「奥州33観音巡礼」
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| 角田市から松島 | 4.斗蔵寺 | 5.名取千手観音堂 | 6.端巌寺 | 7.大仰寺 | |
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9月4日![]() 阿武隈川は那須連峰を水源として、福島県を経て宮城県・荒浜にそそぐ。 奥州33観音は福島県の札所(11番〜13番)から阿武隈川沿いに国道349を角田市の斗蔵寺へ、更に岩沼から北上し名取の観音堂を巡る。既に巡った札所1〜札所3は名取市の西にある。 名取から松島へは仙台東部道路と松島道路で、多賀城市を通り越し、一気に瑞願寺に至る。大迎寺は奥松島パークラインの中間にある。 |
第4番 安狐山斗蔵寺(とくらじ) 本尊:千手千眼観世音菩薩
| 角田市小田斗蔵95 真言宗・智山派。「おとくらさん」と呼ばれている。開山は弘法大師、慈覚大師の二説がある。観音堂は、大同2年(807)に坂上田村麻呂が戦勝祈願のため観音を勧請して祀ったと云う。奥州三観音とされる富山観音(札所8)、牧山観音(札所9)とは、坂上田村麻呂の観音信仰、凶賊・大豪丸征伐など草創伝説を同じくする。 |
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| 付近にはお寺が多い。板碑が立ち並ぶ田園風景が良い。道に迷っていると、通りがかった軽トラが道案内してくれた。 | 細い県道105号線に入り角田へ向かって走ると、斗蔵山(238m)への登り口への赤い橋がかかっている。斗蔵寺・神社の結界のようだ。斗蔵山は自然林で「野鳥の森」になっている。 | |
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| 9/4 AM10:08、 山の中腹に駐車場があり、そこからは階段を登り、参道を散策する。お寺まで500m。 | 階段を登りつめると、駐車場を囲んだ森と、角田市の田園風景が広がる。 | |
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| 先日の台風で折れた木が参道に倒れている。天狗坂と名付けられた参道を登り斗蔵寺へ。 | 観音堂は綺麗に保たれている。ローソクの灯がゆれていた。 | |
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| 観音堂から奥に進むと中門があり神社になる。東北のお寺では神社と共存しているところが多い。ここは宮司と住職は別々だが、兼任している場合もある。 | 中門から観音堂を見る。納経所が右手にあり、お堂を守る農家の方が一人で詰めている。しばし、お寺のこと、世間のことなど歓談する。お堂の屋根は最近葺き替えたと言っていた。 AM10:50、お寺を辞す。ローカル色の強い阿武隈急行線「みなみかくだ」の駅を通りすぎる。 |
第5番 名取千手観音堂 本尊:千手観世音菩薩 ![]()
| 名取市増田2丁目1−36 札所中唯一の民家(佐藤邸)に祀られた観音様である。衣川の館主安倍頼時の子・重任の御詠歌があり、歴史は古い。現在は上の住所から引き越し、名取市の体育館の近くにある。 |
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| 増田2丁目付近で探したが見つからなかったので酒屋で尋ねると、観音堂ともども引っ越して←の体育館の側に移ったと。 | PM12:45 広い道路に沿った交差点の角にあった | |
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| 新築の邸の入口に観音堂は祀られていた | 千手観音の写真があり、納経は文箱に入っていて、差換えられるように気配りされていた。 |
第6番 青龍山瑞巌寺(ずいがんじ) 本尊:聖観世音菩薩 ![]()
| 宮城郡松島町松島字町内91 臨済宗・妙心寺派。瑞願寺は、伊達藩祖政宗が慶長9年(1604)堂宇の造営に着手し、伊達家菩提寺として栄えた。聖観世音菩薩は、美濃源氏の一族である蜂屋(谷)氏が慈覚大師作の観音像を守り、元和元年(1681)宝殿を建て三聖堂蜂屋観音として奉納したもの。現在は瑞巌寺に祀られている。 |
![]() PM14:09 松島には遊覧船と観光客がひしめいている。 |
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| 単層宝形造りの五大堂は松島のシンボル | ||
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| 瑞巌寺の参道 | 中門 | |
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| 国宝の本殿(本堂)に聖観世音菩薩。襖絵がきれいで、裏に廻れば伊達政宗に殉死した家来が祀られている。桃山様式を伝える。 | 国宝の庫裡には高村光雲作の観音菩薩が祀られている。 PM15:01大仰寺へ向う。 |
第7番 富春山大仰寺(だいぎょうじ) 本尊:千手観世音菩薩 ![]()
| 宮城郡松島町 臨済宗・妙心寺派。別名「富山観音」と称して、坂上田村麻呂草創の伝がある。奥州三観音の一つ。富山(117m)は松島湾の何処からでも見え、景色の良い「松島四大観」の一つとして有名である。 |
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PM15:30 奥松島パークライン(県道27)に富山への案内がある。 |
ホソーの途切れる所に駐車場がある。杉、もみの古木が生茂る参道を登るここから先は砂利道だが、大仰寺の近くまで車で入ることが出来る。帰ってきた時に、老人づれの一行が参道を登ろうかと迷っていたので、車道が上まで通じていることを教えた。参道の階段は幾つか連なりかなりシンドイ。 | |
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| 古木に囲まれた堂宇はむしろ静寂。裏手下に大仰寺があり納経してくれる。「遠いところご苦労様です。」と言ってくれる。 | 仁王門はくずれていて、仁王さんが横たわっている。 | |
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| 観音堂は健在である。一寸八分の木造千手観音が奉安されていて33年に一度のご開帳ということ。田村麻呂の騎馬像も納められているらしい。 | 観音堂前の東舎から眺める松島はすがすがしくて良い。 PM16:04 石巻に向う。 |
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