岩間真知子
”こまい”を辞書で調べてみると、”木舞”とありました。(’97.8、古麻比通信4号より)梅沢様が、どうして“こまい”と名付けた冊子をだすようになられたのか、
経緯は伺っておりませんが、美しい名前と思いました。
自然を活かすと言う、日本の建築で、木はどのように舞うのでしょう。
想像するだけでも楽しいことです。
木はしめやかに、ひっそりと舞っているのでしょうか。
法隆寺を修理した西岡常一さんは、その本の中で「木は育った所で、
生えていた向きに建てるのが一番」と書いておられましたが、
心地良い所を得た時に、木は舞うのかもしれません。
日本の建材は、今、その殆どを輸入に頼っているそうです。
熱帯の木は、日本の寒さに震えているかもしれません。
また、”木”もどきの新しい建材で、せっかく建てた自分の家に入ると
アレルギーを起こして具合が悪くなる人もいるそうです。
今の日本で地元の材料を使って家を建てることは、とても贅沢なことなのでしょう。
でもどうか、木も人の心も安らいで、ゆるりと舞えるような良いお家を建て、
梅沢様が理想を実現されることをお祈りしています。
ちなみに、”こまい”は、軒の垂木の上に渡す細長い木材、また、壁の下地に
編みつけた割り竹の事だそうです。
不思議な名前ですね。
では、てんてこまいの私は、この辺で失礼します。 See you!