住宅改造 
![]()
住宅改造は作業療法士が障害者の家庭を訪問して、家屋の改造案を家族と共に決めます。
その後作業療法士は家主や管理主に改造許可をとり、コミューンの建築課へ障害に基づいて
必要な改造案を証明書と共に申請します。 改造案が認可されれば改造費用は全て無料になります。
私達は度々建築科の責任者でもある建築エンジニア(コンサルタント)と共に改造案を討議して
決議に参加することもあります。
簡単なものはワンタッチの水道栓から、段差を無くすスロープ、エレベーター、電動式台所(上下前後自由BR> jのものまで千差万別です。
環境を障害に合わせると障害も障害ではなくなります。例えば、小人症の人が普通の家屋で生活すると
手の届かない所は椅子に上がったり、高い階段を上ったりと至る所で無理が出てきます。
ですから小人症の人に合わせて家屋や家具全てを小さくすると何の不都合もなく生活できるようになるのと一緒です。
先日、以前から申請していた住宅改造が仕上がったので視察してきました。
これは、9歳になる自閉症の少年のいる家庭で、家族の要請は、この少年がたびたび家から逃走するために
自宅の表と裏の庭に塀をつくってほしいというものでした。さらに台所のレンジのスイッチをむやみに悪戯するので
火事の危険性もあるからそれへの対応、窓も開けては逃走する始末。そのためにいろいろな処置の改造提案を
私は出しました。以下写真で紹介致します。
![]() |
![]() |
![]() |
家はスウェーデン式長屋で、上は表玄関のある前庭 下の左は裏庭。塀のできる前は塀の無い隣の家と同じだった。 一番下の左は、レンジの元栓に取り付けたスイッチ。 (パンの横の壁にある灰色の箱) その右は窓枠に取り付けた鎖。 |
![]() |
![]() |
![]() |
左は二階から降りる階段に取り付けた扉。 全て白木を使っています。 |
以上実例でした。
日本の障害者達にもこれらの面が早急に改善される事を祈っています。