高齋正さんのエッセイ 53
2007年の3つの100周年
2007年1月
2007年は、100周年が3つある。しかるべき立場の新聞・雑誌・TV・ラジオがきちんと解説すべきである。
○ 2輪のTTレース。
第1回が1907年に開催されている。どんな人たちがどんな経緯で開催するようになったのか、きちんと解説することを期待している。
2輪レースを統括するMFJを初め、日本二輪車協会、2輪雑誌、2輪ジャーナリスト、いずれもライダーたちに、きちんと解説してほしいと思う。何しろ日本は世界に冠たる2輪王国なのである。
○ 北京〜パリ
1992年に開催された『パリ〜モスクワ〜北京』は、1907年の『北京〜パリ』の復活版であった。『パリ〜モスクワ〜北京』を主催したのが三菱商事の子会社、NHKが衛星TVで実況を録画放映した。
優勝したボルゲーゼ侯のクルマに同乗したジャーナリストのバルジーニが書いた記録が、日本語になった。12月20日に発売されたという。
『大陸横断ラリー in 1907』というタイトルで、1800円 東京都文京区本郷1−20−4 にあるマールという出版社が発行したという。電話番号は 03−3812−5437 訳者は樋口あやこ。
電話で聞いた情報なので、文字が間違っている可能性がある。
まだ都心に出ていないので、入手していない。原本の英語版は持っている。
自動車の書籍を専門とする出版社でないところの出版である。専門出版社は何をしているのだ、と思う。
○ ブルックランズ・トラックがオープンして100年
自動車のテスト場兼レース場として、最初の恒久的な施設でるあ。これについては、2年前に、モンツァ、ニュルブルクリングなど、他のレース場とともに、連続して解説した。
ロンドン郊外のブルックランズ・トラックは、現在はコースの一部分が残っているだけであるが、そこで盛大なイベントが開催されると思う。
さて、この3つの100周年、偉い先生がきちんと解説してくれるのを、楽しみにしている。
高齋 正