「奥州33観音巡礼」

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福島県 J天王寺 K観音寺 L大聖寺

奥州33観音は、仙台に近い名取市の紹楽寺を第1番とし、宮城、岩手へと北上する。ところが第11番から第13番までの三寺は福島県にある。どうしてそうなっているのかは分らないが、発祥の地・名取からすればそう遠くないことは確かである。首都圏からこの巡礼をする場合、先ず福島県から打ち始めるのが慣例のようだが、私の場合は冬の雪景色のお寺巡礼を優先したので、福島の三寺は新緑の頃(6月6日)になってからの巡礼となった。福島の三寺は飯坂温泉とそれに接する桑折(こおり)町にある。


第11番 天王寺(てんのうじ)  本尊:聖観世音

福島市飯坂町天王寺11
臨済宗のお寺。飯坂温泉を抜けて、天王寺温泉への道1km余りの所にある。小高い山を背負って建ち、境内には地蔵堂、五本松、水仙畑などあり、一つの公園となっている。宝物殿には¥100の拝観料を払う。

本堂への参道。本堂の右手に書院(宝物殿)があり、大百足骨や経筒(重文) 観音堂への参道は右側に別にある。
天正年間・伊達照宗建立の観音堂で、本尊は恵心僧都作と伝えられる。 境内上部より飯坂温泉を見渡す。


第12番 観音寺(かんのんじ)  本尊:聖観世音  

伊達郡桑折町万正寺宇坂町20
天王寺からは一度R399に出て、温泉街をバイパスし、途中桑折町へ向かった方が良い。ただし、観音寺近くは新道と旧道が入り乱れ初めてだと少々分りづらい。近くに西山城址がある。
浄土宗の観音寺入口。石段上には寛政11年建立の仁王門。 享保年間建立の荘厳な観音堂。厨子の中には丈六(5m)の坐像の聖観音が奉安されているらしいが、「見れません」とお寺の方はつれない。
観音堂は立派だ。 納経所は書院で。二匹の犬に吼えられた。


第13番 大聖寺(だいしょうじ)  本尊:聖観世音  

伊達郡桑折町上郡字観音沢30
明王山大聖寺(真言宗)と言う。元慶5年(881)奥州33観音の創始者である名取の老女・旭の草創で、藤原秀衛が再興し
補陀山常西寺と称した。現在の観音堂は江戸時代に開基だれた大聖寺が管理している。弘法大師作の聖観音が本尊。
町営体育館または勤労者グラウンドを目指して行く。近くには阿武隈川が流れている。
補陀山常西寺の名が今も残っている。 観音堂への石段。
観音堂正面。 裏山のグラウンドから野球の掛声が聞こえるが、観音堂は荘厳に建つ。。

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