「奥州33観音巡礼」

古寺巡礼ホームへ
栗駒・金成町へ戻る 奥州33観音巡礼トップページへ 一関市・水沢市へ
花泉町(岩手県) P大祥寺  Q道慶寺観音堂  20.徳寿院  R新山観音堂 
有壁町(宮城県)から県道と国道342号線を乗り継いで花泉町(岩手県)に着く。

花泉町の札所間は、大祥寺(4km)道慶寺(5.4km)徳寿院(2km)新山観音堂なので散策するのに適していそうだ。北上平野の豊かな四季の景色が、すがすがしいだろう。

もっとも、始めての土地なので車でも道を間違いがちで、道慶寺の納経所(民家)や新山観音堂への道は探し当てるのも大変だった。こんな事も巡礼の一つの楽しみとなる。



第17番 大祥寺(だいしょうじ)  本尊:十一面観世音

                     西磐井郡花泉町老松字水沢屋敷58
開創当事は天台宗の寺だったが、正平9年(1354)月泉良印が再興開山し曹洞宗に属した。月泉良印は気仙沼の出身で黒石正法寺の住持を務めた。

AM12:11 思わぬ立派な寺構えに驚く。地元の親子連れがお寺から出てきた。昼時なので仕事車を駐車場に止めて休んでいる人が居る。 立派な新しい楼門。


観音堂は一段高い所にある。 観音像は寺崎一族の護持仏で一木彫・5尺5寸で平安末期の作とある。


第18番 道慶寺(どうけいじ)観音堂  本尊:如意輪観世音  

               西磐井郡花泉町老松字舘平33 (道慶寺)
観音堂(六角堂)は聖武天皇(726)の頃からで、慈覚大師が金提寺を開創し、その後月泉良印が再興し道慶寺とした。文化5年(1808)皆川家(納経所)の土地に観音堂を建立し現在に至っている。道慶寺(曹洞宗)は観音堂とは少し離れている。

PM12:58 広い野原を走り左奥に民家が見え出すと、道沿いの公園風の広場に六角堂がある。 周りとの境界は古い墓石。


       こじんまりした観音堂(六角堂)。
納経所になっている皆川のお婆ちゃんが、時々見回り掃除をするのだと話していた。如意輪観音像は木造・寄木、像講40cm、円形光背・岩座蓮華台に乗っているという。
六角堂から奥へ500mほど行くと皆川家への橋に出会う。皆川のお婆ちゃんは82才。お爺さんが亡くなってからずっとお堂を守っていると。東京の息子さんの話など・・・、牛乳の接待を受ける。


第20番 徳寿院(とくじゅいん)  本尊:千手観世音  

                     西磐井郡花泉町花泉字西郷目30
観音堂は元禄時代のもので、本尊は地元の小野寺氏の守り本尊であったと云う。明治以降に徳寿院に移された。徳寿院は長禄3年(1459)に再興開山した歴史がある。

PM1:34 お寺は道端で分かり易いが、お寺に人の気配がさらさら無かった。留守にしているようだ。 観音堂。

本堂。


第19番 新山観音堂(しんざんかんのんどう)  本尊:十一面観世音  

西磐井郡花泉町金沢字永沢前46
地主別当・熊谷邸内にある。

PM2:10 県道48号線(弥生金成線)の「協立ハイパーツ」の三叉路から900mの右側に霊場19番の立札がみえる。建物(家)の間に観音堂への道がある。道なりに左に行けば他人の家に入ってしまう。 左の森(丘)を目指すことにする。


納経所である熊谷邸は何軒かの民家の最奥、丘の中腹にある。人の気配はないが、納経の仕方が丁寧に貼り紙されている。
熊谷邸の先で右に折れ山の斜面を行くと、参道(上り口)がある。雰囲気が良くなてくる。

文政8年(1825)建立の立派なお堂。
この札所は、とりつき道、お堂、納経所ともに全て、好ましい雰囲気の中にある。


PM2:40 花泉町の札所を打ち終える。

次へ