株を守る

ハマーの考え 

・プリントその1で漢文の基本(レ点・一二点・上下点・一レ点・上レ点)をマスターする。

・漢文入門3編のうち、「守株」を授業で、「狐借虎威」を宿題でやり、実際に漢文を読めて書き下せるようにする。

・中国の「春秋戦国時代」が諸侯の相拮抗する時代であったこと、「諸子百家」の人々が,諸侯を訪ね歩いては持              論を展開し、説得のために面白い「たとえ話」を多用したことを知る。

プリントのその2は教科書の284ページを読めばできます。自力でやっておくこと。

【書き下し文】

宋人に田を耕す者有り。
田中に株有り。
兔走りて株に触れ、頸を折りて死す。
よりて其のスキ(漢字です)を釈てて株を守り、復た兔を得んことを冀ふ。
兔復た得べからずして、身は宋国の笑ひと為る。
今先王の政を以って、当世の民を治めんと欲するは皆株を守るの類なり。   

 

 【口語訳】

宋の国の人で、田を耕すものがいた。
田の中に木の切り株があった。
ウサギが走ってきて切り株にぶつかり、首の骨を折って死んだ。
それで、その男は鍬を投げ捨てて切り株の見張りをし、またウサギを手に入れたいと願った。
ウサギはもちろんまたは得られず、その男は宋の国の笑いものとなった。
今、昔の名君の政治のやり方で、現代の民衆を治めようとするのは、みなこの「株を守る」のと同じである。
(昔うまく言ったやり方を繰り返しても、状況が変っているのだから、うまくいくわけではない)