「舞姫」森鴎外

ドガの「踊り子」。エリスもこんな風に「舞の師」からダンスを教わったのでしょうか。

【「舞姫」は古文である】

古文である、というのはうそですが、「文語文である」というのは本当です。
ですから、文語文法(古典文法)で読むのですよ。
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223ページ16行「いかでか人に知らるべき」・・・どうして人が知るであろうか、いや他人は知りはしない→「カ:は反語
227ページ13行「声をな人に聞かせたまひそ」・・・声を他人にお聞かせなさいますな →「な〜そ」で「禁止」
231ページ9行「芝居の化粧部屋に入りてこそ紅粉をも装ひ、美しき衣をもまとへ、」・・・芝居の化粧部屋に入った時はそれはきれいにお化粧もし、美しい衣装も着るけれども、→「こそ」で係り結び
236ページ6行「心にな掛けそ」・・・
心配するな→「な〜そ」で「禁止」
237ページ1行「ただ年久しく別れたりし友にこそ逢ひには行け」・・・
ただ長年別れている友に会いに行く→「こそ」で係り結び
239ページ4行「否とはえ答えぬが常なり」・・・
いいえとは答えられないのがいつものことである→「え〜打消し」で「不可能」
241ページ9行「え忘れざりき」・・・
忘れることができなかった→「え〜打消し」で「不可能」

ベルリンの地図と写真

以下再度更新