アンゴウ
(1999)DV  COLOR  /  B&W   
☆PFFアワード2000 審査員特別賞 
☆盛岡ミステリー映画祭 招待
☆函館イルミナシオン映画祭 招待

☆旧真空艦アトリエにて、2週間ロードショー公開
☆2004年9月20日〜25日池ノ上シネマボカンにて上映
2004年11月 仙台シネアストにて上映
☆2005年2月15〜20日八丁堀リトルシアターにてロードショー

  2000年公開当時の御案内
配役詳細、物語、完成、公開の時の私のコメント、お客樣の声などなど。




         

配役
妻...   高井 純子
夫...   古本 恭一

盲目の男...平出 龍
隣の女...川相 真紀子

図書館員...小林 康雄
新聞勧誘員...大道 幸成
タクシー客...佐々木 螢



原作 坂口安吾「アンゴウ」より



作業員
撮影監督 ... 三本木 久城
音楽監督 ...  野口 真紀
製作補 ...  宮脇 信行
製作 脚本 監督...古本 恭一

CO-PRODUCER...東京COM研究所

撮影の実態!!


ヒマワリ』での成果がイマイチで、「こりゃ、イカン!」
と、考えた俺は、原作ものをじっくり撮ってみたくなった。
それで、短編小説を片っ端から読み漁ったのだが、
その中にこの『アンゴウ』が在ったので亜ル。
作者は、坂口 安吾。
無頼で亜ル。俺にピッタリデ亜ル。
早速、宮脇に電話して、企画の話をしてみる。
しかし、関心があるのか、無いのか、素っ気無い。
元々、俺が考えていたのは、
「短編」だった。
「タクシーの運転手が、かみさんとケンカしたまま、
仕事している。
夜、街を流していると、
客に殴られた、娼婦を拾う。
その娼婦を海の見える処まで送る道すがら
彼女の口から、『雨ニモマケズ...』
が漏れる。」というだけの話だった。
それと「アンゴウ」を合致させようと考えた。(無理があるなあ。) 

俺は孤独にホンを書きはじめた。
この当時も金に所縁が無く、電気が止まったりしてたので
公園やファミレスで書いていた。
何せ「無頼」で亜ル。

少し書き上がっては、宮脇に観てもらう。
そういう作業が約七ヵ月も続いた。
そうしながら、役者集めに走る。
高井、平出、川相....続々と集まってくる。

問題は三本木であった。
彼は、撮影部なので、拘束期間が長い。
完成まで一緒だ。
しかも、多忙になっていた。
ホンを持って、渋谷に出向き、話を持ちかけた。
ヴァレンタインデーの女の子の心持ちで亜ル。

.....彼は二つ返事で引き受けてくれた。
「この映画、絶対成功させる!」とその時思った。
ん?...「無頼」じゃなくなってる??....。
思いっきり、頼っとるじゃあないか!
かくして、いつものメンバーで撮影開始と相成ったので亜ル。

「ところで、タクシーはどうすんの?」
と、恐る恐る聞く、宮脇。
「まあ、何とかするよ。」と答える、俺の手の中には
缶スプレーが数本...。
目線は、
彼の愛車をしっかり、見据えていた!

 

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