで、史料から感じる日本史というものを感じ取ってほしい。お勧めです。
(著者紹介) 菅野の日本史必出史料 大学受験・集中ゼミ 菅野 祐孝 (著) 価格:¥987 (税込)
元代々木ゼミナール講師。今は個別塾でやってるみたい。10数年前くらいは日本史の神様と崇められていた。

上の問題集よりも史料の穴埋め・関連した問題などを徹底した仕上がりになっている。若干、難問もちらほら。
1回、通史を勉強してからその範囲を解くといいだろう。上の問題集が合わないと感じたらこちらをやるといいと思います。  
この著者の問題集に共通しているのが、しばしばもう2度と出ないであろう問題もたまに強調したりして出てくることがあるので、そのような問題はバッサリと捨てる気持ちが大事だと思う。おもしろおかしく書いてあるので覚えてしまいがちですが、惑わされないように気をつけてくださいね。
菅野の日本史B講義録―大学入試合格ナビ (1) 菅野 祐孝 (著) 価格:¥1,155 (税込)

上で紹介した石川の実況中継が合わなければ、こちらがいいかもしれない。石川の実況中継は国立の論述にも向いてるが、こちらは私立向けになっている。あと、ちょっと雑談も入っている。(笑)とかふんだんに使ってあるし。たまに(爆笑)とかも。
石川のよりも眠気は来ないとは思うが・・・いかんせん、たまにとんでんもないマニアックな用語を強調してくるのが痛い。
あと、明治以降になると途端に暗記科目らしい内容になる。経済史などの理解は得られにくいので、他で補う必要があるだろう。
ただ、読み易いことは確かなので石川の実況が合わなかったらどうぞ。
注)著者は自分でノートを作ることを薦めているが、絶対にやってはいけない。ドツボにはまって、日本史で浪人するはめになる。

謎とき日本近現代史    講談社現代新書 野島博之(著)価格:¥735(税込)
(著者紹介)駿台予備校の東大論述を担当している先生。彼の講義は自分にとって、今も忘れないほどの衝撃と感動の授業であった。

この本は、参考書と言えるかは謎であるが紹介したい1冊である。日本史の面白さを「なぜ」という9つのテーマで読者に訴える形の内容だ。高校生でもわかるようにかみ砕いて書いてあるため十分その面白みを体験できるはずだ。
国公立(特に東大・一橋)の受験者はぜひ、読んでもらいたい。特に金解禁のテーマは高校ではなかなか理解できない内容であるが、明快に難しさを「謎とい」てくれるであろう。・・・ちょっと熱く語って申し訳ないですが(笑)それほど読んで欲しい本である。 
日本近現代史問題集 難関大対策用(改訂版 )  野島博之(著)価格:¥760(税込)
(著者紹介) 上記参照

なかなかお堅い参考書ばかりの山川出版社ですが、やはりこの本もその系統を引くもの・・・と言いたいのですが、それは表紙だけ。中身は、まさに厳選された問題と解説が充実しています。また悪問もなく、全ての問題を改題してオリジナルにしてあるので、後味の悪さが残る問題もない。
ただし、あくまでも「難関私大対策」です。MARCH以上の大学を受ける人はぜひ、こなして欲しい1冊。

眠れぬ夜の土屋の日本史 史料と解説 土屋文明(著)価格:¥1523(税込)
(著者紹介) 代ゼミで現在、受講者を一番集めている私大向けの日本史のスペシャリスト。本当の意味で受験者が利用する視点で執筆した史料集。

この本が出る前に、旺文社から同内容のものが出ていたのですが、そちらは解説だけで問題がなくHPで問題をダウンロードするというものでしたが、こちらは2冊組で解説編と問題編に分冊されております。史料のどこが聞かれるのか。どのレベルの大学が出題するのかがデータに基づいてあるので使い勝手がいい。
特に彼の授業を受講している人は、授業内で使うといいだろう。
強いて難点を言えば、史料の文章にルビが振ってない点くらい。逆に言えば、それ以外は文句のない1冊です。おまけの初見史料対策も親切で◎

・・・明日の準備しないとなので今日はここまで(笑)


 

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