注意事項


1.サイト全体に関して



2.データの作成目的

製作者サイドは、市場が大きい・小さいに関わらず、単に枚数が多ければそれに比例して収益が上がるので、「枚数」が最も重要な要素でしょう。
また、オリコン1位を至上命題として活動している歌手の人達には、「順位」が最も重要な要素になるでしょう。
そして、我々一般人の中でも応援している歌手の「順位」や「枚数」を気にする方が大勢います。
もし、CD市場がある規模のまま一定ならば、「順位」での評価と「枚数」での評価に大きな差はなかったでしょう。

ところが、この10年程度のCD市場の激変ぶりは、その2つの評価が大きく食い違ってしまうという事態を生み出しました。
また、ミリオンセラーがポコポコ出た時代の100万枚と、ミリオンセラーが1つ2つしか出ない時代の50万枚では、
どちらがすごいことなのか、どちらがまれな現象だったのか、という問に対して、「順位」や「枚数」では答えを出すことはできません。

その2つの問題を解消・・・というとおこがましいですが、その手助けとなるのがこの「占有率」だと思っています。
このサイトにおいての「占有率」とは、売れたすべてのCDの中でそのCDの売上枚数が何%を占めたのか、という考えに立った指標を差します。
これによって、いくら売上枚数が多くとも、市場が活況であれば「占有率」はあまり高くは出ず、
また、売上枚数が少なくとも、市場が不振ならば、「占有率」はそれほど低くは出ません。

これが、「順位」「枚数」に次ぐ「第3の指標?」とならないか、ということでデータの作成を思い立ちました。



3.データに関して



別記1.「53週平均総売上枚数」について

「占有率」だからといって、あるCDがある週に売り上げた枚数を、単純にその週の総売上枚数で割ることはできません。
なぜなら、週によって総売上枚数は大きく波打つからです。(季節によっても波打ちます。)
それだと極端な場合、あるCDが発売された週だけ極端に総売上枚数が低かった時に、
そのCDだけ異常に占有率が高く出てしまい、次の週に発売されたCDが同じ枚数売り上げたのに、
占有率に差がついてしまうという現象をおこしてしまいます。
それでは「総売上枚数が少ない週にCDを発売した=順位が通常より高くなる週に発売した」位の意味にしかなりません。

私が割り出したいのは、例えば、CD市場が活況の頃の100万枚と低調な頃の50万枚では、どちらがよりすごいことなのかということなので、
占有率を出すならば、厳密には、その週の「総売上枚数」ではなく、その週の「CD市場規模」に対してでなければなりません。

その、その週の「市場規模」を、どうやって計算し出すか。
いろいろあるかと思いますが、当サイトでは、その週を中心とした1年間(53週)の総合計を53(週)で割った値を、その週の「市場規模」とします。
そして、その算出した値そのものを、「53週平均総売上枚数」と呼びます。

例.2002/6/10〜2002/6/16集計週の「CD市場規模(=53週平均総売上枚数)」はいくらか?

該当する53週 総売上枚数
01 12/10〜12/16 1,505,590
01 12/17〜12/23 1,303,950
01 12/24〜12/30 969,690
01 12/31〜1/6 969,690
02 1/7〜1/13 672,100
02 1/14〜1/20 809,760
02 1/21〜1/27 1,271,730
02 1/28〜2/3 1,163,010
02 2/4〜2/10 1,591,850
02 2/11〜2/17 1,136,540
02 2/18〜2/24 1,538,370
02 2/25〜3/3 1,684,890
02 3/4〜3/10 1,433,160
02 3/11〜3/17 965,500
02 3/18〜3/24 1,147,950
02 3/25〜3/31 922,800
02 4/1〜4/7 597,120
02 4/8〜4/14 670,960
02 4/15〜4/21 840,830
02 4/22〜4/28 1,514,850
02 4/29〜5/5 1,120,260
02 5/6〜5/12 1,454,840
02 5/13〜5/19 1,153,450
02 5/20〜5/26 1,071,170
02 5/27〜6/2 978,900
02 6/3〜6/9 1,076,320
02 6/10〜6/16 777,560
02 6/17〜6/23 720,940
02 6/24〜6/30 1,093,940
02 7/1〜7/7 821,250
02 7/8〜7/14 1,009,510
02 7/15〜7/21 764,920
02 7/22〜7/28 1,423,990
02 7/29〜8/4 1,082,730
02 8/5〜8/11 1,003,880
02 8/12〜8/18 782,070
02 8/19〜8/25 946,030
02 8/26〜9/1 902,930
02 9/2〜9/8 877,250
02 9/9〜9/15 713,910
02 9/16〜9/22 629,330
02 9/23〜9/29 1,081,860
02 9/30〜10/6 648,920
02 10/7〜10/13 569,610
02 10/14〜10/20 707,290
02 10/21〜10/27 908,780
02 10/28〜11/3 853,790
02 11/4〜11/10 836,940
02 11/11〜11/17 933,600
02 11/18〜11/24 870,001
02 11/25〜12/1 839,005
02 12/2〜12/8 814,998
02 12/9〜12/15 1,061,984
総合計 53,242,298
53週平均 1,004,572

よって、2002/6/10〜2002/6/16の「CD市場規模(=53週平均総売上枚数)」は、1,004,572(枚)となります。
実際とは23万枚ほど多く出ていますが、これは、2002/6/10〜2002/6/16集計週が他の52週に比べて売上枚数が少ない週だったからです。
実際、この週の売上枚数は該当53週中43位です。

そして、例えばこの週に10万枚を売り上げたCDは約10%の「占有率」を確保した、ということになり、
もし、「CD市場規模(=53週平均総売上枚数)」が200万枚の週に、10万枚を売り上げたCDは、約5%しか「占有率」を確保出来なかったということになります。

具体的な計算の流れはこちら



別記2.「補正占有率合計」について

当ページと、具体的な計算の流れページを見ていただければ、大体わかると思いますが、
もう少し簡単に言いますと、この値が高いほど
・市場規模の割によく売れた
・オリコンシングルCDTOP100位界を席巻した、騒がせた
ということが出来ます。

またこのデータは、例えばあるCDで「10.000%」とあった場合、
53週平均総売上枚数(=市場規模)の10%に相当する売上価値があったということです。
(市場規模が80万枚の時期においては8万枚売ったのと同等の売上価値、
160万枚の時期においては16万枚売ったのと同等の売上価値がそのCDにはあったという事)

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