「奥州33観音巡礼」
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| 三陸海岸から大東町 | 30.補陀寺 | 28.大善院 | 29.普門寺 | 26.長泉寺 | |
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9月7日![]() 気仙沼、陸前高田、大船渡と三陸海岸の付根の町から、北上山地の大東町へと札所を巡った。大船渡の大善院は碁石海岸の対岸に位置する尾崎岬にある。大船渡の港から、湾に沿って往復する。 |
第30番 白華山補陀寺(ほだじ) 本尊:如意輪観世音菩薩
| 気仙沼市古町3−2−51 寛平2年(890)天台宗柏華山補陀落寺と称し赤坂小沢田に開山された。平泉藤原氏の滅亡とともに衰退したが、文亀元年(1501)細浦藩主熊谷直元公が虚窓良巴禅師を招き細浦に曹洞宗補陀寺として開創した。天文3年(1534)に宝鏡寺周庵和尚が現地に移し中興開山した。 |
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| AM8:37 気仙沼駅の市街お反対側の道に入るとすぐ見つかる。門前に駐車場がある。気仙沼駅前からの旧街道からの道は「観音道」と呼ばれている。 | お寺は安波山の南西麓、鍋越山の南端にある。正門の南側はJR気仙沼駅となる。大きい静かな駅である。前方にビジネスホテルが見え、港につづく。 | |
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| 静かな本堂前には樹齢500年の樅(もみ)の木(市天然記念物)がそびえる。 | 六角堂内の厨子に聖観音が奉安されている。お堂の建立は宝暦12年(1762)で、この頃札所としての再興が行われた。杉を原材としていて県指定有形文化財である。 |
第28番 山伏大善院(だいぜんいん) 本尊:千手観世音菩薩 ![]()
| 大船渡市赤崎町鳥沢75 別名「蛸浦観音」。ご本尊は本村小向の佐々木家にて寄贈したものという。尾崎山の麓の海岸にあり神社に祀られている。 |
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![]() 大船渡湾を県道9号に沿って尾崎岬へ向かい、森物産から尾崎岬への道に入る。28番札所の道標を見つけて右折する。次の左ト字路を直進すると港に出て、その左手すぐの神社が札所である。 AM10:50:ところが、 間違って左ト字路を左折し、尾崎岬の林道を上り、尾崎岬を一周してしまう。岬の山上には、尾崎神社の奥の院があり、「フレアイランド」がある。施設の管理人に札所を尋ねると、よく分からなが、尾崎神社の本殿なら港にあるという。「フレアイランド」は大船渡市の施設で、バーベキューハウス、キャンプ場、バンガローなど市民のふれあいの場である。市外の人も利用できるようだ。尾崎神社の奥の院までトレッキングし、眼下に広がるリアス式海岸の絶景をゆっくりと楽しむ。 |
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| PM12:00 尾崎神社本殿に観音堂(札所)があった。湾の奥まった所にある。船大工の栄えたところらしく、平成3年に千石船「気仙丸」を復元して繋留していた所らしい。 | 観音堂は神社本殿の右にあり立派なもの。尾崎神社と大善院は同居し、港を守っている。人っ子一人居ず、納経は宮司さんに電話でもしなくてはならない。今回は遠慮した。 |
第29番 海岸山普門寺(ふもんじ) 本尊:聖観世音菩薩 ![]()
| 陸前高田市米崎町字地竹沢181 曹洞宗。草創は本山・永平寺より2年古い。開山した記外和尚は三度宗に渡航し、帰国の際に皇帝より宝物を賜り、現在も寺宝として残る。本尊の聖観音もその一つで県有形文化財。 |
| 気仙沼から大船渡へ、引き返して陸前高田の普門寺を訪れた。 | ||
| 陸前高田市周辺(気仙沼、大船渡市にかけて)には、普門寺の他に、満願寺、長安寺などの名刹がある。いずれも江戸期の豪華な山門を誇る。45号線高田バイパスにある道の駅「高田松原」は、高田観光の基点となり、地域情報が豊富だ。けんか七夕山車が展示されている。けんか七夕は気仙町で七夕で行なわれる二台の山車をぶつけあう祭り。道の駅の南に見える高田松原は、樹齢300年を超える約7万本の松がつづく白い砂浜。石川啄木「東海の 小島の磯の 白砂に われ泣きぬれて カニとたわむる」の原郷。 | ||
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| PM13:30 大船渡から国道45号を来ると、通岡峠を越え下りにかかると、市民の森入口」で側道に入り左折、そのまま門前まで2km弱走る。門前には「駒寄せ」がある。子供たちが野球に興じていた。 | 参道を歩いて行くと仁王門がある。 格式高い門構えと境内である。 |
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| 本堂と左側には衆寮(1階は十王堂)。 | 江戸後期(1809)建立の木造三重塔と仁王さんの居る納屋と大仏。 | |
第26番 亀峰山長泉寺(ちょうせんじ) 本尊:千手観世音菩薩 ![]()
| 東磐井郡大東町大原長泉寺先10 曹洞宗。元は天台宗のお寺であったが、衰退していたのを大原城主の大原広英が再興し、曹洞宗の寺となる。 |
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| PM14:37 R343(今泉街道)を水沢に向って走り、大東町で右折間道に入るとすぐ。青い橋の橋爪に札所の杭が立つ。 | 山門は禅宗のお寺らしさがある。 | |
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| 本堂。 右手に納経所がある。納経の際に「お盆の心」など小冊をいただく。 | 観音堂 | |
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| 観音堂の前には綺麗に整えられた庭。住職のお話では大きな鯉が沢山いたが、コイヘルペスの流行で保健所に取上げられたと。 | いかにも長閑な田舎の景色が広がる。室根高原につながる山並が見える。好きなお寺だ。 |
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