このサイトについて
読みは「こうさいただし」。
ほとんどの出版物で使われているのは『 齋 』の文字であるが、一部が『 斎 』となっている。
しかし、インターネット検索で多くヒットするのは「 高斎正 」であって「 高齋正
」ではない。
パソコンの漢字変換 MS-IME や ATOK では、『 齋 』は出しづらいのだ。
紀伊国屋書店データベースで検索しても、同様の結果となるのは未だに解せない。
まれには、『 斉 』の漢字を使って紹介している個人ホームページもあるほどだ。
まだ学生気分の抜けきれていなかった、昭和51年。
私はホンダGL500というオートバイに乗っていたが、自動車を運転したことはない。
オイルショックの後でもあり、国内はカーレースどころではなかったようだ。
そんなころに書店で見たのが、「ホンダがレースに復帰(カムバック)する時」だった。
過去にF1のエンジンを提供したホンダが、レース志向の4バルブではなくて3バルブ、しかもCVCCエンジンでF1に参戦しようという、荒唐無稽に思える物語。
F1という言葉は知っていたが、インディやルマン、パリダカなどと同じ位置づけの言葉でしかなく、遠い世界の絵空事。
アイルトン・セナやアラン・プロスト、中島悟などの名前を日本人が知るより10年も昔、つまり実際にホンダがF1に復帰するよりずーっと前のこと。
「ニッサンがルマンを制覇する時」を読んで、一気に高齋正さんにのめり込んだ。
小気味良いテンポで、これでもか! これでもか! と引っ張っていくレース物語。
この「ニッサンがルマンを制覇する時」は、私の一番のお薦め。
一度読めば、かならず高齋さんのファンとなる。
高齋正さんの本の多くは、徳間書店・徳間文庫から出版されている。
でも、「サーキットを疾走れ!!」は、勁文社。
「UFOカメラ」や「透け透けカメラ」などのカメラシリーズは、最初が講談社文庫で今は光文社文庫。
「激走!」は、祥伝社。
高齋作品が読めるならどこの出版社でもいいが、いったいどこを探したら高齋さんの新刊が分かるのだろう。
新聞の新書紹介欄は見ないので、書店で偶然見つけては衝動買いをすることばかりだった。
2003年の春、たまたまインターネットで高齋正さんの「カメラ本」2冊の復刊を知った。
祥伝社の「激走!」は、書店内をフラフラして見つけた。
「サーキットを疾走れ!!」は、本の存在自体を(噂すら)知らず、書店で発見したときは感激した。
おっと、「レーシングカー・技術の実験室」はブルーバックス。
副題に「ミドシップ革命はかくして起こった」とあるとおり、小説ではなくて解説本。
まだまだ色々な出版社から発売されているので、詳しくは著書一覧を見てください。
いったい、どれだけの作品があるのだろう、とインターネットで検索しても、単発的に見つかるばかり。
高齋本を一括して管理しているサイトが、みつからない。
高齋正さんが、外国のレースやメカニック解説本などを翻訳しているのは知っているが、著者が日本人ではないので、あまり思い入れはない。
私は、高齋さんが描くメカニカルSFストーリーが好きだ。
東京に住んでいたときも目にする機会は少なかったが、いま住んでいる長野の書店でもまず探すことができない。
数多く過去に出版された本を探しに、新たな書店を訪問したり古書店を巡っている。
一部の作家にはオフィシャルサイトやファンサイトがあるが、高齋正さん関係のホームページが見つからないため、このサイトを立ち上げてみた。
ただし内容は私の読んだ範囲でしかなく、簡単な本の紹介や単なる感想文だけ。
高齋さんに会ったことがなく、写真を見るかぎり優しいおじさん、でも少し頑固かなという印象を持っている。
長野在住の普通のオヤジ。
好きな作家はもちろん「高齋正」、「菅谷充」、「椎名誠」、「喜多嶋隆」に「クライブ・カッスラー」。