| 一万年近く続いた縄文時代を通じて、日本の各地に定住集団が確立されていく。小規模な血縁・共同作業集団は、やがて大規模な共同利益集団に発達していく。集団を支える祭りごとは、巫術・呪術的であり、自然崇拝・祖先崇拝を基としていた。南洋諸国・中国・朝鮮・北方から伝えられたものもある。やがて、紀元前後の東アジアの混乱期に、混乱を避けた渡来人が列島に押し寄せる。水稲・青銅器・文字などの技術革新のみならず、列島の宗教・政治・経済体制は根幹から新しい道を歩み出す。大規模集団は、酋長・豪族を生み、軍事を持つ政治的な集団になり、祭りごとの中心には集団の長がおさまる。 日本としての姿が確立する大和朝廷の欽明朝に仏教が伝来した。仏教は当初より政治体制の確立と深く関連した。一方、日本古来とされる神道は、国津神・天津神を統合整理し「記紀神話」を作り上げ、新神道(中臣神道)を再編成し、律令国家形成の祭祀・儀礼の中心的役割を果たした。平安時代以降、仏教と神道は本地垂迹説の下に神仏習合へ展開する。王政復古をスローガンとする幕末から明治維新の時代に、神道は大きく変貌した。本居宣長・平田篤胤などの国学を中心とした復古神道、「国体」の確立、神道の宗教性(篤胤)を否定する国家神道の成立があった。第2次世界大戦以降は、天皇制の変革・社会構造の急激な進展・価値観のゆらぎの中で、日本人の精神文化は多様性を帯びている。 1.日本の宗教風土 (多神教、山岳信仰、民俗学) (密教) (神道、神話、神仏習合) (古事記、日本書紀、風土記、日本霊異記) (道教、陰陽五行、神仙思想) 2.役行者・修験道、行基菩薩、徳一上人 3.空海と密教入門 4.空海の著述 5.歴史的背景を知る (関祐二、井沢元彦、金達寿、黒岩重吾、松本清張、梅原猛) 6.書籍(文献)で知る日本の古代 (後期旧石器時代から縄文時代) (弥生時代から古墳時代) (飛鳥・奈良時代) (東国の古代史) (古代中国・朝鮮半島) (多神教と一神教、古代の鉄) |
| 1. 日本の宗教風土 山岳信仰、仏教・道教・神道、古事記・日本書紀・風土記・日本霊異記 |
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| ( 多神教、山岳信仰、民俗学 ) |
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| 金関 恕 佐原 真 編 |
「古代史の論点5 神と祭り」 小学館 1999.3 | ||
| 巻頭座談会 「神と祭り」(大林太良/岡田精司/佐原真/金関恕) 狩猟・採集の祭り(春成秀爾) 農耕の祭り(中村慎一) 銅鐸と武器の祭り(桑原久男) 埴輪と古墳の祭り(高橋克壽) 仏教・道教の渡来と蕃神崇拝(金子裕之) コラム「古代中国の儀礼」(中村慎一) 宮廷儀礼のはじまり(猪熊兼勝) 原始美術と宗教(金関恕) 古代音色の調べ(水谷正好) まとめと展望(金関恕) | |||
| 久保田展弘 | 「日本多神教の風土」 PHP新書 1997.8 | ● | |
| 神を”けはい”として捉えた古代日本の風土 | |||
| 久保田展弘 | 「山岳霊場巡礼」 新潮選書 1985.2 | ||
| 恐山、出羽三山、木曾御嶽山、比叡山、大峰山と熊野三山、高野山、立山、白山に修験道と日本宗教の原点を探る。 | |||
| 久保田展弘 | 「山岳霊場御利益旅」 小学館 1996 | ||
| ガイドブックとして霊場近辺の写真が見れる。 |
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| 五来 重 | 「山の宗教」 角川選書 1991 | ||
| 語り口調で読みやすい。民俗学的な立場で日本古来の原始宗教を解説している。 | |||
| 五来 重 | 「熊野詣」三山信仰と文化 講談社学術文庫 2004.12 | ||
| はじめに 第一章 紀路と伊勢路と 死者の国の烏 補陀落海渡 一遍聖絵 第二章 小栗街道 熊野別当 熊野御幸 第三章 音無川 速玉の神 那智のお山 むすび | |||
| 谷川健一 | 「日本の神々」 岩波新書618 1999.6 | ● | |
| 民俗学的に見た日本の信仰の原型「かしこきもの」の素描にせまる。 | |||
| 三宅和朗 | 「古代の神社と祭り」 歴史文化ライブラリー111 吉川弘文館 2001.2 | ||
| 古代神々の世界(神殿成立以前、常設神殿のはじまり)、カモ神社とカモ県主(カモ神社とその周辺、カモ県主)、平安時代の賀茂祭(賀茂祭のはじまり、賀茂祭の構成)、カモ神社の御阿礼祭(御阿礼祭の起源伝承、御阿礼祭と人々の会集、御阿礼祭と賀茂祭)、王権・国家の祭りと神社 | |||
| 比嘉康雄 | 「神々の古層」⑪ 豊年を招き寄せる ヒラセマンカイ(奄美大島) ニライ社 1993.3 | ||
| 琉球弧の世界観を伝える祭祀 ショチガマ・ヒラセマンカイ アラホバナ | |||
| 真弓常忠 | 「古代の鉄と神々」 学生社 1997.10初刷 2000.9重刷 | ● | |
| はじめにー稲つくりと鉄 1.鉄穴の神 2.鈴と鐸 3.鉄輪と藤枝 4.銅鐸・銅剣・銅矛と産鉄地 5.倭鍛冶と韓鍛冶の神々 6.五十鈴川の鉄 7.紀ノ川と鉄 8.太陽の道と鉄 9.修験道と鉄 10. 犬と狩 11.蛇と百足ー鉄と銅 むすびー豊葦原の瑞穂国 | |||
| 平林章仁 | 「三輪山の古代史」 白水社 2000.6 | ||
| 三輪山の神の姫事、蜂に捕まった三輪山の神、御歳神の怒り、殉死・殉葬・人身御供 | |||
| 上田正昭 門脇禎二 桜井治男 塚口義信 和田 翠 |
「三輪山の神々」 学生社 2003.3 | ● | |
| 1.三輪山祭祀をめぐって(和田)、2.三輪山の神(和田)、3.「神殿」をめぐって(和田)、4.神体山と磐座の信仰(上田)、5.三輪君の系譜とその伝統(上田)、6.敏達天皇と三輪山信仰(塚口)、7.神武天皇と大物主神(塚口)、8.三輪山と日本海文化(門脇)、9.大神神社の若宮祭祀について(桜井) | |||
| 上野 誠 門脇禎二 千田 稔 塚口義信 和田 翠 |
「三輪山の古代史」 学生社 2003.3 | ● | |
| 1.山辺の道をめぐって(和田)、2.三輪山へ献上された出雲神々の和魂(門脇)、3.大神神社と出雲(千田)、4.島の山古墳から見た三輪王権(千田)、5.三輪山と巻向山(千田)、6.「崇神紀」の伝承空間(千田)、7.初期ヤマト政権と桜井茶臼山古墳・メスリ山古墳の被葬者(塚口)、8.平城京生活者の三輪山(上野) | |||
| 網干善教 石野博信 河上邦彦 菅谷文明 塚口義信 森 浩一 |
「三輪山の考古学」 学生社 2003.3 | ● | |
| 1.神話成立を考古学から考える(菅谷)、2.三輪山の祭祀と纒向(石野)、3.三輪山と邪馬台国(河上)、4.三輪と宗像(石野)、5.三輪と和泉(森)、6.三輪山周辺の古墳文化(網干)、7.椿井大塚古墳の被葬者と初期ヤマト政権(塚口) | |||
| 山折哲雄 | 「仏教民俗学」 講談社学術文庫 1993.7 | ● | |
| 仏教に根ざした日本人の生活習慣・民間行事・民間信仰を具体的に考察し、それぞれに独自に歩もうとする仏教学と民俗学の緊密な関係の確立を考える。 | |||
| ▽ | |||
| ( 密教 ) |
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| 立川武蔵 | 「密教の思想」 吉川弘文館(歴史文化ライブラリー52) 1998.12 | ||
| 空海密教の基盤となるタントリズム(密教)の入門書。インド、チベット、ネパール、ブータン、中国・日本の密教。 | |||
| 立川武蔵 | 「マンダラ 神々の降り立つ超常世界」 学習研究社 1996 | ||
| 所作タントラ、行タントラ、ヨーガタントラ、無上ヨーガタントラに基づくマンダラと尊格が、歴史と形態に焦点を当てて、カラー写真とともに概説されている。発祥の地・インドと日本人のマンダラ(宇宙観)の違いが述べられている。後期密教で現れる畏怖女尊、護法神なども収められている。 | |||
| 河口慧海 | 「チベット旅行記 (1)~(5)」 講談社学術文庫 1978.10 | ● | |
| 鎖国状態のネパール、チベットに仏教の原点を求め、インドからチベットに渡った明治人・僧慧海(えかい)の熱意と情熱に心うたれる。1897年、32才のとき日本を離れ4年後にラサに到着、1903年の帰国までの3年間の探検記・民族記であり仏教の書でもある。随所にあるさし絵も楽しい。(1)は日本出発からヒマラヤ越えしてMt.カイラス近くへ(2)は警備の目を避けてのラサ潜入まで(3)はチベット人になりすましラサで医者として活躍(4)はラサの人々の生活・習慣・外交(5)は素性が露見、チベットを脱出する。慧海は大阪堺生まれで、東京本所の五百羅漢寺の住職であったが、僧籍を離れてチベットに渡った。帰朝後は「在家仏教」を起した。 | |||
| 根深 誠 | 「遥かなるチベット」 中央文庫 1999.1 | ● | |
| 副題は-河口慧海(えかい)の足跡を追って-である。現代の冒険家が慧海の入国ルートを追った。宗教色のない旅行記。 | |||
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| ( 神道、神話、神仏習合 ) |
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| 安部正路 | 「神道がよくわかる本」 PHP文庫 2004.10 | ● | |
| Q&A形式で神道での神話、神社、しくみ、歴史など89項目にして解説する | |||
| 松濤弘道 | 「お経の基本がわかる小事典」 PHP新書 2004.11 | ● | |
| 梵語から漢訳されて日本に伝わったお経だけでも1692部あり、お経とは何なのかが一般人には分かりにくい。お経の成立ち、基本的なお経、中国で生まれたお経、日本で生まれたお経、日本の各宗派が選んだお経など、全体像を解説している。索引もあり分かりやすい。 | |||
| 上山春平 | 「神々の体系」 深層文化の試掘 中公新書291 1972.7 | ||
| 第一章 古事記の神統譜、 第二章 記紀神統譜の東アジア的背景、 第三章 記紀のイデオロギー、 第四章 女帝元明と藤原不比等、 第五章 天皇家と藤原家 | |||
| 上山春平 | 「続・神々の体系」 記紀神話の政治的背景 中公新書394 1975.4 | ||
| 第一章 神々と藤原氏、 第二章 記紀のデザインとその成立、 第三章 記紀と律令、 第四章 記紀と不比等、 第五章 伊勢神宮の神事と歴史 | |||
| 上田正昭 | 日本の文化とは何か「神道と東アジアの世界」 徳間書店 1996.6 | ● | |
| 序章 神道の特性 第1章 神道と東アジア 第2章 渡来の神とまつりの集団 第3章 古社の背景 第4章 海神と八幡神 第5章 神々と海上の道 第6章 神道のうち・そと (神社神道イコール国家神道ではない。そしてまた神道イコール国家神道でもない。神道の基層は民俗神道にあって、神道の世界には内なる信仰と外なる渡来の信仰がかさなりあって、その特性をより豊かにしてきた。本書はそうした神道の本源とその展開のありようを、なるべく実証的にみきわめることに重点をおいている。(序章より)) |
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| 直木孝次郎 | 「日本神話と古代国家」 講談社学術文庫 1990.6 | ||
| Ⅰ 日本神話の歴史 一 『記・紀』と日本神話 二 『古事記』の史実性ー天皇系譜の例 三 『記・紀』神話・伝承の差異とその背景 四 日本「神話」にみる作為と変形 五 比較神話学からみた「記紀神話」 Ⅱ 建国神話の形成 一 建国神話の形成 二 神武天皇と古代国家 三 治定以前の神武天皇陵 四 「天皇陵」の偽造の歴史 五 日本古代統一国家の形成ー「建国記念日」を考えるために Ⅲ 古代史研究と津田史学 一神話と史学ー津田の文献学的研究 二 『記・紀』批判と津田史学 四 日本古代史の研究と学問の自由ー森鴎外・三宅米吉・津田左右吉を中心に | |||
| 森 浩一 | 「日本神話の考古学」 朝日文庫 1999.3 | ||
| はじめに 国生みとイザナミの死 第1章国生み物語と海上交通 第2章黄泉の国の世界 三種の神器 第3章草薙剣 第4章八咫鏡 第5章八咫鏡(続) 第6章八坂瓊勾玉 出雲と日向 第7章大国主命と出雲の古地形 第8章海幸・山幸と隼人地域 第9章”神代三陵”と隼人文化 神武東征 第10章船団による移動 第11章高地性遺跡と戦乱の時代 第12章河内の”湾岸戦争”から熊野への迂回 第13章ウダでの山地戦から大和平定へ おわりに 巻末エッセイ中山千夏 | |||
| 松前 健 | 「古代王権の神話学」 雄山閣 2003.1 | ☆ | |
| 1.聖徳太子厩戸誕生譚の一考察(1)聖徳太子誕生譚と厩戸 (2)キリストとクリシュナとの伝説的類似 (3)クリシュナ崇拝とグプタ王朝時代 (4)結論 2.日本王権神話に表われた禅譲思想(1)天孫降臨に結びつけられた出雲の問題 (2)『古事記』の出雲神話のロマン性と芸謡 (3)語部と伶人 (4)古代の大王としてのオホナムチと禅譲 3.三輪山伝承をめぐる王権思想の変遷(1)三輪山伝説の三系統 (2)初期大王の伝承と三輪山 (3)モモソヒメ伝承の二重性 (4)磐余王時代の祭政と伊勢神宮 (5)磐余大王家の王権祭祀とタカミムスビ (6)磐余の大王家における日の御子思想と伊勢の祭祀 (7)蛇神としての大物主の崇拝と神婚譚 (8)神武后妃伝承の成立 4.薬草と巫祝の国出雲から宗教王国出雲へ(1)『出雲国風土記』の独立性 (2)薬草とふ巫祝の国出雲 (3)古代宗教王国としての出雲と出雲人の活動 5.禊祓の神話と儀礼の原義(1)ミソギの原義とイザナギの神話 (2)ハラヘの原義とスサノヲの神話 6.原始神道の源流に関する一考察ー日本と朝鮮の古俗の比較によるー (1)日本と朝鮮の竜蛇信仰 (2)農村行事と慣習の比較 (3)巫俗の問題 7.人の生命の守り神としての大三輪の大神 8.神武伝承と磐余(1)神武天皇と磐余 (2)磐余の地域の拡大と大王家の聖地 (3)郊祀とまつりのにわ (4)顕斎の祭りと磐余の大王家 (5)久米歌再考 (6)神武伝承の展開と律令制大嘗祭 | |||
| 溝口睦子 | 「アマテラスの誕生ー古代王権の源流を探る」 岩波新書1171 2009.1 | ● | |
| 第一章 天孫降臨神話はいつ、どこから来たか 第二章 タカミムスヒの登場 第三章 アマテラスの生まれた世界ー弥生に遡る土着の文化 第四章 ヤマト王権時代のアマテラス 第五章 国家神アマテラスの誕生ー一元化される神話 終章 | |||
| 筑紫申真 | 「アマテラスの誕生」 講談社学術文庫 2002.5 | ● | |
| 1.アマテラスの性格 2.皇大神宮の成立 3.天つカミの降臨 4.プレ=皇大神宮の全貌 5.まつられぬアマテラス 6.アマテラスの誕生 7.八咫の鏡 8.太陽の妻 9.天の岩戸の舞踊 10.天孫降臨とは 11.ヤマトタケルの悲劇 12.アマテラスの祝福皇大神宮 | |||
| 千田 稔 | 「伊勢神宮ー東アジアのアマテラス」 中公新書1779 2005.1 | ||
| 序章 第一章 アテラスの旅路 第二章 中国思想と神宮 第三章 神国の系譜 第四章 近代の神宮 第五章 植民地のアマテラス 終章 | |||
| 上田正昭 編 |
「伊勢の大神」神宮の展開 筑摩書房 1988.11 | ||
| 神宮の原像 上田正昭 神域と遷宮 川添登 別宮の祭祀 上田正昭 神宮の祭り 櫻井勝之進 神饌と神領 矢野憲一 神宮神宝 勝部明生 伊勢信仰の展開 西垣晴次 (内宮・外宮・摂社・末社その他125社で構成される伊勢神宮の成立・発展過程の神秘を、古代から現在に伝わる祭り・神饌・神宝・文献を通して解明する。-帯よりー) |
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| 上山春平 編 |
シンポジウム「伊勢神宮」 人文書院 1993.11 | ||
| 1993秋の第61回式年遷宮の機に、哲学者上山春平を中心に、日本古代史、中世史、歴史地理学他の一線級研究者による伊勢神宮の共同討議・研究を一冊の書にまとめた。 第一部 伊勢神宮の成立と伝承 (アマテラスをめぐって(千田稔)、日・月神と新羅および隼人・安曇氏との関係(千田)、『皇太神宮儀式帳』からみた伊勢の姿(和田翠)、丹生水銀をめぐって(和田))、第二部 中世の伊勢参詣 (参詣曼荼羅の実相(西山克)、『通海参詣記』を語る(西山))、第三部 式年遷宮をめぐって (式年造替制の成立(太田博太郎)、遷御の儀式について(上山春平))、第四部 現在の伊勢神宮の祭り (神宮祭典・神嘗祭を解く(矢野憲一)) |
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| 原 武史 | ★「<出雲>という思想」近代日本の抹殺された神々 講談社学術文庫 2001.10 | ● | |
| 明治維新とともに歴史の表舞台に現れ、天皇制国家にも思想的影響を与えた復古神道の流れにぞくしながら、明治政府、さらには<伊勢>に神学的に対立し、抹殺されていった<出雲>。<出雲>という思想的場所に徹底してこだわることで、幕末から維新、さらには近代日本全体にわたる、もう一つの思想史が見えてくるのである。(「まえがき」より) まえがき 第一部 復古神道における<出雲> 1.「顕」と「幽」 2.本居宣長と<出雲> 3.平田篤胤と<出雲> 4.篤胤神学の分裂と「幽冥」の継承 5.明治初期の神学論争 おわりにー<出雲>を継ぐもの 第二部 埼玉の謎ーある歴史ストーリー |
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| 松前 健 | 「出雲神話」 講談社現代新書 講談社 1976.7 | ● | |
| はじめに 1-出雲神話の謎 2-二つの出雲神話 3-出雲国造家の台頭と自家の売りこみ 4-スサノオの神話 5-オオナムチの神話 6-国譲り神話と諸氏族 7-出雲土着の神々 参考文献 | |||
| 水野 祐 | 「古代の出雲」 日本歴史叢書 吉川弘文館 1972.5 | ||
| 序 第一 神国出雲 1.神々の国ー出雲 2.出雲の国土ー狭布之稚国 3.出雲国の自然景観 4.出雲国の文化景観 第二 出雲人の形質的特質 1.古典に示された出雲人 2.出雲人の生体学的特徴 3.血液型分布より見た出雲人 4.古代出雲人の人種構造 第三 出雲文化の形成 1.出雲文化の黎明 2.弥生文化の展開 3.出雲文化と古代船舶 4.古墳文化の展開 5.出雲文化の東漸 第四 出雲国の歴史的形成 1.神話から歴史へー出雲国の成立ー 2.杵築と意宇の抗争 3.出雲と大和との抗争 4.出雲国造の出雲支配形態 第五 結語 参考文献 | |||
| 原島礼二 編 |
「出雲神話から荒神谷へ」 六興出版 1988.5 | ||
| 第一部 出雲の神話と伝承から考える 第1章 出雲の国ゆずり物語から 第2章 出雲振根(『日本書紀』)の物語から 第3章 『風土記』と『古事記』の物語から 第二部 荒神谷遺跡と青銅器から考える 第1章 銅剣はかくすために埋められたのか 第2章 青銅器を埋めたのちに何があったか 第三部 3~5世紀の出雲を古墳から考える 第1章 湖をとりかこむ豪族連合 第2章 四つのカムナビ山の意味 第四部 古代との対話 第1章 ヤマトタケルの物語 第2章 ヤマトタケルの謎 第3章 古代の出雲と神名火山の語源 第4章 景初4年銘の鏡に思う 第5章 津軽の鬼・鉄・古銭をたずねて | |||
| 勝部 昭 | 「出雲国風土記と古代遺跡」 日本史リブレット13 山川出版社 2002.5 | ● | |
| 唯一完本として伝わる『出雲国風土記』、 ①くにびき神話と出雲国の成り立ち ②雲太といわれた出雲大社 ③山陰道の要衛・出雲国府 ④仏教の広まりと風土記時代の人々の営み ⑤共生の北つ海ネットワーク、 古代出雲の調査 | |||
| 関 和彦 | 「古代出雲への旅」 幕末の旅日記から原風景を読む 中公新書1802 2005.6 | ||
| 幕末に「出雲国風土記」を手に、美保関から出雲大社を歩いた和四郎の旅日記をもとに、当時の出雲と遺された神社を描く。 | |||
| 義江彰夫 | 「神仏習合」 岩波新書 453 1996.7 | ● | |
| 仏になろうとする神々、雑密から大乗密教、怨霊信仰、ケガレ忌避観念と浄土信仰 本地垂迹と中世日本紀 に章を進め、普遍宗教(仏教)と基層信仰(神祇信仰)の関係 で結ぶ。 | |||
| ▽ | |||
| (古事記、日本書紀、風土記、日本霊異記) |
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| 倉野憲司 校注 |
「古事記」 岩波文庫 1963.1 | ● | |
| 訓み下し文と原文 「上つ巻」 序第一段 稽古照今 序第二段 古事記撰録の発端 序第三段 古事記の成立 別天つ神五柱 神世七代 伊邪那岐命と伊邪那美命 天照大神と須佐之男命 大国主神 葦原中国平定 邇邇芸命 火遠理命 「中つ巻」 神武天皇 綏靖天皇 安寧天皇 懿徳天皇 孝昭天皇 孝安天皇 孝霊天皇 孝元天皇 開化天皇 崇神天皇 垂仁天皇 景行・成務天皇 仲哀天皇 応神天皇 「下つ巻」 仁徳天皇 履中天皇 反正天皇 允恭天皇 安康天皇 雄略天皇 清寧天皇 顯宗天皇 仁賢天皇 武烈天皇 継体天皇 安閑天皇 宣化天皇 欽明天皇 敏達天皇 用明天皇 崇峻天皇 推古天皇 (解説 歌謡全句索引) |
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| 次田真幸 全訳注 |
「古事記(上)-上巻ー」 講談社学術文庫 1977.12 | ● | |
| 古事記序 1.古伝伝承とその意義 2.天武天皇と古事記の企画 3.太安万侶の古事記撰録 古事記上巻 天地の初め 伊邪那岐命と伊邪那美命 1.淤能碁呂島 2.二神の国生み 3.二神の神生み 4.火神迦具土神 5.黄泉国 6.禊祓と三貴子 天照大御神と須佐之男命 1.須佐之男命の神やらひ 2.二神の誓約生み 3.天の石屋戸 4.大気都比売神 5.八俣の大蛇 6.須佐之男命の神裔 大国主神 1.因幡の白兎 2.八十神の迫害 3.根の国訪問 4.八千矛神の妻問い物語 5.大国主神の神裔 6.少名毘古那神と御諸山の神 7.大年神の神裔 葦原中国平定 1.天菩比神と天若日子 2.阿遅志貴高日子根神 3.建御雷神と事代主神 4.建御名方神 5.大国主神の国譲り 邇邇芸命 1.邇邇芸命の生誕 2.猿田毘古神 3.天孫の降臨 4.猿田毘古神と天宇受売命 5.木花之佐久夜毘売 火遠理命 1.海幸彦と山幸彦 2.海神宮訪問 3.火照命の服従 4.鵜葦草葦不合命の生誕 | |||
| 西郷信綱 | 「古事記の世界」 岩波新書 654 1967.9 | ||
| 天皇制国家の聖典としてかつぎだされた古事記から脱するために、神話の言語(言)と範疇(意)を再構成し、古事記神話をひもとく。 | |||
| 坂本太郎 家永三郎 井上光貞 大野晋 校注 |
「日本書記 上」 岩波書店 1967.3 |
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| 日本古典文学大系新装版 訓み下し文と原文 (校注が参考になる) 解説 一 書名・成立・資料、 二 諸本、 三 訓読、 四 研究・受容の沿革 巻第1 神代上、 巻第2 神代下、 巻第3 カムヤマトイワレヒコ(神武天皇) 巻第4 カムヌナカハミミ(綏靖)シキツヒコタマテミ(安寧)オオヤマトヒコスキトモ(懿徳)ミマツヒコカエシネ(孝昭)ヤマトタラシヒコクニオシヒト(孝安)オオヤマトネコヒコフトニ(孝霊)オオヤマトネコヒコクニクル(孝元)ワカヤマトネコヒコオホヒヒ(開化)天皇 巻第5 ミマキイリヒコイニエ(崇神天皇) 巻第6 イクメイリヒコイサチ(垂仁天皇) 巻第7 オオタラシオシロワケ(景行)ワカタラシヒコ(成務)天皇 巻第8 タラシナカツヒコ(仲哀天皇) 巻第9 オキナガタラシヒメノミコト(神功皇后) 巻第10 ホムタ(応神天皇) 巻第11 オホサザキ(仁徳天皇) 巻第12 イザホワケ(履中)ミツハワケ(反正)天皇 巻第13 ヲアサヅマワクゴノスクネ(允恭)アナホ(安康)天皇 巻第14 オオハツセノワカタケ(雄略天皇) 巻第15 シラカノタケヒロクニオシワカヤマトネコ(清寧)ヲケ(顯宗)オケ(仁賢)天皇 定本奥書 |
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| 宇治谷 孟 | 「日本書紀(上)」 全現代語訳 講談社学術文庫 1988.6 | ● | |
| 「日本書紀」を初めて全現代語訳した労作。 巻第1 神代上(天地開闢と神々、国生み、黄泉の国、素戔鳴尊の誓約、天の岩屋、八岐大蛇、大己貴神と少彦名命)、巻第2 神代下(葦原中国の平定)、巻第3 神武天皇、巻第4 安寧・懿徳・孝昭・孝安・孝霊・孝元・開化天皇、巻第5 崇神天皇、巻第6 崇仁天皇、巻第7 景行・成務天皇、巻第8 仲哀天皇、巻第9 神功皇后、巻第10 応神天皇、巻第11 仁徳天皇、巻第12 履中・反正天皇、巻第13 允恭・安康天皇、巻第14 雄略天皇、巻第15 清寧・顕宗・仁賢天皇、巻第16 武烈天皇、巻第17 継体天皇、巻第18 安閑・宣化天皇 |
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| 宇治谷 孟 | 「日本書紀(下)」 全現代語訳 講談社学術文庫 1988.8 | ● | |
| 巻第19 欽明天皇、巻第20 敏達天皇、巻第21 用明・崇峻天皇、巻第22 推古天皇、巻第23 舒明天皇、巻第24 皇極天皇、巻第25 孝徳天皇、巻第26 斉明天皇、巻第27 天智天皇、巻第28 天武天皇 上、巻第29 天武天皇 下、巻第30 持統天皇 | |||
| 遠山美都男 編 |
「日本書紀の読み方」 講談社現代新書 2004.3 | ||
| スサノヲ神話、崇神天皇、雄略朝、飛鳥仏教史、壬申の乱の項に分けて、日本書紀に含まれる歴史的真実と非真実、読みどころを解説する。 | |||
| 上田正昭 編 |
史話 日本の古代③「ヤマト王権のあけぼの」古代国家の起源と神話 作品社 2003.1 | ||
| はじめにー神話にみる大和と出雲(上田正昭) 『古事記』序(太安万侶・撰録/橋本治・訳) 稗田阿礼(柳田國男) 高天原と水平思考(上田正昭) 宗像三神と記紀神話(井上光貞) コラム◎沖ノ島と三女神の祭祀ー宗像大社(佐田茂) 大蛇退治の説話の源流(鳥越憲三郎) 草薙剣(森浩一) 国譲り神話と諸氏族 大国主命 征服未了の地方神(益田勝美) コラム◎高大な神殿はなぜ造られたかー出雲大社境内遺跡(千家和比古) 物部氏と大王家の降臨伝承)黛弘道) 神武の即位伝承 なぜ磐余なのか(和田翠) コラム◎船に乗ってきた天皇ー磐余池の祭儀(前之園亮一) 「御肇国天皇」としての崇神天皇(水野裕) 神を問う山辺の道(岡部伊都子) コラム◎ヤマト王権の成立事情ー纏向遺跡(千賀久) サホビメ物語 その神話性(山崎正之) 木を伐るものの伝説(川村湊) 「鉄の皇子ヤマトタケルの実像 田中澄江・谷川健一 | |||
| 萩原千鶴 全訳注 |
「出雲国風土記」 講談社学術文庫 1999.6 | ● | |
| Ⅰ総記、Ⅱ各部 1.意宇郡 2.島根郡 3.秋鹿郡、4.楯縫郡、5.出雲郡 6.神門郡、7.飯石郡、8.仁多郡、9.大原郡、Ⅲ巻末記 原文 解説 出雲国風土記地図 | |||
| 原田敏明・ 高橋貢訳 |
「日本霊異記」 平凡社 東洋文庫97 1992 | ● | |
| 平安初期に私度僧・景戎により編集された仏教説話集で、奈良時代の不思議な話、善行が136話収められている。平安以後の極楽往生を願う庶民の信仰を支えた。役行者も第28話”孔雀王呪経の呪法を修め、不思議な力を得、現世で仙人となり、空を飛んだ話”に登場する。行基の話が多い。 | |||
| ▽ | |||
| ( 道教、陰陽五行、神仙思想 ) |
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| 福永光司 | 「道教と日本文化」 人文書院 1982.3 | ● | |
| 「道教とは、中国古来のシャーマニズム的呪術信仰を基礎とし、その上部に儒家の神道と祭祀の儀礼・思想、老荘道家の「玄」と「真」の形而上学、さらには仏教の業報輪廻と解脱、ないしは衆生済度の教理・儀礼などを重層的・複合的に採り入れ、隋唐の時代において宗教教団としての組織と儀礼と神学とを一応完成するに至った、”道の不滅”と一体になることを究極の理想とする中国民族の土着的・伝統的な宗教である。」(あとがきより) 日本古代の神道、八角古墳、聖徳太子、山上憶良、平安時代の道教、中江藤樹、江戸期の老荘思想、三浦梅園、岡倉天心などを取上げる。著者は東大文学部教授、京大人文科学研究所長を勤めた中国哲学の第一人者。 | |||
| 福永光司 | 「道教と古代日本」 人文書院 1987.2 | ● | |
| 「天皇」考六題、古代信仰と道教、古代日本と江南の道教、茅山を訪ねて、石上神宮の七支刀、天寿国繍帳の曼荼羅図、明日香と道教、伊勢神宮と道教、日本の神社・神宮と道教、道教の中の仏教と仏教の中の道教 | |||
| 福永光司 | 「「馬」の文化と「船」の文化」古代日本と中国文化 人文書院 1996.1 | ||
| Ⅰ「馬」と「船」の道、「馬」の文化と「船」の文化、思想信仰としての南船北馬、老荘の「道」、『荘子』の世界 Ⅱ徐福と神僊と吉野ヶ里遺跡、神僊・樓閣・渦巻文、古代中国の「宇宙」最高神と日本、『西遊記』における道教と仏教、『おもろ』の創生神話と道教神学 Ⅲ秦の始皇帝と不死登僊、漢の武帝と道教、唐の玄宗と楊貴妃と七夕伝説、桓武天皇の時代の精神風土 Ⅳ「倭人」と「越人」、「漢倭奴国王」の読み方、肥前国・杵島岳の「歌垣」、豊後国・国東・真木大堂の「燈明石」、太白山と道教、常世と神仙、「墓」の思想信仰 | |||
| 福永光司 | 「タオイズムの風」アジアの精神世界 人文書院 1997.5 | ||
| タオ(道)の啓蒙書。 老荘哲学の位置づけ、中国の北と南の思想、道教、日本の中の道教などについて41項目をとりあげる。 江戸の国学と道教との関連も述べている。平.6(1994)9月から1年間、中日新聞日曜版に連載されたものに加筆補正されたもの。 | |||
| 福永光司 千田 稔 高橋 徹 |
☆「日本の道教遺跡を歩く」 朝日選書737 2003.10 | ● | |
| 中国・朝鮮から伝来したのは、仏教以前に道教・儒教思想がある。邪馬台国(大王)の時代には土着の道教が入ってきていたのだろう。特に日本の律令制度が整備された七世紀の後半(斉明・天智・天武・持統)は道教の時代とも言える。中国では道教は神道(真道)である。皇極(斉明)時代の飛鳥と多武峰、藤原京の南に天武・持統稜、浦島伝説の丹後半島、仙人が住む吉野・大峯山、皇祖を祀る伊勢神宮、雲の信仰と出雲大社、晴明神社、吉田神社、妙見山と北斗信仰など18ケ所を訪ねる。第2章には、「道教」についてQ&A形式での解説がある。太古の祭祀、神仏習合した呪詛・祈祷などに道教が見える。 | |||
| 五木寛之 福永光司 |
「混沌からの出発」 致知出版社 1997.5 | ||
| 道教に学ぶ人間学。中国哲学の縁辺部としての道教。ミックスとコンビネーション。邪馬台国。「馬の文化」と「船の文化」。大化改新と道教と仏教。「なまはげ」、「七夕祭」。道(TAO)。浄土真宗。 | |||
| 吉野裕子 | 「陰陽五行と日本の民族」 人文書院 1983.6 | ||
| 第1章:陰陽五行思想の概要(中国創世記と日本の神話、陰陽五行思想の渡来、概要{五行、十干、十二支、九星、易})、第2章:陰陽五行と迎春呪術(分類、古代中国での意識、日本の金気剋殺、水気追放、中国周辺)、第3章:陰陽五行と防災呪術(対震、対雷、防火、対洪水、対風)、第4章:陰陽五行とくらしの民俗(正月と盆、山の神と田の神、亥子突き、色彩の呪術、死屍呪物、長寿、桃太郎と河童)、第5章:『易』と日本の民族 | |||
| 吉野裕子 | 「持統天皇」日本古代帝王の呪術 人文書院 1987.12 | ● | |
| 生い立ち、壬申の乱、五徳終始説と白鳳期の皇位継承、天武天皇崩御とその埋葬、持統即位への道、持統天皇呪術の種々相、陰陽五行思想の概要 | |||
| 吉野裕子 | 「十二支 易・五行と日本の民族」 人文書院 1994.7 | ● | |
| 十二支と日本民族との関わりを具体的に。巻末に陰陽五行の概要について。 著者は元学習院大講師で陰陽五行思想の第一人者。祭り・古代呪術・蛇狐信仰・山の神・カミナリなどについて独特な切り口からの著書が多い。 |
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| 吉野裕子 | 「陰陽五行と日本の天皇」 人文書院 1998.3 | ● | |
| 北極星の神格化”天皇”。天神寿詞。藤原京と水の呪術。持統天皇吉野行幸。仁徳天皇と石上神宮七支刀。聖武天皇美濃行幸。天皇の礼服、祭祀、天皇の本質、女帝について陰陽五行思想から考察する。「あとがき」に、大和の首長が、自身を「天皇」と名乗ったこと・・・。日本は世界原始民俗同様、蛇を祖霊として信仰するシャーマニズムの国であって、縄文・弥生を通して祭祀の実権は女巫にあった。・・・天皇における「陽」の徳が重視されて来るにつれ、女帝の存在が揺らぎ始める。・・・などを記す。 | |||
| 重松明久 | 「古代国家と道教」 吉川弘文館 1985.12 | ||
| 邪馬台国は「邪馬・台与」連合国家として九州豊前(行橋市と中津・宇佐市)にあり、鬼道・墨子の思想の宗教があったと見ている。本書の構成は、邪馬台国の国号について、邪馬台国の宗教の実態、邪馬台国をめぐる諸問題、広形青銅器利器と道教、三角神獣鏡と道教、酒船石の図像的考察、益田岩船私考、神籠石列石遺構の性格について、新発見の神籠石遺構について、高松塚古墳の築造事情、修験道と道教ー泰澄と役小角を中心としてー となっている。 | |||
| 上田正昭 | 「古代の道教と朝鮮文化」 人文書院 1989.11 | ☆ | |
| Ⅰ道教と古代文化、古代日本の道教と朝鮮、高句麗文化の内実、和風諡号と神代史、役行者の原像、神道・仏教と平田学、 Ⅱ渡来と帰化と、檜隈と渡来氏族、飛鳥文化の背景、渡来の神、日朝神話の比較、万葉の歌と渡来人、雅楽と古代朝鮮、 Ⅲ古代の丹波と日本海文化、新羅古碑と秦氏の由来、古代近江と渡来文化、古代吉備の歴史と文化 | |||
| 千田 稔 編 |
「環シナ海文化と古代日本」道教とその周辺 人文書院 1990.10 | ||
| 絵馬と猿の絵皿(金子裕之)、長岡遷都のブレーン・藤原種継と道教思想(高橋徹)、中国古代の俑(泉武)、伊勢のアマテラス(千田稔)、海若と東王父(清田圭一)、中国医学・民間療法と道教思想(高田公理)、風水の旅(前田良一)、殷代廟号考(井上聡)、易・五行と産屋の民俗(吉野裕子) | |||
| 高橋 徹 千田 稔 |
「日本史を彩る道教の謎」 日本文芸社 1990 | ||
| 古代遺跡、日常生活、年中行事、信仰心、神社仏閣、文化遺産、呪術 の中に道教を発掘する。 | |||
| 藤田友治編 | 「古代日本と神仙思想」 五月書房 2002.7 | ||
| 前方後円墳、三角縁神獣鏡に秘められた道教思想。 | |||
| 下出積興 | 「古代神仙思想の研究」 吉川弘文館 1986.6 | ||
| 窪 徳忠 | 「道教の神々」 講談社学術文庫 1996.7 | ● | |
| Ⅰ道教とは何か 一道教の現状 二道教の内容と宗派 Ⅱ道教の神々 一生活と神々 二神々の素性 | |||
| 胡妥深 著 湯一介 審定 神坂風次郎 訳 |
「道教と仙学」 http://www2s.biglobe.ne.jp/~xianxue/index.html 1998.4 | ● | |
| 第1章 道教とは何か 1 道教の定義 2 道教文化の源流 3 道教が生まれた原因 4 道教の特徴 第二章 道教の発展 1 方仙道・黄老道と巫鬼道 2 漢末の早期道教 3 魏・晋の時代の過渡期の道教 4 南北朝の道教の改革と成熟 5 隋・唐・五代の道教の繁栄と国教化 6 宋・遼・金・元の時代における道教の盛況と革新 7 明・清の道教の衰退と世俗化 第3章 道を修め仙を求める 1 道教の神仙信仰 2 道教の科儀および斎醮など 3 仙人の境界 4 仙人の路 第4章 内丹仙学 1 内丹仙学の源流 2 内丹の修練法の原理と効用 3 各派の丹法の要訣 4 付録:清静派の内丹修練の手順 5 女子の内丹修練法 | |||
| ▽ | |||
| 2. 役行者・修験道、行基菩薩、徳一上人 |
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| 志村有弘 | 「超人役行者小角」 角川書店 1996 | ||
| 面白く読める。著者は相模女子大教授 | |||
| 石川知彦・ 小澤弘 編 |
「図説 役行者」 河出書房新社 2000.8 | ● | |
| カラー絵巻が楽しい。武蔵・多武峰神社、大英博物館、大阪青山短期大学所蔵の「役行者絵巻」と瀧安寺所蔵の「箕面寺秘密縁起絵巻」が収められている。 | |||
| 銭谷武平 | 「役行者ものがたり」 人文書院 1991 | ||
| 役行者の説話・伝説を物語にして。 | |||
| 和歌森太郎 | 「山伏 入峰・修行・呪法」 中公新書 1964初版・1999復刻 | ||
| 歴史学の立場で、修験道の位置付けがなされている。役行者は伝説を生んだだけの私度僧として理解されている。 | |||
| 村山修一 | 「修験の世界」 人文書院 1992 | ||
| 修験者の歴史と活動について。 | |||
| 宇江敏勝 | 「熊野修験の森 大峯山脈奥駈け記」 岩波書店 1999.4 | ||
| 那智四十八滝の寒行、三重の滝の修業、大峯奥駈け行、晦山伏の行など熊野修験体験記のほか伊富喜秀明師の「六十日断食行」、実利行者の「捨身入定」など修験の森にまつわる話などがある。世界遺産として登録された今、もう一度聖なる山と森の厳しさと美しさを再確認する必要がある。 | |||
| 和田 翠 編 |
「熊野権現」 熊野詣・修験道 筑摩書房 1988.7 | ● | |
| 熊野の原像(和田 翠) 1.牟婁の海山 2.常世幻想 3.熊野国と海人 4.禅師永興 5.熊野三山の原像 6.熊野三山の成立 熊野の信仰(豊島 修) 1.熊野信仰の発祥と成立 2.熊野信仰の諸相 3.熊野信仰の庶民化と勧進聖 熊野と大峯信仰(菅谷文則) はじめに 1.熊野と吉野の間の靡と宿 2.「宿」の形態 3.考古学資料からみた大峯 聖地のイメージー那智参詣曼荼羅をテクストにしてー(西山 克) 熊野牛王について(芳井敬郎) 1.常世の国=熊野 2.牛王宝印と起請文 3.熊野御師と熊野比丘尼 三山の祭り(櫻井 満) はじめに 1.熊野の神話 2.新宮の御船祭り 3.本宮の御田祭 4.那智の火祭り 現代に生きる熊野信仰ー信仰をはぐくむ風土ー(宇江敏勝) 1.熊野古道=中辺路に住んで 2.牛王札と熊野講餅 3.自然の豊かな風土 4.伐られた神木 5.川の春秋 6.本宮祭へ | |||
| 小山靖憲 | 「熊野古道」 岩波新書665 2000.4 | ||
| 著者は日本中世史を専攻とする手塚山大学教授である。熊野詣の中世史から始まり、熊野信仰、王子社など参詣の作法・組織の歴史、更に、ご自身が歩いた熊野古道の現状について平易に述べている。 | |||
| 上方史跡散策の会 | 「熊野古道」 向陽書房 1994.2 | ||
| 熊野古道(横田健一) 中辺路・二十五王子 熊野三山 大辺路・五王子 | |||
| 小山靖憲/笠原正夫 編 |
「南紀と熊野古道」 吉川弘文館 2003.10 | ||
| 1.南紀熊野を歩く Ⅱ.熊野の歴史 Ⅲ.熊野の文化 | |||
| 富山・立山博物館 |
「地獄遊覧 地獄草紙から立山曼荼羅まで」 1991 | ● | |
| 地獄草紙、六道十王図、立山曼荼羅など死後の世界が描かれた図版が収められ、おどろおどろしいが見ていて楽しい。開館10周年記念事業として出版された。 | |||
| (行基・徳一) | |||
| 千田 稔 | 「天平の僧行基 異能僧をめぐる土地と人々」 中公新書1178 1994 | ● | |
| 行基(667-749)は、聖武天皇の期に用水施設を造り橋をかけたことで有名である。役行者(634-)や空海(774-835)と同じく山林斗藪を出発点としていて、道教的な臭いが濃いのは役小角に近く、多くのお寺に行基作と云われる仏像が多いのは空海に似ている。歴史地理学者である著者は、明確な年譜と自著のない行基の実像を、地理的な問題とからめて浮かび上がらせようとしている。 | |||
| 高橋富雄 | 「徳一と最澄 もう一つの正統仏教」 中公新書975 1990 | ● | |
| 著者は元福島県立博物館館長であり、徳一研究家の第一人者。空海、最澄と同一時代に法相宗の僧として興福寺、東大寺で学んだ徳一(とくいつ)は、「沙門の荘衣を嫉み、粗食幣衣、恬然自怡たる」生活を東北の地に求めた。磐梯山麓に「慧日寺」を、筑波山に「中禅寺」を開き、空海、最澄との仏教学についての論争は有名である。 | |||
| 高橋富雄 | 「徳一と恵日寺」 ふくしま文庫⑰ 1975 | ● | |
| ▽ | |||
| 3. 空海と密教入門 |
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| 渡辺照宏監修、 中村ひろし画 |
「お大師さま」 青山書院 2000 | ● | |
| お大師伝説をマンガ(劇画)化したもの。 | |||
| 司馬遼太郎 | 「空海の風景 (上、下)」 中央公論社 1990 | ● | |
| 司馬遼太郎タッチで描いた空海と四国の風景。 | |||
| 陳舜臣 | 「空海求法伝・曼陀羅の人 (上、中、下)」 | ||
| とくに唐での生活に焦点が当てられる。 | |||
| (空海) | |||
| 竹内信夫 | 「空海入門」 ちくま新書107 1997.5 | ● | |
| ”弘仁のモダニスト”の副題どうり、一人の人間としての空海を解説している。 | |||
| 五来 重 | 「空海の足跡」 角川選書 1998 | ||
| 民俗学的立場から空海を捉える。「烟霞(えんか)を吸ふて年を送り、山水に対して帰らんことを忘る」三神三容;山神(女体神)、司祭者としての狩人(俗体神)、開山僧(法体神)日本の原始宗教(山岳修行と海洋修行(辺路(へじ)修行)捨身/即身成神;空海を現人神(あらひとがみ)にする。庶民の弘法大師信仰。山人、山徒(行人)の著した「金剛峯寺建立修行縁起」(968年) | |||
| 渡辺照宏、 宮坂宥勝 |
「沙門空海」 ちくま学芸文庫 1993.5 | ● | |
| 空海像と思想への入門書で内容が濃く、何度も読み返したい本である。 | |||
| 松永有慶 | 「密教」 岩波新書 1991 | ● | |
| 日本における仏教の受容の決め手となったのは、仏教のもつ高度の思想性ではなかった。仏教の仏たちが、在来の民族信仰の神がみに対して、より呪術的な効力をもつという点が、仏教採否の基準とされたのである。 ・・・・・・・・・・・もともと大乗仏教は同じような基準で民衆の中に浸透して、根づいていった歴史をみすごしてはならない。もともと大乗仏教がもっている呪術的な機能が、シャーマニスティックな民俗宗教の基盤の中で期待され、歓迎された。宗教を受け入れる素地は、早くから日本でも出来上がっていたのである。奈良時代すでに、呪術的な能力を民衆から高く評価されながら、国家からは公認されていない山林修業者が数多くいた。役小角などは、その代表的な人物である。 | |||
| 宮坂宥勝 | 「密教の学び方」 法蔵館 1992.3 | ||
| 空海密教の全体像を分り易く説明している。空(般若空;空智)とは内容の最も充実したもので、存在の欠如(無)ではないこと。密教の三つの特質は、神秘性(神秘直観)、象徴性(曼荼羅)、儀礼(行法)。 | |||
| 羽毛田義人 (安部龍一訳) |
「空海密教」 春秋社 1996.9 | ● | |
| 著者はコロンビア大学教授で高野山の学僧である。KUKAI MAJOR WORKSの翻訳。空海の生涯と思想の入門書。 | |||
| 梅原 猛 | 「空海の思想について」 講談社学術文庫 1980.1 | ||
| 空海の前期作で密教の思想的特長を述べた理論的三部書「即身成仏義(そくしんじょうぶつぎ)」「声字実相義(しょうじじつそうぎ)」「吽字義(うんじぎ)」をとりあげ、空海の哲学を梅原流に語る名著。 | |||
| ▽ | |||
| 4. 空海の著述 |
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| 渡辺照宏・ 宮坂宥勝校注 |
「三教指帰・性霊集」(日本古典文学大系) 岩波書店 1965 | ● | |
| 宮坂宥勝 代表編 (弘法大師空海全集 編輯委員会) |
☆「弘法大師空海全集」 第六巻 筑摩書房 1984 | ● | |
| 三教指帰は、延歴16年(797)空海24歳の時に、儒教と道教に比べ仏教の優れたことを、ドラマ仕立てに記したもの。空海の処女作で、以後31歳の入唐までは謎につつまれる。性霊集(遍照発揮性霊集)は、空海の高弟・真済(しんぜい/800~860)により編集された空海の公私の詩と文。当初十巻あったが、巻七以降が散佚したので済暹(さいせん/1025~1115)が遺文を拾集して「続性霊集補闕鈔」三巻を付け加え全十巻に復したもの。 | |||
| 加藤純隆 訳著 |
☆「口語訳 秘蔵宝鑰」 世界聖典刊行協会 1930 | ● | |
| 天長7年(830)空海57歳の主著「十住心論」10巻の要約版として、空海自らが3巻として著した。人間精神の発展段階を十に分けて解説、第一住心の最も下等な異生羝羊心(いしょうていようしん)から真言密教の秘密荘厳心の第十住心までを説く。口語訳が非常に丁寧で名文。 | |||
| 金岡秀友 訳解説 |
「空海 即身成仏義」 太陽出版 1985.7 | ● | |
| 弘仁8年(817)空海44歳頃の作。密教の実践目標が現世で仏(至高の宗教的人格)になることを示す。 | |||
| ▽ | |||
| 5. 歴史的背景を知る (順不動) |
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| (関 祐二、井沢元彦、黒岩重吾、松本清張、梅原 猛、ほか異説) |
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| 関 祐二 | 「古代史の秘密を握る人たち 封印された「歴史の闇」に迫る」 PHP文庫 2001.6 | ● | |
| 第1章 古代史の秘密を握る人たち(蘇我入鹿、藤原不比等、ニギハヤヒ、葛城氏、聖徳太子、中臣鎌足、道鏡)、第2章 異色の天皇列伝(ハツクニシラス、雄略、継体、天智・天武、聖武)、第3章 時代の転機に出現した女傑たち(卑弥呼、神功皇后、斉明、持統、称徳)、第4章 伝説のヒーローたち(スサノウ、大国主神、浦島太郎、聖徳太子) | |||
| 関 祐二 | 「消された王権 物部氏の謎 オニの系譜から解く古代史」 PHP研究所 1998.1 | ||
| 関 祐二 | 「物部氏の正体 大豪族消滅に秘められた古代史最大のトリック」 東京書籍 2006.9 | ||
| 関 祐二 | 「出雲神話の真実」封印された日本古代史を解く」 PHP研究所 2004.7 | ||
| 関 祐二 | 歴史街道特集「山陰地方に日本の古代を訪ねる」 PHP社 2003.11 | ||
| 井沢元彦 | 「逆説の日本史 ①~⑦」 小学館文庫 1998.1 | ||
| 金達寿 | 「日本の中の朝鮮文化 相模・武蔵・上野・房総ほか」 講談社学術文庫1501 2001.6 | ● | |
| 黒岩重吾 | 「古代史の真相」 PHP文庫 1996.10 | ● | |
| 古代統一国家、葛城氏、物部氏、藤ノ木古墳、継体天皇、古代出雲、聖徳太子、藤原不比等 | |||
| 黒岩重吾 | 「古代史を解く九つの謎」 PHP文庫 2003.11 | ● | |
| 第一章 相次ぐ神殿跡の発見と弥生時代の勢力図 第二章 銅鐸発見が語る「出雲神話」のルーツ 第三章 大和王権は、いかに成立したか 第四章 「神武東征神話」の語りかけるもの 第五章 任那日本府は実在したのか 第六章 王朝交替の真実 第七章 英雄ヤマトタケルの本当の姿 第八章 大和王権に挑んだ「筑紫の王者・磐井」 第九章 「大化改新」はなぜ起こったのか | |||
| 松本清張 | 「私説古風土記」 平凡社 1977.12 | ● | |
| ☆出雲国(1.神々の笑い、2.イヅモの分断、3.ムスビの神、4.神々の屈服)、 常陸国、播磨国、肥前国、豊後国、総論(1.風土記の廃棄、2.成立の一解決) |
|||
| 姜吉云 (カンギルウン) |
「倭の正体」 三五館社 2010.3 | ||
| 第一章 倭の正体 1.「倭」を定義する、2.半島南部に倭の存在、3.倭は陸から攻めてきた 第二章 「倭の正体」の比較言語学 1.「倭=ヤマト」の音韻学 2.天孫降臨とドラヴィダ語 第三章 任那の真相 1.「任那」を解釈する 2.倭国にとっての「任那」 3.「倭」が「大和倭」になる日のために 第四章 古代史の中の「正」と「誤」 1.謎の三韓遠征 2.『日本書紀』の意思 3.『日本書紀』の中の「官家」とは? 4.好太王陵碑文の読み解き方 第五章 任那の正体 1.河内(駕羅国)王朝を探る 2.欽明天皇の決意 3.倭から見た任那と百済の差 第六章 百済と倭国の秘密 1.百済とは倭国にとって何だった? 第七章 倭の大王の疑惑を晴らす 1.継体天皇 2.舒明・皇極・孝徳天皇 3.天智天皇 4.天武天皇 | 異説 | ||
| 林順治 |
大王たちのまほろば「日本人の正体」 三五館社 2010.10 | ||
| はじめに 第一章 邪馬台国”幻想”に踊らされる古代 1.箸墓古墳に卑弥呼がいあい、そのワケ 2.三角縁神獣鏡にみる”定説”の破綻、 第二章 邪馬台国を滅ぼした加羅系渡来集団 1.空白の147年間 2加羅系渡来集団の大王たち 3.加羅系ヤマト王朝の誕生 4.中国正史に残された倭王「武」 第三章 百済系王朝の成立と葛藤 1.日十大王と男弟王、二人の兄弟 2.『日本書紀』の数列 3.ワカタケルの全国支配 4.八幡神の誕生 第四章 「聖徳太子」に塗り替えられた蘇我王家 1.蘇我氏は大王家だった 2聖徳太子はいなかった 3.日出処天子が指す大王とは 4.騒乱に満ちた蝦夷の時代 5.クーダターの真相 第五章 「日本」を創った兄弟・天武と天智 1.吉野に隠棲した古人大兄と大海人 2.白村江の戦い 3.壬申の乱と古代律令国家の成立 おわりにーアマテラス神話の構築と八幡神 参考文献 | 異説 | ||
| 石渡信一郎 |
完本「聖徳太子はいなかった」 河出文庫 2009.9 | ||
| 第1章 日本古代国家と朝鮮人の大量渡来 1.古墳時代に朝鮮人が大量に渡来した 2.デタラメな古墳の実年代 3.大山古墳(仁徳陵)の被葬者と大量渡来のピーク 第2章 四、五世紀の倭国は加羅(伽耶)系渡来人の国 1邪馬台国畿内(大和)説は誤り 2加羅(伽耶)系の崇神王朝の成立 3.倭の五王の正体 第3章 天皇家は百済から渡来した 1.応神天皇は百済系のヤマト王朝の始祖 2.王神天皇は百済王族の昆支 3.アスカはヤマト国家の古い名前 第4章 継体・欽明両天皇の秘密 1.継体天皇はどこで生まれたか 2欽明天皇はなぜクーデター(辛亥の変)を起こしたか 第5章 蘇我氏は大王家だった 1.昆支系の大王家としての蘇我氏 2.蘇我氏はいつ大王になったか 第6章 聖徳太子はいなかった 1.『日本書紀』の太子関係記事は信頼できない 2.聖徳太子の実在を証明する金石文もない 3.聖徳太子(厩戸皇子)を作った藤原不比等 関連天皇表 参考文献 | |||
| 守屋 尚 | 「物部氏の盛衰と古代ヤマト王権」 彩流社 2009.2 | ● | |
| 序文 第Ⅰ部 弥生社会のすがたと氏族の東遷 第一章 弥生時代の到来と北九州文化 第二章 古代文献・伝承の史実性 第三章 饒速日命の東遷 第四章 神武大王の東遷 第五章 倭国大乱と邪馬台国論 第六章 神武大王王権の経済的基盤 第七章 日本古代史の年代論 第八章 三世紀の畿内の現状 第九章 三世紀のヤマト王権と物部氏 第Ⅱ部 物部氏族とヤマト王権 第一章 三世紀の物部氏とヤマト王権 第二章 四世紀の物部氏とヤマト王権 第三章 五世紀前半の物部氏とヤマト王権 第四章 五世紀後半の物部氏とヤマト王権 第五章 六世紀の物部氏とヤマト王権 第六章 七世紀前半の物部氏とヤマト王権 第七章 七世紀後半の物部氏とヤマト王権 第八章 七世紀後半から八世紀の物部氏とヤマト王権 第Ⅲ部 物部氏の職掌と全国展開状況 第一章 物部氏族の範囲と分類 第二章 物部氏の職掌・職能 第三章 物部氏族の経済的基盤 第四章 国造本紀にみる物部氏 第五章 物部氏を祀る神社 第六章 「和名類聚抄」所載の物部郷 第七章 古代史料にあらわれたその他物部氏 第八章 物部氏族と他氏族との比較 第九章 物部氏関係の古墳 あとがき 参考文献 | |||
| (梅原猛) | |||
| 梅原 猛 | 「隠された十字架 -法隆寺論ー」 新潮文庫 1981.4 | ● | |
| 誰が法隆寺を建てたか、法隆寺再建の政治的背景、橘三千代(藤原不比等の妻) | |||
| 梅原 猛 | 「海女と天皇(上)(下) -日本とは何かー」 新潮文庫 1995.3 |
● | |
| (上) 7~9世紀の日本、藤原不比等と宮子(道成寺)、推古・皇極・持統・元明・元正天皇 (下) (奈良時代は女帝の時代)、聖武・光明皇后・孝謙天皇と道鏡、記紀神話、律令 | |||
| 梅原 猛 | 「黄泉の王」-私見・高松塚 新潮文庫 1990.8 | ● | |
| 被葬者は弓削皇子(?) | |||
| 梅原 猛 | 「水底の歌 -柿本人麿論ー 」上、下 新潮文庫 1983.2 | ● | |
| 第一部 柿本人麿の死ー斉藤茂吉説をめぐってー 第1章 斉藤茂吉の鴨山考 第2章 鴨山考批判 第3章 柿本人麿の死の真相 第二部 柿本人麿の生ー賀茂真淵説をめぐってー 第1章 賀茂真淵の人麿考 第2章 年齢考 第3章 官位考・正史考 第4章 『古今集』序文考 | |||
| 梅原 猛 | 「神々の流竄」 梅原猛著作全集8 集英社 1981.9 | ||
| 第一部 第1章 記紀神話への懐疑 第2章 大和と出雲 第3章 古代日本の宗教改革、第二部 第1章 禊と祓の神話 第2章 国譲り神話の基層 第3章 女帝の時代 第4章 中臣神道の確立 第5章 古事記撰修、記紀覚書 稗田阿礼=藤原不比等の可能性、古事記(現代語訳)[国生み、天孫降臨、東征、大和制覇、国の発展、国の衰退]、古事記に学ぶ | |||
| 梅原 猛 | 「日本の深層ー縄文・蝦夷文化を探る」 梅原猛著作集6 小学館 2000.12 | ||
| 序章 日本文化の源流を探る 一章 大和朝廷の前線基地・多賀城 二章 「大盗」もふれえなかった平泉文化の跡 三章 宮沢賢治の童話が語る日本人の心の深層 四章 山人と神々の声がこだまする遠野 五章 強い自負と奔放な想像力をもつ東北の詩人たち 六章 洞窟の奥深く隠されたもの 七章 みちのくの果てに栄えた華麗な文化 八章 ディオニュソス的空想と熱狂の地・津軽 九章 「おしらさま」の意味するもの 十章 生霊、死霊の故郷・出羽三山 終章 新たな文化原理の発掘 別章1 会津魂の深層 別章2 山形紀行 東北文化を考える 甦る縄文 日本文化の中の東北文化 時空を超える再生への祈り 日本の原郷 熊野 第一部 日本の原郷 第一章 熊野の人と風土 第二章 上皇たちの熊野詣 第三章 変容する熊野の神 第四章 庶民化した熊野信仰 第二部 私の熊野詣 私の熊野 | |||
| 梅原 猛 上田正昭 |
▲ | 「「日本」という国」歴史と人間の再発見 大和書房 2001.11 | |
| 歴史をつくった人びと 解けない謎「聖徳太子」 天皇と女帝 明治以後の日本 21世紀はどうあるべきか アジアの中の日本の役割 共生と循環の思想 あとがき | |||
| 6.書籍(文献)で知る日本の古代 |
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| 広瀬和雄 編著 小畑弘己 泉 拓良 岡田憲一 禰宜田佳男 山中 章 |
「考古学の基礎知識」 角川選書409、2009.5 | ● | |
| 序章 考古学の現在(広瀬) Ⅰ 旧石器時代(小畑) Ⅰ-1 旧石器捏造事件 Ⅰ-2 人類のはじまりと原日本人 Ⅰ-3 道具の発明と変化 Ⅰ-4 旧石器人の集団組成と空間利用 Ⅰ-5 周辺科学とアジアの旧石器学 Ⅱ 縄文時代(泉、岡田) Ⅱ-1 氷河期の終焉と縄文文化の開始 Ⅱ-2 縄文文化研究史と研究法 Ⅱ-3 縄文人の道具箱 Ⅱ-4 縄文人はなにを食べていたか Ⅱ-5 定住と集落 Ⅱ-6 縄文人の社会構造 Ⅱ-7 呪術と祭り Ⅱ-8 縄文文化の先進性と停滞 Ⅲ弥生時代(禰宜田) Ⅲ-1 弥生時代の開始年代 Ⅲ-2 水田稲作と畠稲作 Ⅲ-3 環濠集落と弥生都市論 Ⅲ-4 葬送儀礼と副葬品 Ⅲ-5 戦争のはじまり Ⅲ-6 弥生社会と東アジア世界 3-7 弥生時代のまつり Ⅲ-8 貝塚後期文化・続縄文文化 Ⅳ 古墳時代(広瀬) Ⅳ-1 邪馬台国と考古学 Ⅳ-2 前方後円墳の成立 Ⅳ-3 前方後円墳とはなにか Ⅳ-4 天皇陵古墳と河内政権 Ⅳ-5 装飾古墳と壁画古墳 Ⅳ-6 渡来文化と渡来人 Ⅳ-7 大和政権の地方支配 Ⅳ-8 首長居館と農民集落 Ⅳ-9 古墳時代の首長と民衆 Ⅴ 歴史時代(山中) Ⅴ-1 律令国家成立前段階王権の地方支配 Ⅴ-2 宮殿と都市空間 Ⅴ-3 律令国家成立前夜の地方支配 Ⅴ-4 宮都の建設と中央集権国家 Ⅴ-5 古代都市の社会・経済・文化・宗教・信仰 | |||
| 末永雅雄 | 第1巻「日本考古学の概観」 雄山閣 1990.8 | ||
| 第1章 概説 第2章 遺跡の調査 第3章 弥生遺物 第4章 考古学の役割と課題 第5章 三恩奉謝 | |||
| 諏訪春雄 川村 湊 編 |
▲ | 「日本人の出現」ー胎動期の民族と文化 雄山閣 1996.11 | |
| はじめに 諏訪春雄 考古学にみる日本人 坪井清足 日本文化の形成ー特にその基層の形成をめぐってー 国分直一 日本人の誕生 尾本惠市 稲作文化と雑穀文化 諏訪春雄 日本神話の系統 大林太良 日本語の系統 松本克己 フォーラム「日本民族の形成ー信仰・祭り・農耕ー」 司会吉田敦彦 フォーラム「日本民族の形成ー言語・人種・神話ー」 司会川村湊 コメンテーター大野晋 | |||
| (日本人の起源・後期旧石器時代から縄文時代) | |||
| S.オッペンハイマー 仲村明子 訳 |
「人類の足跡10万年全史」 草思社、2007.9 | ● | |
| プロローグ 第1章 出アフリカ 第2章 現生人類はいつ生まれたのか 第3章 二種類のヨーロッパ人 第4章 アジア、オーストラリアへの最初の一歩 第5章 アジア人の起源を求めて 第6章 大氷結 第7章 だれがアメリカへ渡ったか エピローグ 付録1 イヴのほんとうの娘たち 付録2 アダムの息子たち | |||
| 崎谷 満 | 「DNAでたどる日本人10万年の旅」 昭和堂、2008.1 | ● | |
| 第一章 日本列島におけるDNA多様性の貴重さ 日本列島における多様なヒト集団の共存 出アフリカ三大グループが日本列島へ移動してきたルート 日本列島では維持できた高いDNA多様性 第二章 多様な文明・文化の日本列島への流入 旧石器時代における北方系基層文化 新石器時代における技術革新ー土器、漁撈、農耕 古代における長江文明と黄河文明の影響 多様な文化の流入とそのルーツ 第三章 日本列島における言語の多様な姿 日本列島の諸言語 日本列島諸語の成立モデル 第四章 日本列島における多様な民族・文化の共存 アイヌ民族の貴重さ 琉球民族の特異な位置 九州・四国・本州における多様な文化の共存 第五章 多様性喪失の圧力に対して 多様性喪失の要因 日本列島における多様性維持の意義 | |||
| 中橋孝博 | 「日本人の起源」 古人骨からルーツを探る 講談社選書メチエ318 2005.1 | ● | |
| 第一章 太古の狩人たちー旧石器時代の日本列島人 1.岩宿遺跡での旧石器発見 2.幻?の「明石原人」 3.最初の日本列島人 第二章 人類の起源と進化 1.ネアンダール人の謎 2.人類への道 3.人類揺籃の地ーアフリカ 4.アフリカからユーラシアへ 5.新人の起源を巡る論争 第三章 アジアへ、そして日本列島へ 1.東アジアの更新生人類 2.縄文時代の日本列島人 第四章 日本人起源論ーその論争史 1.人類学の曙 2.人種交代説から原日本人説へ 3.戦後の日本人起源論争 4.アジアの中の日本ー日本人の地域性とその由来 第五章 縄文人から弥生人へ 1.弥生人の地域差 2.北部九州・山口地方の弥生人 3.渡来人の源郷 4.北部九州のミッシング・リンク 第六章 倭国大乱から「日本」人の形成へ 1.倭国乱る 2.渡来系弥生人の拡散 3.アイヌと琉球人 4.現代人への道 参考文献 | |||
| 片山一道 | 「縄文人と「弥生人」」ー古人骨の事件簿 昭和堂 2000.1 | ||
| 第1章 縄文人は縄文人、弥生人は「弥生人」 1 縄文人は縄文人、弥生人は「弥生人」 2 縄文人とその仲間たち 第2章 空前の大発見!?-日本の研究ノートからⅠ 1 速報・弥生時代前期の縄文人?-神戸新方遺跡 2 縄文人の外耳道骨髄ー彼らは漁撈にはげんだか? 第3章 謎の死を遂げた弥生人ー日本の研究ノートからⅡ 1 弥生時代の殺人事件?-奈良県四分遺跡の合葬人骨 2 弥生時代のミステリー天理市長寺遺跡古井戸の女性人骨 第4章 彼らの声に、耳傾けてー海外の研究ノートから 1 はたして神に捧げられし者の遺骨かーマヤ文明古典期のカミナリフユ人骨 2 宮殿跡でで大量の焼死人骨ートルコ、カマン・カレホユック遺跡 第5章 わが骨見の旅 わが骨見の旅 あとがき 参考文献 初出一覧 | |||
| 佐々木高明 | 「縄文文化と日本人 日本基層文化の形成と継承」 小学館 1986.3 | ||
| 第一章 縄文文化を考える 第二章 稲作以前の生業形態 第三章 成熟せる採集社会と初期的農耕 第四章 縄文から弥生へー縄文文化伝統の継承と変容ー 第五章 山民文化の伝統ー縄文文化伝統の再評価ー | |||
| 佐々木高明 | 「照葉樹林文化とは何か 東アジアの森が生み出した文明」 中公新書1921 2007.11 | ● | |
| 第一部 照葉樹林文化とは 目で見る照葉樹林文化 1章 照葉樹林帯とその生業 2章 照葉樹林帯の食文化 3章 さまざまな文化の共通性 第二部 照葉樹林文化論の成立・展開と日本文化の形成 4章 照葉樹林文化論の成立ーその背後にあるもの 5章 照葉樹林文化論の展開 6章 照葉樹林文化と稲作文化 7章 日本文化の形成と照葉樹林文化 第三部 討論 照葉樹林文化と稲作文化をめぐって(佐々木、佐藤洋一郎、堀田満、安田喜憲) | |||
| 赤坂憲雄 中村生雄 原田信男 三浦佑之 編 |
「いくつもの日本 1 日本を問いなおす」 岩波書店 2002.10 | ||
| まえがき(原田信男) 総論 日本像の転換をもとめて(赤坂憲雄) 多様性の発見 日本列島の人類史(植原恒彦) ボカシの地域とは何か(藤本強) 植生と民俗(野本寛一) 境界を超えて 蝦夷とアイヌ(工藤雅樹) 琉球文化圏と琉球王国の形成(安里進) 丸木舟と筏舟(出口晶子) 見出された日本 近代日本の自己認識(中村生雄) 「狭義の日本人」と「広義の日本人」(イ・ヨンスク) 方法としての地域(菊池勇夫) | |||
| 安田喜憲 | 「縄文文明の環境」 歴史文化ライブラリー24 吉川弘文館 1997.10 | ||
| 環境考古学の視点ープロローグ 縄文文明の位置と生成 縄文文明の世界史的位置 縄文人のルーツは森の狩人だった 縄文文明はいかにして生まれたか 森と縄文のビッグバン 稲作を定着させなかった縄文人 縄文土器に刻まれた森のこころ 三内丸山遺跡が語る縄文のビッグバン 国際交流と平等社会 縄文の国際交流 戦争のない世界 女性が活躍した縄文時代 民俗大移動と日本人のアイデンティティー 民俗大移動が縄文文明を崩壊させた 日本人のアイデンティティーは縄文文明にある 縄文の三悪人ーエピローグ あとがき | |||
| 安田喜憲 | 「世界史のなかの縄文文化」 増補改訂版 考古学選書 雄山閣 1998.5 (1987.10初版) | ● | |
| 増補改訂版まえがき 序章 人類史的世界史 第一章 縄文人のルーツ 第二章 海洋的日本文明の原点 第三章 縄文農耕論の世界史的位置づけをめぐって 第四章 縄文文化崩壊の世界史的位置 終章 縄文文化の人類史的意味 あとがき | |||
| 安田喜憲 | 「大河文明の誕生」 長江文明の探求 {監修}梅原猛/河合隼雄 角川書店 2000.2 | ||
| 第一章 文明一元史観から多元史観へ 第二章 新たな人類文明史の構築 第三章 農耕の起源と文明 第四章 メソポタミア文明の誕生 第五章 インダス文明の誕生 第六章 エジプト文明の誕生 第七章 長江文明の探求 第八章 縄文文明の画期 第九章 新たな文明原理を求めて | |||
| 松木武彦 | 「日本の歴史 第一巻 列島創世記」 小学館 2007.11 | ● | |
| はじめに 無文字社会のヒト・もの・心 第一章 森と草原の狩人 (旧石器時代) アフリカからの旅路 列島上陸 氷期を生き抜く 縄文前夜 コラム1 物の年代はどうしてわかるか? 第二章 海と森の一万年 (縄文時代前半) 風は南から 花開く物質文化 暮らしの技術 縄文社会にしひがし 縄文の文化を解剖する 縄文社会を復元する 第三章 西へ東へ (縄文時代後半) 並び立つモニュメント 変わりゆく物の世界 時と生命の環 保守と変革 行く人、来る人 さまざまな弥生への道 コラム2 邪馬台国の考古学 第四章 崇める人、戦う人 (弥生時代前半) 北の弥生社会 文明の遺伝子 よみがえる縄文 弥生の波 弥生の物質文化を解剖する コラム3 未盗掘古墳の発見 第五章 海を越えた交流 (弥生時代後半) ムラの消息 クニグニの夜明け 古墳への道 第六章 石と土の造形 (古墳時代) 古墳の創出 墳墓の威信競争 人類史のなかの巨大古墳 古墳と社会 前文字社会の終焉 おわりに 参考文献 年表 | |||
| 松木武彦 | ▲ | 認知考古学からみる古代 「古墳とはなにか」 角川選書493 2011.7 | |
| はじめに 第1章 古墳があらわれるまで 第2章 前方後円墳を解剖する 第3章 巨大古墳の世界 第4章 古墳文化の衰亡 第5章 世界の中の古墳文化 参考文献 図版出典一覧 あとがき | |||
| 岡村道雄 | 「日本の歴史01 縄文の生活誌」 講談社学術文庫 2008.11 | ● | |
| 第一章 列島最古の文化を求めて 第二章 「新人」たちの登場ー後期旧石器時代 第三章 縄文文化の成立 第四章 三内丸山遺跡の生活誌 第五章 関東・中部地方の縄文集落 第六章 縄文人の一年ー前期・中期定住社会の生活基盤 第七章 縄文人の一生ー生と死と祈りの心情 第八章 大規模集落の解体と祭祀的社会 第九章 「縄文時代の終り」は、何を意味するか 補章 遺跡捏造事件について | |||
| 藤尾慎一郎 | 「縄文論争」 講談社選書メチエ 2002.12 | ● | |
| 序章 三内丸山遺跡の衝撃 第一章 縄文文化とは何かー多様な暮らしと物質文化 第二章 多様な縄文文化 第三章 縄文人出現 第四章 縄文時代のコメ 第五章 縄文の終焉、弥生の変革 第六章 世界の中の縄文文化 終章 本書で明らかにした縄文時代像 | |||
| 橋口尚武編 | ▲ | 「海を渡った縄文人」縄文時代の交流と交易 小学館 1999.4 | |
| 序論 海からの贈り物ー海産物の交流・交易を中心に(海、海と内陸、伊豆諸島、オオツタノハガイ)橋口尚武 北からの道ーシベリア・サハリン・千島列島と北海道(黒曜石、石刃族文化) 野村崇 北の道・南の道ー津軽海峡をめぐる交流(土器、黒曜石、貝製品、ヒスイ、アスファルト) 福田友之 内陸の道ー峠の旅人(縄文集落) 上野修一 黒潮圏の交流文化ー列島をめぐる交流・交易(東日本と西日本、伊豆諸島、黒曜石、土器) 橋口尚武 日本海の海人文化と交流路(鳥浜貝塚、漆工芸、真脇遺跡、新保・新崎式土器人、石棒、巨大木柱) 橋本澄夫 南の海の道と交流ー南九州と南島の交流・交易を中心に(南九州の縄文早期文化、黒曜石・ヒスイ・貝) 上村俊雄 草創期:約13,000年前から約10,000年前 早期:約10,000年前から約6,000年前 前期:約6,000年前から約5,000年前 中期:約5,000年前から約4,000年前 後期:約4,000年前から約3,000年前 晩期:約3,000年前から約2,300年前(北九州)、2,200年前(東日本) |
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| 小林達雄 編著 |
「縄文学の世界」 朝日新聞社 1999.5 | ||
| 第一章 縄文文化研究の動向と展望(小林達雄) 第二章 縄文スペクトラム どこまで分かったか ①環状集落から探る縄文社会の構造と進化(谷口康造) ②本当になかったのか縄文人の集団的戦い(鈴木隆雄) ③墓制から読む縄文社会の階層化(中村大) ④自然の中に取り込んだ人工空間としての記念物(宮尾享) ⑤南北2500キロをつなげた縄文ネットワーク(我孫子昭二) ⑥縄文文化を体現する第二の道具(今福利恵) ⑦クリを管理し北海道まで広げた縄文人(山田悟郎) ⑧縄文尺はなぜ使われたのか ⑨縄文文化の光は南九州から(新東晃一) ⑩生態系を攪乱させて有用植物を選択した知恵(辻誠一郎) ⑪土偶 縄文文化の中ではぐくまれ終焉とともに消滅した「第二の道具」(原田昌幸) ⑫祭殿建築などにみる高度な建築技術の達成(宮本長二郎) ⑬生存保障のために試みられた多様な工夫(松井章) ⑭可能性が高まった縄文ブタの飼育 ⑮縄文人の動物観うかがえる海獣主体の儀礼(西本豊弘) ⑯集団の突出を生まなかった生業技術の実態(山田昌久) 第三章 縄文キーワード 縄文文化を読み解く手引き | |||
| 小林達雄 | 「縄文人の文化力」 新書館 1999.12 | ||
| 第一章 文化力 第二章 世界観 第三章 狩猟 第四章 経済力 第五章 起源 第六章 縄文と弥生 第七章 遺跡探訪 | |||
| 小林達雄 | 「縄文土器の研究」 学生社 2002.4 | ● | |
| 第1章 総論 第1節 縄文土器ー造形への論理と情念 第2節 縄文土器を読む 第2章 縄文土器起源論 第1節 無土器文化から縄文文化の確立まで 第2節 縄文土器の起源 第3節 日本列島における土器の登場ーはじめにイメージありき 第3章 形式・型式・様式論 縄文土器の様式と型式と形式 第4章 縄文土器編年 第1節 縄文土器の編年 第2節 縄文土器の変遷 第5章 縄文土器の器形・用途論 縄文土器の器形と用途 第6章 縄文土器生態論 第1節 縄文土器の生態 第2節 縄文世界における土器の廃棄について 第7章 縄文土器文様論 第1節 縄文土器の文様 第2節 縄文美のこころー施文原体のかたち 第3節 文様の割りつけと数の概念 文献目録 索引 | |||
| 小川忠博撮影 小林達雄編集 |
「縄文土器大観」 小学館 全四巻 1988-1989 | ||
| 第1巻 草創期・早期・前期 第2巻 中期Ⅰ 第3巻 中期Ⅱ 第4巻後期・晩期・続縄文 | |||
| 吉田敦彦 | 古代学ミニエンサイクロペディア16「縄文宗教の謎」 大和書房 1993.7 | ||
| 1.縄文時代の生活と信仰の謎 2.作物の始まりと古栽培民の謎 3.マヨの祭りと創世神話の謎 4.芋栽培の始まりと十五夜の謎 5.女神=月=死と再生の謎 6.火の起源神話と女神の謎 7.縄文時代の祭場と母神の謎 8.不老長寿と酒の始まりの謎 9.「脱皮型」の死の起源神話の謎 10.石器や土器の性的表現の謎 (「ハイヌウエレ型神話との対応) | |||
| 江坂輝彌 | 「日本の土偶」 六興出版 1990.3 | ||
| 第一章 土偶の変遷 1早期 2前期 3中期 1板状土偶 2立体的土偶 4後期 5晩期 第二章 1縄文文化の服装 2縄文時代人のいのり 3土偶の起源 4土偶と関連遺物 あとがき | |||
| 藤沢邦彦 | 歴史発掘③「縄文の土偶」 講談社 1997.7 | ||
| カラー図版[女王紋の土偶] 第一章 土偶の成立 第二章 多彩な中期の土偶 第三章 後期土偶の展開 第四章 縄文最後の土偶 第五章 土偶の周辺 第六章 土偶から何が分かるか | |||
| (財)群馬県埋蔵文化財調査事業団 | 「群馬の遺跡2 縄文時代」 上毛新聞社 2005.1 | ● | |
| 第1章 縄文ムラと人々の生活 第2章 縄文ファッション 第3章 縄文人の祈りと心 第4章 土器のうつりかわり 第5章 縄文時代の発見・発掘ー郷土の縄文時代研究 | |||
| 釈迦堂遺跡博物館 | 「第12回特別展 土偶ー森の女神に秘められた縄文の願いー」 六興出版 2000.10 | ● | |
| 女神たちとの出会い やまなしの中期土偶 河童型土偶 ポーズ土偶 省略土偶 八ヶ岳西北麓の土偶 八ヶ岳南麓の土偶 笛吹川流域の土偶 | |||
| 北上市立博物館 | 北上川流域の自然と文化シリーズ(6) 縄文人の祈りー樺山・八天・九年橋ー 1984.3 | ● | |
| 序 縄文時代とは 縄文人の祈り 1.樺山遺跡の配石遺構と甕棺墓 2.八天遺跡の墓地と仮面 3.九年橋遺跡とその出土遺物 4.縄文人の美意識 あとがき | |||
| 北上市立博物館 | 北上川流域の自然と文化シリーズ(19) 江釣子古墳群とその時代 1998.3 | ● | |
| 一.江釣子古墳群とその時代 二.江釣子古墳群形成への道(エミシ文化とその基層) | |||
| 町田市立博物館 | 縄文人の造形 土偶と土面 1996.4 | ● | |
| 原色図版 単色図版 縄文時代の土偶ーその顔面表現に着目して(原田昌幸) 用語解説 | |||
| 北区飛鳥山博物館 | 縄文人の祈りー東谷戸遺跡の土偶ー 2007.3 | ● | |
| 1.東谷戸遺跡と土偶 2.さまざまな土偶 3.土偶に託す力・祈る気持ちー土偶のもつ二つの姿 4.縄文人の祈り | |||
| 塚原正典 | 「縄文時代の配石遺構と社会組織の復元」 (考古学の世界 新人物往来社 慶応民俗学考古学研究室編 1989.6) |
● | |
| はじめに、研究史(主として、民俗学的類推による方法、いわゆる考古学的方法によるアプローチ)、方法論、本論(1.バンドの社会、2.部族社会、3.首長制社会、4.国家) | |||
| 塚原正典 | 「配石遺構」 考古学ライブラリー49 ニュー・サイエンス社 1987.4 | ● | |
| Ⅰ 研究史 Ⅱ本州東半部の配石遺構 Ⅲ 考察 | |||
| 鈴木保彦 | 「縄文時代集落の研究」 雄山閣 2006.3 | ||
| 第1章 縄文集落研究の課題 第1節 縄文集落の課題 第2章 縄文集落の分析 第1節 神奈川県岡田遺跡における縄文集落の構造 第2節 神奈川県下北原遺跡におけるセトルメント・パターン 第3節 栃木県乙女不動原北浦遺跡と縄文時代の集落 第3章 縄文集落の変遷 第1節 中部・南関東地域における縄文集落の変遷 第2節 定型的集落の成立と墓域の確立 第3節 縄文集落の衰退と配石遺構の出現 第4章 縄文集落における祭祀と墓 第1節 環礫方形配石遺構 第2節 配石墓 第5章 縄文集落における遺構群の構成と構造 第1節 縄文集落と配石墓 第2節 関東・中部地方の縄文集落における遺構群の構成と構造 | |||
| ▽ | |||
| (弥生時代から古墳時代) |
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| 春成秀爾 今村峯雄 編 |
「弥生時代の実年代 炭素14年代をめぐって」 学生社 2004.5 | ||
| はじめに Ⅰ 弥生時代の実年代 1.韓国・九州・四国の実年代(藤尾慎一郎) 2.近畿・中国の実年代(春成秀爾) 3.東日本の実年代(小林謙一) 4.弥生時代の年輪年代(光谷拓実) Ⅱ 炭素14年代測定の現状 1.AMSによる炭素14年代法(坂本稔) 2.年輪と炭素14年代(桜井敬久) 3.世界の炭素14年代測定(今村峯雄) 4.夏商周時代の炭素14年代(張雪蓮) 5.炭素14年代と日本考古学(春成秀爾) Ⅲ 炭素14年代をめぐる議論 1.研究史と展望(森岡秀人) 2.「2つの事件」と近畿(秋山浩三) 3.東日本と西日本の併行関係(設楽博巳) 4.炭素14年代と鉄器(春成秀爾) 5.北部九州からみた弥生時代の実年代(柳田康雄) 6.炭素14年代の解釈(石川日出志) Ⅳ東アジアの実年代 1.東アジアの動静からみた弥生時代の開始年代 2.東北式銅剣の成立と朝鮮半島への伝播(岡内三真) 3.青銅器と弥生時代の実年代(宮本一夫) 4.韓国無文土器の炭素14年代(安在晧) Ⅴ 今後の課題 1.世界レベルの年代研究へ(今村峯雄) 2.弥生時代の実年代ー過去・現在・将来(春成秀爾) [付録]用語解説 | |||
| 広瀬和雄 編 |
「弥生時代はどう変わるか 炭素14年代と新しい古代像を求めて」 学生社 2007.3 | ||
| 新しい弥生像を求めてー序論にかえてー(広瀬和雄) Ⅰ 論文 1.大陸文化と弥生時代の実年代(春成秀爾) 2.DNA分析からみた弥生時代の稲作(佐藤洋一郎) 3.中国・朝鮮半島の稲作文化と弥生の始まり(宮本一夫) 4.弥生文化の開始(山崎純男) 5.水田農耕の受容と展開(禰宜田佳男) 6.縄文から弥生への転換(小林青樹) Ⅱシンポジウム 弥生のはじまりと東アジア(司会:広瀬和雄、小林青樹、佐藤洋一郎、禰宜田佳男、春成秀爾、宮本一夫、山崎純男) | |||
| 寺沢 薫 | 「日本の歴史02 王権誕生」 講談社学術文庫 2008.12 | ● | |
| プロローグ 弥生時代とは 第一章 稲作伝来 第二章 コメと日本文化ー日本的農業と食生活 第三章 青銅のカミとマツリ 第四章 倭人伝の国々 第五章 情報の争奪と外交 第六章 倭国乱れるー王権への胎動 第七章 王権の誕生 第八章 王権の伸長 エピローグ 世界史と現代へのまなざし 学術文庫へのあとがき 弥生時代の遺跡・古墳地図 年表 参考文献 索引 | |||
| 熊谷公男 | 「日本の歴史03 大王から天皇へ」 講談社学術文庫 2008.12 | ● | |
| プロローグ 「天下」の支配者 第一章 列島と半島と大陸ー東アジア世界の中の倭国 第二章 「治天下大王」の登場 第三章 自立する倭王権 第四章 王権の転機 第五章 律令国家への歩み エピローグ 「天皇」の出現 | |||
| 石原道博 編訳 |
「新訂 魏志倭人伝 他三篇 ー中国正史日本伝(1)ー」 岩波文庫 1951.11 | ● | |
| 解説 一 中国正史倭・日本伝について 二 『魏志』倭人伝について 三 『後漢書』倭伝について 四 『宋書』倭国伝について 五 『隋書』倭国伝について 訳注 『三国志』・『魏志』巻30東夷伝・倭人(『魏志』倭人伝) 『後漢書』巻115東夷伝・倭(『後漢書』倭伝) 『宋書』巻97東蛮伝・倭国(『宋書』倭国伝) 『隋書』巻81東夷伝・倭国(『隋書』倭国伝) 現代語訳 付録 原文(影印) 参考原文 倭中関係史年表 参考文献 | |||
| 宮崎市定 | 「謎の七支刀 五世紀の東アジアと日本」 中公新書703 1983.9 | ||
| 序章 日本古代史のなかの不思議 第一章 七支刀研究の回顧 1明治期 2大正期 3昭和期 第二章 七支刀銘文の研究各論 第三章 七支刀銘文の影響 1稲荷山鉄刀 2江田船山太刀 第四章 七支刀銘文の源流ー長文刀銘の流行遍歴の奇跡 第五章 五世紀東亜の形勢 あとがき 参考文献 | |||
| 国立歴史民俗博物館編 | ▲ | 倭人をとりまく世界ー2000年前の多様な暮らし 山川出版 2000.4 | |
| 上田正昭、上山春平 大林太良、直木孝次郎 松前健、横田健一 |
▲ | 日本古代史と神々 学生社 1985.10 | |
| 一.伊勢神宮の秘められた側面・・上山春平 ニ.戦神の系譜・・大林太良 三.土偶の神、銅鐸の神・・直木孝次郎 四.国生み神話・・横田健一 五.天の岩屋戸と天孫降臨・・上田正昭 六.国譲りの舞台はなぜ出雲か・・松前健 | |||
| ・・前漢鏡・後漢鏡の時代・・ | |||
| 鳥越憲三郎 | 「古代朝鮮と倭族 神話解説と現地調査」 中公新書1085 1992.7 | ||
| 序章 古代の辰国と倭族 Ⅰ章 朝鮮神話の系譜を探る 1.扶余族系の神話 2.徐国の神話 3.新羅の神話 4.駕洛の神話 Ⅱ章 耽羅国の神話と歴史 1.神話はかくつくられる 2.作為された歴史 Ⅲ章 邪霊の侵入を防ぐ神々 1.馬韓伝の蘇塗 2.チャンスンの性格 3.ソンドルの習慣 4.石人像の由来 Ⅳ章 堂信仰と蛇神 1.聖林としての堂 2.農耕神としての蛇神 3.兎山里事件の解明 あとがき | |||
| 鳥越憲三郎 | 「弥生の王国 北九州古代国家と奴国の王都」 中公新書1171 1994.1 | ● | |
| Ⅰ章 幻の早良王国 1.早良王国の出現 2.高殿の復元 3.女王と神権政治 4.遺跡からの分析 Ⅱ章 奴国の出現 1.奴国の成立 2.末羅国の滅亡 3.伊都国の成立 4.奴国の発展 Ⅲ章 北部九州の遺跡群 1.平塚川添遺跡 2.吉野ヶ里遺跡 Ⅳ章 九州と邪馬台国 1.遠賀川からの東遷 2.九州の物部一族 3.物部の真実の氏姓 4.物部氏の滅亡 5.物部王朝について Ⅴ章 考古学への提言 1.住居様式 2.用語を考える | |||
| 谷川健一 | 「隠された物部王国「日本(ヒノモト)」 情報センター 2008.8 | ||
| 第一章 「日本(ヒノモト)と「倭国(わこく)」二つの国 第二章 ヤマト東征を阻む勢力 第三章 司祭としての「天皇」 (民俗学の観点から) | |||
| 二上山博物館 | 「邪馬台国時代のツクシとヤマト」 学生社 2006.9 | ● | |
| 1.三世紀のツクシの住居と集落(武末純一) 2.土器からみた三世紀のツクシと近畿(常松幹雄) 3.武器形青銅祭器の終焉と大型墳墓の出現(柳田康雄) 4.銅鐸の終焉と大形墳丘墓の出現(寺沢薫) 5.三世紀の鉄ーツクシとヤマトー(村上恭通) 6.三世紀の鏡ーツクシとヤマトー(森岡秀人) 7.吉野ケ里からみたヤマト(高島忠平) 8.三・四世紀の極東アジア情勢と倭の祭殿(石野博信) 9.「倭国乱る」と邪馬台国(山尾幸久) 10.シンポジウム 邪馬台国時代のツクシとヤマト(司会:石野博信) | |||
| 小田富士雄 武末純一 寺沢 薫 平田定幸 宮崎貴夫 渡辺貞幸 |
▲ | 「倭人伝の国々」 学生社 2000.5 | |
| 第Ⅰ部 倭人伝にみえる国々 1狗邪韓国 2対馬国 3一支国 4末ろ国 5伊都国 6奴国 7不弥国 投馬国 狗奴国 8出雲とその周辺 9近畿とその周辺 第Ⅱ部 邪馬台国からヤマト政権成立まで 1倭国大乱 2卑弥呼の外交 3邪馬台国からヤマト政権へ 第Ⅲ部 倭人の社会 1群集墓と王墓 2(補)四隅突出型墳丘墓と山陰 2集落と居館 a環濠集落と弥生都市 b首長居館 c卑弥呼の宮室、邸閣、楼観 d高地性集落 3宗教と祭祀 a青銅武器 b銅鐸 cボク骨 d大型建物 a卑弥呼の鬼道 | |||
| 岡田英弘 | 「倭国 東アジア世界の中で」 中公新書482 1977.10 | ||
| 第一章 倭国への道 第二章 楽浪と帯方 第三章 魏志東夷伝の世界 第四章 騎馬民族の時代 第五章 最初の王朝 第六章 倭国から日本国へ | |||
| 上垣外憲一 | 「倭国と韓人 記紀からよむ古代交流史」 講談社学術文庫 2003.11 | ● | |
| 1 稲と鉄の道 沖ノ島の女神 楽浪への海上の道 鉄の道、青銅器の道 日本神話と朝鮮半島 高天原神話と朝鮮半島 神武東征と鉄 出雲の繁栄と玉交易 脱解王の神話 2 巨大古墳と征服者の世紀 ツヌガアラシト伝説と崇神天皇 崇神天皇の治世 古墳戸籍 膨張志向の精神 イツツヒコ・イソタケル・イタテ 下関の新羅系王朝 「延鳥郎と細鳥女」と天之日矛 二人の景行天皇 神功皇后とイツツヒコ王国の滅亡 古代船の構造 外交紛争事始 「仲哀紀」・「神功紀」の記述 三種の器 神木とタカミムスビ神 3 戦略と外交の世紀 倭ー百済同盟の成立 近肖古王の同盟戦略 七枝刀 ”新羅征服”の失敗 応神天皇 再び半島へ 新羅の親高句麗策 馬の導入 服飾革命 王仁博士とウジノワキイラツコ 二人の仁徳天皇 | |||
| 小田富士雄 | 「九州考古学研究 弥生時代篇 小田富士雄著作集 3」 学生社 1983.4 | ||
| 序文 第一部 九州の弥生文化 第一章 総説ー弥生時代の九州ー 第二章 九州の弥生土器 第三章 日本で生まれた青銅器 第二部 遺跡・遺物の調査と研究 第一章 長崎県・大野台遺跡ー縄文晩期墳墓群の調査ー 第二章 宇佐地方の弥生文化 第三章 北九州市域における遺跡の調査 第四章 筑後市・狐塚遺跡の調査ー弥生土器から土師器へー 第五章 豊前・京都郡発見の三重墓ー特殊土壙墓と舶載鏡片副葬の箱式石棺ー 第六章 佐賀県・桃島山石棺の出土遺物 第七章 九州の銅鐸問題 第八章 飯塚市・立岩遺跡の鉄器 第九章 対馬における弥生時代の調査・研究 第十章 五島列島の弥生文化ー総説篇ー 第一一章 長崎県・橘遺跡ー高地性集落遺跡の調査 第一二章 各地における弥生土器の調査・研究 第一三章 貝包丁と鉄包丁 あとがき | |||
| 八幡一郎 田村晃一 編 |
「アジアの巨石文化 ードルメン・支石墓考」 六興出版 1990.11 | ||
| アジア巨石文化論序説 田村晃一 Ⅰイラン高原における支石墓の展開 増田精一 Ⅱ南インド「巨石」文化におけるドルメンの位置付けについて 深尾淳一 Ⅲ中ー北東部インドのドルメン状構築 小西正捷 Ⅳインドシナ半島の巨石文化 横倉雅之 Ⅴインドネシアのドルメン 江上幹幸 Ⅵ南洋のドルメン 八幡一郎 Ⅶ北九州ドルメン見聞記 八幡一郎 Ⅷ日本における支石墓研究の歴史 乙益重隆 Ⅸ佐賀県の支石墓 田平徳栄 Ⅹ韓半島における支石墓研究の最近動向とその成果 金貞姫 ⅩⅠ東北アジアの支石墓 田村晃一 付編 奄美大島の箱形石棺墓 中山清美 | |||
| 光岡雅彦 | 「支石墓の謎 前方後円墳・「天皇」の源流」 学生社 1979.12 | ● | |
| 一 「白村江」はどこか 二 謎多き支石墓 三 韓国の支石墓をさぐる 四 支石墓に秘められた法則 五 前方後円墳の源流 六 支石墓以後の葬祭とハニワ 七 「天皇」と原始神祇 八 日本型「天皇」の誕生 | |||
| 椙山林継 山岸良二 編 |
「方形周溝墓研究の今」 宇津木向原遺跡発掘40周年記念シンポジウム記録集 雄山閣 2005.11 | ● | |
| 第一部 宇津木向原と方形周溝墓 開会の挨拶(椚國男) シンポジウム開催の趣旨(山岸良二) 宇津木向原遺跡の発掘調査(椙山林継) 方形周溝墓かた見た原史交易(鈴木敏弘) 方形周溝墓研究四0年(山岸良二) 宇津木向原遺跡と関東の方形周溝墓(伊藤敏行) 東海地方の方形周溝墓(赤塚次郎) 墓と住居の誤謬(及川良彦) 第二部 シンポジウム「方形周溝墓研究の今」((司会・山岸)・椚・椙山・鈴木・伊藤・赤塚・及川) 第三部 宇津木向原遺跡の方形周溝墓(椙山林継) 第四部 方形周溝墓の諸問題 方形周溝墓の築造計画ー規模と規格についてー(駒見佳容子) 方形周溝墓における資料の記述と文脈ー儀礼論のための基礎的な問題ー(福田聖) 方形周溝墓シンポを終えて(山岸良二) | |||
| 山岸良二 | 「方形周溝墓」 考古学ライブラリー8 ニュー・サイエンス社 1981.5 | ● | |
| Ⅰ.方形周溝墓の発見 Ⅱ.方形周溝墓研究のあゆみ Ⅲ.最近調査された主な遺跡 1.埼玉県岡部町 後榛沢遺跡群 2.山梨県東八代郡中道町 上の平遺跡 3.千葉県佐倉市 飯合作遺跡 4.大阪府大阪市 爪破北遺跡 5.滋賀県守山市 服部遺跡 6.和歌山県御坊市 塩屋地区遺跡 Ⅳ.方形周溝墓の諸問題 1.分布 2.時期 3.立地 4.平面形態 5.立面形態 6.埋葬施設 7.出土遺物 Ⅴ.まとめにかえて Ⅵ.主要文献目録 | |||
| 山岸良二 | 「古代史の謎はどこまで解けたのか」 PHP新書417 2006.10 | ● | |
| 1.岩宿の発見から「捏造」の露見まで 2.モースの夢と縄文の花開く三内丸山 3.登呂遺跡と戦後考古学の復興 4.日本列島改造の波と保存運動 別章1北海道における戦後考古学発見史 5.国民的永遠の謎 6.大和政権のモニュメント前方後円墳 7.高松塚古墳は救えるのか 別章2 沖縄と南西諸島の先史文化探求 8.石の宮都・飛鳥の全貌 9.信長・秀吉の栄華にも考古学のメス 10.考古学の未来 | |||
| ・・三角縁神獣鏡の時代・・ | |||
| 岡村秀典 |
▲ | 「三角縁神獣鏡の時代」 歴史ライブラリー66 吉川弘文館 1999.5 | ● |
| 中国鏡にみる倭国の風景 楽浪海中に倭人あり 「奴」と「伊都」の首長墓 百余国の実態 楽浪郡の設置 東夷の王、大海を渡る 北部九州の首長墓 鏡の分割と伝世 東夷の倭の奴国王、使いを遺り奉献す 「漢委奴国王」金印の時代 「伊都」の首長墓とその社会 伝世のひろがり 共に一女子を立てて王となす 倭国乱る 卑弥呼の共立 親魏倭王卑弥呼 銅鏡百枚 三角縁神獣鏡の分配 倭国形成史の視点ーむすぶにかえて 参考文献 | |||
| 西川寿勝 | ▲ | 「三角縁神獣鏡と卑弥呼の鏡」 学生社 2000.6 | |
| 第Ⅰ部 舶載鏡と楽浪鏡 序章 第一章 舶載鏡の故地 第二章 線彫りの鏡・平彫りの鏡・半肉彫りの鏡 第三章 典型種鏡と亜種鏡 第四章 楽浪鏡の設定 第五章 同笵鏡の秘密 第Ⅱ部 三角縁神獣鏡と卑弥呼の鏡 第六章 王の鏡と鏡の格付け 第七章 卑弥呼をうつした鏡 第八章 宝飾鏡の諸例 第九章 三角縁神獣鏡と卑弥呼の鏡 第十章 卑弥呼の鏡、その後 終章 考古学と考現学 | |||
| 福永伸哉 | 「邪馬台国から大和政権へ」 大阪大学出版会 2001.10 | ● | |
| 第一章 邪馬台国の年代 第二章 弥生型社会の確立と変質 第三章 地域間関係の変化と倭国乱 第四章 邪馬台国勢力の形成 第五章 卑弥呼の宗教改革と青銅器管理 第六章 三角縁神獣鏡の系譜 第七章 邪馬台国から大和政権へ | |||
| 福永伸哉(司会) 岡村秀典 岸本直文 車崎正彦 小山田宏一 森下章司 |
「シンポジウム 三角縁神獣鏡」 学生社 2003.5 | ● | |
| プロローグ 1 中国鏡史のなかの三角縁神獣鏡 2 製作地と製作工人 (1)製作地論争史の概要と意義 (2)製作地の推定 (3)舶載鏡と仿製鏡 (4)製作工人群の実態 3 編年と製作年代 (1)編年研究の歴史 (2)型式変遷の諸段階 (3)実年代の推定 4 製作技術の検討 (1)兄弟鏡の製作技法 (2)舶載鏡と仿製鏡の製作技法の違い 5 三角縁神獣鏡と古墳文化 (1)前方後円墳出現と三角縁神獣鏡との関係 (2)分布状況の意味するもの (3)使用方法と意義 (4)古墳編年、古墳年代論との関係 6 卑弥呼の鏡、邪馬台国の鏡 (1)画文帯神獣鏡の評価 (2)卑弥呼の「銅鏡百枚」は何か エピローグ あとがき | |||
| 石野博信 水野正好 西川寿勝 岡本健一 野崎清孝 |
「三角縁神獣鏡・邪馬台国・倭国」 新泉社 2006.11 | ● | |
| 第一章 三角縁神獣鏡の副葬位置と年代ー卑弥呼はかかわったか (石野) コラム1 古墳の暦年代 第二章 倭国女王卑弥呼の王都と大和 (水野) コラム2 三角縁神獣鏡の種類と系譜 対談1 倭国女王卑弥呼の時代から前方後円墳の時代へ (水野、石野、司会・野崎) 第三章 ここまで進んだ三角縁神獣鏡研究 (西川) コラム3 三国時代の中国鏡 第四章 卑弥呼の家と鏡ー倭人伝の記事「以て死す」の証言 (岡本) コラム4 中国の歴史書 対談2 前方後円墳の発生と「壺形」をめぐって (岡本、西川、司会・野崎) | |||
| 高槻市教育委員会 編 |
「邪馬台国と安満宮山古墳」 吉川弘文館 1999.11 | ||
| 基調講演 安満宮山古墳と「銅鏡百枚」(森田克行) 邪馬台国から倭政権へ(都出比呂志) 邪馬台国時代の社会(酒井龍一) 三国時代の鏡と三角縁神獣鏡(福永信哉) 倭国・女王国・卑弥呼(水野正好) 地域国家論からみた邪馬台国(門脇禎二) 三角縁神獣鏡から邪馬台国を解く(原口博信) 邪馬台国と大和(石野博信) シンポジウム(コーディネーター 水野)検証邪馬台国 安満宮山古墳をめぐって 付録 青龍三年鏡と顔氏の鏡作り (福永) 「魏志倭人伝」という文献史料(門脇) あとがき(高槻市教育委員会) | |||
| 藤田友治 編著 |
「古代日本と神仙思想 三角縁神獣鏡と前方後円墳の謎を解く」 五月書房 2002.07 | ||
| 第Ⅰ部 第2章 古代神仙思想の謎(伊ケ崎椒彦) 第2章 三角縁神獣鏡に見る神仙思想(藤田) 第3章 徐福の「影」をアジアに探す(石垣) 第4章 古代史随想(牧) 第Ⅱ部 大1章 「前方後円墳」(壺形古墳)と葬送儀礼(藤田) 第2章 神仙思想と三角縁神獣鏡(藤田) 第3章 三角縁神獣鏡を作った人々(藤田) 第4章 神仙思想と浦島太郎 | |||
| 藤田友治 | 「三角縁神獣鏡ーその謎を解明する」 ミネルヴァ書房 1999.10 | ||
| 第Ⅰ部 第1章 三角縁神獣鏡の研究史 1 三角縁神獣鏡とは何か 2 富岡謙蔵の研究 3 梅原末治の研究 4 後藤守一の研究 第2章 魏鏡説の展開 1 小林行雄の研究 2 樋口隆康の研究 3 田中琢の古墳論 4 近藤喬一の特鋳鏡説 5 岡村秀典の神獣論 第3章 魏以外の中国鏡説 1 新の王莽説ー三木太郎 2 呉鏡説ー高坂好 3 朝鮮半島の楽浪工人説ー白崎昭一郎 第4章 国産説の展開 1 国産説の先行者たち 2 森浩一の発掘 3 松本清張の推理 4 古田武彦の論理 5 奥野正男の着目と問題点 6 王仲殊の展開 7 国産説論者の卑弥呼の鏡 8 広がる国産説の新たな展開 第Ⅱ部 第5章 椿井大塚山古墳出土鏡 1 発見・発掘調査の経過 2 椿井大塚山古墳出土鏡について 第6章 黒塚古墳出土鏡 1 発見・発掘の経過 2 黒塚古墳出土鏡について 第7章 三角縁神獣鏡の銘文の分析 1 名詞の部 2 銘文の部 第8章 中国の紀年銘鏡(日本出土)について 1 「青龍三年」銘方格規短鏡 2 「赤烏元年」銘対置式神獣鏡 3 「景初三年」銘画文帯同行式神獣鏡 4 「景初三年」銘三角縁同行式神獣鏡 5「景初四年」銘斜縁盤龍鏡 6 「正始元年」銘三角縁同行式神獣鏡 7 「赤烏七年」銘平縁求心式神獣鏡 8 「元康元年」銘求心式神獣鏡 第9章 呉の工匠の亡命について 1 呉の工匠の渡来の痕跡 2 呉の工匠の渡来の動機 3 神仙思想と壺形古墳 {補}鏡生産の三段階説 | |||
| ・・古墳時代・・ | |||
| 森 浩一 | 「巨大古墳 治水王と天皇陵」 講談社学術文庫 2000.8 | ● | |
| 第1章 仁徳陵から大山古墳へ 第2章 空から見た巨大古墳 第3章 地図と文献にあらわれた古墳群 第4章 大山古墳を考える 第5章 年代をさぐる 第6章 河内平野の考古学 | |||
| 近藤義郎編 甘粕健 杉山晋作 車崎正彦 |
「前方後円墳集成」 山川出版社 1994.1 | ||
| 第1部 はじめに 第1章 前方後円墳研究会の経過 第2章 マニュアル作成の過程および凡例 第3章 前方後円墳の畿内編年 第2部 地域の概要 東北・関東地方の概観 1.東北・新潟地方 2.関東地方 第1章 陸奥 第2章 出羽 第3章 越後 第4章 常陸 第5章 下野 第6章 上野 第7章 武蔵 第8章 下総 第9章 上総 第10章 安房 第11章 相模 第3部 前方後円墳集成 第1章 岩手県 第2章 宮城県 第3章 山形県 第4章 福島県 第5章 新潟県 第6章 茨城県 第7章 栃木県 第8章 群馬県 第9章 埼玉県 第10章 千葉県 第11章 東京都 第12章 神奈川県 第4部 前方後円墳分布地図 索引 | |||
| 近藤義郎 | ▲ | 「前方後円墳に学ぶ」 山川出版社 2001.1 | |
| 第1部 前方後円墳の誕生 第1章 前方後円墳の形成 第2章 特殊器台と最古形式前方後円墳 第3章 前方部ー撥形前方部ーの誕生 第四章 最古形式前方後円墳をめぐる諸問題 第2部 地域と前方後円墳 第5章 吉備勢力「東進」説について 第6章 毛野と吉備Ⅰ 須恵器は供献か放置か 第7章 毛野と吉備Ⅱ 横穴式石室をもつ前方後円墳と群小古墳 第8章 古式前方後円墳と信濃森将軍塚古墳 第9章 前方後円墳時代と安芸三ツ城古墳 第10章 日上天王山古墳と美作東部諸首長の動向 第11章 韓国の前方後円形古墳 第3部 前方後円墳とは何か 第12章 前方後円墳とは何か | |||
| 土生田純之編 | ▲ | 「日本全国ー古墳学入門」 学生社 2003.3 | |
| 第1部 古墳とは何か 1.古墳とは何か 2.古墳の変遷 3.文献からみた古墳 1アメノワカヒコ物語と古代の喪葬儀礼 2皇極女帝と祈雨儀礼 第2部 古墳めぐりの旅 1東北 2北関東 3南関東 4中部高地 5東海 6北陸 7北近畿 8畿内 9南近畿 10山陽・四国 11山陰 12九州 13朝鮮半島の古墳 14古墳の発生 15終末期の古墳 第3部 古墳の埋納品 1古鏡 2石製品・装身具 3武器・武具 4馬具 5埴輪 6土器 あとがき | |||
| 原島礼二 石部正志 今井 尭 川口勝康 |
「巨大古墳と倭の五王」 青木書店 1981.11 | ● | |
| 序章 巨大古墳と倭の五王へのアプローチ Ⅰ 巨大古墳はどこまでわかっているか 一 近畿地方の巨大古墳 二 東日本の巨大古墳 三 西日本の巨大古墳 Ⅱ 五世紀の大王と王統譜を探る はじめに 一 研究史ー帝紀・旧辞と応神王朝論 二 倭の五王の史実からみた原帝紀の成立 三 帝紀・旧辞の加上と王陵の配分 Ⅲ 超巨大古墳を考える 一 巨大古墳の設計企画 二 巨大古墳と長持形石棺 三 巨大古墳と倭の五王 Ⅳ 各地の巨大古墳の語るもの はじめに 一 毛野の巨墳と首長墓 二 播磨の大型墳と中・小首長墓 三 大首長の領域と首長権ー生産力・軍事力の掌握 四 巨大古墳と地域政治勢力 参考文献 あとがき | |||
| 石野博信 岩崎卓也 河上邦彦 白石太一郎 編集 |
「古墳時代の研究」 雄山閣 1993.9 | ● | |
| 第1巻 総論・研究史 第2巻 集落と豪族居館 第3巻 生活と祭祀 第4巻 生産と流通Ⅰ 第5巻生産と流通Ⅱ第6巻 土師器と須恵器 第7巻 古墳Ⅰ 墳丘と内部構造 第8巻 古墳Ⅱ 副葬品 第9巻 古墳Ⅲ 埴輪 第10巻 地域の古墳Ⅰ 西日本 第11巻 地域の古墳Ⅱ 東日本 第12巻 古墳の造られた時代 第13巻 東アジアの中の古墳文化 | |||
| 白石太一郎 | 「古墳とヤマト政権 古代国家はいかに形成されたか」 文春新書036 1999.4 | ||
| 序章 古墳とは何か? 巨大古墳造営の背景 古墳と古代国家 第1章 古墳と邪馬台国 1.国家形成への胎動 庄内式土器ー弥生時代と古墳時代の間 環濠集落の終焉ー地域統合の完成 大型墳丘墓ー有力首長の出現 四隅突出型墳丘墓と首長同盟 2.古墳の出現 前方後円墳の出現 前方後円墳の紀元 最初の前方後円墳? 箸墓古墳 古墳はいつ出現したか 年輪年代法による検証 3.古墳と邪馬台国 出現期古墳の分布 広域の政治連合はなぜ形成されたか 箸墓は卑弥呼の墓か 東日本・もう一つの政治連合 第2章 古墳と初期ヤマト政権 1.ヤマト王権の原領域 本来のヤマトとは 畿内は一つあらず 大和と河内 2.初期ヤマト政権の盟主 「やまと」の古墳群 「やまと」の王墓 卑弥呼と男弟ー聖と俗 3.初期ヤマト政権の構造 関東や南九州の大古墳 墳丘規模と身分秩序 4.三角縁神獣鏡の謎 三角縁神獣鏡はどこで作られたか 三角縁神獣鏡の役割 第3章 巨大古墳の世紀 1.王墓の移動と王朝交替説 「やまと」から佐紀へ 古市古墳群と百舌鳥古墳群 王墓の移動の意味するもの 盟主権の移動と王朝交替説 2.ヤマト王権と地域政権 ヤマト王権と吉備政権 上毛野政権 畿内の中の地域政権 3.騎馬民族はやってきたのか 騎馬民族征服王朝説 新しい文化の波 第4章 ヤマト政権の変質 1.ヤマト王権の伸張 地域的政治連合の解体ー大王の誕生 稲荷山鉄剣が物語るもの 江田船山刀 2.今城塚古墳の問題 今城塚古墳ー継体朝の謎 手白香皇女衾田墓 3.大王権の変質 大王権の変質と被葬地の変化 見瀬丸山古墳の被葬者 関東になぜ後期前方後円墳が多いのか 終章 古代国家への道 前方後円墳の終末 東国における前方後円墳の終末 八角墳の出現 古墳の終末と古代国家 あとがき 付表 日本列島の巨大古墳一覧 | |||
| 白石太一郎 | 「考古学と古代史の間」 筑摩書房 2004.2 | ● | |
| 序章 考古学と古代史の間をさまよう 第1章 『魏志』倭人伝と考古学 第2章 ヤマト政権の成立 第3章 記・紀の王統譜は信じられるか 第4章 稲荷山鉄剣と江田船山太刀 終章 倭国の文明化と古代国家の形成 | |||
| 白石太一郎 | 「古墳の語る古代史」 礫博ブックレット⑥ 歴史民俗博物館 1998.6 | ● | |
| 1.古墳と邪馬台国 2.巫女卑弥呼の残映 3.古市古墳群の成立とヤマト王権の原領域 4.それでも「騎馬民族」はやってきた 5.江田船山古墳の被葬者像 6.后妃の古墳 7.根の国と海上他界 8.藤ノ木古墳の被葬者 9.玉纒太刀の原像 10.前方後円墳の終末 11.西宮古墳の語るもの あとがき | |||
| 白石太一郎 | 「近畿の古墳と古代史」 学生社 2007.5 | ● | |
| 第Ⅰ部 倭国の成立と展開 1 倭国の誕生 2 大王と豪族 3 倭国の文明化 第Ⅱ部 古墳と古代史 1 考古学からみた応神以前の王統譜 2 ”やまと”と東アジアを結ぶ道ー大和川と原竹ノ内街道を中心に 3 渡来人集団と倭国の文明化 4 二つの古代日韓交渉ルート 5 下古墳の終末と古代寺院の造営 第Ⅲ部 近畿の古墳を考える 1 箸墓古墳の被葬者伝承 2 六世紀前半の倭国における今城塚古墳 3 磯長谷古墳群の大王墓ー敏達・石姫合葬墓の問題を中心に 第Ⅳ部 豪族の居館と神まつり 1 首長の水のマツリ 2 古墳時代の豪族居館 コラム キトラ古墳の朱雀が語るもの 昭和天皇陵はなぜ上円下方形か オリエントは遠くなりにけり あのころの暦博準備室 あとがき | |||
| 白石太一郎 | 「東国の古墳と古代史」 学生社 2007.9 | ● | |
| 序 東国の古墳を考える 第Ⅰ部 東海の古墳を考える 1 東日本における政治的世界の形成と濃尾平野 2 尾張・東之宮古墳と東国古代史 3 美濃・昼飯大塚古墳の語るもの 4 伊勢・宝塚一号墳出現の意味するもの 第Ⅱ部 関東の古墳を考える 1 古墳からみた上毛野とヤマト王権 2 相模・長柄・桜山古墳が語るもの 3 上総・金鈴塚古墳が語るもの 4 上総・駄ノ塚古墳 5 下総・竜角寺岩屋古墳の造営年代 6 下毛野の終末期大型円墳 第Ⅲ部 古代東国の牧と馬の文化 1 東国における牧の出現 2 馬匹文化受容の背景 コラム 稲荷山鉄剣と江田船山太刀 下総・竜角寺古墳群と印波国造 武蔵の上円下方墳 あとがき | |||
| 白石太一郎 赤塚次郎 東潮 車崎正彦 高木恭二 辻秀人 |
シンポジウム[日本の考古学]4「古墳時代の考古学」 学生社 1998.3 | ||
| 一 古墳はどう出現したか 1.現象としての「古墳」の出現 2.古墳の年代と古墳時代の時期区分 3.歴史の問題としての「古墳」の出現 二 前期古墳とは何か 1.前期古墳の分布とその意味 2.古墳出土鏡の問題 3.前期古墳における舶載遺物の位置 三 巨大古墳はいかに造られたか 1.新しい副葬品 2.巨大古墳とその被葬者たち 3.文字資料の出現 四 後期古墳をどう位置づけるか 1.古墳の変質 2.後期の大型古墳 3.群集墓の再検討 4.地域間交流の問題 五 古墳時代の人はどんな生活だったか 1.村落と家族 2.生産の発達と流通 3.神まつりと信仰 4.古墳時代の北と南 六 古墳はなぜ造られなくなったか 1.各地の終末期古墳 2.古墳終末の意味 | |||
| 植田文雄 | 「【前方後方墳】の謎」 学生社 2007.10 | ||
| 1章.いま、なぜ前方後方墳か 2章.庄内式の時代とはなにか 3章.古墳はどうつくられたか 4章.神郷亀塚古墳とはなにか 5章.神郷亀塚古墳、もう一つの秘密 6章.前方後方墳はどこで生まれたか 7章.前方後方墳はなぜ生まれたか 8章.前方後方墳はどのようにひろまったか 9章.邪馬台国と前方後方墳 10章.前方後方墳が消える 終章.古墳研究の今後のために あとがき 付録ー出現期前方後方墳一覧・参考文献・索引 | |||
| ・・シリーズ「遺跡を学ぶ」・・ | |||
| 千賀 久 | シリーズ「遺跡を学ぶ」049 「ヤマトの王墓 桜井茶臼山古墳・メスリ山古墳」 新泉社 2008.8 | ● | |
| 第1章 二つの王墓 第2章 王墓、桜井茶臼山古墳 第3章 巨大埴輪のメスリ山古墳 第4章 二つの古墳の背景をさぐる 第5章 古代の磐余と初期ヤマト王権 | |||
| 福本 明 | シリーズ「遺跡を学ぶ」034 「吉備の弥生大首長墓 楯築弥生墳丘墓」 新泉社 2007.2 | ● | |
| 第1章 楯築弥生墳丘墓の発見 第2章 姿をあらわした大首長墓 第3章 大首長の葬送祭祀 第4章 前方後円墳へのかけ橋 | |||
| 若狭 徹 | シリーズ「遺跡を学ぶ」003 「古墳時代の地域社会復元 三ツ寺Ⅰ遺跡」 新泉社 2004.2 | ||
| 第1章 首長居館の発見 第2章 館の構造を読み解く 第3章 遺物が語るもの 第4章 聖水祭祀 第5章 古墳時代の地域社会 第6章 三ツ寺Ⅰ遺跡の首長像 | |||
| 長嶺正秀 | シリーズ「遺跡を学ぶ」022 「筑紫政権からヤマト政権へ 豊前石塚山古墳」 新泉社 2005.12 | ● | |
| 第1章 豊前の初期前方後円墳 第2章 石塚山古墳を掘る 第3章 七面の三角縁神獣鏡 第4章 前方後円墳の意味するもの 第5章 筑紫政権からヤマト政権へ | |||
| 柳沢一男 | シリーズ「遺跡を学ぶ」010 「描かれた黄泉の世界 王塚古墳」 新泉社 2004.11 | ● | |
| 第1章 王塚古墳の発見 第2章 王塚古墳の構造 第3章 装飾古墳の世界 第4章 王塚の壁画を読む 第5章 王塚の壁画を生み出したもの 第6章 壁画保存への苦難の歩み | |||
| ・・美濃尾張・・ | |||
| 中井正幸 | 日本の遺跡21「昼飯大塚古墳」 同成社 2007.5 | ||
| Ⅰ 昼飯大塚古墳と不破の古墳 Ⅱ 昼飯大塚古墳の発掘 Ⅲ 昼飯大塚古墳の構造 Ⅳ 墳頂での儀礼 Ⅴ 埋葬施設 Ⅵ 昼飯大塚古墳を分析する Ⅶ 昼飯大塚古墳築造の歴史的背景 Ⅷ 昼飯大塚古墳を整備する Ⅸ 昼飯大塚古墳の周辺を歩く Ⅹ 古墳の保存と都市保全 | |||
| 美濃古墳文化 研究会編 |
「美濃の前期古墳」 教育出版文化協会 1990.3 | ||
| 1.美濃各地の前期古墳 ●赤塚次郎:美濃の前方後方墳 前方後方墳の特色、美濃地方の場合、小さいという個性 ●中井正幸:大垣地域の前期古墳 濃密な古墳分布とその系譜、親ケ谷古墳への新視覚、昼飯大塚が築かれた意味、畿内勢力の影と遊塚 ●藪下浩:岐阜地域の前期古墳 二つの百メートル級古墳、古い時期の古墳、豊富な副葬品を有する小円墳 ●長瀬治義:可児地域の前期古墳 まとまりをもった地域、伏見前波古墳群の特色、伏見前波古墳群の変遷 2.前方後方墳をめぐって 弥生時代の方形墓、前方後方墳の五つの特色、前方後方墳と後円墳、土器の動き、畿内と地方、挿入図出展一覧 付録 1.美濃の前期古墳一覧 2.『記・紀』等の伝承と美濃 「あとがき」にかえて | |||
| 森 浩一 門脇禎二 編 |
「渡来人 尾張・美濃と渡来文化」 第4回春日井シンポジウム 大巧社 1997.12 | ||
| Ⅰ基調講演 西谷正:朝鮮半島の最新の発掘成果から Ⅱ基調報告 伊藤秋雄:耳飾り・唐草文様の系譜 兼康保明:近江の渡来文化 Ⅲ基調発表 佐藤宗諄:渡来人の諸相 八賀晋:大陸文化と美濃・飛騨 森浩一:考古学上の渡来文化 門脇禎二:シンポジウムを前に Ⅳ記念講演 上田正昭:古代の日本と渡来の文化 Ⅴ討論 司会;門脇 上田/森/八賀/伊藤/西谷/佐藤/兼康:渡来人と渡来文化 Ⅵ誌上参加 細矢藤策:美濃・尾張の鉄、そして渡来人ーヤマトタケルと壬申の乱と 福岡猛志:古代尾張の渡来文化 付録 主要関係文献 | |||
| 赤塚次郎 | 「幻の王国・狗奴国を旅するー卑弥呼に抗った謎の国へ」 風媒社 2009.12 | ● | |
| はじめに・・・もう一つの邪馬台国論 第1章 列島に住まうモノたち 第2章 弥生洪水と英雄 第3章 器が語るもう一つの倭国 第4章 狗奴国伊勢湾沿岸説 第5章 狗奴国遺産を発掘する 第6章 狗奴国戦の勝利者とは おわりに・・・東之宮古墳からの提言 {コラム} ①邪馬台国時代の暦年代 ②朝日遺跡からのプレゼント ③墳丘墓のかたちと大きさ ④狗奴国(東海コレクション) ⑤東之宮古墳 | |||
| 森 浩一 | 「「東海学」事始めー東海の歴史を歩くー」 学生社 2005.7 | ||
| 森 浩一他 | ▲ | 「地域学から歴史を読むー代1回春日井シンポジウムー」 大巧社 2004.11 | |
| ・・出雲・吉備・丹後・葛城・・ | |||
| 上田正昭 | 人物叢書・新装版「日本武尊」 日本歴史学会編集 吉川弘文館 1992.7 | ● | |
| 第一 皇族将軍 1 系譜の性格 2 太子の意義 第二 軍事団と口誦詞章 1 建部の分布 2 語部の介在 第三 熊襲の平定 1 寿詞と服属 2 言向けの内容 第四 蝦夷の征討 1 悲劇の発端 2 東征の経路 第五 白鳥の昇天 1 伊吹の妖気 2 遍歴の終末 (「記紀」に描かれた尊の行動を史料を総合して丹念に掘り下げ、伝承成立の過程を新しく分析する。・・日本古代国家の実相解明に肉迫する力作。) |
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| 門脇禎二 | 「古代出雲」 講談社学術文庫 2003.1 | ● | |
| 序章荒神谷以後 Ⅰ章原イツモ国 荒神谷遺跡をめぐって Ⅱ章原イツモ国の行方 Ⅲ章イツモ王国 Ⅳ章イツモ王国の変質 Ⅴ章出雲と律令制 | |||
| 門脇禎二 狩野 久 葛原克人 編 |
古代を考える「吉備」 吉川弘文館 2005.3 | ● | |
| 1.吉備 その風土の起点ー部民遺制にみるキビ王国ー(門脇禎二)、2.キビ的世界の形成(平井勝)、3.児島と海の道(吉田晶)、4.吉備の首長伝承の形成(出光徳尚)、5.3~5世紀の大和・出雲・吉備(新納泉)、6.吉備の首長の「反乱」(湊哲夫)、7.吉備の塩生産(光長真一)、8.鬼ノ城とアジア(葛原克人)、9.白猪屯倉と蘇我氏(狩野久)、10.良吏を育んだ吉備(佐藤宗諄)、11.吉備路を歩く(村上幸雄) | |||
| 門脇禎二 | 「吉備の古代史 王国の盛衰」 NHKブックス(648) 1992.8 | ||
| Ⅰキビツコ神、Ⅱ吉備王国の形成、Ⅲ吉備王国と大和朝廷との抗争、Ⅳ制圧されてゆく吉備王国、Ⅴ吉備と統一的な法治体制、Ⅵ吉備出身の官人群像、Ⅶ吉備の再生 | |||
| 甘粕 健 編 |
「倭国大乱と日本海」 同成社 2008.10 | ||
| はじめに(甘粕健) 第1章 四隅突出型墳丘墓と出雲世界(渡辺貞幸) 第2章 弥生・古墳時代前期の丹後地方(石部正志) 第3章 弥生・古墳時代前期の越前・越中(橋本澄夫) 第4章 越後・会津の情勢(甘粕健) | |||
| 広瀬和雄 編 |
季刊l考古学・別冊10「丹後の弥生王墓と巨大古墳」 雄山閣 2000.8 | ||
| 弥生王墓と巨大古墳の特質(広瀬和雄)、生産と流通 水晶製玉作と階層性(河野一隆) 弥生時代の対外交易と流通(野島永)、生活の様相 環濠集落の規模と構造(加藤晴彦) 弥生大型墳墓出現前夜の土器様相(高野陽子)、弥生墳墓の特質 弥生王墓の誕生(肥後弘幸) 弥生墳墓の構造と変遷(石崎善久)、前方後円墳の時代 丹後の巨大古墳(広瀬和雄) 埴輪の成立と変遷(佐藤晃一) 丹後の石棺(和田晴吾) 横穴式石室の導入と展開(細川康晴) 内外の交流 中国鏡流入のメカニズムと北近畿の時代転換点(福永伸哉) 製鉄技術の導入(大道和人) | |||
| 門脇禎二 | 「葛城と古代国家」付河内王朝論批判 講談社学術文庫 2000.5 | ● | |
| Ⅰ「倭国」と「葛城国」 Ⅱ西方からの息吹 Ⅲ葛城の垂見宿禰 Ⅳ首長墓の出現ー馬見丘陵の古墳ー Ⅴソツヒコと葛城首長家の系流 Ⅵ葛城首長家の支配体制ー葛城の古墳ー Ⅶ葛城と河内ー河内王朝(政権)論批判ー Ⅷ葛城首長家の滅亡 Ⅸ葛城の変貌 Ⅹ葛城の天皇陵 付章葛城の散策 | |||
| 森 公章 | 「倭の五王 5世紀の東アジアと倭王群像 日本史リブレット002」 山川出版社 2010.4 | ● | |
| 倭王武の上表文 ①5世紀の倭国と東アジア 中国南朝との通交/百済と高句麗の戦争/倭の五王が求めたもの/東アジアのなかの倭国 ②記紀の伝承と倭の五王 記紀の皇統譜/応神と仁徳/履中・反正と允業・安康/雄略と葛城氏/雄略と吉備氏 ③王権の成長と大王号の成立 府官制的秩序の導入/金石文にみる地方豪族との関係/宮廷組織の整備/渡来人の役割/「治天下大王」の成立 ④百済の南遷と倭国のゆくえ 百済王余慶と牟大の上表文/高句麗の間諜/百済の南遷と倭国/伽耶諸国と倭・百済/倭国のゆくえ | |||
| ・・継体天皇、越・近江・尾張・・ | |||
| 大橋信弥 | 「日本古代国家の成立と息長氏」 古代史研究選書 吉川弘文館 1984.3 | ||
| 第一 近江における息長氏、 第二 神功伝説と息長氏、 第三 「帝紀」からみた息長氏、 第四 継体・欽明朝の成立と息長氏、第五 推古朝前後の政局と息長氏、 第六 律令国家成立期の息長氏 (表紙カバーより)継体天皇=息長(おきなが)氏出自説に全面的な批判を加えるとともに、息長氏が記紀成立過程に関与した、さまざまな述作過程を克明に分析して、その意味するところを明らかにした。 |
|||
| 高槻市教育委員会 編 |
継体天皇と今城塚古墳」 吉川弘文館 1997.8 | ||
| 記念講演 古代王権と今城塚古墳ー継体大王と三嶋の地ー(門脇禎二) 基調講演 埴廬と藍野陵(森田克行) シンポジウム いま真実を語るハニワたち(コーディネーター 佐原真 パネリスト 門脇禎二、加藤晃規、水野正好、森田克行、原口正三 コメテーター ヨシトミヤスオ ) あとがき(高槻市教育委員会) | |||
| 水谷千秋 | 「謎の大王 継体天皇」 文春新書192 2001.9 | ● | |
| はじめに 第1章 継体新王朝説 第2章 継体出現前史ー雄略天皇、飯豊女王の時代 第3章 継体天皇と王位継承 第4章 継体天皇の即位とヤマト定着 第5章 磐井の乱ー地方豪族との対決 第6章 辛亥の変ー二朝並立はあったのか 終章 中世以降の継体天皇観 あとがき 主要参考文献 | |||
| 大橋信弥 | 「継体天皇と即位の謎」 吉川弘文館 2007.12 | ||
| はしがき 一.継体天皇の出現ー日継知らす可き王無しー 二.継体天皇と近江・越前ー三尾氏と三国氏をめぐってー 三.継体朝の成立と息長氏 四.継体朝成立前夜の政治過程ー和邇氏お息長氏の動向を中心にー 五.継体天皇のヤマト進出 六.継体朝は新しい王朝かー研究の歩みー 参考右文献 あとがき | |||
| 直木孝次郎 | 「古代国家の形成」 吉川弘文館 2009.3 | ||
| 序 日本における国家の形成 1.継体天皇と南山城 2.ヤマト政権の伸長と栗隅大溝 Ⅰ.雄略天皇とその時代 一 雄略天皇 1.画期としての雄略朝 2.雄略天皇の実像 3.勢力の拡大 4.天皇の権威と宗教 二 吉備の稚媛と雄略天皇ー星川皇子の乱をめぐってー 三 古代史上の河内飛鳥 1.近飛鳥と遠飛鳥 2.飛鳥戸評から安宿郡へ 3.氏族の分布 4.河内飛鳥と律令制 5.河内飛鳥と仏教 むすび Ⅱ.ワカタケル大王の鉄剣・鉄刀銘 一 古代ヤマト政権と鉄剣銘 はじめに 1.東国豪族と杖刀人 2.雄略朝の政治組織 3.鉄剣銘とカバネ むすび ニ 稲荷山古墳鉄剣銘に関する一試論ー斯鬼宮と磐余宮ー はじめに 1.ワカタケル大王と辛亥年 2.第二次ヤマト政権と磐余 3.雄略による三輪王権制圧 4.斯鬼宮における天下左治の意義 5.欽明大王と磯城の大宮 三 古代史上における江田船山古墳の位置 Ⅲ.雄略天皇没後のヤマト王権 一 古代王権と播磨ー縮見屯倉と顕宗天皇ー はじめに 1.古代における播磨の位置 2.顕宗天皇と播磨 二 大伴金村 1.大伴室屋の栄光 2.武烈・継体朝の金村 3.社会変化と大伴氏の衰退 Ⅳ.継体・欽明朝の成立 一 継体・欽明朝の変革 1.ワカタケル大王の時代 2.謎の多い継体天皇 3.六世紀の朝鮮と大和政権 4.継体朝から欽明朝へ 5.欽明朝の政治 二 古代税制と屯倉 はじめに 1.屯倉と国郡制 2.物納租税の種類 3.屯倉の貢納品 むすび 三 摂津国の成立再論ー難波・住吉・大輪田三港を中心にー はじめに 1.地名と国名 2.津国の成立時期 3.務古水門と大輪田泊の位置と関係 4.難波津と務古水門・住吉津の関係 5.敏売崎と大輪田泊 補論一 摂津国になぜ北摂の地が加わったか はじめに 1.ヤマト政権の基盤 2.継体天皇と北摂 補論ニ 武庫と六甲 金石文との出会いーあとがき 出典一覧 | |||
| 白崎昭一郎 | 「継体天皇の実像」 雄山閣 2007.3 | ||
| 序章 今なぜ「継体天皇」か 第一章 三人の建国者 第二章 継体の父系 第三章 継体の母系 第四章 継体進出の背景 第五章 九人の妃 第六章 あいつぐ遷都 第七章 継体朝の年代錯誤 第八章 朝鮮半島との関係 第九章 継体の親百済政策 第十章 近江毛野の登用 第十一章 磐井の乱 第十二章 辛亥の変 第十三章 継体の人物論 第十四章 今城塚古墳 第十五章 安閑・宣化・欽明の治世 第十六章 万世一系とは 第十七章 天皇制の現在と将来 終章 愛国心について あとがき | |||
| 網野善彦 門脇禎二 森浩一 編 |
▲ | 「継体大王と尾張の目子媛 新王朝を支えた濃尾の豪族たち」 小学館 1994.3 | |
| 記念講演 継体大王と妃たち 黒岩重吾 第一部 提論 継体大王と尾張の目子媛ー考古学と古代史から探る 河海の交通と尾張ー中世史からの提言ー 網野善彦 古代の尾張と尾張氏 新井喜久夫 文献からみた継体大王と春日部 門脇禎二 考古学からみた継体大王 森浩一 越と尾張の接点 飛騨と美濃 八賀晋 ◆討論 第二部 研究報告 尾張古代史再発見ー地域からの発言 尾張の主要古墳 松原隆治 美濃の主要古墳ー美濃・野古墳群と後期古墳ー 中井正幸 味美二子山古墳と下原古窯 大下武 尾張の土器と埴輪 赤塚次郎 尾張と美濃の鏡ー画文帯同向式神獣鏡と半肉彫獣帯鏡の世界 伊藤秋男 | |||
| 森浩一 門脇禎二 編 |
▲ | 「渡来人 第4回春日井シンポジウム 尾張・美濃と渡来文化」 大巧社 1997.11 | |
| はじめに Ⅰ基調講演 朝鮮半島の最新の発掘成果から 西谷正 Ⅱ基調報告 耳飾り・唐草模様の系譜 伊藤秋男 近江の渡来文化 兼康保明 Ⅲ基調発表 渡来人の諸相 佐藤宗諄 大陸文化と美濃・飛騨 八賀晋 考古学上の渡来文化 森浩一 シンポジウムを前に 門脇禎二 Ⅳ記念講演 古代日本と渡来文化 上田正昭 Ⅴ討論 (司会)門脇禎二 Ⅵ誌上参加 美濃・尾張の鉄 そして渡来人 -ヤマトタケルと壬申の乱と 細矢藤策 古代尾張の渡来文化 福岡猛志 |
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| 吉村武彦編 | ▲ | 「古代を考える 継体・欽明朝と仏教伝来」 吉川弘文館 1999.12 | |
| 一 継体・欽明朝の歴史的位置 吉村武彦 1.継体・欽明朝と史料 2.考古学からみた六世紀の変動 3.継体・欽明朝の動向と本書の構成 二 新しい王統の成立 吉村武彦 1.神代から継体まで 2.継体朝の成立 3.継体天皇の王宮 4.古代の王位継承 5.継体朝の政事 三 筑紫と武蔵の反乱 伊藤循 1.筑紫の反乱と武蔵の反乱 2.筑紫・武蔵の反乱と六世紀の王権 (1)国造制・屯倉制成立の意義 (2)筑紫君と国造裁判権 四 ミヤケと国造 舘野和巳 1.国造の乱とミヤケの設置 2.ミヤケ制の本質 3.国造制の構造 五 蘇我氏の登場 熊谷公男 1.蘇我氏台頭の要因 2.稲目の登場 3.稲目以前の蘇我氏 4.蘇我氏台頭の必然性 六 継体・欽明朝の「内乱」 大橋信弥 1.継体の崩年と欽明の即位 2.二朝へ並立論の系譜 3.継体末年の政治過程 (1)安閑~欽明紀の構成 (2)帝紀記載の検討 5.「内乱」の史的意義 七 六世紀前半における東アジアの動向と倭国 田中俊明 1.百済・新羅の領域国家化 2.加耶をめぐる百済・新羅 3.百済の外交攻勢とその失敗 4.加耶の滅亡 八 最後の前方後円墳ー古墳文化の転機 土生田純之 1.見瀬丸山古墳の実相 (1)横穴式石室の改造論議について (2)丸山古墳横穴式石室の分析 (3)丸山古墳の被葬者 2.六世紀における古墳の変遷 (1)前方後円墳の衰退と群集墳の成立 (2)六世紀における古墳の画期 3.六世紀の畿内政権と見瀬丸山古墳 九 群集墳とヤマト政権 林部均 1.群集墳の特質 2.群集墳の成立 3.群集墳の展開 4.五・六世紀史の群集墳ー群集墳とヤマト政権 十 仏教伝来 本郷真紹 1.仏教伝来記事の検討 2.朝鮮半島諸国の動向 3.欽明朝仏教伝来譚の意味するもの あとがき | |||
| ・・騎馬民族国家・・ | |||
| 江上波夫 | 「騎馬民族国家 改版 日本古代史へのアプローチ」 中公新書147 1991.11 (初版1967.11) | ● | |
| Ⅰ 騎馬民族とはなにか 騎馬民族とその活躍舞台 ユーラシアにおける騎馬民族 1.スキタイ 2.匈奴 3.突厥 4.鮮卑と鳥桓 Ⅱ 日本における征服王朝 日本国家の起源と征服王朝 日本統一国家と大陸騎馬民族 日本民族の形成 参考文献 あとがき | |||
| 江上波夫 佐原 真 |
「騎馬民族は来た!?来ない?!」 小学館 2003.5 | ||
| 騎馬民族がやって来た 考古学との出会い モンゴルの遊牧生活 遊牧民が騎馬民族になるとき 農耕民族と騎馬民族 騎馬民族説の背景 日本人は去勢を知らない 天皇家の系譜 高松塚から藤ノ木へ 稲作を伝えた人びと 日本人は騎馬民族か | |||
| ・・奈良・飛鳥の遺跡・・ | |||
| 森浩一企画 | 「日本の古代遺跡」 保育社 | ● | |
| (4)奈良北部 前園実知雄・中井一夫共著 1982、 (5)奈良中部 寺沢薫・千賀久共著 1983、 (6)奈良南部 伊藤勇輔・楠元哲夫共著 1985、 (7)奈良飛鳥 猪熊兼勝・菅谷文則 |
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| ▽ | |||
| (飛鳥時代から奈良時代) |
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| 上田正昭 | 「大和朝廷 古代王権の成立」 講談社学術文庫 1995.8 | ● | |
| 第1章 朝廷の由来 1.大和の国原 2.倭と大倭 3.大和と日本 4.朝廷展望 第2章 王権の誕生 1.王者の出現 2.女王の世紀 第3章 倭国の発展 1.王朝の祖型 2.王権の拡大 3.王朝の整備 第4章 五王の世紀 1.河内王朝 2.朝廷の発展 3.王朝の変貌 第5章 王朝の矛盾 1.王権の危機 2.朝廷の課題 参考文献 | |||
| 上田正昭 | ▲ | 「講学 アジアのなかの日本古代史」 朝日選書640 1999.12 | |
| 序 アジアのなかの日本古代史ー五十年の研究生活から Ⅰ 1.倭王権の成り立ち 2.三輪王権 3.河内王朝 4.大王から天皇へ 5.飛鳥朝廷の内政と外交 6.飛鳥・天平の文化 7.女帝の世紀 8.長岡京から平安京へ Ⅱ 9.渡来と帰化 10.日本の神話と東アジア 11.文字の使用 12.供犠と信仰 13.天皇制と律令制 参考文献 あとあき | |||
| 直木孝次郎 | 「日本古代の氏族と天皇」 塙書房 1964.12 | ||
| Ⅰ古代の氏族 1.土師氏の研究 2.的氏の地位と系譜 3.大伴連と来目直・来目部 4.巨勢氏祖先伝承の成立過程 5.「氏」の構造について Ⅱ古代の天皇家 1.『古事記』天孫降臨条の構成 2.神功皇后伝説の成立 3.応神王朝論序説 4.大化前代における美濃について 5.県主と古代の天皇 Ⅲ伊勢神宮 1.天照大神と伊勢神宮の起源 2.ヤマトタケル伝説と伊勢神宮 3.奈良時代の伊勢神宮 付録1.『古事記』用字法に関する一試論 2.古代氏族研究の動向 以上15の記紀伝承批判を意図した学術論文が収まっている。 |
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| 井上光貞 | 「日本古代の王権と祭祀」 東京大学出版会 1984.11 | ||
| 第一編 古代の王権と即位儀礼 第一章 神祇令の特質とその成立 1.神祇令と祠令、2.神祇令祭祀の成立、第二章 即位儀とその成立 1.即位と践祚、2.即位儀の淵源、3.即位儀の成立、補論 神祇令注釈と補注 1.神祇令本文と注釈、2.神祇令補注、第二編 古代沖の島の祭祀 はじめに、1.宗像三神と記紀神話、2.大和王権と沖の島、3.沖の島の祭祀ー葬祭と祭儀、4.沖の島と律令祭祀 | |||
| 渡部晃宏 | 「日本の歴史04 平城京と木簡の世紀」 講談社学術文庫 2009.1 | ● | |
| 第一章 律令国家としての出発 第二章 平城京への道 第三章 長屋王から光明皇后へ 第四章 天平の日々 第五章 大仏開眼への道 第六章 平城京の終焉 | |||
| 直木孝次郎 | 「飛鳥奈良時代の研究」 塙書房 1975.9 | ||
| Ⅰ政治・制度(上) Ⅱ政治・制度(下) Ⅲ租税 Ⅳ伝承・説話 Ⅴ歴史地理・地名 | |||
| 直木孝次郎 | 「飛鳥 その光と影」 吉川弘文館 1990.6 | ||
| 1.飛鳥ー歴史の舞台ー 2.飛鳥の動乱と悲劇の人々 3.飛鳥の宮と寺 4.高松塚・亀虎古墳をめぐって 被葬者は刑部皇子(?) | |||
| 直木孝次郎 | 「古代日本と朝鮮・中国」 講談社学術文庫 1988.9 | ● | |
| 序・古代日朝関係史の研究をかえりみて Ⅰ 1.朝鮮半島からの渡来人 2.神功皇后伝説の成立 3.古代史のなかの江田船山古墳 4.古代朝鮮における間諜の活躍 Ⅱ 1.定恵の渡唐ー飛鳥・白鳳期仏教の性格に関する一試論 2.近江朝末年における日唐関係ー唐使・郭務?の渡来を中心に 3.奉翳美人ー平城宮廷に演ぜられた唐風の舞 4.日本と江南地方との交渉ー鏡に秘められた謎 5.日中文化の交流と鏡ー海獣葡萄鏡と三角縁神獣鏡を中心に [付録] 索引 | |||
| 千田 稔 | 「飛鳥ー水の王朝」 中公新書1607 2001.9 | ● | |
| 序 飛鳥ー「日本」が誕生した場所、 第1章 「日本」と「天皇」、 第2章 百敷きの宮、 第3章 池を穿り苑をつくる、 第4章 飛鳥寺のあたり、 第5章 女帝斉明、 終章 水の王朝 | |||
| 奈良文化財研究所 | 「あすかの石造物」 飛鳥資料館 2000.4 | ● | |
| 門脇禎二 | 「飛鳥と亀形石」 学生社 2002.4 | ||
| Ⅰ飛鳥と石の文化、Ⅱ酒船石遺跡調査のなげかけるもの、Ⅲ亀形石と酒船石北方遺跡、Ⅳ亀形石の語るもの (2000年に発見された「酒船石北方遺跡」は両槻宮の一部と見なす。斉明期の道教とのかかわりを、pp146-158否定的に総括している。「日本古代における道教も含めて、初期宗教の布教の主役となった祝(ほふり)たちの原初の姿は、どこからうまれたか、ということから問題をたてたい。そうすると、日月・河海・山・土地・岩石・動植物などに霊性を認めた人びとの集団的な自然信仰のうちから、集団の安全と利益を守る祭祀にあたる巫覡(ふげき)がうまれていた。・・・」) |
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| 網野善彦 | 「東と西の語る日本の歴史」 講談社学術文庫 1998.9 | ● | |
| 日本列島の東と西での生活、文化の差異が歴史に及ぼした影響を、社会・民俗・文化人類学に拠りながら考察した網野史学の代表作。 | |||
| 吉村武彦 | 「聖徳太子」 岩波新書769 2002.1 | ● | |
| 史実とそうでないことを明確に区別して、蘇我氏との関係、推古王の下での厩戸王子の政治、斑鳩宮と仏教、後世の太子信仰の形成 を述べた太子伝。 | |||
| 上田正昭 | 「藤原不比等」 朝日選書 320 1986.12 | ● | |
| 壬申の乱および中臣氏の史脈から始めて、鎌足の第二子・不比等の生きた時代背景から不比等像を作り上げる。中臣氏を祭祀集団に配し、藤原一門を政治集団に導く棟梁となる。唐・朝鮮半島(新羅・百済)との接触、大宝令による政治の行詰りの打開を試みる。元明天皇による平城遷都前後に県犬養三千代と築いた皇族・貴族との外戚関係を、”不改常典"との関連で述べ、首皇子(聖武天皇)の立太子・元正天皇の即位を経て、皇族を支配する藤原律令体制に導く過程を明らかにしている。「古事記神話」と「日本(書)紀」の関係は中臣氏と藤原氏の関係を暗示しているかもしれない。 | |||
| 土橋 寛 | 「持統天皇と藤原不比等 日本古代史を規定した盟約」 中公新書1192 1994.6 | ● | |
| 草壁皇太子による天武嫡系による皇位継承を狙っての藤原不比等との盟約を探る。吉野宮の誓約と大津皇子の謀反、藤原宮と飛鳥、河内安宿につながる人脈、など。 | |||
| 遠山美津男 | 「天平の三姉妹 聖武皇女の矜持と悲劇」 中公新書2038 2010.1 | ||
| 謀反と反乱が続く八世紀、皇位をめぐる駆け引きと悲劇を浮彫にする。三姉妹とは、生涯不婚を定められ、孝謙(称徳)天皇となった安倍内親王、光仁天皇の皇后でありながら夫を呪詛したとして大逆罪に処された井上内親王、恵美押勝の乱に加わった夫を失った後、息子たちの謀反に連座、流罪とされて没年すら伝わらない不破内親王のこと。 | |||
| 榎村寛之 | ▲ | 「伊勢斎宮と斎王 祈りをささげた皇女たち」 塙選書101 2004.6 | |
| はじめにー斎宮概説ー 第一章 古代国家と伊勢斎宮 第二章 王朝物語の時代のいつきのみや 第三章 「古代」の終焉と斎王たち 付録 斎宮跡を歩く 天皇と斎王の関係系図 あとがき 参考文献 索引 | |||
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| (東国の古代史) |
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| 大化前代の東の国の内容としては、狭い意味では、伊勢・尾張・美濃地方などをさす場合もあり、広い意味では坂東を東の国と呼ぶ場合もあったが、いわゆるう碓日の坂より東の山東と、足柄の坂より東の坂東とでは、どちらが東の国にふさわしいかというならば、もちろん後の足柄の坂の方である。なぜなら『常陸国風土記』がいみじくも記すように「いにしえは、相模の足柄の坂より東の諸国を総称して吾姫国(あづまのくに)といったとのべていることからも、そしてまた上野地方が、中央勢力に服属するのは、早くとも六世紀以後のことであり(『仁徳天皇紀』や『舒明天応紀』にみえる上毛野氏の家伝も参照されるが、『安閑天皇』の上毛野君の中央への服属伝承の方がより真実性がある)、関東南半部より上野地方は、長く独自性を維持していたからである。いわんや陸奥地方が具体的に問題化してくるのは、大化改新以後のことであって、それ以前は疑わしい。 してみると、『古事記』が、足柄の坂で、「吾妻はや」を語らせ、関東南半部を主要舞台とする伝承の方が、『書紀』よりも原日本武尊説話の古いものに近いことは、もはや明白である。 (上田正昭「日本武尊」 より) |
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| 小川良祐 狩野久 吉村武彦 編 |
「ワカタケル大王とその時代」ー埼玉稲荷山古墳 山川出版社 2003.5 | ● | |
| 1章 埼玉稲荷山古墳の新情報、 2章 東国における埼玉稲荷山古墳の位置づけ、 3章 稲荷山古墳出土の画紋帯環状乳神獣鏡を考える、 4章 五世紀の馬具と稲荷山古墳、 5章 稲荷山鉄剣銘をどう読むか、 6章 稲荷山鉄剣銘とアクセント、 7章 ワカタケル王と杖刀人首オワケ、 8章 王権と衣服 |
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| 上田正昭 大塚初重 監修 金井塚良一 編 |
「稲荷山古墳の鉄剣を見直す」 学生社 2001.6 | ||
| 第Ⅰ部 基調講演・報告 「基調講演」鉄剣研究30年の歩み(大塚)、銘文研究20年と古代史(上田) 「報告」考古学からみた稲荷山古墳の出自(坂本)、毛野の変容と稲荷山古墳(梅澤)、辛亥銘鉄剣と東国六腹朝臣の成立(熊倉)、115文字の銘文が語る古代東国とヤマト王権(小林)、五世紀の前方後円墳の動向と稲荷山古墳(白石)、ヲワケ臣とワカタケル大王(和田)、五世紀の日本列島と伽耶(申敬澈)、中国からみた五世紀における倭国の「治天下大王」(王仲殊)、漢語と視点(萩庭)、総括(金井塚) 第Ⅱ部 シンポジウム | |||
| 金井塚良一 | 「古代東国史の研究」 稲荷山古墳出現とその前後 埼玉新聞社 1980.11 | ||
| 序 古代東国史研究の視点と課題 Ⅰ 方形周溝墓をめぐる諸問題 第1章 関東地方の方形周溝墓ー方形周溝墓の社会構成史的検討 第2章 比企地方出土の底部穿孔土器について Ⅱ 稲荷山古墳をめぐる諸問題 第1章 稲荷山古墳出辛亥銘鉄剣をめぐって 第2章 稲荷山古墳の築造時期 第3章 野本将軍塚古墳の築造時期 第4章 稲荷山古墳と武蔵国造の争乱 第5章 埼玉古墳群の形成 Ⅲ 古墳と古代氏族 第1章 柏崎古墳群の検討 第2章 北武蔵の古墳群と渡来系氏族ー吉氏の動向 第3章 比企地方の古墳群の形成 第4章 埴輪消滅の意味するものー北武蔵の埴輪を中心にして 第5章 推古朝と北武蔵の銅鏡 第6章 渡来系氏族壬生吉志氏の北武蔵移住 あとがき | |||
| 原島礼二 | 「古代東国の風景」 吉川弘文館 1993.3 | ● | |
| Ⅰ 大和王権と東国 1 「王賜」銘鉄剣の解明、2 大和王権と房総、3 東国の争乱と大和王権、4 稲荷山古墳鉄剣銘の解読、5 大和王権と武蔵国造、6 大化改新と東国 Ⅱ 東国の豪族と渡来人 1 東国の豪族と文化、2 武蔵の渡来人と信仰、3 多摩の渡来氏族 Ⅲ 東国の神がみと古社 1 東国の神がみ、2 武蔵の古代神社 | |||
| 原島礼二 金井塚良一 編 |
「古代を考える東国と大和王権」 吉川弘文館 1994.1 | ||
| 一 古代東国の歴史的位置(原島礼二) 二 東国の黎明(橋本博之) 三 「王賜」銘鉄剣と五世紀の東国(橋本博之) 四 上毛野氏と東国六腹の朝臣(熊倉浩靖) 五 人物埴輪の伝播と河内(金井塚良一) 六 東国の群集墳(利根川章彦) 七 東国の古代豪族と仏教(高橋一夫) 八 東国の村と生活ー日本のポンペイ黒井峯・西組遺跡は語る(石井克己) 九 東国の古代遺跡を訪ねて(利根川章彦) | |||
| ・・古代東北・蝦夷・・ | |||
| 工藤雅樹 | 「蝦夷の古代史」 平凡社新書071 2001.1 | ||
| 第一部 古代蝦夷の諸段階 第一章 古代蝦夷の諸段階 第二章 東国人としての「エミシ」-第一段階 第三章 大和の支配の外にある者としての「エミシ」-第二段階 第四章 大化の改新後の世界ー第三段階 第五章 平安時代の蝦夷ー第四段階 第二部 蝦夷はアイヌか日本人か | |||
| 工藤雅樹 | 「古代蝦夷」 吉川弘文館 2000.9 | ● | |
| Ⅰ毛人・蝦夷・蝦夷、Ⅱ北日本古代文化の形成(自然環境、考古学と土器)、縄文・続縄文、弥生、古墳文化)、Ⅲ律令国家と蝦夷(国造制から国郡制、城柵、多賀城、全面対決、平安時代の城柵、古代蝦夷の終焉)、Ⅳ古代蝦夷の文化と社会(北日本の古代文化、アイヌ社会、部族制社会、古代蝦夷の社会構造)、Ⅴ蝦夷アイヌ説と蝦夷辺民説(石器時代人アイヌ説と蝦夷アイヌ説、蝦夷辺民説、戦後の人類学研究、蝦夷アイヌ説を見なおす、古代の蝦夷) | |||
| 高橋富雄 | 「蝦夷」 日本歴史叢書 日本歴史学会編集 <新装版> 吉川弘文館 1995.2 | ||
| 1.蝦夷論の課題(研究史の成りたち、蝦夷研究の課題)、2.蝦夷とは何か(アイヌ説の問題点、古代史上の蝦夷概念、中国史上の蝦夷)、3.蝦夷(蝦夷征伐の段階、文化征服(第1期)、国郡創置(第2期)、武装植民(第3期)、軍事征服(第4期))、4.蝦夷経営の終結(大征討後の蝦夷征伐、内国における俘囚問題)、5.国づくり(みちのく、陸奥国と出羽国、城柵の配置、柵戸・鎮兵・兵士、奥羽の律令主義)、、6.蝦夷の政治的社会(蝦夷社会の農耕化、政治的社会の形成、俘囚政治組織の形成) 略年表 | |||
| 中路正恒 | 「古代東北と王権」 「日本書紀」の語る蝦夷 講談社現代新書1559 講談社 2001.6 | ● | |
| 序章 東北ー多孔質の身体 第一章 蝦夷の三輪山(一) 581年?(敏達十年)・「辺境」-蝦夷の魁師綾糟 第二章 蝦夷の三輪山(二) 581年?(敏達十年)・三輪山麓泊瀬川-綾糟の誓い 第三章 綾糟の連合国・国造・毛野王 四ー八世紀 東国・陸奥 -北へ走る<ヤマト>(一) 第四章 阿倍氏と陸奥 四ー七世紀 東国・常陸・陸奥 -北へ走る<ヤマト>(二) 第五章 崇神期からヤマトタケルまで 四世紀 東国・常陸・陸奥 -北へ走る<ヤマト>(三) 第六章 景行から阿倍比羅夫まで 四ー七世紀 陸奥・越・渡嶋 -北へ走る<ヤマト>(綾糟の連合国・国造・毛野王 四ー八世紀 東国・陸奥 -北へ走る<ヤマト>(一)綾糟の連合国・国造・毛野王 四ー八世紀 東国・陸奥 -北へ走る<ヤマト>(一)四) 第七章 多賀柵構築からアザマロの乱まで 八世紀中葉ー多賀・雄勝・桃生・伊治 第八章 アテルイと田村麻呂 延暦21年(802)までー胆沢へ | |||
| 高橋富雄 編 |
「東北古代史の研究」 吉川弘文館 1986.10 | ||
| 総論 東北古代史の位置づけ(高橋富雄) 民族論における蝦夷とアイヌ(工藤雅樹) 安倍比羅夫記事に関する基礎的考察(熊谷公男) 蝦夷の朝貢と饗給(今泉隆雄) 蝦夷と蝦狄ー古代の北方問題についての覚書ー(熊田亮介) 柵(高橋崇) 多賀城創建をめぐる諸問題(進藤秋輝) 陸奥国小田郡の産金とその意義(佐々木茂楨) 道嶋宿禰一族についての一考察(伊藤玄三) 律令制下における陸奥出羽への遣使についてー鎮守将軍と征東使ー(渡部育子) 九世紀の地方軍制について(吉沢幹夫) 前九年の役見なおしのために(神居敬吉) 『吾妻鏡』と平泉(高橋富雄) 境界都市平泉と北奥世界(斉藤利男) 奥羽の荘園公領についての一考察ー遠島・小鹿島・外が浜ー(大石直正) 諸国一宮祭礼試論(誉田慶信) 秋田城介の復活(遠藤巖) 糠部の駿馬(入間田宣夫) 牛袋の聖考(伊藤信) 蔵王信仰・龍山信仰と大山荘(伊藤清郎) 津軽山王坊における日吉神社の建築(坂田泉) | |||
| 福島県立博物館 編 |
「図説・福島の古墳」 福島県立博物館 1997.3(第2版) | ● | |
| 1.古墳とその時代 2.前方後円墳の謎 3.福島県内の古墳 (1)会津盆地の古墳 一箕古墳群、会津大塚山古墳、堂ケ作山古墳、宇内青津古墳群、亀ケ森古墳・鎮守森古墳、杵ガ森古墳、雄国山麓の古墳群、十九壇古墳群、深沢古墳 (2)中通りの古墳 塚野目第1号墳、錦木塚古墳、稲荷塚古墳、下鳥渡八幡塚古墳、傾城壇古墳、正直古墳群、麦塚古墳、蝦夷穴古墳、大仏古墳群、塚畑古墳、鬼穴古墳、宮前古墳、悪戸古墳群、大壇古墳群、泉崎横穴、原山1号墳、笊内古墳群、蓑輪坂ノ前古墳群、竜ケ塚古墳 (3)浜通りの古墳 真野古墳群、横手古墳群、羽山横穴、桜井古墳、本屋敷古墳群、堂ノ森古墳、清戸迫横穴、甲塚古墳、玉山古墳、中田横穴、金冠塚古墳、八幡横穴群 | |||
| 山形県立うきたむ風土記の丘考古資料館 編 |
「出羽国ができるころー出羽建国期における南出羽の考古学ー」 山形県立うきたむ風土記の丘考古資料館 2008.10 | ● | |
| 序章 飛鳥・奈良時代のやまがた 第Ⅰ章 出羽建国前後期の考古資料 第Ⅱ章 優嗜曇評(郡)から置賜郡へ 第Ⅲ章 米沢盆地の古墳群 第Ⅳ章 優嗜曇古代窯業のはじまり 第Ⅴ章 最上郡と出羽郡 第Ⅵ章 仏教と風水思想 第Ⅶ章 開発進む南出羽 終章 南出羽の発展 解説編 「出羽建国前後期の南出羽考古学」 | |||
| 坂詰秀一監修 品川歴史館 編 |
「東京の古墳を考える」 雄山閣 2006.7 | ● | |
| はしがき(坂詰秀一) 学史から見た東京の古墳(斉藤忠) 東京の古墳を歩く(大塚初重) 品川の古墳(内田勇樹) 武蔵府中発見の上円下方墳(江口桂) パネルディスカッション・東京の古墳を考える(野本孝明、谷口栄、松崎元樹、岡崎完樹、江口桂、司会・池上悟) 多摩川流域の古墳(付)三鷹市・天文台構内古墳の調査(池上悟) 東京低地の古墳(谷口栄) 東京の主要古墳知名表(品川区立品川歴史館編) あとがき(柘植信行) | |||
| 広瀬和雄 池上 悟 編 |
「武蔵と相模の古墳」 季刊考古学・別冊15 雄山閣 2007.12 | ● | |
| 序論ー古墳時代東国像の構築に向けて(広瀬和雄) 第一章 武蔵・相模における首長墓の動向 武蔵北部の首長墓(太田博之) 多摩川流域における首長墓の様相(池上悟) 相模の首長墓系列 第二章 武蔵・相模における古墳の特性 武蔵の横穴墓と群集墳(池上悟・太田博之) 相模の後期古墳と横穴墓(立花実) 相模の二つの古墳群ー秋葉山古墳群と長柄・桜山古墳群ー 第三章 武蔵・相模古墳時代の諸問題 埴輪の生産と流通ー生出塚埴輪窯跡を中心に(山崎武) 武・相の渡来文化ー陶質土器をめぐって(酒井清治) 「辛亥」銘鉄剣と「武蔵国造の乱」(仁藤敦史) 後・終末期古墳の威信材(松崎元樹) 武・相の馬具と戦い(岡安光彦) 第四章 各地の主要古墳 塩古墳群、埼玉古墳群、小見真観寺古墳・八幡山古墳、若宮八幡古墳・穴八幡古墳、多摩川台古墳群、野毛大塚古墳・御岳山古墳、武蔵府中熊野神社古墳・北大谷古墳、瀬戸岡古墳群、加瀬白山古墳、真土大塚山古墳、登尾山古墳・埒免古墳、桜土手古墳群 まとめー武蔵・相模地域における古墳文化の特質ー(池上悟) | |||
| 森浩一企画 | 「日本の古代遺跡」 保育社 | ● | |
| (16)群馬東部 梅沢重昭編著 1987、 (17)群馬西部 田島桂男著 1984、 (44)栃木 久保哲三編著 1990、 (14)山梨 山本寿々雄 1984、 (51)岩手 高橋信雄・昆野靖共著 1996、 (15)宮城 工藤雅樹著 1984、 (21)山形 川崎利夫著 1985、 (45)福島 穴沢味光・馬目順一共著 1991、 (29)青森 鈴木克彦著 1986、 (24)秋田 富樫泰時著 1985、 |
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| ▽ | |||
| (古代中国・朝鮮半島の文化文明、奄美/対馬/北方ルートで渡来した古代文化) |
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| 鶴間和幸 黄暁芬 |
世界歴史の旅「中国古代文明」 山川出版社 2006.8 | ||
| 第Ⅰ部 文明を生み出した中国のあゆみ 1.中国文明へのアプローチ 2.中国文明の誕生(新石器時代) 3.都市文明の成立(夏殷周) 4.中華世界の興亡(春秋戦国時代) 5.古代帝国の文明(秦漢) 6.胡漢文明と仏教(魏晋南北朝) 7.世界帝国と東アジア(隋唐時代) 第Ⅱ部 中国古代文明を訪ねて 1.古都西安を訪ねて 2.洛陽・鄭州を訪ねて 3.華北・山東・東北の地を訪ねて 4.長江流域 | |||
| 飯島武次 | 「中国新石器文化研究」 山川出版社 1991.3 | ||
| 第1章 中国の新石器時代文化研究 第1節 中国新石器文化研究史 第2節 土器の器形名称と紋様 第2章 黄河流域の新石器時代前期・中期文化 第1節 黄河中・下流域の新石器時代前期文化 (1)新石器時代前期初頭の文化 (2)穀物の栽培と土器の出現 第2節 黄河中流域の仰韶文化について (2)半坡遺跡 (3)半坡類型の遺跡 (4)廟底溝類型の遺跡 (5)西王村類型 (6)仰韶文化諸類型の編年 第3節 黄河上流域の仰韶文化 第4節 黄河下流域の大汶口文化 第3章 長江流域の新石器時代前期・中期文化 第1節 長江流域以南の新石器時代前期文化 第2節 長江中・下流域の新石器時代前期文化 第2節 長江中・下流域の新石器時代中期文化 (1)はじめに (2)馬家浜文化 (3)北陰陽営文化 (4)大渓文化 (5)屈家嶺文化 第4章 黄河流域の新石器時代後期文化 第1節 黄河中流域の前期龍山文化 (1)龍山文化について (2)廟底溝第2期文化 第2節 黄河中流域の後期龍山文化 (1)河南龍山文化について (2)王湾類型 (3)后岡類型 (4)王油坊類型 (5)三里橋類型 (6)下王岡類型 (7)陝西龍山文化 (8)陶寺龍山文化 第3節 黄河下流域の龍山文化 第4節 黄河上流域の龍山文化 第5章 長江流域以南の新石器時代後期文化 第1節 長江流域の新石器時代後期文化 (1)良渚文化 (2)青龍泉第3期文化 第2節 華南の新石器時代後期文化 (1)石峡文化 (2)曇石山文化 第6章 中国新石器文化の諸問題 第1節 図象記号と図画紋 第2節 中号稲作農耕の起源と展開 (1)はじめに (2)中国の古代稲 (3)周辺地域への稲作農耕の伝播 (4)収穫具から見た稲作農耕の伝播 (5)おわりに 第3節 新石器時代後期文化と銅器文化 (1)はじめに (2)金属器を伴出する龍山時代遺跡 (3)初期金属器を伴出する文化の性格 (4)おわりに 第4節 河南龍山文化(夏文化)と二里頭文化 第5節 中国新石器文化研究のまとめ 後記 | |||
| 王小慶 | 「仰韶文化の研究ー黄河中流域の関中地区を中心にー」 雄山閣 2003.3 | ● | |
| 序章 中国における土器の登場と新石器時代文化の展開 第1章 仰韶文化研究史 第2章 仰韶文化集落構成が発生した文化基盤ー中国新石器時代の集落構成の研究ー 第3章 仰韶文化集落構成の研究 第4章 仰韶文化の埋葬制度の研究 第5章 仰韶文化の地域性と時期性 終章 総括 | |||
| 杉本憲司 | 「中国古代を掘る 城郭都市の発展」 中公新書813 中央公論社 1986.8 | ||
| 1.石器時代人の住居 2.龍山文化期の城堡 3.殷商時代の城郭 4.西周時代の城郭 5.城制の完成ー春秋・戦国時代の城郭 おわりに | |||
| 杉本憲司 | 「中国の古代都市文明」 佛教大学鷹陵文化叢書6 思文閣出版 2002.3 | ● | |
| 第Ⅰ部 第一章 中国大陸に生まれた文明 第二章 環濠集落の出現と初期の城壁 第三章 龍山文化期の城 第四章 初期国家の城 第五章 殷商時代の城 第六章 殷後期の城 第七章 出土品よりみる文明ー青銅器の出現 第八章 交通と文明 第九章 礼樂の器 第十章 文字の出現と文明の成立 終章 文明の成立と文化の基盤 第Ⅱ部 第一章 中国の皇帝陵ー成立期を中心に 第二章 『三国志』時代の歴史情勢 第三章 倭人の源流を探るー呉越文化と「倭人伝」 | |||
| 渡部 武 | 「画像が語る中国古代」 イメージリーディング叢書 平凡社 1991.11 | ||
| 序章 漢代画像史料のイコノロジー 第一章 中国古代の神話世界の崩壊 第二章 犂耕文化のひろがり 第三章 陂塘灌漑と稲作 第四章 漁撈採集生活 第五章 製塩と製鉄 第六章 調理と飲食 第七章 紡織技術と衣生活 第八章 市場のにぎわい 第九章 盤上の小宇宙と六博ゲーム | |||
| 後藤 直 茂木雅博 編 |
「東アジアと日本の考古学」 墓制② 同成社 2002.3 | ||
| 韓国の墳周土器(林永珍) 新羅の土偶(宋義政) 円筒埴輪という装置ー形態論・機能論からの検討ー(犬木努) 日本の形象埴輪(稲村繁) 五胡十六国・北朝時代の出行図と鹵簿俑(蘇哲) 古代朝鮮の古墳壁画(東潮) 九州の装飾古墳(高木恭二) 中国の壁画墓ー河西地区を中心にー(孫暁崗) 二つの壁画古墳ーキトラ古墳と高松塚古墳ー(猪熊兼勝) 総括ー論点の整理と研究の展望ー茂木雅博 | |||
| 金両基監修 | 「図説韓国の歴史」 1988初版 1966改訂版 河出書房新社 | ● | |
| 金両基 | 「物語 韓国史」 1989 中央公論新社 | ● | |
| (その他、多神教と一神教、古代の鉄など) | |||
| アミール・D・アクセル 林 大訳 |
「神父と頭蓋骨 -北京原人を発見した「異端者」と進化論の発展-」 早川書房 2010.6 (ダーウィンの進化論、ジャワ原人の発見をイントロとして、北京原人の発見に携わった優れた科学者であり敬虔な神父であるピエール・ティヤール・ド・シャルダン神父(1881-1995)の科学と信仰を融合させた理論が、進化論に背を向けるローマカトリックおよびイエズス会と衝突する様をノンフィクションで綴る。) |
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| 本村凌二 | 「多神教と一神教 ー古代地中海世界の宗教ドラマー」 岩波新書967 2005.9 | ● | |
| K.ホプキンス 本村凌二他訳 |
「神々にあふれる世界」上下 岩波書店 2003 | ● | |
| 村川堅太郎 長谷川博隆 高橋 秀 |
「ギリシア・ローマの盛衰 古典古代の市民たち 講談社学術文庫1080 1993.6 | ● | |
| たたら研究会編 | 「日本古代の鉄生産」 六興出版 1991.1 | ||
| 田口 勇 尾崎保博編 |
「みちのくの鉄」 仙台藩どう屋製鉄の歴史と科学 アグネ技術センター 1994.3 | ||
| 篠田謙一 | 「日本人になった祖先たち ーDNAから解明するその多元的構造ー」 NHK出版 2007.2 |
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| はじめに 第一章 遺伝子から人類史をさかのぼる 第二章 出アフリカーミトコンドリアDNAが描く新人の拡散 第三章 DNAが描く人類拡散のシナリオ 第四章 アジアへの二つの道すじ 第五章 日本人の持つミトコンドリアDNA 第六章 日本人ミトコンドリアDNAの地域差ー北海道先住民、沖縄、そして本土日本人 第七章 古人骨の語るもの 第八章 日本人になった祖先たち 第九章 父系でたどる人類の旅路ーY染色体を追う 第十章 DNAが語る私たちの歴史 参考文献 あとがき | |||
| 崎谷満 | 「DNAでたどる日本人10万年の旅 ー多様なヒト・言語・文化はどこから来たのかー」 昭和堂 2008.1 |
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| はしがき 第八刷にあたって 第一章 日本列島における多様性の貴重さ 第二章 多様な文明・文化の日本列島への流入 第三章 日本列島における言語の多様な姿 第四章 日本列島における多様な民族・文化の共存 第五章 多様性喪失の圧力に対して あとがき 参考文献 | |||
| 崎谷満 | 「新日本人の起源 ー神話からDNAへー」 勉誠出版 2009.9 |
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| はしがき 第一章 日本列島ヒト集団のDNA多様性 1.単系統説 2.北ルート系集団南下説 3.ハプログループ多源論 第二章 日本列島に流入した多様な文化 1.日本列島多民族共存論 2.日本列島文化複数起源論 3.多文化共生モデル 第三章 日本列島における言語の多様な姿 1.多言語共存論 2.言語学的普遍主義 3.言語多元主義 第四章 多様性の認識 あとがき 参考文献 | |||