| 「西国観音霊場33ケ所」 |
第10番 明星山 三室戸寺 (みむろとじ) 本尊:千手観世音菩薩
京都府宇治市莵道滋賀谷21
| 本山修験宗。 創建:宝亀元年(770)、開基:行表和尚 |
| 11月25日昼過ぎにJR宇治駅に着いた。三室戸寺の参拝と番外に平等院を訪れるだけの一日である。JR宇治駅から三室戸寺まで宇治川を宇治橋で渡り約2km歩く。京阪宇治線三室戸駅からの広い参道を上って行くと、左斜めに入る狭い参道がある。上りつめた所にある駐車場前を直角に左に入り、杉木立でかこまれた道を上ると山門に到着する。 |
![]() |
![]() |
|
| 14:03 山門に到る。静かな境内に導かれるが紅葉真盛りで、しかも巡礼ツアーと一緒になったのですこし賑わしい。 | 山門から本堂に到る道の右手に、花の寺にふさわしい広大な庭園が広がる。アジサイ、ツツジの季節が美しいという。 | |
![]() |
![]() |
|
| 石庭がある。 | 本堂には60段の石段を上る。紅葉が美しい。 | |
![]() |
![]() |
|
| 江戸後期再建の重層入母屋造りの本堂。歩道前にはハスの鉢植えが並ぶ。納経所は石段を上ったすぐ左手にある。本尊は光仁期の千手観世音で秘仏である。33年毎に御開帳される。普段は精巧な模作が代役を務める。本堂には清涼式釈迦如来像が安置されていたが、毘沙門天像、阿弥陀堂の阿弥陀如来像、観音像、勢至像(いずれも重文)とともに宝蔵庫にあり毎月17日に公開される。拝観できるのは精巧な模作像である。 |
||
![]() |
![]() |
|
| 本堂右に、阿弥陀堂と鐘楼がある。お堂を境内の一辺に集め、本堂前の空間を多くして花の美しさを強調している。 | 鐘楼の奥には三重塔が立つ。三重塔は江戸期のもので、高蔵寺(兵庫県)から明治終りに移された。 | |
![]() |
![]() |
|
| 「浮舟之古跡」の石碑と宝筐印塔が趣をそえる。宇治は「源氏物語」の地。 | 本堂裏の一段高い所に「十八神社」がある。もともと現三室戸寺の場所は十八神社があった所のようで、渡来人が産土神を祀った新羅神社(新羅大明神を祀る)及び秦氏との関連が興味深い。 | |
| 三室戸寺を15:00に出て平等院に向う。 | ||||||
阿弥陀堂![]() |
![]() |
|||||
| 朝霧橋のたもとに浮舟と匂宮のモニュメントが建つ。この左に平等院とともに世界遺産に登録された宇治上神社がある。 | 朝霧橋・中の島(橋島・塔島)・喜撰橋で宇治川の対岸に出る。対岸の仏徳山が紅葉している。平等院へは橋を渡りきって直進して広い道に出ると右折、暫く行くと右手に平等院の南門がある。 | |||||
| 平等院 本尊は阿弥陀如来(平安時代後期、定朝の作) | ||||||
![]() |
![]() |
|||||
| 15:55 南門を入り順路を進むと、山門をくぐり右手に鳳翔館があり、浄土院、不動堂を通り鳳凰堂の前に出る。幼時に訪れた時の記憶とは全く面影の異なる境内に戸惑う。 | 鳳翔館では木造雲中供養菩薩像51体に加え、平成大修理の際に発見された光背周辺部の飛天6体が「残された光の創造」として展示されていた。いずれも見ごたえのある造形だった。 | |||||
![]() |
![]() |
|||||
| 夕闇がせまった鳳凰堂 | ||||||
| 前回 | 次へ |