1.「シアトル」裁判 (クロウ事件) −東京高裁にて、八年の長きにわたる裁判にようやく終止符−
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| @概 要 |
学会が「シアトル事件」と称していた件ですが、これは、“昭和38年、アメリカのシアトルで日顕上人(当時・教学部長)が売春婦と金銭トラブルを起こした”等というものでした。
学会は、30年も前の話だから、どんなに事実無根の報道をしてもバレることはない、と思ったのか、ヒロエ・クロウという、シアトル在住の一学会員を唯一の告発者に仕立てて、クロウの口から語られる、現実にはありえない荒唐無稽(こうとうむけい)な物語を機関紙誌に書き散らしたのです。
しかし、所詮は事実無根の話ですから、その物語には矛盾点がたくさんありました。
宗門側は、その矛盾点を挙げて、「シアトル事件」などというものは現実に存在しない、作り話だ、反論しました。
それに対して、学会は、ヒロエ・クロウを原告にしてアメリカで裁判を起こしました。「クロウを嘘つき呼ばわりしたのは、名誉毀損(きそん)だというのです。
これが、学会の言っていた「シアトル裁判」です。
このアメリカでの裁判は、学会・クロウ側が完全に敗訴して終結しました。
アメリカの裁判所は、「この裁判は、日顕上人を陥(おとしい)れるために創価学会が仕組んだものだ」と、判決文の中でハッキリと認定したのです。
一方、日本の東京地裁でも、これに関して裁判が行われていました。こちらは、学会のあまりのひどい報道に対して、宗門側が名誉毀損で提起したものです。
この裁判の過程でも、宗門側の綿密な反論により、「シアトル物語」の崩壊は、誰の目にも明らかとなりました。
ところが、平成12年3月・・・判決直前に2度も裁判長が変わった末、東京地裁の下田文男裁判長は、宗門
側の物的証拠に基づく緻密かつ論理的な主張を一切無視し、ただヒロエ・クロウの陳述だけを無理やり認める形で、学会側を勝たせる判決を下しました。
宗門側は、即刻、東京地裁に控訴しました。そして、その裁判は、平成14年1月、宗門にとって勝訴以上の大勝利で決着したのです。
すなわち、
創価学会による「シアトル事件」云々などという報道は、今後、完全に差し止めとする |
一審における下田判決(宗門敗訴の不当判決)は無効とする |
日蓮正宗側が“「シアトル事件」なるものはなかった”と否定することを、学会側も承諾する |
との内容で、和解が成立したのであります。
これは、40年以上近くも前のアメリカ・シアトルでの出来事について、それがあったとも、なかったとも、立証することは裁判上、極めて困難であることから、東京高裁より強く和解勧告があり、この決着となったものです。
では、一審の不当判決により、いったん優勢になったかに見えた学会側が、何故、こうした逆転敗北ともいえる和解に同意したのでしょう。
それは、もとより、シアトルでの事件なるものが、「あった」として大宣伝を繰り返した学会側には、それを裁判の中で立証すべき責任がありましたが、客観的に第三者を納得させられるような立証が全くできず、このままでは敗訴となってしまう見通しが高まってきたからに他なりません。
そもそも、言論の自由を謳う憲法のもと、報道差し止めの条項を組み込んだ和解となることなど、極めて稀なことでありましょう。
それ故、この決着は、日蓮正宗として「勝訴以上の大勝利」といえるのであり、これによって途中の不当判決も全て消し飛んだのであります。
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| A日顕上人猊下 御著 『真実の証明』 |

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目次
はじめに
第一章 創価学会がなぜ捏造に及んだのか
第二章 虚偽に満ち満ちたヒロエ・クロウの「供述書」
第三章 ヒロエ・クロウ(創価学会側)のアメリカ訴訟での大敗北
第四章 元警官の偽証言まで持ち出した創価学会
第五章 なぜ異なる証言―創価学会側二人の証人
第六章 アメリカ連邦政府記録事件
第七章 『創価新報』はいかに事実を捏造したか
第八章 手帳は「ありのまま」を語る
第九章 東京地裁・下田判決への批判
第十章 写真偽造事件
むすび
資料(当時のシアトル警察官による宣誓供述書)
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『真実の証明』
はじめに を一部紹介
執筆の理由
本書に記述されたすべては真実である。そしてまた、創価学会の数々の誹謗(ひぼう)捏造(ねつぞう)に対する私自身の真実の宣言でもある。
なぜそうした宣言をなさねばならないのか。それは、総本山大石寺に七百五十年来存続する日蓮大聖人、日興上人以来の仏法と宗門の名誉を守るために課せられた、法主・管長としての私の義務だからである。
平成四年六月以降、創価学会は、私が昭和三十八年春、日蓮正宗における第一回海外出張授戒のため渡米した際、その行程中に訪れたシアトルで、単身、投宿先のホテルを抜け出して、買春行為を行い、その後、売春婦とトラブルになり、路上にて警官に引き止められる事件を起こしたとの虚偽報道を執拗(しつよう)に繰り返してきた。
この報道の根拠としては、ヒロエ・クロウ(以下クロウという)なる女性の「告発」なるものが挙げられている。クロウは「事件現場」に、警官の要請で急行し、私の窮地(きゅうち)を自ら救ったと公言した。またその翌日には、移動中の飛行機内で、私がスチュワーデスに対して痴漢行為をはたらいたとも「告発」したのである。
創価学会は、このクロウの告発≠ニ称するものに依拠(いきょ)した形をとって、「シアトル事件」と呼称して、その組織全体をかけて、空前の中傷報道をなし、それは現在においても執拗に続けられている。
だがしかし、クロウやそれに同調する授戒関係者の私に対する攻撃は、まったくの虚偽であり、創価学会がクロウを名目的な当事者に仕立てて捏造(ねつぞう)した「クロウ事件」なのである。本書において、私はそのすべてを明らかにする。
創価学会がこのような攻撃をするのは、もっぱらその組織防衛のためである。「攻撃は最大の防禦(ぼうぎょ)」という戦略は世間一般も知るところであるが、これを最大限に実行しているのが創価学会なのである。
敵と見る者を倒すためには、いかなる不道徳や虚偽の報道もまったく意に介せず、平然としてこれを行うところに創価学会の邪悪極まる体質がある。名誉会長・池田大作の「嘘も百遍言えば本当になる」という有名な言葉も、目的のためにはいかなる嘘も平気で言う確信犯的な行為を会員に徹底させるためである。
創価学会員の中には、本来の信仰のあり方は日蓮正宗総本山にあって、創価学会はその普及団体に過ぎないという正当な見解を心の底に持っている者もある。その者たちを創価学会より脱会させないためには、たとえ嘘であろうとも、宗門を悪の巣窟(そうくつ)のごとくに宣伝し、そう思い込ませることが必要であり、かつそれを実践しているのである。平成四年六月以来の長年にわたる執拗極まる、この捏造宣伝は、まさにその意図から発したものである。・・・・・
いきさつ
東京地方裁判所における不可解な裁判の経緯
さてここで、東京地裁・下田判決に至る訴訟の経緯を一瞥(いちべつ)しておく。この訴訟は、創価学会機関紙による讒謗(ざんぼう)宣伝が著しい名誉毀損(きそん)に該当するため、日蓮正宗及び大石寺を原告として平成五年十二月十五日に提起されたものである。捏造報道とデッチ上げ事件の本質を司直の手により解明することが、なによりもその第一目的であった。
審理は東京地裁民事第十二部、篠原勝美裁判長のもとで開始され、平成九年三月まで同裁判長のもとで審理された。三年三カ月を要した裁判で、原告側はほぼ審理が尽くされたとの認識を持つのも蓋(けだ)し当然のことであった。ところがその時期になって、篠原裁判長は未判決のまま転属したのである。後をおそったのが濱野惺裁判長である。
審理を担当してから三回目の口頭弁論において、同裁判長は原告代表者の尋問を決定した。つまり、私に対し出廷して証言することを求められたのである。これに対して宗門関係者と代理人は、日蓮正宗最高の地位にあり、その立場の持つ宗教的権威を考慮し、かつ前例もないことなので私の出廷を避けたいとの意向を持っていた。
裁判を傍聴した宗門関係者の報告によると、私の出廷が決定された際、法廷内の創価学会員が、「これで(宗門は)訴えを取り下げる。裁判は勝った」 と、小躍りしつつ飛び出していった由。まったくもって笑止千万なことである。私は、代理人からの報告に対して、即座に断固として出廷する決意を述べた。没義道(もぎどう)の誹謗を繰り返す創価学会や池田大作を提訴した以上、正々堂々と事実を述べることこそ、私の地位・立場に求められることなのである。・・・・・
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| 2.「芸者写真」裁判 −裁判所も偽造写真と認定− |
| @概 要 |
学会のいう「芸者写真」ですが、これは、日顕上人ご夫妻はじめ僧侶方(夫人同伴)が祝宴に招かれた際の写真を、切ったり背景を全く作り変えたりして、『創価新報』などで悪用してきたものです。
学会は、この偽造・変造した写真を使い、「芸者をあげて遊蕩三昧」「堕落した行体」「芸者遊びにうつつをぬかす者」「芸者漬け」「芸者遊びにふける日顕(しょうにん)」「とどのつまり淫乱」「遊蕩と邪淫の現場」「一夜、数百万円の戯れである。日顕(上人)は骨の髄まで堕落している」「婢(はしため)に酒の相手をさせるどころか、自分のほうから出かけて行って、遊び狂っている」「遊蕩(ゆうとう)魔の地獄遊びの姿」等々、現実と全くかけ離れた説明文を付けて、日顕上人に対するイメージダウンを図り、もって日蓮正宗を「日顕堕落宗」などと呼んで攻撃したきたのです。
宗門側は、この学会の悪辣(あくらつ)な所業に対して、東京地裁に名誉毀損の訴えを起こしました。
東京地裁は、学会の写真変造の事実を認定した上で、「その違法性は社会通念上けっして容認できない」と認め、学会敗北の判決を下しました。
とろこが、学会側の控訴を受けた東京地裁の鬼頭季郎裁判長は、平成12年12月、写真の変造と違法性を認めつつも、「名誉を毀損されたのは日顕上人であり、原告の日蓮正宗ではないから」という、取って付けたような理由をもって、日蓮正宗側の請求を棄却してしまったのです。これまた、筋の通らぬ不当判決という以外になく、日蓮正宗側は直ちに最高裁に上告し、今、最高裁で審理されています。
それにしても、「シアトル」の件での一審判決といい、こうした、あまりに理不尽な不当判決を見るとき、私達は創価学会が自公連立という形で強大な権力を手中にした、その恐ろしさを、まざまざと痛感されられるものであります。
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| A偽造写真 |
| <その一>
本当の写真
↓
下の写真は、東京地裁が写真変造の事実を認定
「その違法性は社会通念上けっして容認できない」と認めた偽造写真

学会の付けた見出しは、 「日顕と芸者の対話」
「得意のポーズでご満悦−。出た、日顕の『芸者遊び』写真」
「日顕が欲っすは「カネ、酒、色」の堕落道 まだ信伏随従するのか。
芸者の世界は日顕の『心の故郷』!?政子が止めても『酒はやめられない』」・・・
実際には、猊下は部屋の中央におられたが、大がかりな変造によって遠近感までが変えられてしまい、部屋の隅に座っている形となった。
これを誤魔化すために学会では、離脱僧・小阪明英に、「気を使ってちゃんと中央に猊下の席を用意したのに、自分でワシはこっちがいいなんて、勝手に隅っこにいくことだってあったんですよ」などと言わせた。 |
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<その二>
本当の写真

↓
下の写真は、東京地裁が写真変造の事実を認定
「その違法性は社会通念上けっして容認できない」と認めた偽造写真

学会の付けた見出しは
「ワシ、もう“成仏しそう”」 「日顕堕落宗」
「退座の後はここにキマリ 猊座がなくても“芸座”があるサ」・・・
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| B「主催者は日顕(上人)」というのは全くのウソ |
離脱僧のひとり椎名法昭は、
「(この日の席は)日顕(上人)が主催し、主に開師(※六十世日開上人) の遺弟が招待された席だった」
と述べたが、実際は、椎名法宣師と阿部法胤師の主催による、椎名法宣師ならびに阿部法胤師の“古希の祝いの席”であり、日顕猊下は招かれて出席したにすぎない。
<証拠写真>

下座(主催者席)付近の写真
写真の左手が上座、右手が下座である。右から、小平法裕師、そのとなり2名が主催者の阿部法胤師と椎名法宣師、その奥が須賀法重師である。須賀師よりも僧階の高い椎名法宣師や阿部法胤師が下座なのは、この日の主催者であった証拠である。
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