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「西国観音霊場33ケ所」

近畿南部の西国33ケ所である。

3月1日早朝、藤井寺ICからすぐの第5番葛井寺(ふじいでら)を皮切りに、4番施福寺(槙尾寺)、3番粉河寺、2蕃金剛宝寺(紀三井寺)と巡拝した。

翌日からは、葛城・飛鳥・奈良の散策の道すがら、6番南法華寺(壷阪寺)、7番岡寺(龍蓋寺)、番外法起院、8番長谷寺、9番南円堂までをゆっくりと巡った。

桜の季節だと、どんなに美しいかと思えるお寺の数々だったが、桜の開花前の静かな風景もまた良かった。

以下、巡拝順に記録する。

第5番 紫雲山 葛井寺 (ふじいでら)   本尊:十一面千手千眼観世音菩薩 
真言宗御室派  大阪府藤井寺市藤井寺1−16−21

真言宗御室派。 創建:神亀2年(725)、開基は行基菩薩(聖武天皇)とされる。

南大門の前は車一台がようやく通り抜ける道だが、おみやげ屋などもある。近くは住宅やお寺が密集している。 最近中国で碑が見つかり話題になった「井真文」の日本姓は「藤井」かとも言われ、この地の出身とされている。新聞記事や幟が門前にある。
南大門から入ると石畳の道が本堂に導く。境内は狭いが下町情緒がある。この地に飛鳥・奈良時代以前(5世紀)に河内王朝があった事、その時代の文化の流れを想像する。 本尊の千手観音(国宝)は秘仏だが毎月18日には開扉される。木心乾漆像のオーソドックスな像で、飛鳥・奈良時代の天平像と一味違ったものらしい。
大師堂と修業大師像が石畳道の右側にある。 駅前の商店街に抜ける西門は重文の四脚門(豊臣秀頼再建)で、通勤・通学の人が観音様に挨拶して南大門から駅前に抜ける。

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