彗星の日記

〜マックホルツ彗星の巻〜

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序章・・・自宅前にて




     1月8日


  ニュースで去年見たニート・ブラッドフィールド両彗星よりも明るくなっていると聞いて、早速デジカメを持ち出して自宅前で真上を撮影して見ました。すぐ隣には針治療の店の看板の光が眩しいくらいに空を明るく照らしています。

  まさかデジカメで、しかもこんな明るい場所では写らないだろうと思いながらも空にカメラを向けたのです。思い出せば去年の春、約一ヶ月間、就活の合間を縫って車を2時間走らせ遠くまで見に行ったものです。あれだけの苦労でこれなので、軽い気持ちで撮ったのです。前回は高価な一眼レフカメラ。今回はコンパクトデジカメ。しかも設定も適当にして。




そして撮れたのが下の写真です。










画質を落としているので彗星が写っているはずの近辺を拡大してみると・・












なんと、映っているじゃないですか!

しかも結構ちゃんと。誰が見てもわかるように。

去年のあの苦労は何だったのか・・・と一瞬思わされました。

でも、次に思ったのが、

「ここでこれだけ写るんなら山に向かったらもっと綺麗に写るかもしれない」

おして思い立ったらすぐ行動!

車に乗って一路豊能町へ・・・


そこはさすがに市街地と違い、一面の星空★

星の見える数が違いますね

市街地ではボーっとしか見えなかったスバルも、豊能町でははっきりと6個ほどの星が形成しているのがわかります。

双眼鏡で見ると彗星がはっきり確認できました。

ちなみにこのころのマックホルツ彗星の明るさは約4等星。

その頃の写真↓






終章・・・自宅内にて



     1月9日


最終的になんと自宅の二階階段の踊り場で撮れました。

その写真がこちら↓




去年のニート彗星、ブラッドフィールド彗星は、もう一つリニア彗星と
同時に3つ見えるというので結構騒がれていました。
でも実際肉眼で見るまでは至らなかったようです。
それに比べて今回のマックホルツ彗星は、発見は去年秋、しかもそれほど話題にはなりませんでした。
ところがこちらの彗星の方が明るくなったってわけです。
1月6日に地球に接近(0.35天文単位)し、3等星ほどまで明るくなりました。

自分の中でも急に現われて一瞬で去っていった彗星ですが、満足しています。
ちなみにこの彗星、光度は徐々に暗くなって今はもう肉眼では見えませんが
2月に入ると、北極星の周りを円を描くように一晩中地平線下に沈むことなく見ることができます。



2005年 1月 26日