一度富士山には登ってみたかったのです。日本と言えば富士山、日本人なら富士山は制覇しておかないと、と思っていました。東海地震とか富士山噴火とかになる前に、今の姿のうちに登っておきたいと思ったのが、今回の旅のきっかけです。 |
今回の旅行に大きな影響を与えたものがありました。それは 台風!7月に入り全国ずっと晴天の暑い日が続いていました。これは旅行中もきっと大丈夫だろうと思っていました。というかそう信じていました。ところが見事期待を裏切られてしまいました。 それまで何もなかった太平洋に旅行4日前の25日21時、突如台風が発生しました。しかもその台風、太平洋高気圧の縁に沿って、珍しく東から日本に接近してきます。28日にかけて急激に発達し、しかも富士山に向かって一直線に走ってきます(参照)。出発前にはこの旅行を中止にするか、あるいは他の行き先に変更しようかも考えました。しかし28日から台風が西偏して富士山から離れていく予報に変わったので決行することにしました。 そうは言ってもこれは台風。遠く離れていても天気に影響与えます。出発前日の29日なんかは山頂の風速21メートルとかでした。 こんな中登ってたら間違いなく吹き飛ばされます(笑)。雨の心配もありました。静岡ってなにげに雨が多いです。伊豆・富士山周辺は特によく降るようです。 |
静岡駅からバスで数分、国道2号線沿いにある、YSP静岡で日本でも珍しい(途中寄ったガソリンスタンドで、「わ」ナンバーのバイクは初めて見た、と言われました)レンタルバイクを借りいよいよバイク旅が始ます。初めて乗るんで一通り説明を聞いた後、さて荷物を積んで出かけようって時にやってきてしまいました、雨です。今まで耐えていたのにココに来て無常の雨。しかもなかなか激しく降ってくれます。なかなか気分を萎えさせてくれました。でも雨降るのは覚悟できてたし、気長に待ちました。 そして待つこと数分、雲も切れ間が見えたので、諸事情を済ませ、今度こそ出発!! | グランドマジェスティ ![]() |
さてさてみなさん、富士山の登山ルートには4つほどコースがあるのをご存知でしょうか。行ったことがある人は分かると思いますが、富士山の北西側から登る精進口、北からの河口湖口、東からの須走口、南からの御殿場口です。もっともポピュラーなのは河口湖口です。この登山道沿いには宿が多く、初心者でも比較的登りやすいということでした。ということで今回このルートを選びました。河口湖口登山道までは、麓から5合目までを一気に駆け上る「富士スバルライン」を使い上がっていきます。 |

静岡と山梨の県境 どっかで聞いたような・・ ![]() |
月が顔を覗かせてました ![]() |
どれかの夕暮れです ![]() |
雲が近くに感じます ![]() 示しています ![]() |
9時半頃5合目をスタートします。友達がライトを忘れ、100均のライトと常備しているペンライトの心細い2本で暗闇を歩き始めました。このコースは人気があって人が多いとはいえ、台風接近時に、しかも夜も遅い時間に普通の観光客なんて登山しているだろうか・・・辺りには誰もいません、というより視界が数メートルなので、誰の気配も感じません、と言い換えた方がいいでしょう。歩いていると、更に風雨が強まってきました。 6合目までは割りとすぐでした。小屋があり、こちらのライトに気づいたのか中から出てきて、富士山案内図なるものをくれました。雨で即効ぐしゃぐしゃになったけど。「まだ登ってくる人いそう?」って聞かれたけど、「どうでしょう?」ってあいまいな返事で7合目宿を目指しました。 | ![]() とりあえずの一枚 視界ほぼゼロ ![]() |
さてさて、下山を決めたら腹ごしらえです。昨日昇る前に購入しておいたお菓子、おにぎり類はすべて食べてしましました。ちなみに実験用のポテトチップスも食べてしまいました。それでもお腹がすいていたので食堂の高いご飯に手をつけてしまいます。それにしても恐ろしい値段。 おしるこ、ホットコーヒー、ホットココア・・・400円 ヒットヌードル、うどん・そばどん兵衛、わかめラーメン・・・600円 カレーライス・・・1200円 等 こんな場所だけにしょうがないと言えばそれまでですけど。それにしてもスキー場より高い! そしてこの中でわかめラーメンというのを食べました。どんなんが出てくるのかと、厨房を覗いてみたら・・・なんと、サッポロ一番のインスタント麺ではないですか! 地上では安売りで一個50円ほどで売っているものが、増えるわかめが入るだけで約12倍にまでなってしまいます。 まさに驚きです。富士山は高さ日本一。物価の高さも日本一です(多分)。登山前に多めに購入することが望ましいことを皆さんも覚えておきましょう! | ![]() わかめラーメン ![]() |

紅葉台からの富士山 ![]() |
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![]() | ![]() ちなみにこれは晴れた日の同じ場所 |
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ところでどうでもいいことかもしれませんが、川と海の境界線はどこだかわかりますか? 河川というのは陸に分類されます。よって陸と海の境界を示すわけですが、「最高満潮時に潮水の及ぶ範囲」とされています。最高満潮時は春秋の彼岸に現われます。国土地理院の地図や、海上保安庁海洋情報部の海図もこの考えに従っています。しかし、河口では満潮時に潮水がどんどん川を溯っていくことがあります。これでは河口付近において、境界がはっきりしません。 そこでいくつかの方法で分けられています。一つは河川管理面、海上保安庁と陸の警察の管轄範囲です。ここでは「河口部における両岸の最尖端うを結ぶ線」の上流部を河川区域としています。 また漁業面では、河口付近では潮の干満によって淡水魚、海水魚それぞれ獲れる場所が変わってくるので漁業管理組合の間で権限争いがされています。 海洋情報部の海図では、河口から溯って最初の橋までが海、橋より上流が川となっています。 結局どれなんかわかりません。 |



2004年 10月 30日