軽井沢・上高地のんびり?列車の旅
2003年9月8日〜10日


実は全然のんびりじゃなかったりします、これが。
下が、9月に入ってからの僕のスケジュールです。


 1日  バイト
 2日  バイト
 3日  幹部ミーティング、バイト
 4日  K−4団体戦
 5日  ゼミ旅行行き

↓↓(白浜2泊3日)↓↓

 7日  ゼミ旅行帰り
 8日  K-4団体戦(午前)、出発!(午後)

↓↓諏訪、上高地(2泊3日)↓↓

 10日  帰宅!(終電)




まあ、この後も11日 幹部ミーティング(午前)、バイト(午後)、バイトバイト、春合宿の下見(白浜)・・・と続くんですが。
考えたら2週間のうちに白浜2回と上高地1回という恐ろしい過密スケジュールで動いてました。
でも幹部の年ってこんなもんでしょう。若いうちしかできないし。夏休みはテニスと旅行の両立の月なんでしょうがないです。

そのかわり、旅行中は少しはのんびりさせてもらいました。(当たり前)


↓↓さてさて、いつものように全行程です↓↓





1日目

午前中、江坂でK-4の団体戦のあとダッシュで家に戻り、シャワーを浴びて旅立ちました。
大阪駅から米原方面長浜行きの電車に乗ったのはすでに昼をまわった13時ちょうどでした。
米原でうまく乗り継ぎに成功し、大垣で更に乗り換えて、豊橋まで行きました。
ここからJR飯田線で一気に内陸まで攻め込みます。


↓ここから飯田線の電車の旅の始まりです。↓

 「飯田線」とは、愛知県豊橋市と長野県辰野町を結ぶ全長195.7kmのJR東海の路線です。前からこの路線は乗ってみたかったので、今回それが実現しました。田舎を走る路線で超ローカル線、おまけにかなり長い時間をかけてゆっくり走るところに惹かれました。JR路線図で見たら分かるのですが、「これでもかっ!!」てくらい、ビッシリと駅が詰まっています。密度が半端じゃないです。その数なんと、94駅!(数え間違えていたらすいません。だって細かすぎて・・・)。さらに1日たった一本の豊橋発上諏訪行き(途中辰野から中央本線)に乗るとさらに5駅増えて99駅にもなります。僕は今回そのたった一本の豊橋発上諏訪行きに乗りました。

 豊橋16時43分発、普通上諏訪行き。当然「各駅停車」です。上諏訪着が22時55分(僕は上諏訪より2つ手前の下諏訪で降りました。)、約6時間同じ席に座って電車に揺られることになります。都会人には結構きついかもしれません。満員電車に乗るよりはるかに心地よいです。僕は電車に乗ってのんびりするの大好きなんで全然平気でしたけど。クロスシートの反対側に足を伸ばして4人席を独占。で、お菓子でも食べながら、物思いにふけながら窓の外の移り行く景色をボーっと眺めます。いろんな発見ができて面白いですよ。

 豊橋で夕食とちょっとばかりのお菓子を購入して、ホームで電車が入ってくるのを待ちました。始発なので、並べば確実に座ることができます。電車のドアが開くと同時に飛び乗って席を確保しました。電車発車まで15分近くありました。その間ぞろぞろと人が入ってきます。ローカル線といっても始発終点は大都会。ここ豊橋も人口約35万人です。学生、買い物袋を下げたおばちゃんがどんどん入ってきます。4人席もいっぱい。つり革を持つ乗客もでてくるくらい込み合っています。これはローカル線によくあることです。本数も少なく、編成車両も少ないので高密度になります。

 その高密度の状態もまもなくすいてきます。今回も一時間も乗るうちに、周りを眺めるとほとんど乗客がいないくらいになりました。早速足を伸ばしていつもの体勢です。こうなるとやっと電車に乗って旅をしている気分が味わえます。現実を忘れてのんびりできます。

 今回は朝テニスの試合をして疲れていた為か、途中でうとうとしながらでした。気がついたらさっきまで一人だった車内に地元の高校生の声が響き渡り、またうとうとしたと思ったら誰も乗っていなかったり。それの繰り返しでした。

 まもなく下諏訪に到着です。長野はスキー以外にこれまで行ったことが無く、かなり楽しみでした。どんな景色が待っているのか期待に胸を膨らませながらこれまでお世話になった電車を降りました。でもよく考えてみればもう夜中の23時。景色が見えるわけありません。周りの景色が見えるのは明日の朝になってからです。この、次の日になって見ないと周りがどうなっているのか分からないってとこも旅の面白さでもあります。この日はガストのドリンクバーと山盛りポテトフライで朝まで粘りました。携帯充電できるし。諏訪にガストがあることも大発見です。でも5時終わり。





2日目


 今日は日の出前から活動開始です。諏訪湖のほとりでぼーっとしながら日の出を待っていました。朝早く起きるのはやっぱ気持ちいいものです。ベンチに座っていると早朝犬の散歩のおばちゃんや、ランニングしているおっちゃんに挨拶されます。地方の人ってやっぱり礼儀が良くていい人が多いです。挨拶は気持ちを良くします。

 残念ながらこの日は雲が出てて日のでは見ることができませんでした。でも朝の情景は楽しめました。対岸の街明かりが明るくなると伴に見えなくなり、その手前の湖面に漁をしている船が浮かんでいます。こんな朝を迎えるのはこれからはあんまりないのか・・・

 近くの銭湯、湖畔の湯で朝風呂しました。5時半開店で6時前に行ったのにもう地元の人が入りに来ていました。ここ下諏訪温泉は高温の湯で有名らしく、入ってみると確かに熱かったです。42度くらいかな?お湯から上がると皮膚が真っ赤でした。朝風呂で体もすっきりして今日も1日楽しくなりそうです。


諏訪湖の朝




地元のサラリーマンや高校生達と同じ電車に乗り、小淵沢まで出て小海線に乗り換えて野辺山に向かいました。途中上諏訪の駅で乗り換え待ちをしたのですが、ホームに「足湯」という足だけつかる温泉がありました。

なんか変に温泉の成分が変わってそうで嫌です。



野辺山駅(標高1,345.67m)
JRで一番高い所にある駅


JR最高地点
標高は1,375m


野辺山高原


直径45Mパラボラアンテナ


菓子パンもこんな感じ





 小淵沢から小海線に入ってどんどん標高は上がっていきます。電車の(ディーゼル)エンジン音が悲鳴をあげている感じがします。ひたすら上り坂ってく感じでした。そして最高点まで上り詰めて、2分ほど下った駅に電車は止まりました。野辺山駅到着です。



 この野辺山駅はJRで一番高い場所(標高1,345.67m)にある駅だそうです。そしてなんと標高上位8位までこの小海線のなかにあるようです。考えるだけで空気が薄くて息苦しくなりそうな線です。



 電車を降りて駅から一歩外に出ると、高原のど真ん中に来たって感じがしました。空はさっきまでと違って青空が広がり、標高が高いためか雲がかなり低く、手を伸ばしたら届きそうなところを流れているようでした。目の前には一面キャベツ畑が広がりその向こうに八ヶ岳がそびえています。青と緑のコントラストが素晴らしかったです。



 駅前でレンタルサイクルを借りて、次の電車が車での約2時間くらい野辺山を散策しました。さっき電車で通った鉄道最高地点まで線路沿いを戻りました。線路脇にはコスモスの花が綺麗に咲いていました。それと最高地点の碑をバックに写真を撮っている老夫婦がいます。僕はというと、携帯を道路においてタイマーで撮影。端から見るとちょっと恥ずかしいです。でも一人なので撮ってくれる人いないし、今までずっとそうしてきたし、まあようするに慣れですね。



 ここ野辺山には国立天文台もあります。高地にあり空気も澄んでいて観測に適しているということでこの地が選ばれているようです。この分野に興味がある僕なので最初から行くつもりでした。一般解放されていてなかも見学できるそうです。別に星に興味が無くても是非行ってみてください。



 標高の高いところに行ったらお決まりの、お菓子とかの袋がどれだけ膨らむかやってみました。結果は左の通り。1300Mでもこれだけ膨らむみたいです。



 2時間くらい駅周辺をチャリンコでぶ らぶらしてちょうどいい時間です。八ヶ岳の麓とかまでは行けないけれど、十分野辺山を堪能できました。途中いくつか無人の野菜スタンドがあって、勝手にお金を入れてトマトの丸かじりもしました。みずみずしくておいしかったです。あと、近くの牧場で絞りたての牛乳とかも飲みました。



長野県付近は山に囲まれてて自然の宝庫です、ほんとに。
地図を広げると行きたいところがいっぱいあって、今回もかなり迷いました。
最初は野辺山から群馬の草津温泉に行きたかったのですが、時間の制約があったので無理でした。
近くのようで意外と遠い草津温泉。
ここ野辺山から行こうとしたら、軽井沢から2時間ほどバスに乗るか、高崎まで新幹線で行って鈍行に乗換えかです。
軽井沢(長野県)から県境を越えて横川(群馬県)には電車がありません。廃線になってしまったらしいです。
たった一区間なのにバスが代行運転しています。しかも本数激少。
おそらく長野新幹線の開通と伴に廃線になったものと思われます。
お金も時間も無い旅なのでバスでのんびりとも新幹線ともいきません。
ここは諦めて軽井沢で我慢することにしました。

軽井沢といったら偶然、泊り込みでバイトをしていたC嬢がいたのです。
時間もあったし、C嬢のバイト先の宿の人が車で観光してくれるって言うので同行させてもらいました。
どうせなら軽井沢観光じゃなくて草津温泉連れてってくれって思ったのですが、そんなわがまま言ってられません。
車で連れてってくれただけでも満足でした。



白糸の滝


碓氷峠からの夕日


 この頃滝ブームで見に行った滝のほとんどが夜中なので音だけで姿が見えず終わっていました。ということで今回久々に昼の滝の姿を拝むことになりました。白糸の滝は周りを取り囲むように4,5m程の崖があり、そこから水が流れ落ちています。ミニナイアガラの滝って感じでしょうか。今までにあんまりないタイプの滝でちょっと新鮮でした。でも観光名所って人が多い!はっきり言って人が多いとあんまり落ちつけません。やっぱり人のいない夜中でしょう!行くなら。

 一時間ちょっとでしょうか、ご一緒させてもらって感謝しています。再び一人になりました。浅間山越しに夕日が見える高台に行こうと思い、碓氷峠(旧国道18号線)を目指しました。さすがに峠道をレンタルサイクルはしんどいのでバスで行くことにしました。しかしこのバス、時刻表に乗ってる時間に待てども待てども来ません。待っていると、峠から一台のバスが下りてきて運転席側の窓が開いて一言。  「もう峠行きのバスないよ!」   「まじっすか!?」

 確かによく見るとこの時刻表、9月7日(日曜)までって書いてました。ちなみに今日は9月9日(火曜)。歩いて上ることを即決しました。だって日の入りはもう少しやし、迷っている暇はありません。狭い峠道(勾配も幅もちょうど百井別れから花脊峠くらいまでの雰囲気。でも交通量はもっと多い)をひたすら上りました。結構汗だくで。途中脇道がいっぱいあって気になっていました。しかも番地を示す看板があります。これは!と思い脇道の先を覗いてみると、大豪邸!!これが金持ちの軽井沢の別荘か!と関心してました。

 ところでこの道、さっきのバスの運ちゃんの話では一時間はかかるよって言われていたのに40分くらいで案外早く着きました。峠にはお茶屋さんがあって少し時間があったのでお腹もすいてたし軽く食事をしました。ちょうどそこに年配の夫婦がいて、一緒になったのでお話しながら食事しました。なんでもその人たちもこの峠に夕日を見に来た(正確には写真を撮りに来た)ようで、浅間山越しに夕日が見えるスポットまで一緒でした。

 この日は朝日も見たし、夕日も見たし、1日充実してました。年配夫婦はとてもいい人で、その後もしばらくおしゃべりして、もう暗くて危ないからって軽井沢の駅まで車で送ってくれました。本当にありがとうございました。助かりました。無事予定通りの電車に間に合いました。実は夕日を見た後のことは考えなかったのでこの夫婦に会わなかったら大変なことになっていました。



軽井沢から再びしなの鉄道(長野新幹線開通により第3セクターに)で篠ノ井を経てJRで松本に向かいます。
明日の朝一番の便で上高地に向かうために松本駅でスタンバイです。
その前にしなの鉄道で途中下車し、温泉に入りました。戸倉上山田温泉です。
僕が訪れたのは2003年9月9日。
この温泉の現住所は9月1日に千曲市になったばかりの新しい町でした。
つい一週間ほど前は上山田町、戸倉町のどちらかだったと思います。
この温泉なんですが、旅人が入るような所ではありませんでした。
特に僕の行った銭湯は住宅街の真ん中にあり、中の人はほとんど顔見知りらしくて居辛かったです。
泉質とかはよく分からないけど、お湯は熱めで塩辛く、風呂上りは温泉独特の肌すべすべ感がありました。
しかも蛇口のお湯まで温泉!


松本到着は23時半ころだったかな?駅前は意外と栄えてました。
例えるなら松山駅前にそっくりでした。(ローカルですいません。あ、路面電車はなかったけどね。)
旅行資金も底をつきかけていたので24時が待ち遠しかったです。
なんてったって10日は給料日!
小樽と違って(2002年冬 厳寒北海道の旅 参照)駅前にはコンビニが何件もあり、24時間ATMも設置されています。
苦労もせずに資金をゲットできました。
旅先で財布の中身があるとやっぱり安心できるものです。


さて、この松本駅、珍しく(僕が知ってる中では初めて)夜中の駅の閉鎖がほとんどありません。(無人駅を除く)
通常終電後から始発30分ほど前まではシャッターが下りて外に締め出されるのですが、
松本に限って、確か1時から3時半くらいの短い時間しか閉鎖されません。
3時半に駅に来て待合室で仮眠しようと思い、それまで松本の町をぶらぶらしました。




 そうそう、ちょうどこの頃は火星が地球に大接近した年です。8月27日。それからまだ2週間ほど。マイナス3等星の明るさ健在です。マイナス3等星というと恒星で一番明るいシリウス(マイナス1等星)よりも明るいのです。まあ、金星には叶わないけど。

 その火星が今夜月に見かけ上大接近します。さっきまで曇っていましたが、運良く晴れ間が広がりその姿を捉えることができました。ていっても望遠鏡でもなくデジカメでもなく携帯カメラだけど。いやしかしさすが大接近!明るいおかげでばっちり写りました。携帯のカメラでも太陽、月以外の天体が写るもんです。


9日、月と火星の大接近!
携帯最大ズーム






3日目

この旅行の記録は全部携帯で撮っているので携帯のバッテリーは死活問題です。
しかし待合室ということでコンセントもあり、満タン入り1日持ちそうでよかったです。
睡眠時間もほぼ満タン。
始発の6時35分松本発、新島々行きの松本電鉄の電車に乗り、
新島々から一時間程バスに揺られて上高地の入り口、大正池を目指します。


途中、雲行きがどんどん怪しくなり雨が降り出しました。
天気予報でも西から雨が近づいてきて一時的に雨が降ると言っていたので覚悟はしていましたが、
実際に降られるとちょっと凹みます。
河童橋の一つ手前の大正池のバス停で降り、バス停の前のお土産やで仕方なく
800円の傘を購入しました。
そんな高級な!て思うかもしれませんが、よくコンビにに売っているような傘です。
それが観光地、とりわけ標高の高いところだとこんなにも跳ね上がってしまうようです。



雨で霧がかって幻想的な大正池



河童橋からの穂高岳



 旅行のパンフレットでは大正池から遠く向こう側に穂高連峰の山々が見えるはずなのですが、今日はあいにくの雨。まあ、雨で霞がかった大正池も幻想的でよしとしましょう。朝ごはんの残りの薄皮クリームパンを池にいるマガモにやったらなついて近くまで寄ってきました。池のほとりにしゃがみ込んでやっているとなにやら後ろに冷たい視線を感じます。周りを確認すると、どうやらここのカモ達にエサをあげてはいけないようです。その看板の目の前で餌付けしていたようで、ちょっと恥ずかしい思いをしました。

 しばらくぼーっと池を眺めていると後ろから声を掛けられました。誰かと思って振り返ると女の子がいました。見るからに自分と同じような格好で明らかに一人旅の途中であることが分かります。これから河童橋の方に行くということで少しだけ一緒に歩くことになりました。今日の朝まで乗鞍に泊っていたらしいのです。他にもいろんな山を歩いたりしてきたみたいで、かなりアウトドア派。乗鞍も行きたかったけどそんなかねはどこにもありませんでした。

 河童橋からの穂高岳、写真の白く見得ている所はなんと残雪のようです。この時期にまだ雪が残っているなんて、さすが標高の高さです。ちなみにここ上高地も標高1,500mほどです。

 ここのバス停で女の子と別れ、松本まで下ります。途中白骨温泉に寄ってみたかったのですが時間の関係で立ち寄りことができませんでした。でも今考えると行かなくてよかったです。その温泉は、浴槽の内側が石灰分の結晶で 草津温泉の元(入浴剤)入れることによって白く濁るものですから。




松本からの帰りは飯田線ではなく、中央本線で名古屋まで出ました。
なんと早いこと。あっという間に名古屋まで出てきました。
名古屋と言ったらきしめん!駅ビルの中できしめん屋を探して食べました。
あんかけ風のものを食べたのですが、普通のにしといたらよかったです。
そしてつい最近完成したばかりの日本で一番高い駅ビルの最上階の展望台まで上って名古屋の夜景を満喫しました。
一人で、しかも旅行帰りの格好のためかなり場違いでした。さっさと追い出されるように下りのエレベーターに乗り、帰りの電車に乗り込みました。




 この旅はかなり限られた時間の中であまり自由にはまわれなかったけど、見たいところは一通り行けて満足です。ただ一つ、草津温泉だけが心残り。C嬢のおみやげの草津温泉の元を家の風呂に入れて入った気分になっていました(感謝)。今考えれば草津温泉と白骨温泉の気分が同時に味わえてしまえるという2倍の楽しみができる温泉の元でした。

 今年は長期間旅行できるホントに最後のチャンスです。バイトは妥協なく休むことにしています。周りのバイトには迷惑かけるけど開いた穴は社員が埋める仕事だと思うので関係ないです。

 これからの夏休みの計画が楽しみです。富士山、九州・・・





2004年 7月 19日    


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