こんちゃん表紙
麻雀の神様「じゃんきちよ、お主に牌の声が聞こえる力を授けよう」
じゃんきち「おお、ありがたき幸せ」
翌日、雀荘にて。
じゃんきち「おい、自摸牌よ。次の自摸は何か教えてくれ。」
リャンピン「ぱぴょろぷろぽろぺー」
じゃんきち「こいつら日本語できないのか・・・。」
何も言えなくて、ダマ
ともだちA「ロン、2,000点。」
ともだちB「あああ、メンチン八門張だったのに〜、ほら。」
じゃんきち「きれいな手をしてたんだね 知らなかったよ」
ともだちC「隣にいつも いたなんて 信じられないのさ」
ともだちA「こんなに素敵な聴牌(ready) が俺 待っててくれたのに」
じゃんきち「どんな萬子でも 打ち込んで そう言ってくれたのに」
みんな「いつか打つ〜な〜 萬子とま〜ら〜ん」
ともだちB「やかましぃ〜!!。」
つもり三暗刻
じゃんきち「あああ、流局か。つもり四暗刻だったのになぁ。ほら。」
ともだちA「俺だって、つもり三暗刻だったのに。ほら。」
じゃんきち「それはつもり三暗刻じゃなくて『三暗刻のつもり』だろ。だいたいそれピンフじゃねぇか。」
ともだちB「俺もつもり三色だったのになぁ。ほら。」
じゃんきち「だから、それも『三色のつもり』だっつうの。そもそもつもり三色なんてないっつうの。」
ともだちC「俺なんて、つもり流し満貫だったのに。ほら。」
手牌:五六七八八3)3)4)4)4)234
じゃんきち「う〜ん、それは正しいかも。」
プロのお仕事
かのじょ「ねぇねぇ。麻雀プロって何して稼いでるの?」
じゃんきち「対局料じゃ食えないから、雀荘経営したり本書いたりね。」
かのじょ「でもみんなが本を書いたりできるわけじゃないでしょ」
じゃんきち「うん。だから採譜を採って小遣い稼ぎしたりしてる人も多いみたいよ。」
かのじょ「えっ?サイフって・・・。」
じゃんきち「だから、麻雀を打ってる人の後ろからね、その人の採譜を採るわけ。」
かのじょ「そんなことしていいの?」
じゃんきち「うん。大きな大会の決勝とかだとたいていみんなのぶんを採るよ。」
かのじょ「えっ!みんなのを取るの?」
じゃんきち「そりゃそうだよ。一人ぶんだけ採ってもしょうがないじゃん。」
かのじょ「そうなんだ・・・」
じゃんきち「けっこうみんなやってるよ」
かのじょ「・・・・・・」
道案内
おばあさん「すいません。郵便局へはどういけばいいのでしょう。」
じゃんきち「そこの交差点を、かみちゃのほうに曲がってすぐですよ。」
おばあさん「あのぉ、かみちゃのほうって、どっちでしょうか。」
じゃんきち「あぁ、わかりませんか、すいません。えっと、チーできるほうです。」
雀荘にて
ともだちA「もう夜の9時か。だいぶ打ったな。」
ともだちB「ねえ。今日は何時までやるの。」
ともだちC「電車で帰れる時間には終わろうか。」
じゃんきち「じゃ、朝の6時までね。」
雀荘にて2
どっちが来るのかと思って
ドキドキしながら言ってみた
すいませ〜ん、なしありお願いします
せっかくドキドキしてたのに
店員さんはこういった
それ、どっちですか
なんだかガッカリ
雀荘にて3
おまえら、最初に言っておくぞ
三筒切るときに
「はい、だんご三兄弟」って絶対言うなよ
それともう一つ言っておく。
一筒に加槓するときに
「よし、四兄弟」とか絶対言うなよ
なんか悔しいから
関白宣言
おまえと卓を 囲む前に
言っておきたい ことがある
かなり厳しい 話もするが
俺のホンネを 聞いておけ
俺より先に 寝てはいけない
俺よりあとに 打ってもいけない
役はうまく作れ いつも聴牌しろ
できる範囲で かまわないから
忘れて くれるな
勝負のできない おとこに
トップめを 守れる
はずなど ないってことを
お前には お前にしか
できない役も あるから
それ以外は 口出しせず
黙テンの俺に 打ってこい
お前の親と 俺の親と
どちらも同じだ 大切にしろ
下家に対面 かしこくこなせ
たやすいはずだ ポンすればいい
人の捨て牌 見るな読むな
それからつまらぬ ひっかけするな
俺はイカサマしない たぶんしないと思う
しないんじゃないかな まぁちょっと覚悟はしておけ
天和は 二人で
積み込む もので
どちらかが 苦労して
つくろうものでは ないはず
お前は 俺のところへ
金を捨てに くるのだから
帰る場所は ないと思え
これから俺が お前の家
オーラス終わって 申告したら
俺より点を 持ってはいけない
例えばわずか 百点でもいい
俺より点が あってはいけない
何もいらない 俺の手を握り
万点棒を 二つ以上よこせ
お前のおかげで いい半荘だったと
俺が言うから かならず言うから
忘れて くれるな
俺の愛する メンツは
愛する メンツは
生涯 お前一人
忘れて くれるな
俺の愛する メンツは
愛する メンツは
生涯 お前とお前とお前の三人