周辺の山に登ろう @ 水道山
水道山(標高156m-国土地理院地図より)。
正式には瑞龍寺山というらしい。
金華山系の一番西南の位置に位置する山である。
途中に上水道の施設があることから、地元ではあたり前に水道山と呼ばれている。
というか、多くの人がそれが正式名だと思っている。
山頂近くには駐車場を備えた展望台がある。この場所自体もピークになっている場所なのだが、山頂はこの東側のもう一段高いところである。
この展望台がよく雑誌とかで夜景の特集でとりあげられる金華山ドライブウェイの展望台である。昼間でも市内が一望できるが、夜景は確かにきれいである。岐阜の街明かりがすぐ真下に広がるのである。標高がそれほど高くない(約130m)ため、夜景には絶妙の高さなのである。
かつてはこの展望台の位置に、プラネタリウムと観覧車などを備えた小さな遊園地があった。遊園地といってもデパートの屋上にあったようなものとたいして変わらないような規模のものではあったが、プラネタリウムはまだその時代には珍しかった。ふもとからのリフトも運行されていた。また体験学習的なイベントが多く組まれ全国的にも有名だった岐阜ユースホステルもこの山にあった。昭和の時代の話である。
この山への登り口はいくつもある。一番メジャーなのは市街地柳ヶ瀬側にある粕森公園からのルートだろう。登り口は神社社務所のよこである。途中水道施設のところで藍川町からのルートが合流、終点近くでは鶯谷からのルートも合流する。出る先は展望台の横である。
梅林公園の側から登るルートは公園奥の神社の右手から入る。途中、稲荷神社のところで鶯谷トンネル東口の側からのルートと合流。すこし上ると分岐点のようなところに出る。このあと本筋を登ればドライブウェイの三叉路のところへ、山頂を経由して展望台駐車場へ向かうルートや、脇の獣道のようなところから横歩きで展望台駐車場のところへ出るルートもある。
*決められた登山道を歩きましょう。
生態系を守るため、沢筋や水の流れたあとをショートカットに使ったり、登山道から外れて森の中を踏み荒らしたりしないようにしましょう。ロープやバリケードをまたいで進むなどはもってのほかです。また、ルート上に巨木がある場合も多々ありますが極力木の根を踏まないコースどりをしましょう。
*火気厳禁
あたり前のことですが水がないため消火は困難を極めます。山火事で失われた森を元に戻すには100年単位の時間がかかります。岐阜城周辺など決まった喫煙場所以外でタバコをすったりしないようにしましょう。
粕森公園から登る
おそらく一番メジャーなルートである。
中心部柳ヶ瀬から徒歩5分程度のところにあるこの公園からのルートは、地元民の早朝散歩ルートとして多くの利用がある。遊歩道(この一帯のルートは登山道ではなく遊歩道と呼ばれている)は基本的に舗装されており、傾斜の急なところは階段になっている。舗装といっても玉石をセメントで固めたもののため、雨上がり等は滑って転ばないように注意が必要である。
近年粕森公園の元ボウリング場などのあった辺り(寺町に近い側)は散策用に整備され、昔の面影は消えてしまった。また、遊歩道側も場違いにも見える立派な螺旋階段ができた。どの登り口から入っても公園のすぐ上で遊歩道に合流するのでお好みのところから入るとよいだろう。
途中水道施設の横を通り、他からの二つのルートを合流して展望台の横へ出るルートである。
粕森公園
遊歩道の登り口は神社社務所の横にある。螺旋階段を上るもよし、その真下のもともとの階段を上るもよしである。
【関連ページ 粕森公園・橿森神社一帯は 19号館へ】
しばらくは階段が中心の道である。
ほどなく右手に石垣のあるところに到着する。水道山の名前の由来でもある水道施設である。展望台へ直行するなら石垣に沿ってすり抜けることができる。石垣の上はちょっとした広場になっている。設備の大半はこの地面の下である。
【ここまで粕森公園から約2分】
石垣の横で、藍川町からの
ルートが合流する。
【藍川町方面 このページ下部】
この先は多少階段のところもあるが、大半は緩やかな坂道である。
山側は岩肌がむき出しになっており、人がすれ違える程度の幅の道である。
展望台到着のすぐ手前で鶯谷からのルートが合流する。
右奥の石垣はもう展望台の土台である。
【鶯谷方面 このページ下部】
展望台のすぐ横に到着である。
【ここまで粕森公園から約10分】
水道山
いまでは金華山ドライブウェイの展望台として有名なこの場所だが、その昔はプラネタリウムや遊園地があった。
上の画像と下の画像は
ほぼ同じ位置。
今では広場になっているこのあたりには遊具がいっぱいあった。
当時ふもと(粕森公園)にはボウリング場もあり、
リフトでここまで結ばれていた。
(画像いずれも1970年撮影)
展望台からの眺望。市街地が一望できます。
左から田神方向、岐阜駅方向、柳ヶ瀬方向、市役所方向、市民会館方向
ここから見る岐阜城はこんな感じです。
なお、この山のホントの山頂は東側に見えるあのてっぺんです
鶯谷から登る
登り口は鶯谷トンネル西口の、トンネルに向かって右側の歩道です。左側の歩道はそのままトンネルの中に入ってしまいますのでご注意。
遊歩道自体は粕森公園のルートと同様の舗装がされています。
登り始めてすぐの部分です。
下をトンネル道路が走っているのですが、
遊歩道のガードレールがたいへん低い(腰より低い位置)
ので転落に注意してください。このあたりは道幅も狭く、
すれ違うのがやっとです。
このルートはつづら折に上を目指します。
緑の豊富さでは他のルートにも負けないでしょう。
途中時の鐘からの横歩きのルートが合流します。
【関連ページ 時鐘楼方面は権現山のページへ】
展望台下の合流点につきました。
【ここまで鶯谷登り口から約11分】
藍川町から登る
粕森公園とそうはなれていない登り口です。
距離が稼げない分こちらのほうが若干急な斜面となります。
登り口は旧村上病院の裏手です。
近年登り口の階段にロープが張られたようですが廃道なのでしょうか。
上から降りてくるところ(水道施設横)は特に封鎖されていないのですが。
ほとんどの人はもともと粕森公園のルートを使っていましたので、影響はほとんどないのですが。
last update 2006.05.23.
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