| 「西国観音霊場33ケ所」 |
第6番 壷坂山 南法華寺 (みなみほっけじ) 「壷坂寺」 本尊:十一面千手千眼観世音菩薩
奈良県高市郡高取町壷坂3
| 真言宗。 創建:大宝3年(703)、開基:弁基上人 |
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西国33ケ所は、第6番から第9番までは奈良県である。 前日和歌山で一泊して、国道24号を紀ノ川沿いに”五條”まで行き、古代の豪族である葛城・鴨氏の旧跡と役行者の誕生寺とされる吉祥草寺を訪ねた後、斉明天皇陵の際を通り、高取町・近鉄吉野線”つぼさかやま”の下土佐で国道169に出る。壷坂寺へは標識に従い高取城跡に通じる道を登る。 高取城は南北朝時代に南朝方の越智氏に築かれ、豊臣秀長の家臣・本多氏が難攻不落の山城として完成した。壷坂寺からは徒歩45分である。山麓の土佐は城下町の風情を残し、子嶋寺の山門は高取城から移したもの。 壷坂寺も高取山(584m)の中腹にあり、境内からは山の重なりの合間に飛鳥・檜隈地方が見渡せる。 正式には「南法華寺」だが、浄瑠璃”壷坂霊験記”のお里沢市で知られ壷坂寺とふつう呼ばれる。眼病封じ祈願の寺でもある。 |
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| 広大な駐車場は、拝観所で拝観料(¥500)を払って使用する。駐車場のすぐ上に養護盲老人ホーム”慈母園”がある。谷間の向こうに耳成山が見える。 | 右手に大講堂を見て、拝観所を通り、朱塗りの仁王門を入ると左に朱塗りの多宝塔があり、一段高い所に礼堂・本堂、三重塔がある。 | |
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| 仁王門。 | 多宝堂を過ぎ、礼堂への回廊へ石段で登る。右側に大石堂。 | |
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| 礼堂へは回廊を歩く。突き当たりで納経して貰う。 | 重文の礼堂は室町時代のもの。 | |
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| 釈迦一代記(写真は一部)の大レリーフが三重塔の脇に張巡らされている。社会福祉事業とともに、石彫刻のお寺の感が深い。 | 大石堂では石像についての知識が得られる。壷坂寺はインドでハンセン病の救済を続けており、その功績によりインド政府から国外不出の石像物を寄贈された。 | |
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| 最奥の八角円堂が本堂(江戸後期の再建)、その前に重文の礼堂と三重塔(室町期)。 | 天竺渡来の大観音像とデカン高原(インド)の花崗岩で作造された大涅槃像。 |
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