自然が友環境サイト・2号館 山梨の環境と田舎暮し実践録:楽天(2号館) 自然が友・総合案内

自然が友・甲府盆地・生活環境情報局 2013.03:2号館


自 然 賛 歌 風 景 写 真

人手をまったく加えてないような、正真正銘の「自然」を見つけることは非常に困難ですが、それに近いような風景を求めて身近な山々をあちこち徘徊し、感動し、ただひたすら賛美します。

山の花U
地元、牧丘町の乙女高原(標高約1600メートル)に咲く花です。

霧景色
霧が、静かに流れている。今まで見えていたものが、しだいに消されてゆき、生活感のない不思議な空間が出現する。けばけばしかった色彩は灰色に変えられ、鋭角な物体は、霧の中に融合させられる。

山道の宝物
農作業の合間を縫って、身近の山道や渓谷に探検にかける。素晴らしい景色や出来事に恵まれることがある。それを期待して、またでかける。

カラスとトンビ
ピーヒョロー・ピーヒョロー。澄んだ声で鳴きながら、大空をゆっくりと弧を描くトンビ。その姿の美しさに、うっとりと見惚れてしまいました。

晩秋そして冬
何をするでもなく、ただ漫然と庭を見ていることが多くなります。そのような時、葉もすっかり落ちた、しだれエゴノキの細い枝先に、ひっそりと、静かにとまっているジョウビタキを見ることがあります。水車、赤芝川、・・・

ジョウビタキが傍まで・・・
庭仕事をしていると、何処からとも無く、手の届くところまで近づいてくる小鳥。私の大好きなジョウビタキ。ジョウビタキは渡り鳥ですが、この時期には我が家の大切なお客様となります。何時の日にか、お話ができるようになりたいナ。ジョウビタキの旅の物語を。

チョウのこと
 チョウの寿命は、人間のそれと比較すれば、きわめて短(数週間程度)いものです。その間、外敵や事故から身を護り、次世代も残さなければなりません。立派ですね。 その一瞬一瞬は、私たちが想像するより、はるかに貴重で、スリリングな出来事に満ち溢れたものでしょう。

 我が家の花の上で、大切な一時を過ごすことがあります。それはそれは美しく、ハッと息を呑むほどの、神々しいまでのオーラに輝いています。何時までも、何時までも・・・、その光景が続きますように、と心に願いますが、数秒後には飛び立ち、レッドロビンの垣根を越えて、束縛なき自由な空間へ消えてしまいます。「美しき物、美しき事を、永遠に見続けたい!」なんて、欲が深すぎますね。「一瞬の美」に遭遇できたこと、これだけでも素晴らしく、それで満足しましょう。



小さな訪問者
何の予告もなく現れる、小さな訪問者。

晩秋から春が終わるころまでは、ジョウビタキが常連となっている。花が咲き乱れるころには、モンキチョウやヒョウモンマダラなどの蝶が現れ、庭の中を静かに乱舞している。ミツバチやマルハナバチも大切なお客様である。また、ちっちゃな手作りの池には、何処からか、アメンボウやミズカマキリが飛んできて、メダカや金魚たち先住民の仲間入りをしている。アメンボウのような水生昆虫や、睡蓮や名も知らない水草たちが、池の表面を賑わせ、池全体にも生気を与える。
小鳥たちは、土中の虫や、木の実などを、嬉々として啄ばんでいる。時としては、池で水浴びをすることもある。それらに飽きてくると、さっと、どこかへ飛んでいってしまう。
チョウたちは、蜜を吸った後には、そのお礼として卵を産みつける。やがて卵は芋虫に変化し、せっかく作った野菜などをムシャムシャと食べつくし、私を困らせる。

あっという間に去って行く、小さな訪問者。つかの間の出会いではあるが、自然の中での生き方や、環境の大切さを、命がけで我々に示している。

一見、取るに足らない、小さな者たち。彼らこそ、「地球環境」の根幹を支える、「大きな存在」なのである。

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ヒョウモンマダラが蜜を吸っています:動画でどうぞ


ヤンマの里帰り、そして産卵
2007年5月23日午前8時、水草のホテイアオイにしがみ付き、尾の先を水中に入れて産卵をしていました。
あのヤンマです。5月15日午前7時ごろ、我が家の小さな池を飛び立った、あのヤンマです。ヤゴが羽化してヤンマになった、あのヤンマに違いありません。
ヤンマの里帰りです。我が家が、このヤンマの実家なのです。

思っても見なかった大きな喜びを与えてくれました。撮影のために傍へ寄っても逃げる様子もなく、産卵を続けています。産卵が終わると池の面近くを、円を描きながら飛んでいました。一時間ぐらい表面近くを飛び回ると、今度は数メートルぐらい上を同じようにして飛び回り、10時半ごろに飛び去っていきました。この間、何回か、私の鼻先にも近寄ってくれました。

凄い思い出となりました。ヤンマの実家としての責任は、極めて重いものと知りました。

ヤンマの産卵:動画でどうぞ

ヤンマの旅立ち:動画でどうぞ

ヤンマの一生:食物連鎖
我が家の小さな池での出来事です。
一匹のヤンマが産卵を終わり、そのままの状態で寿命を全うしました。
数日後には、群がる金魚によって食べられ、完全に消滅しました。貪り尽くすときの金魚の表情には、”食うか食われるか”という、自然界の掟を見ました。ヤンマの成虫の寿命は、30日から50日程度といわれています。大切にしたいと思います。

シオカラトンボも産卵です
ヤンマは、メス一匹で産卵をしますが、シオカラトンボは、オスがメスの周辺を派手に飛びながら、産卵が終わるまで見守ります。

アオモンイトトンボも大切なお友達

水草の光合成反応(光化学反応と生化学反応)
小さな池には、メダカ、和金、コメット、アメンボ、ヤゴ、ニホンアカガエルなどが生き生きと暮らしています。今年は、ヤンマやシオカラトンボが羽化して飛び立ち、この池が彼らの実家になりました。

このような良好な環境を得るまでには、それなりの苦労がありました。

水と金魚だけの初期のシステムでは、アオコ(藻類)が大発生し、池の美観が台無しとなりました。それを防ぐために、アオコ抑制剤という化学薬品を、急いで池に入れました。確かに、アオコの発生は抑制されますが、睡蓮や水草などの植物類はまったく育ちません。また、魚類も産卵能力が抑制されるようで、池の生気が全く無くなり、金魚も苦しそうに、ただただ、浮かんでいるだけでした。

いろいろと試行錯誤の結果、水草の光合成反応に頼る現在のシステム(成長力旺盛な水草、睡蓮、ホテイアオイと水)となりました。おかげさまで、かっての無気力な池も、ヤゴが羽化する、活気ある姿に変身することができ、大いに満足しています。

ここで、水草の光合成反応(光化学反応と生化学反応)を簡単に説明します。

水中の水草に太陽光が当たると、水草中の葉緑体内のラメラ上で光化学反応が瞬時(1ナノ秒から10ミリ秒程度)に起こります。この結果、酸素分子、ATP(アデノシン3リン酸)、NADPH(ニコチンアミド・アデニン・ヌクレオチド・リン酸)がつくられます。酸素分子の発生は、水草からの気泡(動画掲載)の発生で確認できます。また、ATPやNADPHは、光化学反応の次に起こる、光には無関係な生化学反応(反応時間はミリ秒から秒程度)に関与します。この生化学反応は、葉緑体内のストロマで起きるとされています。

光化学反応に次いで生じる生化学反応によって、水中の二酸化炭素は、炭水化物や有機物に変換(炭酸ガスの固定反応)されます。この反応には、いろいろな反応過程がありますが、それぞれに特殊な酵素が触媒として関与します。

生化学反応における炭酸ガスの固定反応によって、水中の二酸化炭素は消費されるので、水中の水素イオン濃度(pH値)は高くなります。すなわち、一日を通じては、太陽光の強弱に応じて、水中のpH値は、上昇と降下のサイクルを示すと思われます。以下に、pH測定値と時刻との関係をグラフとして示します。

自然が友:水草内の水素イオン濃度(pH)変化
測定日: 2007.08.26, 2007.08.27


以上、光合成反応の概略を記しましたが、反応の細部はきわめて複雑です。それだけに、非常に面白い分野ですから、興味のある方は、もっと詳しく調べてくださいね。




自 然 参 加 生 活 情 報

「大自然の中で生きてみたい」という、ごく単純な願いから田舎暮しを始めて、約八年が経過しました。歓喜と落胆、予想もしなかった出来事など、野性的本能を刺激、喚起される毎日です。
山梨の田舎暮し

ブドウ栽培
科学的書物を頼りとしてブドウ栽培を始めましたが、気がついたらすでに10余年を費やしています。始めは無農薬栽培を目指しましたが、巨峰に関する限り、それは夢物語でした。毎年毎年が挑戦と敗北の繰り返しです。

カクレミノの防寒対策
暖かい地方の沿海地に生える植物(ウコギ科カクレミノ属)のため、寒さには極めて敏感である。気温が氷点下になると、葉を丸めて風に当たる部分を最小にして、寒さに耐えている。

冬の風物詩:枯露柿
枯露柿は、百目柿で作ります。甲州名産の渋柿で、重さが百匁(375グラム)以上もあるので百匁柿又は百目柿といいます。干柿(ころ柿又は枯露柿という)にすれば渋味も抜けて上品な甘い味になります。

軽トラで散歩2
「軽トラ」とは、軽自動車のトラックのことで、農家の必需品です。農薬を散布する動力噴霧機や雑草の草刈機などを積載して畑へ行きます。乗り心地は必ずしも良好とはいえませんが、四駆なので、狭い道でも、かなりの傾斜地でも、難なく走ることができて非常に便利です。軽トラが私の足代わりをしてくれます。

ニホンジカと防護ネット
2005年6月12日の早朝、近くを写真撮影に出かけた。可哀そうな光景に遭遇したが、助けることはできなかった。何もできなかった。

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